carmine
「暖かくていい部屋だ」
少し緊張の混じる声で呟くソーをじっと眺める。
郵便局の地下にある部屋は大きくはない寝台と小卓、それに数点の生活用品のみが置かれた質素な部屋で、彼の見事な黄金の髪と高級な衣装は酷く不釣り合いな対比を醸し出していた。
「緊張しているのか?」
そう問うと日頃の快活さが嘘のように、言葉少なに否定される。僅かに伏せられた瞼、陰影を作る長く濃い睫毛、うっすらと染まる頬、柔らかな薄紅の唇――。まだ誰のものでもない初々しいその姿は自分に野蛮な欲望の炎を灯していく。
一目見た瞬間から愚かにも自分は囚われてしまっていた。ニューヨーク州で自立に憧れながらも優雅に暮らす作家志望の娘。一人娘であるソーを溺愛する実業家のオーディン、幼馴染であり、おそらくは長年この雄々しくも美しい令嬢に想いを寄せているであろう眼科医のファンドラル。愛されながら育った彼は明るく優しく、心はまるで暖かな日向のようで。暴力的な父親とただ従属するのみの母、作物の育たない凍てつく不毛の土地、クリムゾン・ピーク(真紅の丘)で育った自分とは何もかもが対照的だった。全てを知った彼の父に手切れ金を渡され、心無い言葉で彼を傷つけた。また流浪の日々を過ごせばいい。そう思っていた。くたびれた靴を磨き、古い衣服に手を入れ、粘土掘削機への出資者を探せばいい。だがどうしても諦めることは出来なかった。発明への出資金と愛する娘。その二つを手に入れるために"また"私は罪を犯した。オーディンの葬儀の際、ソーを慰める私を見つめるファンドラルの眼差しは懐疑の色に満ちたものだった。
「ソー」
酷く柔らかな声音が俺を呼び、髪をそっと梳いていく。
今夜どうなるのかもわかっていたし、口づけだけなら何度もしてきた。ドレスを際どい部分までめくられ、白く太い腿をゆっくりと愛撫されたこともあった。身体を洗う際、どこからか自分を見つめる眼差しがあることにも気付いていた。その目線の熱さにいつも胸の先端は視姦される羞恥でぷるんと大きく勃起し、桃色の卑らしい肉粒に変化してしまっていた。夫であるロキを受け入れる筈の肉尻の奥もひくりと熱くなり、ふるふると大ぶりな尻たぶを震わせてしまっていた。父の喪に服す自分を気遣い、彼はそれ以上の行為をすることはなかった。夜、就寝すると必ず惑うように自身に手が伸ばされる。だが齎されるのは柔らかな口づけだけで、その紳士的な態度は自分を安堵させる半面、すべてを与えることに未だ躊躇を覚える自身への侮蔑めいた感情にもなっていた。
「な、なあ。もう少し話をしないか?」
「…構わないよ」
寝台の上で今にも押し倒されそうになりながら必死に言葉を紡ぐ。
「まっ、前に、俺に言っただろう?登場人物たちが感情的すぎるって…」
「君の小説は独創的でおもしろい作品だったよ。貶したのは本意じゃなかった」
冷たい指がドレスの裾から密やかに潜り込んでくる。みっちりと肉の詰まった太ももをなぞる様に触られ、それだけ熱い吐息が漏れ、びくびくと震えてしまう。
「あれからっ…俺も考えたんだッ…んっ…確かにお前の言う通りだって…っ」
「それで…?」
「今、推敲し直してるんだ…だからそれが終わったら…ッ!? 」
目の前で大きく自分の淡黄色のドレスがめくりあげられる。下着を強引に剥かれ、露わになった自身の股間をロキの形のいい頭が覆い、ねっとりと熱く柔らかな何かに自分の陰茎が含まれる。
「ひあッ!」
もっとも敏感な花芯を嬲られ、とっさに口淫する夫となる男の頭を手で押さえたまま強く身体が揺れ動いてしまう。
誰にもそんな場所を触られたことも口づけられたこともなかった。細身で自身よりも僅かに上背のないロキをいつでも跳ね除けられる筈だった。だが予想以上に男の力は強く、そのままぬぽぬぽと薄赤い唇で竿を卑らしく上下に抜かれてしまう。
「やめろっ!いっ!嫌だっ!!ひっ!ひんッ…!!」
「んっ…君のようなお嬢様は日ごろどういう風にして自慰をしているのかな…屋敷に来てからの君をずっと観察していたけれど…一度もそんな姿を見せたことはなかったね…」
「ひあっ!あっ!ああっ…!そっ!そんなこと俺はしないッ…!!」
「ふふっ…自慰もしたことがないのか…ならばこれから私がいつでも君を慰めてあげるよ…ドレスの裾をいつでもめくればいい…下着を履いていない姿で抜いて欲しいと頼んでごらん…」
「やあッ!いやだ!あっ!あううッ!父上ッ!ちちうえッッ!!」
嬲られながら咄嗟にもういない父親の名前を叫んでしまう。途端ぱんぱんに膨らんだ桃色の陰嚢を強くつかまれ、ずちゅずちゅと口腔と舌を使い、誰にも触られたことのなかった肉棒を激しく犯され、吸引され、男の口の輪で強引な抜き差しをされてしまう。
「あっ!ああっ!あんっ!あっ!あっ!あああんッッ…!」
「ああ、ソー…君の先っぽからたっぷりと汁が垂れてきた…卑らしいお嬢さんだ…初めてなのにこんなに感じて…真っ赤に充血した亀頭の鈴口がぱっくりと口を開けているじゃないか…ここに舌を挿れたら…どうなるかな…?」
「ッッ!? やめてくれ!そんな…ッ!そんなのいやッ…ふあッ!あああうッ!!」
ドレスの裾を大きくめくられ、両の太ももを左右に押し開かれた姿のまま、びくん!びくっ!と強く身体が震え、徐々に弛緩していく。
「父上…っ…父上ッ…」
泣き叫ぶことはしたくはなかった。顔を寝台に押し付け、溢れ出る熱い涙を白いシーツに吸わせながら、何度も何度も助けを求めるように父の名前を口にする。
「ちちうえ……」
ぐりゅっ…と鈴口に挿入された舌先が抜かれるたび、達した自分の恥ずかしい雌蜜が竿からあふれ、びゅくびゅくと淡黄色のドレスをけがしていく。
「ソー、君が初めて私に犯されて出したものを全部飲むからね…君はあんなに自信家で豪放磊落なのにベッドの上ではひどく内気で…そういう所も堪らないよ……嬲られただけで泣いてしまうなんて…余程恥ずかしいんだね……恥ずかしがりやな君がちゃんと普段ここを洗えているかどうか…私の舌で確かめてあげるからね…」
ひくん、ひくん、と淫らな射精を続ける自分の肉棒にちゅっ、と音を立ててロキが口づけ、べろりと出した舌で亀頭冠の溝をれろれろと執拗になぞっていく。
「ひッ!いやだっ!!んうっ!あうっ!あんっ!んうううッ…!」
愛し合うことを事前に分かっていた筈なのに、すべてを奪われるようにして抱かれることは予想外で、むっちりとした大きな肉尻を手で押さえつけられ、その上にぷるんと勃起した竿をずちゅずちゅと湯気を立てながら激しく口腔で吸引され、射精した蜜を飲まれ、舌先で卑らしく竿全体をしごかれ、味わわれ、自分の抗う心に反して徐々に白い肉尻のはざまにある桃色の肉穴がむちっ…と熱くひくひくと熟れていく。
「あっ!あっ!あんっ!ああっ…!」
暖かな蝋燭の明かりで彩られた小さな部屋で淫猥な喘ぎが何度もこぼれ、自分の誰のものでもなかった肢体がじっとりとロキの色に染められていく。
「やっぱり嫌だ…」
たっぷりと精を吸われたあと、犯され、萎えた竿をだらりと垂らした姿のままそんな懇願を口にする。自分の白濁とした蜜で濡れた肉肛門はてらてらと光り、激しい凌辱で肉尻の狭間でむんむんに熟れ、あとは夫となる男に貫かれるだけになっていた。
「……」
少し困ったように眉尻を下げてロキが笑う。その表情から目を反らし、震える指で乱されたドレスを直す。
「…ッ…」
自身を守るように背を丸め、涙の跡を拭っても心の中の屈辱は消えず、混乱と怒りでまたじわりと涙腺が緩みそうになる。
「君はやはりどこまでもお嬢様だな。自分の主張が常に優先されると思ってる…」
ぽつり、と皮肉を含んだ静かな声が部屋に響く。
様々な本の中で、暗喩や直喩で、そういった場面を目にしてきた。ただ幸福で甘やかなものが待ち受けているだけだと思っていた。だが予想に反して、穏やかで優しかったロキの求愛は激しく、容赦のないもので、文字通り、すべてを奪われるのだと分かると途端怖気づく気持ちが湧いてくる。父である今は亡きオーディンに、温かく自分を見守ってくれた幼馴染のファンドラルに、ここから助け出して欲しかった。夫となったロキが、まるで見知らぬ男のようで、酷く恐怖を感じていた。
「ソー、私は常に不安なんだ…」
穏やかに語りかけながら繊細で柔らかな男の手がパールグレイの絹のアスコット・タイを解き、白木綿のシャツの胸元を大きく開ける。乱れた漆黒の髪の隙間から覗く灰緑の瞳は宝石のように美しく、同時に雄としての荒々しさにも満ちていて、初めて間近で見る引き締まった男の胸板の生々しさといい、見つめ返すことが出来ず、気まずげに俯いてしまう。
「君に"印"をつけないと…誰かに奪われてしまうんじゃないかと心配で…」
「しゃッ…社交界で異端児扱いだった俺に求婚してくれる物好きなんてお前くらいだ…」
「君の父上が必死に君を守ってきたからね、それに君の幼馴染も…だから誰も君に触れられなかった」
痩躯ながらも重く硬い身体が覆いかぶさるようにして自身に深く伸し掛かる。
「ソー…」
「ッ!? 」
肩にもたれ掛かるロキの顔はこちらからは見えないものだった。穢された下肢を隠していたドレスが乱暴にめくり上げられ、ぐっ…!と力強く両の膝裏を掴まれ、大きく左右に割り開かれる。経験はなくとも一目で分かる"男を受け入れる姿勢"に益々動揺が強くなる。
「やめてくれ…ッ!頼むから…っ…」
願いが遂げられることはないと分かっていた。男の白く細い手が黒いウーステッド地のズボンの前を寛げ、でろりと猛りきったなにかを取り出す。
「やッッ……!」
その凶悪なまでの大きさに恐怖で息を呑んでしまう。明らかに自分の肉棒とは違う、使い込まれた色の太く長く逞しい男根。亀頭のエラがぱんぱんに張り、何かをかきだすために肉傘がくぱりとひろがり、鈴口にはもうじわりと汁がにじんでいた。
「喪に服した君を私はずっと気遣ってきた…同衾が辛くてね。夜はいつも研究室に籠って掘削機の改良点を探したりして…」
「やあッ!!」
ぐちゅっ…と自分の肉穴に男の熱く硬い亀頭が押し当てられる。
「だが君はもう私の妻だ。今夜は受け入れてもらう…」
「待ってくれロキッ!!俺っ、怖いんだっ…!こんなことッ…」
「父上に助けを求めてもいいよ。君の幼馴染の名を呼んでも構わない。でも誰も助けには来ないからね…」
「ッッ…」
冷酷な宣言が為された後、ぐっ…!と肉尻の狭間に隠された穴の輪が押し広げられ、強い痛みともにずりゅッッ…!!と巨大なロキの男根が押し入ってくる。
「やあああッ!!」
びくっ!びくっ!と初めて味わう挿入の痛みで男の下で自分の汗まみれの身体がびくびくと揺れ動く。
「あっ!あッ……」
階上にある夜間の郵便局に人がいる筈もなく、誰にも救いを求めることもできぬまま、絶望の中で自身を凌辱する男に強くしがみつく。
「やあっ……!!」
貫かれた肉穴は酷く熱く、ずんっ…!ずんっ…!と上から押さえつけられるようにして黒ずんだ巨根を挿入されるたび、肉厚な桃色の輪っかがぐちゅうううっ…と勃起竿の形に広がり、少女から"女"にさせられた自分の身体を目の当たりにし、恥辱で涙が溢れてしまう。
「やっ!やあっ!やあッ…!」
「――いつも身体を洗う君の姿を見ていたよ…見られていることに気付くとすぐに豊満な胸の先端を尖らせて…頬を染めて…君のあんな姿を見るまでとても大きなお尻をしているだなんて気付かなかったよ…大きくて白くてぷるんと盛り上がって弾けるような弾力があって…お尻の穴もたっぷり見せてくれたね…皺のすくない肉厚な桃色で…未貫通の初々しいすぼまりで…ひくひくと卑らしく中のひだも震わせて…何度入浴中の君に襲い掛かって貫きたいと思ったことか…君は私が君を見ながら自慰していることに気付きながら自分の裸を見せていたんだ…」
「ちがうッ!違っ…!やあっ!? あっ!あっ!あんっ!ああッッ!!」
自身でも厭うほど大きな肉尻の上で、逞しい一物が交尾の為にずぽずぽと浅ましく上下し、生娘だった肉穴をたっぷりとむさぼり始める。
「ひっ!嫌ッ!痛いっ!ひっ!ひんッ…!!」
ぱんぱんぱんっ!と激しい抽挿音が自分のむっちりとした豊満な肉尻から漏れ、排せつに使う最も恥ずかしい部分を暴かれ、にゅぐっ…と勃起した肉根で敏感な内部を広げられ、亀頭で敏感な桃色のひだひだを一枚ずつねっとりとこすられていく。
「やっ!やあっ!やっ!」
わざと夫の竿の味を味わわせるためにゆっくりと子供の腕ほどもある卑らしい形をした肉茎がぬるうううっ…と抜かれ、中の肉ひだがにゅりにゅりと男の肉筋にこすられるその刺激で淫らにほてる身体がびくびくと震え、一気にまたずんっ!!と根元まで男根を肉穴にはめ込まれ、年輪状に重なるひだひだをわが物顔でにゅりにゅりとすり上げられ、たっぷりと生娘の尻を犯され、敏感な穴中を徹底的になぶられる動きに無意識に唇が開き、僅かに突き出した舌とともに熱い吐息が漏れてしまう。
「あっ!あっ!んむっ!んうっ…」
最も自分の好む、包み込むような優しい口づけが齎され、ずぽずぽと桃色の肉厚な肉の輪を貫かれ、亀頭のえらでむちむちの肉尻の奥にあるひだを卑らしくずりゅずりゅとかきわけられ、亀頭から根元まで味わわせる激しい抜き差しをずんずんと力強く繰り返され、大股開きをさせられた恥ずかしい結合姿のまま、ぶるぶると雄根をくわえたはしたない姿で尻を揺らし、瞳が挿入の痛みを凌駕する肉の悦びでとろりと濡れていく。
「あっ!? あああッッ!!」
そのまま最奥のぷるりとしたひだを暴かれ、亀頭でぐりゅっ…!と執拗に肉ひだが押しつぶされ瞬間、びくんっ!と全身に雷が走ったように身体が大きく揺れ、ドレスの下で桃色の乳頭がぶるりと勃起し、大きな肉尻で根元まで肉棒をくわえさせられたまま、甘い声とともに淫猥な汗がじわっ…と全身に滲んでしまう。
「やあ!やああっ!嫌だッッ…!やっ!やっ!やああっ…!」
笑みを湛えた壮絶なまでの美貌に見つめられながら、そのままむちむちのひだ奥にぶぶぶっ…と亀頭で振動を送られ、最も敏感な桃色の肉具を容赦なく責められる動きにびく!びく!と何度も汗まみれの豊満な肉尻が震え、陥落したかのようにくぱっ…と白く太い両足がだらしなく左右に開き、ずんずんと巨根に尻穴をほじられるたび、きゅんっ…!と桃色の肛門が切なげにしまり、甲高い喘ぎ声とともにひくん、ひくん、と強く足指が曲げられ、肛門を犯され感じているさまをたっぷりとロキに視姦されてしまう。
「やっ!あっ!あっ!嫌ああッ…!!」
凌辱の痛みによるこわばりが肉悦で解けたと知った瞬間、今までの鬱屈を爆発させるかのように激しく夫の腰がすりつけられ、足を大きく広げた恥ずかしい体位のまま、がくがくとむちむちの大きな白い肉尻が黒ずんだ肉棒で押しつぶされ、肉厚な桃色の肉の輪がぱんぱんにふくらんだぬめる一物にぐちょぐちょに犯される。
「ひあっ!あっ!ひっ!ひうんっ!ひんッッ…!」
ぐりゅっ!ぐりゅっ!と角度を変えながらひだ奥を責める亀頭の動きは強烈で、そこばかりを重点的にしこられ、何度も何度も穴中をずにゅずにゅと征服され、年輪状に重なる敏感なひだひだを逞しい肉茎でぐりゅぐりゅとかき分けられ、すっかり生娘だった身体が使い込まれたロキの逞しい肉棒のとりこになってしまう。
「あんっ!あんっ!あうっ…!」
「ふふっ…今度は二人で入浴しようか…君がその白くて大きなむちむちの尻たぶを左右に広げて桃色の肉厚なすぼまりをむちっ…と卑らしくむき出してくれたら中までこうしてたっぷりと洗ってあげる…亀頭で君はひだをにゅぐっ…と広げられて逞しい男根でひだひだを容赦なくずぽずぽとしこられるのが好きだからね…上気した肌で…この見惚れるほど綺麗な金の絹糸みたいな髪をふりみだして…奥の奥まで穴をしごいて欲しいって頼んでごらん…ひだのすべてに私の精をびしゃびしゃにかけてむちむちの肉ひだを種汁でねっとりと洗ってあげる…」
「嫌だっ…いやだっ…」
耳を塞ぎたくなるほどの卑猥な言葉をかけられ、身体だけではなく心も嬲られる。父上、と快楽の虜になりながらも必死に父の名を呼び縋るたび唇が奪われ、嫉妬じみた激しい交尾で肉尻をぬぽぬぽに犯され、未貫通だった肉の輪を貫通ずみの雌として熟れた肉輪に変じさせられていく。
「あんっ!んうっ!あっ!あんっ!あんッッ…!」
凌辱され、心は混乱と怒りで満ちているにもかかわらず、長い間なぶられ続けた身体はすでにロキのもので、黒ずんだ硬く太く腹につくほどそり返った逞しい肉棒をぬちゅぬちゅと出し入れされるたび、悦びの声が洪水のようにあふれ、とめられなくなる。自分の悦い場所を暴きつくした男は傲慢な態度でその悦い場所をこすり、ずにゅずにゅと激しくしこりあげ、ひだ奥までずんずんと亀頭で突きあげながらじっとりと俺の身体を変えていく。男の両手でも支えきれぬほどの恥ずかしい大きさの肉尻は何度もむっちりとした尻肉をもみこまれ、くぱりと穴をひろげられ、当然のような態度でごりゅっ…!とむちむちに熟れた桃色の肉の輪に太い肉棒を挿入され、敏感な入口を容赦なく犯されるその刺激で淫らな悦び声とともにびゅくりと自分の竿から雌としてだらしなく潮が吹き、ずぽずぽと肉肛門をたくましい一物で犯されながらびゅるびゅると小水のように肉悦の蜜を竿から出す、そのはしたない潮吹き姿もたっぷりと視姦されてしまっていた。
「あっ!あんっ!ああっ…」
「愛しているよ…君はこれでもう私のものだ…」
密やかな興奮が滲む声音で囁かれながらぶるっ…!と内部をうがつロキの肉棒が大きく膨張し、再度両足を強く抱え上げられ、ぱんぱんと浅ましい速さで肉尻を犯される。
「いやだっ!いやッ…!!」
内部をうがつ肉棒のその明らかな形状の変化に戸惑い怯えるものの、ロキの拘束は強く、汗と精にまみれた自分の肉付きのいい身体が男の黒ずんだ巨大な竿の出し入れにあわせてぶるぶると激しく揺れ、ひたすらぬぽぬぽと中の媚肉をこすられ、年輪状に重なる敏感なひだの内部をくちゅくちゅと亀頭で卑らしくかきわけられ、望まぬ心とは裏腹にきゅんきゅんとみだらに熟れた肉穴がしまり、官能にまみれた甘い媚び声を何度も漏らしてしまう。
「あっ!あうっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ…」
「ソー…ッ…」
「やあッッ…!! 」
菫の香る黒髪が頬にかかり、雪花石膏に似た艶めかしい白肌を持つ痩躯ががばりと自分に伸し掛かる。ずんっ!ずんっ!と容赦のない抽挿が始まり、どこか女性的な面差しを持つロキに雄として押し倒され、たっぷりと肉壺を犯され、"女"にされていく。
「やあっ!あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
ぶるっ!ぶるっ!と最も敏感に感じるひだ奥を硬い亀頭で突き上げられ、反り返るほどはった肉傘のえらでごりゅごりゅとひだを犯され、むちむちに育った大きな肉尻が肉悦で惚け、嬉しそうに桃色の肉厚な肉の輪でぬっぽりと勃起した一物をくわえ、ぶちゅ!ぶちゅ!と男の竿からにじんだ種汁をよだれのように噴きこぼし始める。
「んうっ!んっ!んっ!んう…」
"女"として一番感じてしまう最奥のひだに何度も亀頭のえらがあたり、所有を示すかのように肉厚なひだをぶりゅっ!ぶりゅっ!と黒ずんだえらがこすり、たっぷりと鈴口ににじむ汁をにじゅっ…と初々しいひだにかけていく。
「あっ!あっ!ああっ…!」
酷く大きな白い肉尻の奥にぬっぽりと存在する弱い部分を夫のたくましい肉棒でずぽずぽに責められ、穴奥の恥ずかしいひだひだまでけがされ、もう何も抗うことが出来なくなり、ただひたすら獣の交尾のようにロキの下で身体をぶるぶると浅ましい速さで揺すられ続ける。
「あっ!あああッッ!!」
ずんっ…!とひときわ力強く男の黒ずんだ太竿が肉尻に降り下ろされ、じゅぷっ…!とひだ奥が侵入してきた亀頭に容赦なく激しくこすられる。
「ああああうっ…!!」
寝台の上で甘い媚び声とともに汗まみれの身体がびくびくと震え、雌として犯された悦びから来る肉悦でびゅるびゅると自分の肉竿から勢いよく精が噴き出し始める。
「あっ…あっ…あんっ…」
とろりと惚け切った眼差しで虚空を見つめ、だらしない笑みを浮かべながら興奮した夫に豊満な肉尻をずんずんと上から激しく犯される。
「んうっ!んううううっ…」
肉壺を犯されたまま、びゅくびゅくと肉悦で竿から潮を吹く、その雌としてのはしたない潮吹き姿をじっとりと見つめられたまま、びくっ…と自身を抱くロキの腰が鋭く揺れ、艶めかしい解放の吐息とともにびゅうううっ…!と刺さるほどの強い射精が肉ひだにかけられ始める。
「やあッッ…!!熱いっ!あついっ!やっ!やっ!やああッ…!」
これ以上快楽にとろけた姿を見られたくはなかった。だが敏感なひだひだにぶちゅぶちゅとかけられるロキの子種は酷く大量で熱く、ねっとりと濃厚で、どぴゅどぴゅとかけられるたび、ぶるっ!と笑みの形にゆがんだ口端から舌が垂れ、自ら大ぶりな肉尻を種付けにあわせてぶるぶると浅ましく揺らし、より密接ににちゅっ…と結合部を交わらせ、肉厚な桃色の肉の輪で射精し続ける夫の血管の浮きまくった勃起一物をずちゅううう…と卑らしく締め付けてしまっていた。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ…」
犯す雌に媚びられた雄の情動が治まる筈もなく、射精しながらずにゅずにゅと竿を出し入れされ、ひだの一枚一枚までじっとりと犯される。厭うほど大きな肉尻が何度も揉みこまれ、種付けのためにぐぬりと伸し掛かられ、汁をびちゅびちゅと肉の輪から噴きこぼしながら激しく穴を勃起竿でほじられ、どぷどぷと肉尻の奥に小種を注がれ、まっさらだった身体が徹底的に雌として堕ちていく。
「んっ……」
長い種付けの後、やっと解放された身体は大量のロキの子種がびっちょりと全身にかけられ、ほじられすぎた肉穴は中の桃色の媚肉までひくひくと丸見えになり、中出しされた子種がひだとひだの間から卑らしくとろっ…、とろっ…と垂れ続けてしまっていた。
「あっ…」
私の妻、私のソー、そう幾度も嬉しげに呟きながら背後から身体が強く抱きすくめられ、乾いた口腔を潤すようにして唇を奪わる。
「んっ…んっ…」
"妻"として所有印をつけられた身体は抗うことを忘れてしまったかのように力が入らず、ただくたりとロキの痩躯に身を預け、肉尻をねっとりと撫でる夫である男の不埒な手の動きにびくびくと耐えながら互いの甘い唾液をくちゅくちゅと熱く交換し続ける。明日の朝、身も心も落ち着いたら強引に抱いたロキへの抗議を考える。だがきっと長年苦心してきた粘土掘削機の操業が上手くいった時のように、他愛のない笑顔で煙に巻かれてしまうだろう。
「ずっとこうしたかった…持たざる者である私が君を手に入れることは永遠にないと思っていた…夢のようだよ…」
「……」
愛情を込めた抱擁と熱い情熱のこもる言葉が自分の怒りを鎮め、より身も心も夫のものになっていく。
山頂に立つ荒れ果てた屋敷の侘しさはロキの持つ寂しげな雰囲気とよく似ていた。暗い部屋に明かりを灯すように、愛する夫の心を、あの凍り付いた屋敷を、暖かく照らしたい。官能的な口づけを与えられながらそっとロキの腕を掴む。すぐに重ねられる柔らかな手に安堵し微笑むと見惚れるほど美しい笑みが返される。酷く大切なものを扱うかのようにしっかりと抱きしめられ、事後の処理をされながら夫の胸に頭を凭れる。不自由のある暮らし、狭く質素な部屋での忘れがたい一夜。天国にいる父が見れば嘆くことなのかもしれなかった。だがとても幸せだった。