「七条さんの手って・・・・大きいですね・・・・」 「そうですか?」 ソファーの上で肩を並べて仲良くテレビを見ている時に前触れなく告げられた啓太の言葉に、七条は紫の瞳を少々見開き、柔らかく微笑んだ。 啓太は深く頷くと、自分の肩にまわされて添えられている七条の手をやんわり掴んで持ち上げ、その手に自分の手を重ねた。そして相手に同意を得るように首を傾ける。 「そうですよっ・・・・ほら・・・俺の手よりも指も長いし・・・」 「ふふっ・・・・伊藤君の手は可愛いですね」 「か・・・・かわいい・・・・ですか?」 「はい。可愛いです。」 啓太は七条の手から自分の手を離すとマジマジと見つめて真剣な表情になる。 その姿があまりにも愛らしくて・・・・七条は顎に拳を添えながらクスクスと小さく笑うと股を開いて真ん中に指をチョンチョンとさして間に座るように相手を促す。それを視線で追っていた啓太は相手の行動に瞳をパチパチとさせると頬を一気に赤らめて眉をひそめた。 「あ・・・・あの・・・」 「ほらっ・・・伊藤君。ここに座って・・・・・」 啓太は困ったような顔で一瞬視線を泳がせるが、ゆっくり立ち上がると「失礼します・・・・」と小さく呟いて七条の股の間に遠慮がちに腰掛けた。七条は優しく後ろから抱きしめるとすっぽりと腕に納まる啓太の耳元に唇を近づけてひっそりと囁く・・・・・ 「伊藤君・・・・時々、僕の手に見惚れていますからね・・・・」 「な・・・・どうしてそれをっ!?」 思わず啓太は後ろを振り向くと赤ら顔のまま不思議そうに相手を見つめた。 そうなのだ・・・・啓太は時々ポヤッと七条の身体に見惚れる事がある。サラサラの銀髪や整った顔・・・情事の最中にはその身体にだって・・・・・七条には何もかも見透かされているであろうとは思ってはいたが、まさか七条の手をチラチラ見ていたことさえも筒抜けだったなんて・・・・・。ここで大きく反応しなければ良かったものの図星を突かれて思わず七条の言葉に肯定するように慌ててしまい啓太はハッと瞳を開いて気づいた時にはもう遅く。 「僕は伊藤君が大好きですから、分かるんですよ。」 「し・・・七条さん・・・」 「今日はゆっくり見ても構いませんよ?」 「ゆっくり・・・・ですか?」 「はい。」 いきなりとはいえ、手を見ることを許された啓太の表情は少々晴れやかになった。実は七条の手には興味があった。神業レベルのパソコンのタイピングもさることながら、大きくて長い指が繊細な動きでポットからお茶を注ぐときも、優雅で美しさを感じるほどだった。嬉しそうにそれでも少々気恥ずかしそうに微笑むと、啓太は正面を向いて腰をモゾモゾと動かしてソファーと恋人に身体を馴染ませる。そして、目の前にある七条の手をじーーっと見つめると、大切なものを扱うようにソロソロっと触れてみた。 「・・・・・綺麗だなぁ・・・」 「ふふっ・・・・なんだか少し恥ずかしいですね。」 いつも通りの笑顔をたたえたまま七条は啓太の行動に目を見張る。 啓太は何度も七条の大きな手を両手で持って返してみたり、骨ばった筋を指でなぞってみたりもしていた。 改めて見てもなんだかドキドキしてしまう。 そこでふと・・・・自分の頬に七条の手を添えてみる・・・・・ 「ひんやりして気持ちいなぁ・・・・七条さんの手・・・・」 七条は嬉しそうに瞳を細める。 啓太は心地良さそうに瞳を閉じると思いつくままに言葉を口に紡いでいった。 「この手が・・・お仕事したり、美味しい紅茶をいれてくれたりするんですよね・・・・」 「伊藤君・・・・・」 「手を繋いでくれたり・・・・・」 「それなら、他にもありますね。」 「え・・・・・・?」 啓太はキョトンとすると相手を振り返る。相手が何を言わんとしているのか懸命に耳を傾けているのを見て七条はニッコリ微笑むと柔らかな耳元に再び唇を近づける。 「伊藤君を気持ちよくできますし・・・・・ね?」 「しちじょっ・・・・・・・!!」 吐息混じりに囁かれた言葉にカアァァァァっと一気にまた沸騰してしまう。 モジ・・・・ッと啓太は正面を向いて俯くと、チロリと七条の舌が啓太の耳を捉えた。 「ぁ・・・・・・・・・・」 ゾクゾクと腰から首筋にかけて甘い空気が這い上がってくる。そのまま耳たぶをチロチロと舌先で弄ばれて甘噛みされて啓太は瞳を潤ませた。 「ゃ・・・・・・七条さん・・・」 「・・・・僕の手・・・・今日は自由にしてもいいんですよ?」 「し・・・七条さんの手を・・・・?」 「ほら・・・・僕の手を使ってみたいでしょう?・・・・ね?・・・・啓太君・・・」 甘い甘い囁きにビクッと肩を揺らしてしまう。 名前を呼ばれてしまった瞬間には 意を決したように啓太は瞳をギュッと閉じた。 まるで誘われるように促されるがままに・・・・・啓太は握った七条の手を自分の口元に運ぶとチュッと小さく口付ける。 「啓太君・・・そう・・・・今度は自分の身体に触って欲しくありませんか?」 「さ・・・・触って・・・欲しい」 トロンとした瞳のまま小さく頷くと啓太は空いた片方の手で自分のシャツをめくりあげて外気に晒し、自分の胸の突起に相手の指を持ち上げて添えさせる。自分の手を上下に動かしてクリクリっと突起をやんわり潰すと自然と呼吸が荒くなってしまう。 「んぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・」 大きい手をなかなか思うように動かせず、もどかしさを感じながらも懸命に自分の胸の突起に相手の手を擦り付ける。気持ちはいいものの興奮だけが先走り呼吸は荒いが、跳ねるような快感は得られず涙目になってしまう。堪らず身体まで指に合わせて上下に揺らしてしまって・・・・浅ましい自分の姿を想像して更に下半身に熱が集まってしまった。 「興奮してるでしょう?・・・・啓太君。」 「・・・はぁ・・も・・手動かして・・・」 「おや?僕の好きなようにしてもいいんですか?」 「臣さんの手で・・・俺を弄って・・・・っ」 「こうですか?」 「んぁ・・・・あんっ」 クリクリっと円を描くように突起をこねられて啓太の手は力を失いそうになるものの両手でシャツを思いっきりめくり上げてせがむように胸を突き出した。その態勢がまた気道を圧迫し更に呼吸を荒くさせて興奮してしまう。啓太は七条の首筋にフワフワの癖毛を擦り付けながら胸から来るジワジワした刺激に身をよじらせる。引っ張られたかと思えば強引に潰されたり摘まれては回されたり・・・・綺麗で大きな手がクリクリクリと細やかに動き、翻弄されてしまう。 「あっ・・はぁっ・・はぁあっ・・もっと弄ってっ」 「啓太君は本当にココを触られるのが好きですよね。・・・ほら・・こうしてほしいんでしょう?」 「あぁっ・・・イイ・・・・」 中指と親指で摘んだまま左右に捻りつつ人差し指で先端を突かれると啓太の身体が大きく跳ね上がり震える。快感の波の行き来が激しさを増し耐えることなく与えられ続ける胸から来る快感に微かに足が広がり・・・・ 「あぁっ・・あぁっ・・・ダメぇっ・・・」 「このままイって・・啓太君・・・・・」 落ち着いた様子でうっとりした七条の声とは裏腹に啓太の双尻にはズボン越しにはちきれんほど大きく硬みをもった七条自身の存在を感じて、それを知ってか擦り付けるように押し付けられて更に煽られ・・・・啓太は鼻から抜けるような声を上げたと同時に身体を硬直させたかと思うと、次の瞬間にはズボンの中をグショグショにしてしまったのであった。 「・・・・・・あっはぁ・・・・はぁ・・っ」 「すごい・・・・・啓太君。ここだけでイってしまいましたね。」 ズボンの中の気持ち悪さに雫を頬に伝わらせる恋人を優しく抱きしめながら七条はそのこめかみにチュッと音を立てて口付けをすると、片方の手で啓太のいやらしい染みの出来たズボンのチャックを下ろして自身を取り出す。 「あっ・・・・待って・・・まだ・・・っ」 「だってココはまだ触れてないでしょう?触ってあげますよ・・・・」 「やっ・・・・・だめですっ・・・・ああぁっ!」 力の抜けていた両手で七条が啓太自身を握るのを遮ろうとするが、いとも簡単に突破されてしまいクタリとなっていた自身をギュッと握られてしまう。 さきほど放った白濁したもので濡れていた啓太自身をクチュクチュと遠慮なく音をたてて擦り上げられ、すぐに元気に硬みをもってくるのを恥ずかしく感じながら啓太は下半身をやっと触ってもらえた喜びに腰を震わせた。 「あっ・・・あっ・・・あん・・・」 「すぐに硬くなっちゃいましたね・・・先走りも凄い・・・この音聞いて下さい」 「やぁっ・・・いやぁっ・・・・」 耳に届く水音を振り切ることもできず啓太は首をふって雫を散らせる。何度も何度も扱かれては先端を爪先で弄られる度にぷっくりとそこから白濁した液が溢れてしまう。気づけば腰を突き出してその手の動きに身をゆだねていた。 片方の手では啓太自身を握り根元から上に扱き、もう片方の手で際立った突起を弄る。 「あぁっ!・・またぁっ・・・イっちゃ・・・・あああっ」 首筋を七条の唇が吸い上げた途端にビクビクと震えた啓太自身は、今度は啓太のお腹を濡らしてしまう・・・啓太は思考もぼんやりと荒い呼吸を繰り返していた。 「それでは啓太君の一番可愛い部分を出しましょうね。」 「え・・・・わっ」 啓太のズボンのウエイトに七条の両手がかかったかと思うと、すんなり膝上辺りまで下ろされてしまう。七条の言わんとしていることを理解すると啓太は顔を赤く染めてしまう。それでもこの半端な脱がせ方にポヤポヤした思考ながらも少々疑問にも思った時、七条の両手が啓太の膝裏を持ち上げて大きく開かせたのだ。 「なにっ?・・・・臣さ・・・・っ」 「ふふっ・・・・啓太君の可愛い部分があらわになったでしょう?」 七条の言う通りズボンは足に絡まっているだけのようになり、両足が高く上がる事によって啓太の可愛い蕾がしっかりと外気に触れている。しかしこの格好はどうにも啓太の羞恥心を煽った。 「ほら・・・啓太君。足を持ってみて・・・・ね?」 「いやですっ・・こんな恥ずかしい格好・・・っ」 「ねぇ・・・啓太君。お願いです・・・・・」 「うぅ・・・・っ」 耳元で懇願されると啓太も弱い。羞恥と闘いながら啓太は震える両手で七条の持つ自分の膝裏を支えた。すると七条の手は待ってましたとばかりに啓太自身の陰袋をモミモミと両手で揉む。 「ひゃ・・・・・変なところ触らないで下さいっ」 「ここから啓太君の甘い蜜が出てくるんでしょう?変な所なんかじゃありませんよ。」 「〜〜〜〜〜っ」 恥ずかしくて堪らず、啓太は涙目を固く瞑った。 「んっ・・・・・・・」 七条の指が啓太の蕾の周りを優しく撫でるように擦る。 「ここでいつも僕を熱く気持ちよく咥えてくれるんですね・・・・」 「やぁ・・・・恥ずかしいですってばぁ・・・っ・・・・んっ」 ズプ・・・・・・っと七条の指が侵入を開始する。トロトロと先走りのおかげで濡れた蕾は難なく七条の指を受け入れ締め付ける。長い指が深く突き、中を上下左右に動き回ると啓太の息が熱く更に荒くなってしまう。 「あぁっ」 指を中で曲げられると堪ったものではない、腰がプルリと震えると合わせて啓太自身も揺れる。指の数は叙々に増えていきバラバラの動きを中でされれば身をよじって耐える。 「も・・・臣さんので・・・イきたいからっ・・・やめ・・」 「ダメです。僕の指でイって下さいね・・・啓太君の大好きな僕の手で・・・・」 今度は七条の指は啓太の中を深く突き上げ始める。浅く引いたかと思えば思いっきり指の根元まで突き上げ、また引いては激しく突き上げた。それはだんだんスピードを上げていき、中の奥のほうを絶え間なく突き上げる。 「やぁっ・・・イく・・またぁっ・・・あぁあぁあぁっ!」 泣き叫ぶように喘ぐと啓太自身から勢いよくビュッビューと三度目の放出を果たしたのであった。キュウキュウと余韻を残すように啓太の蕾は七条の指を締め付ける。七条は満足そうに微笑むとイったばかりの身体を少しだけグニグニと奥で動かしながら啓太の耳を舐め上げた。 「ふぅうっ・・・・おみさ・・・」 「さぁ・・・そろそろ・・・僕も中にいれてください・・・啓太君・・・・」 「も・・・だめ・・・・無理です・・」 「そんなイジワルなこと言わないで下さい・・・・ほら、ここもこんなに大きくなってるんですよ?君がとても可愛くていやらしいから・・・・」 グイグイと啓太の双尻から腰にかけて先程から腫れ上がっている七条自身を擦り付けられてゾクリとする自分の身体に啓太が歯止めをかけられるわけもなく。三度も手でイかされてしまったことにも、ひどく羞恥を覚えた。 耳元でクスリと笑む七条の声が聞こえる・・・・ 七条の手は、綺麗で大きくて優しくて 長い指も動きも とてもいやらしいものなんだと 啓太が身体と心で実感した・・・・・ そんな春の午後の事だった。 今回は前戯重視の七条の手ネタでございますv 啓太はタイピングをしている時の七条の指の動きとか懸命に見つめています。 紅茶をいれるときとか・・・・本人に気づかれないように見惚れているつもり それでも、バレバレなんでしょうね(笑)七条さんは知っていて知らないフリをしていると思います。 可愛いなぁ啓太ぁ〜(*´д`*)ハァハァ この後も何度もイかされちゃってますvvすぐにエチーしたがるカッポーですv |