カラーン カラン カラーン カラン





「一等賞、温泉旅行が大当たりーーーーーっ!!!!」





年の暮れの忙しさに行きかう人々
その中に響く鐘の音が沢山の視線を一人の少年へと導く


その少年は赤茶色のハネた髪の毛を風に揺らしながら
空色の瞳をクリクリさせて愛らしい唇を動かした。

「また、当たっちゃったぁ・・・・・・・・・・」

運のよさなら誰にも負けない
伊藤啓太、その人であった・・・・・・。

















「ほら、ついたぞ。」






凛とした声に導かれて来た旅館は、それはそれは想像以上に老舗で広い入り口に立って顔を懸命にあげる啓太を圧倒した。

「こ・・・・・こんなに凄い所だったなんて・・・」
「由緒ある旅館らしいからな。」

西園寺は髪を片手でフワリと払うと啓太を優しい微笑で見つめた。すると・・・・

「まさか、郁まで来るとは・・・ね。」

肩を並べる二人の後ろから残念そうな七条の声が聞こえ、勢いよく啓太は振り返る。七条の表情はいつも通り笑顔なのだけど、啓太から見てもどことなく残念そうにも見える。




ここは、啓太が運のみで当てた温泉旅館。
今までにも何回かクジや抽選で賞なるものを貰ってきた啓太だったが興味もそんなになく、だいたい両親の懐に納まっていた。だが今回は別。
日ごろ会計部業務を自室に持って帰ってまでこなす恋人の事が頭によぎり啓太はすぐに携帯電話を握っていた。
ペアチケットだったので、まさか西園寺まで来るとは思わなかったが、共に働いている会計部の長のことも考えて七条が誘ったのだと・・・・・啓太はそう思っていた。
が・・・・実の所、西園寺が自分からこの温泉旅館に泊まりたいと言い出したそうで・・・・・・・




七条の様子に切れ長の瞳を向けて西園寺が溜め息をつく。

「私だって年末年始のつきあいで疲れているんだ。たまには共に疲れを癒しても構わないだろう?」
「年始のお付き合いはキャンセルしたじゃないですか。」
「言うようになったな・・・・臣。まぁ今日は私も、日ごろ焼きちやきな恋人のせいでゆっくり話せない啓太との時間を楽しませてもらおう。」
「・・・・・イジワルですね、郁。」

笑顔なものの眉を困ったようにしかめる七条。
二人の会話に苦笑しながら啓太はハッと周囲をキョロっと見渡す。
そこには旅館に客としてやってきた若い女の子達・・・・それもそのはず、ただでさえ見目麗しい二人なのだ。目立ってしょうがない。
啓太は少々焦りつつ、両側に立つ麗しい者に視線を移すと

「さぁっ・・・・・中に入っちゃいましょうっ!」

啓太が荷物を握りなおし、足を踏み出そうとした。
それを七条の大きな手が制する。
不思議に思った啓太は瞳を上げて七条を見上げるとその先には綺麗な笑顔。

「伊藤君。荷物は僕がお持ちしますよ。」
「へっ?・・・・あっ・・・大丈夫ですよ。俺、ちゃんと持てますからっ」
「いえ、僕が持ちたいだけなんです。かしてくださいね。」
「あっ・・・」

ヒョイっと軽々七条に荷物を持ってもらい、啓太はほんのり頬を赤くさせてペコリとお礼の代わりに頭を下げた。実の所、啓太の手首は赤く跡が残っていて荷物の重さをひっそり感じてはいたのだ。こまやかく紳士な振る舞いの恋人に思わずフニャリと笑顔が綻んでしまう。それを隣で見ていた西園寺は、ムッと綺麗な顔をほんの少しだけしかめた。

「啓太。さぁ行こうか」
「えっ・・・・あ、はい・・・」

啓太の背中に西園寺は片手をまわしエスコートしながら旅館の入り口をくぐっていく。七条はやれやれといった風に肩を竦めると一緒になって中へと進んでいったのであった。















部屋に案内された三人はすぐに荷物を置くと露天風呂に向った。
もちろん、啓太は七条のお願いで胸元までタオルを巻き・・・・女の子みたいで恥ずかしいという啓太をなだめながらお湯に浸かったのであった。


「わぁっ・・・気持ちいいですねっ」
「ふふ・・・っ。広いお風呂に入るのは初めてです。」

啓太はお湯の中で浮きそうになる身体を懸命に沈めながら周囲を眺める。

「なんだか泳ぎたくなっちゃう・・・・・えへへ」

露天風呂の周囲はゴツゴツした岩があり木も植えられ、隣の温泉とは板で仕切られている。天井もついてはいるが、綺麗な空や風景が楽しめるような窓枠の空間も大きくスペースを取ってあり、ほとんど自然の中の温泉にいるような演出を施されている。
ふわふわと湯気の立ちこめる中、啓太は広いお風呂の中をグルグルまわりはじめ、その様子を肩を並べて眺める七条と西園寺は穏やかな表情で見守っていた。

「本当に可愛いな・・・啓太は。」
「ダメですよ。郁・・・・・僕の恋人をあまり見ないで下さい。本当はこんなこと郁でなければ許しませんから。」
「そう怖い顔をするな臣。」

そう西園寺が言いクスリと笑んだ時だった。板を隔てた隣の露天風呂から黄色い声が上がる。

「キャー!気持ちいいっ!!温かいねぇ!」

玄関で見かけた女の子達だろうか・・・・啓太は驚いて肩を小さく竦めた。七条は、おや・・・と眉を上げると啓太に向って手招きをしてくれる。啓太はすぐに七条の元へと戻っていった。
黄色い声の会話は続く・・・・・

「ねぇねぇっ!今日見たあの綺麗な人たち凄かったねぇっ」
「本当・・・・驚いたよ〜。あんなに綺麗な人っているんだぁ」

七条と西園寺のことだと啓太はすぐに気がつく。なぜか少しばかりの優越感。

「一緒にいた男の子も可愛かったなぁ〜〜。」
「ねぇねぇ!ところで、絶対に恋人同士だよね!あの髪の長い女の人と背の高い男の人っ!」
「お似合いの二人って感じだったもんねー!」

瞬間、啓太の頭の中で鈍い音がしたような気がした。
確かに西園寺は綺麗で、女の人に啓太も間違えそうになったことがあるくらいで・・・・・。
知らない人から見たら当然なんだろうと思いつつ啓太は少しばかり悲しそうに苦笑する。

こんなにカッコよくて
優しくて
頭も良くて
沢山の素敵を持った七条さんは



俺 の 恋 人 だ ・・・・・っ て



大きい声で叫びたいけど、そうもいかず・・・・・なんとなく振り返る事ができない恋人の視線を背中に感じながら口をお湯にかかるくらいに沈めてみた。

すると次に背中に感じたのは視線じゃなく暖かい人肌の体温。

「わっ・・・・・」

抱きしめるように両手がまわってきて啓太は驚き勢いよく立ち上がろうとするが・・・優しい腕に包まれてそうもいかない。

この腕はきっと啓太を心配してくれる恋人のもの・・・振り返らずとも啓太にはすぐに分かった。啓太は抱きしめる手に自分の手を添えて首を傾げなから後方に尋ねる。

「・・・七条さんっ?どうしたんですか?」
「僕の恋人は伊藤君なのに・・・・郁と間違えられてしまいました。」

啓太は少々照れ臭そうに表情を緩めた。それもそのはず、七条は甘えるように啓太の首筋にスリスリと頬を寄せていている。そんな七条の様子に西園寺は怪訝そうな表情になると

「私だって迷惑なんだぞ。・・・・・しかも女に間違えられるとは・・・・」

はぁっと溜め息をつき、露天風呂の縁に両腕を広げて天を仰いでいる。
七条は啓太の耳元に口を寄せると

「こんなにも可愛くて、優しくて・・・素敵な伊藤君は僕の恋人だって叫びたいのに・・・・」
「七条さん・・・・」

啓太は後ろに顔を向けると瞳をクリクリっとさせた。

七条さんも・・・同じように思ってくれたの・・・・・・?そう思うと啓太の心境はみるみるうちに鮮やかなものに変わっていく。
啓太の雰囲気が和らいでくるのを見て取ると七条はニコリと微笑み

「と・・・いうか叫んでもよろしいでしょうか?」
「はっ・・・・・・・・!?だだだだめですよーっ!」
「そうですか?残念。見せ付けちゃおうと思ったのですが・・・・・・」
「み・・・・見せつけってぇ・・・・・冗談ですよね?」
「僕はいつでも本気です。」

本気で言いそうな恋人に啓太は赤ら顔を慌ててブンブンと首を左右に振った。
恋人を捕まえて嬉しそうな・・・尚且つ楽しそうな親友を見て西園寺は呆れたように言葉を放つ。

「臣。啓太が困ってるぞ。」
「ふふっ・・・・・・伊藤君は本当に可愛いですね。でも本気ですよ?伊藤君が僕の恋人だと世界中の人に僕は公言したいくらいなんですから。」

恋人の大胆なセリフに啓太は更に赤ら顔になってしまう。
そして上目遣いで七条を見つめると小さく首を振り、視線を落とした。

「・・・・・俺も本当は、七条さんは俺の恋人だって・・・言いたいなぁって思ったんですけど・・・・それより、なによりも七条さんが俺の事を想って同じ気持ちになってくれたんだなぁって分かっただけで、俺は・・・・とっても嬉しいんですっ!だから、いいんですっ」
「伊藤君・・・・・・。」

なにやら甘い雰囲気が漂いはじめ西園寺はザバッと水音を立てて勢いよく立ち上がった。そして髪留めを抜き、落ちてくる髪を払いながら

「お前達にもあてられてのぼせた。私は出るぞ」

言い切ると親友めがけてニッと笑み、そのまま脱衣所に姿を消していった。



















七条は親友の行動に紫の瞳を細めると啓太を更にギュッと抱きしめた。その瞬間「わわっ」と啓太の声が微かに響く。

「ほら・・・・伊藤君。お邪魔虫も行ってしまいましたし、もぅこれは外してもいいんですよ?」
「え?あ・・・・・タオルですか?」
「ええ・・・さ、僕と伊藤君の一枚の隔たりを取ってしまいましょう。」
「あ、だ・・・ダメですっ!ダメですっ!」

タオルをずらそうとする七条の手を啓太は必死な様子で両手をつかって制す。
七条はクスリと妖艶に啓太に見られないような位置で微笑むと、不思議そうな声を発する。

「・・・・・・・・・どうしてですか?」
「だ・・・・・だってぇ・・・・恥ずかしいですっ・・・・・・・・」
「では胸元だけでも・・・ね?」

悲しそうな瞳を伺うように啓太に向け、七条は首を傾ける。
啓太は赤い頬のまま恨めしそうに「うぅ〜」っと小さく唸ると

「胸元だけ・・・・ですからねっ」
「はい。充分です。」

何が充分なのやら、七条はコロリと笑顔になり啓太のタオルを胸元からずらし下にさげていく。啓太は後ろから伸びる手に任せながらずらしやすいように両腕を軽く広げるだけ・・・

腰だけタオルを巻く姿になった啓太は顔を上げられないまま七条の隣に並んで座る。七条が啓太を片手で腰を抑えながら引き寄せるものだから、直接、肌が触れ合ってしまって心臓に更なる刺激となってしまっていた。
二人きりになるとどうも意識してしまう。啓太は思考を払うように首をプルプルっと小さく振ると冷静を装いつつ人差し指を空に向ける。

「空が・・・綺麗ですね・・・・」
「ええ。気持ちのいい温泉で大好きな君と一緒に並んでこの空を見れて、僕はとても嬉しいです。」
「俺も同じ気持ちですっ!あの・・・・・・七条さん・・・・・疲れはとれましたか?」
「もちろん。ご招待してくれて本当にありがとうございます。伊藤君。」
「良かったぁ。」

えへへっと嬉しそうに啓太は微笑んだ。
七条も心から溢れんばかりの笑顔になると・・・・頭を下げて・・・・・
啓太の唇に自分の唇を重ねる。
そっと・・・・ゆっくり・・・触れるだけのキス。
突然の事に驚きを隠せない啓太だったが、心地のいいキスに瞳をゆっくり閉じて自分からも啄ばむようにキスを求めた。
いつの間にか、隣の温泉からは女の子達の声も聞こえなくなっていて・・・・二人の気持ちも大きくなってしまい軽いキスは深いものへと進化を遂げる。

「んっ・・・・んっ・・・・しちじょ・・・・さっ」
「口を開いて・・・ね?」

啓太は恋人にせがまれるまま素直に口をうっすらと開くと侵入してくる熱い舌に更に翻弄されはじめた。舌を何度も絡ませお互いの舌が唇と唇を行き交い・・・・・・

「っ・・・・あっ」

気づいた時には啓太の胸元の突起を七条が弄り始めていた。弾いたかと思うと摘んで左右に回されたり・・・かと思えば摘まれたり・・・・啓太は刺激色が変化する度に肩をビクッと震わせる。あまりにも執拗に刺激を与えられ相手の唇から離れようとするが・・・それを七条は許さない。
逃げる啓太の唇を追いかけては吸い込むようにキスをする。その心地よい息苦しさがいっそう啓太を煽り、胸の突起がツンツンに尖ってしまう。
七条はクスッと笑むと唇を惜しむように離し、今度は啓太の首筋にチュッチュッとキスを落とした。

「雫が伝うここもいやらしいですが・・・・」
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・しちじょ・・・」
「おや・・・こんな所にも雫が・・・・・」

言うと七条の唇は啓太の胸元の突起にかかる水滴を吸い込んだ。啓太は七条の肩に両手を添えて胸を突き出してしまう。

「だめっ・・・・こんなところでっ・・・・はぁっ・・・・あっ」
「・・・・でも伊藤君の腕は僕を離してくれませんよ?」

口ではダメだと理性が言いつつ身体は正直で、両手で七条の頭を胸に導くように力が入ってしまう。啓太はのぼせそうなほど顔を赤くして瞳を細めた。
七条はそれを見て水音と一緒に立ち上がると啓太の両脇に手を差し入れてお風呂の縁に座らせた。可愛い啓太の自身がタオルを押しのけようと主張しているのがハッキリと二人の視線に入る。白いタオルがピッタリと啓太自身の形になぞられていて・・・・・・啓太はポヤッとした思考のまま片手を自身に添えると少々涙目になった。

「やぁ・・・・・」
「ふふっ・・・・・隠してはいけませんよ?こんなに可愛い所を・・・・・」

楽しそうに七条は力無き啓太の手を退けると布越しに舌を這わせ始めた。啓太は口に手をやって押さえ込むと下半身からくる甘いうずきに耐えている。

「ふぅっ・・・・くぅんっ・・・・・」

幹をなぞるように持ち上げるように舐め上げられたり先端をチロチロされたりで啓太の両足もだんだん広がっていった。可愛い姿に眩暈を起こしそうなくらいで・・・・七条はタオルの裾から見える蕾に唇を移動させる・・・・・

「ひゃっ・・・・そこも・・・・するんですかぁ・・・・!?」
「すみません。我慢ができません。」

啓太の太股の根元から両手で押さえて丹念に舐める。グチュグチュという音がだんだん啓太の蕾がほぐされているのが分かる。七条は舌を出し入れしたり中を弄ったりした後、指をゆっくり差し込んだ。

「あっ・・・あぁんっ・・・・」

3本くらい侵入した所でバラバラに指を動かされ啓太は声を抑える事も忘れるくらいに乱れ、両手を床について両足を広げたまま膝をまげて揺れる。
下部をほぐしながら七条は啓太に覆いかぶさりキスを贈りながら片手で胸の突起も弄った。たまらず啓太は身をくねらせながら潤んだ瞳で訴え。

「はぁっ・・・・もぅ・欲しいよぉ・・・・おみさんっ」
「啓太君・・・・・」

七条は指でこね回しながら啓太の蕾から引き抜き、隣に座ると伺うように首を傾げた。

「臣さん・・・・・」

啓太は静かに立ち上がると、七条の腰を覆うタオルをずり上げ、硬く立ち上がる七条自身を目の当たりにする。はぁ・・・・っと熱い吐息を漏らすと啓太は後ろを向いて座るようにタオルを自分で両手を使って巻き上げながら七条自身を蕾に沈めはじめた。
指とは違う大きさに啓太は戸惑いよりも相手を欲しいという気持ちが勝って・・・・腰を上下に足の屈伸に頼りながら揺らし、どんどん深く深くなっていく。充分にほぐれた蕾も上手に七条自身を飲み込んでいった。

「あぁっ」
「どうしました・・・・?伊藤君のイイ所に当たっちゃいましたか?」

途中で動きを止めて啓太は瞳を閉じて身体をプルッと振るわせた。そしてとうとう全てを飲み込み奥を七条自身が突いた。

「ひぅっ・・・・・・・熱い・・・」
「啓太君・・・・ふっ・・・・」

啓太は七条の荒い吐息が耳に入ると瞳をうっすらとあけて身体を動かす。自分からゆっくり双尻を七条の股の間に打ちつけるようにし、七条はというと後ろから啓太の胸の突起を刺激していた。そしてグリッと七条が足を広げて腰を回すと啓太も応えるようにリズムよく腰を上下する。足元の水が唸りをあげる。

「はぁっ・・・あぁんっ・・・あぁっ・・・イイっ」
「啓太君・・・・・・君の中は最高ですっ」
「イイ・・・・・っ・・・もっとぉ」
「ふふっ・・・・・分かりました」

七条は胸を弄るのを止めて啓太の腰に両手を添えると勢いよく突き上げた。

「あぁーーっ・・・すご・・・・・すぐにイっちゃ・・・っ」
「凄い声・・・・・」

何度も何度も深い突き上げを繰り返され啓太自身は左右上下にプルプル震えた。お湯もかわききったはずなのに先走りで濡れていて・・・・いやらしく艶やかだ。
パンッパンッと肌と肌のぶつかり合う音の後、ズチュリッと卑猥に響いたとき

「あああああぁっ・・・・!」

啓太はビクンビクンと身体を痙攣させて自身から白濁した欲望を放った。蕾も収縮し七条も熱い欲望を啓太に注ぎ・・・・・・・・・・・・二人の荒い息はしばらく続いた。


















「西園寺グループのご子息様にお越しいただくなんて・・・・・本当にありがとうございます。」

旅館の女将がきっちり着物をつけた姿で丁寧に膝をついて礼をする。
西園寺は浴衣姿で、室内の柱に背を預けながら美しく微笑んだ。

「いえ・・・急に露天風呂を貸切にして頂いて誠にありがとうございます。」
「とんでもありません。これからも、どうぞご贔屓に・・・・・」

女将はもう一度深く頭を下げるとニコニコしたまま「それでは、ごゆっくり」と一言だけ残して部屋を後にしていった。
西園寺は湯飲みを口に運ぶと、広い窓から見える景色に瞳を細める。

「臣には、とても良い療養となったな・・・・これを貸しにして、また仕事に精を出してもらうとしよう・・・・か・・・・・・」






くいっと飲むお茶が西園寺の喉を潤している頃

啓太と七条は浴衣を羽織り

ゆっくり火照った身体を休めていた。


西園寺に、どう言い訳しようか考えている啓太とは裏腹に

どう自慢しようか考える七条










恥ずかしそうに頬を赤らめる啓太の表情が


目に浮かぶようだ・・・・
























































どうしても新年一番に温泉ネタがUPしたくて(笑
遅い更新なっちゃいました〜ゲフゲフ。
久しぶりに会計部と啓太が一緒に出てきたんですが、あれですね〜難しいですね〜
でも会計部の仲のよさを保ちつつ七条の啓太への深い愛とかも同時に感じれるように
意識して書きました☆
女に間違えられることもあるけど、男らしい西園寺を演出できたらいいなぁと思うんですが
上手く表現できてたかは定かではないですね。(トホホ