「ん〜・・・気持ちのいい朝だなぁっ」








朝起きたばかりの身体を解すように思いっきり伸びをすると伊藤啓太はクセ毛を跳ねさせながらも足取り軽く通学路を歩いていた。
いつもは寝坊しちゃうこともあるくらい朝には強くないはずなのに、今日はとても目が冴えている。そのおかげで食堂にも一番に入って広々とした部屋でゆっくりとご飯を食べれたし、毎朝起こしに来る世話好きな親友に会うこともなかった。

いつもと同じ通学路なのに
青々と茂った草花や
吸い込まれそうなほどに青い空が瞳に鮮やかに映る。
気持ち一つで周囲の景色もこんなに色とりどりで美しく感じるなんて

「・・・・・・不思議だなぁ」

啓太は瞳を優しく細め、ポツリと呟きながら小さく微笑んだ。









ずっと・・・・ずっと好きだった。

頭も良くてかっこよくて優しくて

羨ましいほどの仲の良い友人もいて

自分には、ほど遠いような存在だった。

なのに

まさか・・・・・

まさか自分がずっと恋焦がれていた先輩の恋人になれるだなんて

啓太にとっては、本当に夢にも思ってもみないことだった。












「七条さんが・・・・俺の恋人・・・・」

言葉にするだけで益々喜びと暖かな感情がこみ上げてくる。
口の端が自然に上がってきちゃって・・・尚且つ表情が緩んでしまって・・・・
啓太はハッと気づいては両頬に手を添えて首をフルフルと左右に振り気を取り直す。

「だめだめっ・・・・こんな所誰かにみられたら変な奴だと思われちゃうっ」

しかし、そんな決心も5秒も続かない。
気づけばまたすぐに、にやにやにやっと表情が緩んでしまう。
啓太は何度も気を取り直したり、表情を緩ませたりしながらも学園の門は着々と近づいてくる

ふと・・・啓太は昨夜の事を思い出す・・・・・・・








好き

片思いだった七条さんの口から零れた言葉にはじめは何が起こったのか理解できなくて

気づいた時には大きくて温かい腕の中

好き

一生口にしないだろうと思っていた言葉を音にした直後に見た七条さんの綺麗な紫の瞳が一瞬大きく開いて嬉しそうに微笑み

覚えてる・・・初めて唇で感じた七条さんの体温・・・・・・






「〜〜〜っ」

思い出して啓太は身震いしながら恥ずかしさに悶絶する。
そして自分を落ち着かせるように大きく呼吸をすると、無意識に唇に片手でそっと触れると伏目になった。

「キス・・・・しちゃったんだ・・・・・七条さんと・・・・・」

赤ら顔のまま俯くと考えに浸るあまりに足は歩くのを停止していまう。
瞳を大きく開けてそのまま口を塞ぐように手を添えると物凄いことをしちゃった感に頭がぐらついた気がした。



恋人になったんだ・・・俺達・・・・

デートとかキスとか・・・・他にも色々しちゃったりするんだろうか?



よぎる疑問。それもそのはず、啓太は女の子とさえ恋人同士になった経験もない。ましてや相手は男・・・・どんなことをすればいいのか分かるわけがない。
急に湧いて出た疑問にだんだん不安になってくる・・・・



俺はただ傍にいられるなら

あの笑顔を見ていられるなら

キス以上の事は・・・・なにも・・・・・・・



啓太は思考を振り切るように首をフルフルっと左右に動かすと校門い向けて再び足を前に出す。

「俺って・・・・恥ずかしい奴・・・・・」

啓太は少々頬を膨らませて赤面状態のまま口にすると
足元にあった小石を軽く蹴り飛ばした。



















「お邪魔しますっ」

「どうぞ、伊藤君。」

啓太は相変わらず綺麗な七条の部屋に感心しながらも少々気恥ずかしそうにテーブルの傍に腰を下ろした。たまに勉強を教えてもらったり、お菓子を食べに来たりと、何かと出入りしていた部屋ではあるものの恋人としての来室は初めてでなんだか妙に緊張してしまう。

七条は、そんな啓太の様子にクスリと顎に手を添えて微笑むとフワッと後ろから啓太の両肩に手を添えて見下ろすように顔を近づける。啓太は瞬時に頬をふんわりと赤くして上目遣いに見つめ返すと小さく驚きの声をあげた。

「・・・七条さん。」
「伊藤君。今、温かい飲み物をいれてきますね?」
「じゃあっ俺も・・・・っ」

立ち上がろうとする啓太をやんわり制止ながら七条はニッコリすると首を軽く横に振ってウインクをした。
啓太はヘナっと座ると頭をペコリと下げて「お願いします・・・・」と相手に聞こえるように呟く。すると七条はパッと手を話しキッチンへと姿を消した。
姿が見えなくなった途端に啓太は胸元の上着を片手でギュッと握って息を大きくはく。

「び・・・・・っくりしたぁ・・・・」

トクトクトクと心臓の心地よい音が響く。
肩にも相手の熱がまだ残っている気がして啓太はフルッと首元を竦めた。

なんだろう・・・この感覚・・・・・・・


「どうしたんですか?伊藤君。」
「わっ」

急に声をかけられて啓太は肩をビクッとさせて勢いよく振り返った。

「七条さんっ・・・・いつの間に・・・」
「なにか考え事ですか?僕が近づいても気づかないくらいに・・・・」

読めない笑顔のまま首を傾げると七条は湯気をたてるカップをテーブルに二つ置き、啓太の隣に座る。それを視線で追いながら啓太は両手を顔の前でブンブンふると少々ぎこちない笑顔になってしまう。

「いえっ・・・・そんな。考え事なんかっ」
「そうなんですか?恋人となった僕としては、気づいてもらえなくて少々寂しかったのですが・・・」
「こ・・・っ」

啓太は七条が口にした「恋人」の言葉に顔がカアァァァっと熱くなるのを感じた。七条は相手に見えないように口の端を上げると大袈裟に肩を落として溜め息をつく・・・・驚く啓太は何度も瞬きして心配そうに見つめている。

「今朝は、いつも君が起きてくる時間にお迎えに行ったら、一人で学園に行ってしまったようですし・・・・・僕と恋人になったことを後悔してるんじゃないかと・・・・」
「そ、そんな・・・・っ」

笑顔なものの寂しそうな相手に啓太は慌てて思わず大きな声を上げてしまう。

「俺はっ・・・・ただ・・・」
「ただ・・・・・なんですか?」
「ただ・・・・七条さんと、こ・・・恋人同士になれたのが嬉しくて・・・目が冴えちゃって・・・・・それで・・・・恥ずかしくもなっちゃって、どんな顔して会ったらいいのかって・・・・心の準備しておこうかなぁなんて・・・」

そう、実はそれもあって早起きしちゃったのもあった。
ドキドキし過ぎる心臓をどうにか落ち着かせようとして早めの登校となったのであって・・・・
啓太はシドロモドロと弁解をしながらも両手の指をモジモジと動かす。

「おや。そんな可愛らしことを考えていたんですか。」
「かわ・・・・!?えっと・・・」

見れば七条の表情は、先ほどと打って変わっていつも通りのニッコリ笑顔で・・・・変化する現状に思考が追いつけない啓太は頭に指を添えて首を傾げる。すると、ふと視界に入る黒い影・・・・・・



あれ?今・・・・なにか黒い尻尾と羽がみえた?



啓太は頬を赤くしたまま不思議そうに瞳をパチパチさせ・・・・・・と・・目の前の七条の顔がいっそう近づいた感じがした。次の瞬間・・・・

「ん・・・・・・っ」

キス・・・・・・・唇同士を合わせながら啓太の身体はいつのまにか引き寄せられしっかり抱きしめられていた。息ができないほどに密着した唇をチュウっと大きく吸われ啓太は酸素を欲すように唇をうっすらと開くと七条の舌が侵入してきた。啓太は思わず瞳を開いて驚きを隠せないまま相手の肩に添える手に力をいれて離れようとするが、力の差は歴然としていて・・・・・
ひたすら七条の思うように口内を犯される。角度を何度も変えながら上顎を撫でられたり舌を絡まされたりしているうちに啓太は腰がズクンと熱くなるのを感じた。

「んんっ・・・はぁ・・・・・っ」

唇をやっと解放された啓太は肩を大きく揺らして荒い呼吸を繰り返しながら七条にクタリともたれかかる。七条は啓太の背中を優しく撫でると、中腰になり啓太をお姫様抱っこをするように抱え上げた。

「うわぁっ・・・・七条さん!?」
「すみません。考えていたよりも僕は余裕がないみたいです。」
「えっ?よ・・・余裕って・・・・わっ」

啓太はベットに優しく下ろされて疑問でいっぱいの表情のまま七条を見上げる。
七条の表情は笑顔なりにもとても真剣な瞳をしていて啓太はトクンとまた胸を高鳴らせた。

「伊藤君・・・・君が欲しいです。」
「し・・・七条さん・・・・・」
「大丈夫・・・・・僕にまかせて・・・・ね?」

優しく囁かれて啓太はコクリと小さく喉を鳴らした。

何をされちゃうのかなんて想像なんて出来ない
でも、七条さんにだったら・・・・俺・・・・・きっとまかせられる。

微かな啓太の頷きを見逃さなかった七条は再び唇を重ねた。



















「やっ・・・・は・・・恥ずかしいっ」


裸にされた啓太は赤ら顔のまま胸元にギュッと強く握った拳を添えて羞恥に震えている。明かりはベット近くのライトだけだからといって身体が見えないわけじゃない。上半身だけ晒している七条は慰める様にその額にチュッと小さくキスを贈ると耳元にそのまま唇を移動させて優しく・・・・甘く囁く。

「伊藤君・・・・隠さないで・・・君の全部を僕に見せて・・・・・」
「・・・・ぁ」

ゾクリと耳元から背中に・・・そして腰に走るむず痒い感覚に意識がポヤッとしてしまう。啓太は瞳をつぶると両手を懸命に広げる。七条はその愛らしい姿に、ほぅ・・・と熱い息をはき、しばし見惚れる・・・・・

「すごく・・・綺麗ですよ・・・・伊藤君」
「そ・・な・・・・・・綺麗なんかじゃ・・・・」
「綺麗です。」

首筋に顔を埋めると七条は痕を残すように強めにキスをする・・・・啓太は身体がピクッと反応していしまう。そんな様子に嬉しそうに瞳を細めると七条はそっと両手を移動させて啓太の胸元を撫でた・・・。まるで女の子にするような行動に啓太は頭が少々混乱する・・・・それでも肌を滑る心地よい相手の大きい手に身体をゆだねているとピリッとする刺激が胸元から走った。

「あっ・・・・・・」
「ふふっ・・・・ここも触ってあげますね。伊藤君の可愛い乳首・・・・」

両手の指で胸の突起を摘まれ啓太は初めて感じる快感に両手でシーツを強く握った。続けてコリコリっと弾いたり捻られたりを繰り返され啓太の口から喘ぎ声が飛び出してしまう。
いつものはパソコンのキーをたたいている長い指が自分の胸元の突起に絡んで弄っていると思うと更に啓太を煽る結果になってしまう。


なに・・・・?・・・気持ちい・・・・・っ


「はぁ・・・・・ぁっ・・・・」
「声まで可愛い・・・」
「くっ・・・・・ふぅ・・・」

恥ずかしいことを言われて啓太はどうにか喘ぎ声が漏れないよう唇を噛むが、気持ちよくてどうにも息が乱れ漏れてしまいそうになる。七条はペロっと啓太の唇を舐めあげると熱を宿した紫の瞳で見つめ。

「我慢しないで・・・たくさん聞かせてくださいね?」
「へ・・・・?・・・・・・・・あぁっ」


本当に自分の声かと思ってしまうくらい恥ずかしい声で・・・啓太は戸惑いを隠せない。両手で押さえようと何度か試みるが、簡単に七条の手に捕まりグイッとシーツに縫い付けられるように制されてしまうので、どうにも隠しようがなかった。

「あぁんっ」

気づけば胸の突起は七条の唇で愛撫されていたので啓太は顔を真っ赤にして身悶える。胸元で妖しく蠢く銀色の獣にいっそう羞恥が煽られて・・・・それでも目が離せないこの光景に下腹部に熱がいっそう集中する。ツンツンに尖って少しの動きにも反応する突起・・・・・七条が透明の糸を伝わせながら唇を離したときにはしっかり啓太自身は持ち上がって自己主張をしていた。
七条の視線が自分の中心に注がれているのを理解すると啓太は瞬時に両手で覆うように動かすが、その手の行動も空しくすぐに七条の手に納まってしまう。そして片手で啓太自身をやんわり揉みはじめると啓太の身体はビクンビクンと震えた。

「あっ・・・・そんなことしないでぇ・・・・・っ」
「君のココも・・・・ずっと触れたかった・・・・」
「あっ・・・・・・・やぁっ」

啓太自身が扱かれはじめる。するとすぐにトロトロとした先走りが上下に動く七条の手をぬらし、ジュクジュクと水音をたてたものへと進化を遂げる。

「おやおや・・・伊藤君の足・・・だんだん広がってきましたね。」
「あっ・・・やぁっ・・・あぁん・・・あんっ」

七条のいやらしい言葉も更に啓太を煽って・・・・両足を大きく広げて啓太は身をよじって快感に耐える。七条はますます速度を上げると先端も指で弄り、もう片方の手を陰袋に添えると優しく揉みはじめた。そして啓太は腰を突き出すように体勢を硬直させるとプルプルっと腰を震わせたと同時に熱い欲望が勢いよく飛び出す。

「あぁっ・・・・やぁんっ」

ビュルっと互いのお腹に散らばる欲望を見て啓太は荒い息のまま涙目になると申し訳なさそう眉をひそめる。七条は相手のこめかみにキスをして優しく抱きしめると・・・・啓太の肩は震えていた。











「すみませ・・・・俺・・気持ち・・・よすぎて・・・・」
「あやまらなくてもいいんですよ。伊藤君・・・とても素敵でした・・・・」
「しちじょうさ・・・・・んっ」

欲望を出した後の啓太自身を片手でやわやわと余韻を楽しむように弄ると、七条はその手で誰も触れたことのない啓太の蕾に触れる・・・・啓太はビクッと身体をこわばらせた。驚きも隠せないといったように空色の瞳も大きく見開いている。

「なっ・・・七条さっ・・・・なにして!?」

七条は啓太の疑問に答える事なく、蕾の周囲を先ほど放った啓太の欲望をぬりつけるように撫でまわす・・・そしてふいに指を浅く入れたり出したりした。思わぬ部分への愛撫に啓太は首を左右に激しく振る。

「やっ・・・そこ汚な・・・からっ」
「そんなことありませんよ?ここもとっても綺麗・・・・指、入れますね」
「あ・・・・・んんぅ・・・・・・・」

初めて味わう変な感じが啓太の下半身を襲う。きつかった内部も七条の指が出入りするたびに滑りのよいものとなって・・・・奥に・・・奥へと指先が突き上げるので太股が軽く震えてしまう。

「あ・・・・・・・あぁ・・・・・・・・」
「感じてくれてるみたいですね。伊藤君の・・・元気になってきましたよ?」
「そ・・な・・・・・」

信じられないといった表情で啓太は下半身を見張ると七条の言ったとおりしっかり自分自身は持ち上がっていて・・・・・啓太は全身を赤く染め上げた。
七条は円を描くように回したり、上下左右に指を揺らしながら2本・・・・3本と指を増やすごとにに啓太の卑猥な声が上がる。

「あぁっ・・・・・へん・・・おしりがぁ・・・・・っ」
「ココ・・・・ですか?もっと擦ってあげますね。」

七条の指が啓太のイイ所を執拗に何度も行き交い、ズチュチュと持ち上げるように上下に抜き差しすると啓太の腰が小さく痙攣を起こし、広げた太股がフルフルと小刻みに動いた。

「やぁんっ・・・へん・・これっ・・・・・あぁっ・・・んっ」
「そろそろ・・・いいですかね・・・・・・・」
「えっ・・・・・あ・・・・」

指がジュポッと抜かれ啓太は思わず残念そうな声が口からこぼれる。そして思わず恥ずかしそうにしながらも恨めしそうに相手を見上げてしまった。七条はクスッと小さく笑うと「もっとすごいのあげますからね。」と呟き熱い塊を啓太の蕾に押し当てた。

「し・・・しちじょうさ・・・・・」
「伊藤君・・・いきますよ。」
「あ・・・・・あぁぁぁぁっ」

指とは違う質量に啓太は身体を硬直させて蕾を頑なにしてしまう。七条は眉をひそめると、それでも余裕のない微笑みで啓太に囁く。

「はぁ・・・・・伊藤君・・・・力抜いて・・・ね?」
「無理・・・・・できな・・・・っ」
「大きく・・・・息をはいて・・・」
「はぁ・・・・はぁあっ」

気の緩んだところを見計らってズシリと七条自身が啓太の中に侵入する。苦しそうな啓太の様子に七条は衰え始めた啓太自身を握るとシュッツシュッと扱いて快感へと促す。すると叙々に啓太自身は硬さを取り戻してきた。七条はそのまま奥に自分自身を根元まで入れると少々身体を震わせた。

「はぁ・・・・すごい・・・・・君の中・・・・っ」
「しちじょ・・・・さ・・・あぁっ・・・・はぁ・・・」

息も絶え絶えながら啓太は七条の背中に捕まる。七条は少しずつ腰を揺らしはじめ啓太の中を前後に移動させる。啓太は奥に七条自身が当たる度に今までに感じた事のない快感を腰に漂わせはじめた。その動きは七条自身の蜜のおかげで滑らかになるにつれて速度が増していく。気づけば七条の腰はジュポッジュポッとリズムよく啓太に打ち付けられている。その度に啓太のか細い喘ぎ声が響いた。

「あっ・・・・あぁっ・・ひぃっ」
「啓太君・・・啓太君っ」
「おしりが・・・・いいっ・・・・・いいっ」

啓太は身体を上下に揺らされながら自身から先走りを微かに散らす。そして気づけば無意識に腰を揺らして七条自身を受け入れていた。七条は腰をグルリと中を掻き回すように揺らすと啓太のイイ所に己の腫れ上がったもので何度も突き上げる。

「あっ・・・あぁっ・・・・あっ・・・・・・・・・あぁあっ」

七条は啓太の両膝の裏に手を挟むと高く持ち上げる。それと同時にグジュリと結合部が水音を大きく立てた。そして激しく前後に揺すられると限界が近づき始めた。

「あぁーっ・・・・あぁっ」

「けいたくっ・・・・はぁっ」


七条がひときわ深く突き上げたときに啓太自身から二度目の欲望が放たれると同時にお腹の中に熱いものが広がる。

瞬間、啓太は思考が真っ白に染まる・・・・・・













初めて二人が一つになった瞬間


想像では補いきれないほどの


なんという幸福感





















静かな部屋に荒い呼吸だけが流れる



「はぁ・・・・はぁ・・」
「はぁ・・・啓太君・・・大丈夫ですか・・・?」

自身を啓太の中に収めたまま七条は優しく呟くと瞳を細めて啓太を抱きしめた。すると啓太がお腹の中で揺れた七条自身に小さく「ぁ・・」と恥ずかしそうに身体を震わせると顔がのぼせそうなほど赤くなる。

「啓太君・・・・・・」
「七条さ・・・・・・・・臣さん。」

見つめあっていた七条の瞳が嬉しそうに丸くなると
二人は引き寄せられるようにキスをすると微笑みあった。

「啓太君・・・大好きですよ・・・」
「・・臣さん・・・俺も・・・・」
「君がずっと好きで・・・好きで・・・・・だから夢みたいです。」
「臣さん・・・・・・・俺も好き・・・・貴方が大好きです。」

啓太の頬は愛らしくふんわりと赤くなる。
七条は柔らかく微笑むと啓太にポツリポツリと静けさを守るように話す。

「明日は一緒に登校・・・・・しましょうね?」

「・・・はい。もちろんです」

恥ずかしそうに、それでもしっかりと頷いてフニャリと微笑み返す啓太に七条自身がドクンと熱くなってしまう。啓太は身体の中で起こっている熱に瞳を大きくして驚くと七条をオズオズと上目遣いで見つめ返した。七条は肩を竦める仕草をするとニッコリ・・・・・

「やっぱり一緒に登校は明後日にしちゃいましょうか。」
「へ?なんで・・・・・・あぁっ」

突然身体を七条自身でゆるりと突き上げられ啓太の口からいやらしい声が漏れてしまう。






「大好きな君に・・・今夜は僕の気持ちをしっかり身体で伝えますから・・・ね?」

「七条さん・・・・あぁっ・・・・あっ」









夢でない事を確かめあうように

何度も何度も二人は身体を重ねあう。

啓太の中にこれでもかと突き上げてくる快感と現実。










翌朝・・・

想いを繋げあったためにグッタリとなっている所に

前日、お迎えを失敗した親友が

落ち込みを打ち消すように躍起になって迎えに来る。



その時に、悲痛の雄たけびを上げたかは・・・・・・

深い眠りにつく恋人の隣でニコニコしていた七条のみぞ知る。
















































どうしてーも恋人になったばかりの二人が書きたくて
あと初Hってやつにも触れたくて(笑
啓太はきっとH知識なんてノンノンですからね〜vv
身体に教え込んでいくってのも楽しいものです(変態
七条さんも愛してる啓太との初Hは余裕なさそうになりそうですよね〜
笑顔が保てないくらいvそれでも今回はなるべく「余裕のない笑顔」を意識してかいたつもりですが☆
えっと・・・・・もう一言。和希ごめん。(殴