「ん・・・・・・・・・」 くぐもった声を上げると伊藤啓太は、布団の中でもぞ・・・っと身体をよじらせた。 今・・・何時なんだろう・・・・? そう頭に緩やかによぎりながらも啓太は覚醒しきらない思考のまま布団の中で静かにしていた。この布団を抜け出すと冷えたい外気が待っている。そう考えると心なしか億劫になってしまい、そのまま浅い夢を見続けていた。 ふと・・・・・片手が何かに触れたので啓太はビクッと少々身体を硬直させる。 ・・・・・たってる。 そういえば・・・・七条さんと恋人になってから 自分で触った事なかったっけ・・・・。 啓太はほとんど無意識に片手でズボンをずり下ろし始めていた。 腰を少しだけ浮かせて下着を下ろし、両足を使って下にズボンをやんわりと蹴る。そして直に自分のものに触れてみた。 「はぁ・・・・・・・・・」 まだ熱のこもらない息を小さくはくとユルユルと布団の中で扱てみる。 しかし、一向に快感には繋がらず・・・・・・ 七条さんにしてもらったら直ぐにイっちゃう時だってあるのに・・・・ 少しばかりムキになった啓太は布団を両膝を曲げて持ち上げて自分自身の周囲の布を離してみた。そしてその体勢のまま、もう一度自分自身を早めに扱き先端も指先でクリクリっと刺激してみた。 「ん・・・・・・・・・っ」 そこでやっと快感の波が啓太の下半身に広がりはじめ啓太は叙々に荒くなっていく息を押し殺しながら開放に向けて自分自身を刺激し続けた。ジュッジュッと卑猥な音も室内に微かに響きそれがまた啓太自身を煽る。 「ぁ・・・・・・ぁはっ・・・・・・・・」 自身の幹に先走りが伝いグショグショになった頃には布団はベットから床に落ちていた。外気に触れるほてった肌を持て余しながら、なかなか絶頂を迎えられない自身を細めで見つめた。 イけない・・・なんで? 啓太は生まれて一度も自分で触った事のない秘部に片手をソロッと動かして触れてみた。 「あ・・・・・・・・」 蕾が嬉しそうにひくつくのが分かる。 啓太は蕾の周囲をなぞるように中指を動かし・・・・・その中に指を浅くもぐりこませた。 「ぁんっ」 こうなると止められない。 啓太は両足を大きく広げて自分の中に指を出し入れさせた。 先走りのおかげで指が深く侵入するので、奥を時折グリグリしながらクチュクチュと音をたてて激しく指を動かし、身を震わせる。その指の数も一本では足りず気づけば三本も差込つつ、空いたもう片手を上着の視下に忍び込ませて胸の突起を大胆に弄った。 「あっ・・・・はぁ・・・あぁんっ・・・・」 太股が快感で震えるのが目に入る。 啓太は瞳をギュッと閉じるといない恋人を想いながら指をますます強く自分に打ちつけた。 「イっちゃう・・・・おみさぁん・・・おみさぁ・・・・・はぁっ」 双尻の間から雫ががどんどん伝い、中を突く度にぱちゅぱちゅと水音が鳴る。 そして啓太自身がプルプルと震え、限界を訴えながら涙を流す・・・その寸前だった。 コンコンコン 「!?」 確かに聞こえたノック音。 慌てた啓太は瞬時に両手を離すとスプリングの勢いをかりて起き上がり、床に落ちている布団を握って引き上げる。そして、すぐに下半身に被せるとノックが聞こえた扉に視線を送った。 鍵を回すような音が聞こえたと思った時にはドアノブを回されていて、隙間から綺麗な銀髪の彼の顔が覗く。 「伊藤君・・・おや?起きていたんですか?」 「し・・・・七条さんっ!?なんで・・・・!?」 「今日は君を起こしてあげようと思って早く迎えにきたんですが・・・・」 七条はズカズカと中に入ってくると啓太の顔を覗くように身を屈める。 そして眉をひそめると、そっと啓太の額に大きな手を添えてきたのだ。 「熱・・・ですか?とんでもなく顔が赤くなっているようなんですが・・・。」 「へっ!」 赤面している啓太の心境はとんでもないことになっていた。それもそのはず・・・ついさっきまで愛おしい恋人の名を呼びながら、自分のモノを慰めていたのだ。心臓もバクバク鳴り響き耳から飛び出さん勢い。頭もグルグルし始めてしまい、この状況の危険性を知らせる警報が鳴り響いていた。 絶対にバレてはいけない。 そう決め込んだ啓太はすぐに首をものすごい勢いで縦に何度も振った。 「な・・なんか熱っぽいかも・・・・・なんて・・・・・」 はははっ・・・と乾いた笑いでどうにか誤魔化そうとしてみる。 なんだか妙な罪悪感。 すると布団を握る拳の上に、七条の手が移動してくる。そして心配そうに眉をひそめたまま首を傾けると顔を鼻先がくっついてしまいそうなくらい近寄ってくる。 「大丈夫ですか?」 七条の瞳を啓太はドキドキしながら見つめ返した。 啓太の熟れた蕾がジュンと熱を帯びてしまう。気を抜くと恋人に弄ってほしくてウズウズしそうなのを我慢しながら啓太は必死で理性を保った。 そんな啓太を他所に七条は笑顔で静かに見つめている。 啓太はなぜか心がざわめいてしまう。まるで、何もかも見透かされているかのような錯覚に陥りそうだ。 嫌な予感がして慌てて布団を握りなおす。 「お・・・俺は大丈夫なんで今日は先に学園に行ってくださいっ!今から準備しないといけないし・・・それに熱だったら七条さんにうつしちゃうと悪いですし!だから・・・・っ」 早く部屋から出て行って欲しい。啓太は双尻に直接当たる布団とシーツの妙な違和感にモジモジしながら切に願った。しかし、啓太の望む行動を七条は一向に起こさない。そのかわり、とても艶やかな笑顔になる。 「いえ、僕の心配はいりません。それよりも伊藤君の身体の方が心配です。」 「だから・・・だいじょ・・・」 「だって伊藤君はズボンと下着を下ろしてしまいたくなるほど、身体が熱いんでしょう?」 「へっ!?」 七条が笑顔で指を差す方向を慌ててみてみると、そこには布団からはみでた下着とパジャマのズボン。 カアアアアアアっと一気に啓太の顔は耳の先まで赤く染まった。啓太は握った布団を頭からかぶって顔を隠す。しかし美味しそうな恋人を見逃すはずがない七条は、表情を何一つ変えないまま布団を躊躇なく取り除いてしまう。一瞬のことで啓太はすぐに反応が出来ずにいたが、外気の肌寒さに我に返り咄嗟に股間を両手で覆った。下半身だけを露出した啓太が身を縮こまらせてプルプル震える様子がまた妙に可愛い。 「これはこれは・・・・」 七条は顎に拳をあてながらニッコリ笑むと啓太を追い込むようにベットに片足を乗せた。そして言葉を発することが出来ないくらい羞恥まみれの恋人に顔を近づける。 「もしかして・・・・・お―ん――を慰めていたんですか?僕がヤキモチを焼くことを知っているのに?」 啓太の心に罪悪感がズッシリと乗りかかる。 微かに震える唇を必死で動かして言葉を発した。 「あ・・・・朝・・・・・・・・起きたら・・・・」 「たっていたんですか?ふふっ・・・若いんですね。」 「そ・・・っ。そんなの・・七条さんだって・・・・」 「もちろん。僕も若いですからね。君のことを考えるだけでも勃起してしまいます。」 「ぼ・・・・・っ!」 サラサラ流れる川のように七条の口からいやらしい言葉が直接響いてきて、啓太はますます涙目になってしまう。そんな様子の啓太を他所に七条は瞳を細めると小さく「さて・・・・」と呟いてベットに本格的に乗り込んでしまう。 「そのままでは辛いでしょう?僕がたくさん飲んであげますからね。」 「へっ・・・・いや・・・わわぁっ!!!」 宣言した後の七条の行動はとてつもなく早かった。 啓太を思い切りうつ伏せにひっくり返すと、瞬時に寝そべり啓太自身に口を添えたのだ。 突然のことに思考が追いつかない啓太は暫く放心していたが現状を把握した時は驚きを隠せなかった。自分から下半身を恋人の口に押し付けているようなそんな体勢に焦ってしまう。思わず腰をあげようとするが、それは七条の大きな両手が許さない。腰にしっかり吸い付いて離さないのだ。 「あぁっ・・・しちじょさ・・・っ」 七条の舌が啓太自身を舐め始める。裏袋から先端に渡るまで丁寧に何度も行き交いする。新しい熱に啓太はビクビクと腰を跳ねさせた。 「ああん・・・・だめ・・・だめぇ・・・っ」 「授業に出る前にしっかり搾り取ってさしあげますね・・ふふっ・・・」 「んああぁ・・・やぁ・・んっ」 目覚めたばかりの身体に刺激の強い快楽。 自分自身をあの綺麗な唇で咥えられ舐められて、啓太は無意識に腰が前後に揺らいでしまっていた。それを確認すると七条は艶やかな笑みを浮かべながら益々ねっとりと嬲るように啓太自身を貪る。先端の割れ目に舌先をチロチロと這わせながら大きく飲み込んで時折きつめに吸い上げる。 「あぁっ!・・いい・・・気持ち・・いっ・・・」 一心不乱に啓太が七条の口内に自身を咥えさせたまま腰を揺らす。 ただただ快楽を追う姿が艶かしく七条の瞳に映っていた。 七条はソロソロっと指を動かすと啓太の熱い蕾に触れてみると啓太自身が口の中で大きくなる。七条は濡れているのを確認して一気に指を奥まで入れた。 「ひゃ・あぁあっ・・・ああぁんっ」 啓太の背中がしなやかに反って震える。 七条は啓太の中に指を収めたまま中を小刻みに前後に動かしてこれでもかというくらいイイところを擦った。 そして気持ちの高ぶるまま激しく口を動かすと、だんだんと啓太の甘い喘ぎ声が切羽詰ったものへと変化していった。 「あっ・・・はぁっ・・でちゃう・・・・・・・腰とまんな・・・っ・・」 鼻から抜けるような甘みを含んだまま艶のある声をあげると、啓太は七条の口内めがけて精液を放つ。 「ああぁ・・・ああああんっ」 七条はそれを美味しそうにストローを啜るように口を窄めて味わう。その度に啓太の腰がビクビクと快感に唸った。股間部分から「ご馳走様でした。」と呟く声に羞恥が増してしまう。 啓太は身体を微かに痙攣させながら荒い呼吸を繰り返し、七条にされるがままベットにゆっくり仰向けに寝かされた。 「はぁ・・・・ごめんなさ・・い・・・・」 「何がですか?」 呼吸が落ち着いてきた啓太は申し訳なさそうに身体を縮こませて七条を見つめる。 「腰・・・・とまんなかった・・・から・・・七条さんの口に・・・」 「気にしないで下さい。美味しかったですよ。」 再び顔を赤くする啓太に七条はクス・・・と小さく笑うと眉をひそめて人差し指を啓太の唇にチョコンとのせた。首を傾けるその表情は笑顔ながらも寂しそうな雰囲気を醸し出している。 「でも、伊藤君・・・・今度からは勝手に自分のものを慰めてはいけませんよ?・・・・僕がいるんですから・・・・ね?」 「あ・・・・・」 啓太はさっきまで感じていた罪悪感を再び胸に感じ、シュンとうなだれた。 「七条さん・・・・ごめんなさい。俺だって・・・七条さんが一人でしてたら寂しいなぁなんて思うのに・・・・俺がしちゃって・・・・・」 七条はニッコリ微笑むと啓太の頭をそっと撫でた。その手つきは本当に優しくてフワフワの啓太の髪の毛が嬉しそうに揺れる。 「伊藤君も寂しいと・・・・思ってくれるんですか?」 「もちろんです・・・・だって俺は七条さんの・・・こ・・・恋人・・・なんですから。」 「・・・・・君は本当に優しいですね。」 「優しいとかじゃなくて・・・・七条さんが好きだからですっ」 強い快感に暫く動けないであろう啓太が懸命に七条を見上げながら力説する。 その姿がとてもとても愛おしくて七条は蕩けそうなほど笑顔を緩めると口元に人差し指をあてて首を傾けた。 「では・・・・僕が大好きな伊藤君。」 「はいっ」 「・・・絶対に自分のモノを触るなとは言いませんが・・・・次回からは、僕がいるときにお願いします。」 「は・・・・・・・・・はい?」 「もしくは、僕に声が聞こえる範囲で・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」 瞳を大きく開いて理解に時間をかける啓太を嬉しそうに見つめながら 七条は 「僕は寂しがりですから。」 と・・・・・・・・・・一言つけくわえた。 どうしても書きたかったオナネタ☆ 腰を振る啓太ってかなりの萌え・・・・vvv 寂しがりな七条さん。啓太のオナをしって自分も見たかったなぁっていう気持ちでいっぱい。 |