第二話「さくらと異世界の学校」



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「わ・・・私は木之本桜と言います。」

桜はネギ・スプリングフィールドと名乗る少年の乗る杖にネギとともに乗っていた。
それはなぜかと言うと、桜カードのフライを使い飛んでいるとネギとぶつかり落下して危うい所をネギに助けられたからである。
そして桜は自分の名を告げた後ケルベロスが追いつき、ケルベロスは桜に話しかけた。

「さくら大丈夫やったか?」
「うん。・・・この子が助けてくれたから大丈夫」
「おっ!・・・坊主桜助けてくれてありがとうな」

ケルベロスはネギの存在に気がついてネギに感謝するとネギは申し訳なさそうに

「いえ・・・僕がぶつかったのがいけなかった事ですし・・・」

と言った。
ケルベロスはネギの言葉を聞くとネギの方をぽんっ!と叩いた。

「理由はどうでもええ・・・わいは坊主が桜を助けてくれた事に感謝してるんや」
「それに余所見をしていたのは桜のほうやしな」

ケルベロスは再びネギに感謝するとネギに質問しだした。

「坊主・・・あんさん魔術師やな」
「はい・・・僕は魔法使いですけど」
「そうか・・・それならちょっと聞いてええか」
「はい」
「わいと桜とあともう一人知世言うねんけど光に包まれて気いついたらあそこにある大きい木の前にいたんや、坊主・・・なんか分からんか?」

ケルベロスが大きな木に指を刺すとネギは答えた。

「世界樹の前にですか・・・僕にはわりません」
「そうか・・・」

ケルベロスが溜息をつくとネギは思いついたかのように口を開いた。

「でも・・・学園長(次から園長)に聞けば何か分かるかもしれませんね」
「ではこの学園の学園長室に行きますので着いてきてください」

ネギはそう言うと世界樹の前に居る知世をに迎えに行き、杖の方向を園長室方向に変えケルベロスとともに園長室に向かって飛んだ。


所変わって園長室、園長は朝から学園の書類の整理をしていた。
園長が書類の整理をしているとしずな先生が現れた。

「学園長・・・一息いれましょう」

しずな先生はそう言うと園長にあったかいコーヒーを園長の机の上に置いた。

「ふむ・・・そうするか、ありがとうしずな先生」

園長はしずな先生に礼を言うと書類を机の上に置き、コーヒーを飲み始めた。
その時、ネギ達は前に到着し園長室のドアをノックした。

「コンコン!」
「ん?だれじゃ?」
「失礼します」

ネギ達は園長室のドアを開け入ると園長の前までいった。

「なんじゃネギ君か・・・何かようかの?」
「学園長に聞きたい事がありまして」

ネギの言葉を聞くと園長は桜と知世を見た。

「ふむ・・・このお嬢さん方の事かの」
「はい」

ネギが答えた後園長はしずな先生を園長室から退出させた。

「しずな先生・・・悪いんじゃが退出してくれるかの?」
「わかりました・・・(がちゃ!)」
「さて・・・・これで心置きなく話してくれ」
「それはですね」

しずな先生が退出した後ネギは桜達の事について一部始終説明した。

「ふむ・・・気がついたらこの学園にのう・・・」
「はい・・・そうなんです」

桜が答えるとケルベロスが出てきて園長質問した。

「そこでなあじいちゃん、ひとつ最初に聞きたい事があんねんけどええか?」
「なんじゃ・・・」
「ここがまほら学園っちゅうのはわかってんねんけど、ここって日本なんか?」

園長がケルベロスの質問を聞くと園長はすぐに答えた。

「日本も日本・・・しかもここは東京圏じゃぞい」

ケルベロスは園長の回答を聞くと笑顔になり桜と知世の周りを飛び始めた。

「よかったなあ桜・知世・・・ここ東京圏やて」
「うん」

桜も笑顔になって二人して喜ぶのだが、なぜか知世だけは顔が笑顔にはならなくて、しかもなぜか思いつめた顔して深く考え込んでいた。
そしてよろこぶ桜とケルベロスはその考え込む知世に気づいた。

「知世!・・・なに考えてんねん」
「知世ちゃん・・・?」

喋りながら桜とケルベロスが知世の顔を覗き込むと知世が重い口を開いた。

「先ほどから考えておりましたが・・・やっぱりこの学園はご存知ありませんわ」
「ほえ?」
「どういう意味や知世!・・・」

ケルベロスが大きな声で知世に聞くと、知世は桜と園長に質問した。

「桜ちゃん・・・この学園をご存知ですか?」
「ううん・・・知らないよ」
「そうですか」
「でわ学園長さん・・・友枝町・・・友枝中学校はご存知ありませんでしょうか」
「はて・・・そんな町や学校なんて聞いた事がないのう」

その時、学園町の言葉で知世の頭の中のうやむやが確信へと変わった。

「分かりましたわ!」

知世のその声にその場に居る全員がびっくりした。

「なんや知世・・・なんかわかったんか?」
「はい」

知世は答えると、事の真実をたんたんと語り始めた。

「私は、ここが東京圏だとお聞きしてから一つ疑問ができ考えておりました
「それはここが東京圏だという事なんです」
「ここが東京圏だというのであれば友枝中学校もまほら学園も東京圏に存在すると言う事なんです」
「ですがまほら学園という学園を桜ちゃんはご存じなく・・・そして私もまほら学園をご存知ありません」
「そして学園長さんも友枝町・・・友枝中学校をご存知ありません」
「ありえますでしょうか?・・・友枝中・まほら学園共に同じ東京圏にありますのにどちらも双方の学園の事を知らないという事は・・・」

「あ!」
「ほぇ?」
「分かりましたか?」

知世のその言葉に桜以外皆この問題の真実に気づいた。

「そうやったんか・・・」
「なるほどのう」
「そうでしたか」
「え?・・・え?・・・」

皆知世の言葉によりこの問題の真実に気づいたが、桜はまだこの問題の真実を気づいてはいなかった。

「ケロちゃんも・・・なにか分かったの?」
「なんや桜・・・知世の話し聞いてもまだ分からんのか?」
「だって知世ちゃんの話難しくて分からないんだもん」
「それじゃあ桜・・・耳かっぽじって聞くんやで」

ケルベロスは桜がこの問題の真実に対してまだ全然理解できていないので、問題の真実を桜に教える事にした。

「ここは日本の東京やけど、友枝町がない東京なんや」
「どう言う事?」
「分かりやすく言うと異世界の東京なんや」

ケルベロスのその言葉に桜は大きな声を張り上げて驚いた。
「え・・・ええーーーーーー!!!!!!!!!」

桜はようやくこの問題の真実を理解した。

「じゃあ私達が今いるまほら学園って私達が住んでいる世界じゃないって事?」
「そや」
「じゃあじゃあなんで私達この世界に来ちゃったのかな?」
「それがまだ分からんから今こうして話あっとるんやないか」

桜は慌てふためき頭の中が学校のことや家の事などの物事でいっぱいになった。

「ど・どどどどうしよう、学校とかあるしお父さんやお兄ちゃんも心配するだろうし」
「私たちもう帰れないのかな・・・」
「桜ちゃん・・・落ち着いてくださいませ」

知世の言葉で頭の中が物事でごっちゃになって慌てふためく桜は静まったが、桜はもうすでに泣きそうな顔になっていた。
その時、口を閉じていた園長が口を開いた。

「まだ、あきらめるのは早いぞい桜ちゃん」
「ほぇ?・・・」
「桜ちゃん達がこの世界に来てしまったのはたぶん神木の魔力による空間転移の魔法のせいであろう」
「じゃからそれと同じようにこのまほら学園の世界樹の魔力を仮れば桜ちゃん達は元の世界に戻れるかもしれん」

園長の言葉により皆の顔が笑顔に変わるとケルベロスが園長に話しかけた。

「そうかじーちゃんその手があるか、そうときまれば直に世界樹の下にはよいこか」
「ただし」
「なんやまだ何かあるんかいな」

園長は世界樹の魔力の利用に関して1つ条件を提示した。

「空間転移の魔法・・・しかも世界間の移動には莫大の魔力が必要なんじゃ、じゃから今世界樹の下で空間転移の魔法を唱えても自分の魔力分しか移動はできんじゃろうて」
「えっ!・・・それじゃあ空間転移は出来ないんですか?」

桜が園長に質問すると園長がすぐさま答えた。

「まあまあ桜ちゃん・・・話しは最後まで聞くんじゃよ」
「世界樹は魔力が22年に一度極大になる日があるんじゃ」
「本当は来年魔力が極大になる予定じゃったが、今回は異常気象の影響か一年時期が早まってしまったんじゃ」
「それでは、その日まで待てば世界樹の魔力も極大になり元の世界へ帰ることが出来るという事ですね」
「そうじゃ」
「それでは学園長さん、いつ世界中の魔力が最大になるんですか」

戻れると聞いて喜び普通の顔に戻っていた桜が後何日後か園長に質問した。
その後、園長は桜達が驚くであろう一言を口にした。

「今から4ヵ月後の6月22日まほら祭の最終日じゃ」
「「え!・・・」」「あらまあ。」

その瞬間桜とケルベロスの頭は真っ白になり、二・三秒静止した後大声を上げた。

「「えー!!!」「なんやとー!!!」」
「四ヶ月も家を開けていたらお父さんやお兄ちゃんが心配しちゃうよ」
「それだけやない行方不明の手配書が町中・・・いや東京中に張り出されるで」
「まあまあ落ち着いてくださいな二人とも」
「これが落ち着いていられるかい」

桜とケルベロスは慌てているが知世はなぜか俄然冷静であった。

「それじゃったら桜ちゃん達がこちらの世界に飛ばされた日に転移すればよかろう」

園長の言葉を聞くと慌てる桜とケルベロスは冷静になり、ケルベロスが冷や汗を欠きながら園長の肩をたたいた。

「あーその手があったなあ、一瞬わいもヒヤッ!としてしもうたでなあ桜」
「うん・・・でも今から四ヶ月間どうしよう」
「なら内の学園の女子寮に泊まり、内の学校に通えばよいじゃろ」
「え・・・いいんですか」

桜が園長に利くと園長は笑いながら答えた。

「いいんじゃいいんじゃ世の中持ちつ持たれつじゃよ」
「ありがとうございます・・・学園長さん」
「それでな・・・クラスの事なんじゃが、2−Aでよいかの」
「えっ!・・・でも私達中学一年生ですよ」

戸惑う桜に園長は桜がまた声を張り上げて驚くであろう言葉をもらした。

「大丈夫じゃよ一年くらい・・・わかりゃあせんて」
「それに2−Aのクラスの担当の教師(仮じゃが)はネギ君じゃしな」

その瞬間桜はネギのほうへ顔の向きを変え、その後園長の方に顔を戻す行為を2・3回繰り返すとやはり桜は大声を上げて驚いた。

「え・・・えーーー!」
「ネギ君ってこの学園の先生なの?」
「はい・・・そうですよ」

ネギが普通に答えると知世は微笑しケルベロスはネギの周りを飛んだ。

「それでは、次からネギさんを先生とお呼びしなければなりませんね」
「坊主頭いいんやな」
「いや・・・そういう事じゃないと思うんだけど」
「しかも法律とかは・・・?」

桜が知世とケルベロスに突っ込むと園長が「ばれなきゃいいんじゃよ」と言いながら笑っていた。

「という訳でクラスは2−Aで決定かの?」
「はい・・・よろしくお願いしますネギ先生」
「よろしくお願いします、桜さん・知世さん」
「え・・・もう決定なの?」

知世は2−Aに入る気満々で、もうすでに桜に決定権はなかった(・・・って言うかあげない)。

「木之本桜・大道寺知世両名はまほら学園中等部2−Aへの転入を許可する」

園長はすぐさま書類を取り出し、桜と知世の入学を許可するハンコに判を押した。

「これで明日からは二人ともまほら学園の生徒じゃよ」
「そこで、まほら学園での過ごし方について1つ注意をしておこう」

園長は桜達に1つ注意事項を述べた。
その内容はいつも桜達が行っている事と同様一般人には魔法の事をバレないように隠して暮らすという事だった。
桜達はその生活に慣れているためすぐに「分かりました」と返し、園長との話はこ
こで終わった。

「これで話も終わった事じゃし、ネギ君や桜ちゃん・知世ちゃん二人を女子寮に案内してくれるかの」
「はい」

ネギが答えると、ネギは桜達とともに園長室から退出して女子寮に向かった。

<第二話終>


『ケロちゃんの次回予告コーナー』

「こにゃにゃちわー!・・・今回から始まったわいことケルベロスの次回予告コーナーやって来たでー」

「このコーナーはわいともう一人ゲストがこの小説(魔術×魔法)の次回の話を予告するコーナーなんや」

「と言う訳で第一回目のゲストはわいと同じ関西弁がチャームポイントの和泉亜子譲ちゃんやー!」

「わっ!なんやこのぬいぐるみしゃべってるで」

「わいはぬいぐるみやない黄金の最強の守護獣ケルベロスや!(怒)」

「怒らんといてえなケロちゃん・・・ジョークやジョーク・・・」

「ほんまかいな・・・それはそうと亜子譲ちゃん次回予告するで」

「次回魔術×魔法の第三話の題名は『桜と知世と2−A』や」

「「変人の多い2−Aに転入した桜&知世!・・・2−Aの質問の嵐にどう対処するか」というところが魅力やな。」

「えー・・・うちら変人やて、酷いなあケロちゃん」

「しょうがないやないけ作者本人がそうおもっとるんやから」

「作者自身も変人やのにな」

「だいたいこの小説内容・展開・誤字脱字そこらへんめちゃめちゃやねん」

「そうやな、作者本人高校時代国語・英語はいつも赤点すれすれやったみたいやし」

「ぶつぶつぶつぶつ・・・・」

「なあなあケロちゃん・・・」

「なんや譲ちゃん」

「さっきからうちら二人とも関西弁やから読者がどっちがしゃべっとんのか分かっへんのとちゃう?」

「なんやてー!・・・ってもう終わる時間や」

「今回はあんまり自回予告とかその他もろもろできんかったけど次回もまた楽しみにしてやー・・・「作者自身この小説作るのあきひんかったらの話やけど」」

「「ほなな〜(ケロ&亜子)」」

<終>


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