―――いつまでも、いつまでも離したくない君の香り―――― 暗い寮室内のベットの上に 窓から差し込む月夜の光に視界を頼りながらも 二つの影が、静かな夜に波紋を起こすかのように揺れる―――― 「あっあっ・・・や・・・・やぁんっ・・・し・・・しちじょっ」 「もう少し・・・・お付き合いして下さいね。」 声が上ずりそうなのを必死に耐えつつ表情にはみじんも出さず 獣のように腰を揺らす。 そのたびに聞こえる卑猥な音に耳をふさぎたくなりつつ、もうそんな余裕もないといったように啓太はただ激しい快感に身を委ねていた。 一度精を放った後の身体はより一層敏感になり小さな動きにもビクビク反応してしまう。 「見えますか?伊藤君と僕の繋がってる場所・・・・」 「あっ・・・・あっ・・・あぁんっ・・・あぁっ!」 ぐいっと両足を持ち上げられ高々と肩に担がれる。 思わず啓太は潤んだ瞳を固く閉じて首を左右にブンブン振ってみるが・・・ そんな試みも次の瞬間、打ち砕かれる。 「伊藤君・・・・僕達の愛し合っている場所ですよ。よく・・・見て・・・」 甘く、低く、囁くような色っぽい声・・・・・。 優しく促されつつ、啓太はうっすらと瞳を開く。 飛び込んできたのは綺麗な身体の中心にある色素の薄い毛色の元に 男性としての雄雄しく猛々しく なにより・・・色や形がいやらしい七条自身が啓太の中に水音を立てながら 繰り返し出入りしている光景 「ああっ・・・・・ああぁっ・・・。」 啓太は自分の身に起こる現実を瞳に映して 更に激しく感じてしまう。もぅどうしようもない熱い快感。 そんなに経験があるわけではない啓太にとっては身に余る快感・・・・ 啓太の・・・・七条ほど大きくもない自身がフルフルと小さく震えだす。 それを見逃さない七条ではない、少々上気しながらもいつもと変わらない微笑を保ちつつ 途端に緩やかな動きに変化させる。 「あ・・・・・・っ・・ぁん・・・・し・・・・ちじょうさっ」 あきらかに残念そうな声が漏れてしまう・・・でも今は恥ずかしがる余裕は啓太にはない。その様子にクスリと小さく七条は笑うと 大きく腰をゆるやかにグラインドさせながら相手の様子を楽しそうに・・・・ でも愛おしそうに見つめる。 「どうしました?・・・・伊藤君・・・・」 「わっ・・・・・・・やぁんっ」 わかってるくせに・・・・という言葉はすぐに喘ぎ声として消されてしまう じわじわと責めるくせに感じるポイントを時折ふいに突いてくる その度に啓太の大きくはない身体がビクリとする。 「もっ・・・・・イジワルっ・・・・」 荒い息をはきながらも啓太は途切れ途切れながらも懸命に言葉を繋いで話しながら シーツをぎゅっと力なき両手で握り そんな姿にも背中から腰にかけてゾクリとするのを感じつつ七条はそれでも動きを早めようとしない。 「なんですか?・・・・・言ってくれないと分かりませんよ?」 「そ・・・そんなぁっ」 「伊藤君の望むとおりに僕はしたいんです。」 すでに啓太の顔は涙で濡れていて・・・・ 困ったように眉をひそめながらも断続的にやってくる甘いシビレに思考が麻痺してくる。 「・・・・・・・もっ」 「なんです?」 愛らしい赤みのある唇をギュッと噛みしめてから啓太は恋人の望む言葉を口にしていく。 「も・・・・もっと・・・・・もっと・・・して・・・・」 「どんな風に?」 七条自身がどんどん大きくなっているのに・・・・イジワルな返しは一向に終らない。 「もっとぉ・・・・おれの中・・メチャメチャにしてぇ」 甘えるように・・・それでも羞恥を抱えながらの言葉は一気に七条の理性を崩していく。 「分かりまし・・・・たっ。いっぱいしてあげますねっ」 「あぁぁっ・・・・あんっぁんっ・・・・ひぅっ」 途端に七条の動きは激しいものとなって啓太を揺さぶる。 それでも確実に感じるポイントを擦られ啓太は急激な快楽に無意識に腰を揺らして応える。 啓太自身はもう先走りでビショビショになっている。 「あぁっ・・・す・・・すごっ・・・しちじょうさぁっ」 「啓太くん・・・・っ愛してますよ」 「お・・・・おれも・・・・おれもぉっ・・・・大好きっ」 お互いに抱きしめあって腰を前後に揺らす。 愛してる人と繋がってる部分が高温になり二人の呼吸を荒くする その度、体内に侵入する甘く妖しい香り 「も・・・・・っ・・・イっちゃうぅ・・・・っ」 「いいで・・・すよ・・・・・一緒に・・・イきましょうっ」 その瞬間、お互いの身体の間で白いものが勢いよく飛び交う 啓太の身体を抱きしめるような体勢のまま七条もブルブルっと身体を震わせ 啓太の中に自分のを注ぎ込む 「あ・・・・・あ・・あ・・・・ああっ」 自分の中に広がる熱いものを感じながら啓太は心に言葉に出来ない幸福感を感じていた。 七条は身体をゆっくり起こすと啓太の頬を優しく撫で首を傾けながら相手を気遣うようにやんわりと微笑み 「大丈夫・・・・ですか?」 「は・・・・・はぃ・・・・・」 「とっても・・・・良かったですよ?啓太くん」 きっと赤くなっているだろう顔が俯き 恥ずかしさを隠すように頬をかるく膨らませて 「今夜の七条さん・・・・なんだかイジワルでした・・・」 「でも・・・気持ちよかったでしょう?」 瞳を大きく開いて真っ赤な顔のまま、ぐっと何も言えなくなる辺り 図星だったようで・・・・そんな可愛らしい様子にも七条は微笑がこぼれてしまう。 「・・・・ふふっ・・・・愛してますよ。啓太くん・・・・・・・だから・・・・」 啓太の首筋で濃厚な香りを味わいながら 七条は息交じりにそっと囁く――――― ――もう一度しましょう?――― 驚く啓太の声も、ベットの波が受け止め やがてその声も甘いものに変わっていく・・・・・・・・。 離したくない 離せない 君の香りに捕まっていたい―――― 記念すべき一作目にしてコレ・・・・ 一抹の不安覚えますね。でも思いのままに書いた分 スッキリ度は高いですvこの調子でどんどん 18禁ネタを増やしていきたいと思います(殴 |