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ワシントンD.C.のアパートにはヒドラによるS.H.I.E.L.D.占拠事件以降も住み続けた。
只でさえ現代社会への適応に苦労している。これ以上環境を変える気にはなれなかった。隣人のシャロンはCIAに転職したことでここを去り、新たな隣人が当分現れる気配もなかった。



「途中までは上手くいってたんだ」
帰宅したことを告げると、1940年代を模した内装の自室から僕よりも僅かに背の高い男が現れる。夜でも光って見える見事な黄金の髪を一つに束ねて、Tシャツとハーフパンツを身に着けた同居人――同じアベンジャーズのメンバーであるアスガルド人のソーが、困ったように髪を掻く。
「まったく…」
笑いながら腰に手を充てる。彼が料理を失敗したのはこれで何度目だろう。簡単な調理でも必ず失敗してしまう。二人でレンジフードを食べればいい、そう進言して触れたくて堪らなかった彼の唇にキスをする。隣がまだ空室のままなのは幸いだった。彼は酷く大きな声を出す。両脚を大きく開いて、僕のペニスでずこずこと貫かれながら豊満な肉尻をぶるぶると揺すってはしたない声を次々に漏らす。最奥の肉ひだを亀頭でつつかれることが大好きで、たっぷりと突くとすぐにイッてしまう。最近は夢中になり過ぎて、彼の大きすぎる肉尻の中で乱暴に抜き差しを繰り返すことも増えていた。がむしゃらに腰を振って廊下にまで響くようなよがり声を上げさせて、ひだがイクたびにきゅんきゅんと絡みつく感触を堪能する。


"サーファー君が地球で活動するっていうからさ。アンタと一緒なら社会性も身につくかもしれないな"
初めはトニー・スタークの仲介によって始めた同居生活だった。
拒否することも出来たが、スタークの隣にいる邪気のない彼を見るとどうしても断ることは出来なかった。変化は少しずつ訪れた。任務を終えた自分を彼が出迎える。灯りのない部屋に帰る回数は格段に減り、無意識にアパートの自室の窓を見上げることも多くなっていた。お互いに異邦人で波長も合う。彼には世間知らずな部分もあるが、ハンマーを持つに相応しい高潔さと勇気と温かな心があった。キスをしたのは意外にも僕からだった。した後に自分の行動を恥じ、彼に嫌悪される前に謝罪するつもりだった。彼は少し驚いた顔をして、それから笑って、故郷であるアスガルドにも同性の恋人達が多数いることを教えてくれた。未経験だった僕を彼は優しく導き、最後僕は抱かれ過ぎて軽く失神した彼に伸し掛かり、びゅくびゅくと執拗な射精を繰り返した。


「スティーブ…ッ…夕食が…っ」
ハーフパンツの下は何も身に着けないように彼には命じていた。アスガルドの王子であった彼にとって国王である父親以外からの命令は新鮮なものに映るらしく、嬉々として彼はそれを受け入れた。薄いハーフパンツ越しに下着を着けていない豊満な肉尻がくっきりと見える様は彼を手に入れたばかりの僕を大いに刺激し、僕は何度も襲い掛かり、駄目だと僕を止める彼を無視してずんずんずぽずぽと勃起したペニスで彼の肉の輪を犯し、びゅくん!びゅくん!と最奥に大量の中出しをし続けた。一度たっぷりと種付けした後、はぎ取ったハーフパンツをもう一度身に着けるように強要したこともあった。彼は涙目で僕の精液でどろどろにされた大きすぎる肉尻にずるっ…とそれを身に着けた。むちむちとした太すぎる太ももはぶるんっ…と裾から大きくはみ出し、精液で透けたハーフパンツは彼のペニスや体毛をくっきりと見せつけていた。彼の顔を見ると屈辱と興奮が垣間見え、それは僕にぞくぞくとした感情を植えつけるものだった。異世界の王族であった彼が、古びたアパートの中で僕に性奴隷のように犯される。今まで嗅いだことのないような良い香りのする彼の長い髪に顔をうずめ、自分の欲望のままにうがち続けると雄としての野卑な本能が満たされるようだった。彼はどんなに嫌がっても、犯されると最終的に淫らにイキ続けてしまう。タフなセックスが出来る恋人を喜んでもいるようで、すべてが終わると甘いキスをねだり続ける。日ごとに独占欲が自分の中で強くなる。今よりも強い自身への戒めが必要なのかもしれなかった。



「あっ…!」
彼の声を無視して部屋の廊下に彼の身体を押し倒す。
「んっ…んッ…」
彼が好むキスを何度か繰り返して、無理やりハーフパンツをはぎ取り、重い両股を抱え上げる。
「君の声、ここでしたら部屋の外に漏れるかな…」
びんびんに勃起した男根をジーンズから取り出し、むちっ…と挿入を待つ肉厚な肉の輪に押し当てる。いつ見ても豊満なむちむちの肉尻にペニスが押し付けられているのは良い眺めだった。挿れなくてもそれだけで興奮してしまう。
「イク、イクって、いつもすごく大きな声が出るよね…」
「スティーブッ…、頼むからベッドの上で…っ…」
「つい最近キッチンでしたのに…?料理する君に近づいて、ハーフパンツをめくって大きなお尻と肛門をぶるっ…てむき出しにさせても嫌がらなかったじゃないか……上半身を調理台の上に押し付けた状態で後ろからガンガン突かれて何度もイッて、そのたびに君は自分の射精した精液でキッチンの床を汚してたのに…」
「だめだッ!やっ!ああッッ!!」
ずるんっ…!!と豊満な肉尻に無理やり肉茎を挿入する。
「ふっ……」
短く吐息を漏らし、見せつけるように舌で唇を舐める。
「あっ!あんっ!あっ!あっ…!」
彼の上でがむしゃらに腰を動かし、激しいピストンを繰り返す。正常位で繋がったまま、口でTシャツの前を噛んでめくり、ぶるっ…!とあらわになった大きめの乳頭をぐちゅぐちゅと舌で飴のように舐めしゃぶる。

「あん!あんっ!あっ!あんッッ…!!」
敏感な性感帯二つを同時に犯された彼の声がとろけるように甘くなる。
「あッ…スティーブッ…!あっ!あっ!ああっ!」
酷く気持ちが良くて夢中で腰を揺らしてしまう。ペニスで突かれるたび、目の前でむちむちの豊満な肉尻がぶるっ、ぶるんっ、と大きく揺れる。もっとブルブルと揺れているところが見たくて体重を掛けて伸し掛かり、グミのような弾力の乳首を強く噛みながらひたすら狭く熱い肉ひだの中を勃起したペニスでずりゅずりゅとしごき上げる。
「あっっ!!ひッ…!」
互いの腹の間に生温かい精液がかけられる。敏感な大きなお尻を犯されて彼がイッた証。びゅうびゅうと自分の膨らんだ肉棒から精液を出し続けながらいつも彼は豊満な肉尻をズコズコと僕のペニスで犯される。よだれを垂らして、大きな胸をぶるぶると揺らして、はしたない笑み顔で硬く勃起した男根を肉厚な肉の輪でむちっ…と締めつけながらイクイクと声を漏らし、潮噴きのように何度もびゅくっ!びゅくっ!と射精を繰り返す。
「すぐイクのにいつも強情だよね…」
笑いながら言うと涙目で睨まれる。そんな勝気な所も好きで益々惹かれてしまう。魅力的な異世界の神。嫌いな部分なんてなかった。だが僕以外にもそう思う人間は存在する筈だった。嫉妬が粗野な興奮となり、イッたばかりで敏感な肉の輪を強引にずりゅっ!ずりゅっ!と太い肉茎で押し開く。
「あっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
ずりゅううううっ…と年輪状の肉ひだを勃起したペニスで拡張された彼のよがり声が更に大きく、甘ったるいものになる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
最奥の肉ひだのしこりをじゅぽっ、じゅぽっ、と執拗なキスのように亀頭でつつかれ、にゅぶっ!にゅぶっ!と膨らんだ乳頭を口の輪でしごかれながら、僕に押しつぶされた大きすぎる肉尻がぶるぶるっ!ぶるぶるっ!と何度も最奥までうがたれることで卑猥な動きを繰り返す。

「あんっ!あんっ!あっ!あッ!あんっ!イクっ…!またイクうううッッ…!!」
扉のすぐ傍だという事も忘れて、僕のペニスの激しいピストンで彼が淫らな雌声を漏らしまくる。
「くっ……!」
むちむちとした弾力を持つ豊満な肉尻に根元までにゅぶっ…と肉厚な肉の輪で勃起した肉茎をくわえられ、そのきつく締め付けられた状態で中のひだひだをごりゅごりゅとこすり上げる。
「あっ!あッ!だめだっ…そこ駄目っっ……!!ひんっ…!ひんっ!イクっ!イクイクっ…!」
肉ひだの悦い部分をしごかれたことでペニスをくわえたまま、大き過ぎる肉尻がぶるんっ!ぶるんっ!と前後左右に揺れまくる。
「あひっ!あんっ!あんっ!ああんッッ」
舌を突き出し、淫らな笑み顔で感じまくる様があまりにも卑らしくて、ぱんぱん!ぱんぱん!とより抜き差しを激しく執拗なものに変え、ただでさえ敏感な彼の肉壺を徹底的にびちびちに勃起した男根でしごいてしまう。
「あっ!あっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
何度もずりゅんっ!ずりゅんっ!と最奥まで年輪状のひだひだをしごかれ、陥落した大きくてむちむちの肉尻が直情的な僕のペニスのピストンでずんずん…!ずんずん…!と肉の輪をハメられまくる。
「あひんっ!ひんっっ!!」
すべて見られていることに気付かない彼が酷く卑らしい顔でむちむちの豊満な肉尻を肉の輪ごとをずるん…っ!!と犯され、最奥までハメられることが気持ち良すぎて結合した肉の輪のすき間から発情した愛液をぶっ、ぶっ、と垂らしてしまう。
「あんッッ!!あんっ!だめっ!あっ!あっ!駄目ええええッッ…!」
自分のペニスにぬるりと付着した彼の愛液がより興奮を引き起こし、ケダモノのようにがくがくと腰を振り、敏感な肉壺をずこずこ!ずぽずぽ!とハメ尽くす。
「ひいんっ…!!」
絶妙に締め付けてくる媚肉の中で亀頭を荒々しく最奥の肉ひだにすりつけ、ずりゅんっ…!!と大きくしごきあげる。
「イクうううっっ…!!!」
部屋の外にまで聞こえる大声で、舌を大きくはみ出させた淫らな笑み顔で彼が達してしまう。
「…ッッ」
イク瞬間の媚肉の絶妙な締め付けで互いの身体がびくっ!びくんっ!と強く揺れ、イッた彼の顔を見つめながら支配した証としてその内部にびゅくううううっっ…と中出しを始めていく。
「あっ…ああッ…」
彼の肉尻の中の肉ひだはもう数えきれないほど僕の精液をかけられた筈だった。もう彼は彼自身ですら触れない場所まで完全に僕に犯され、僕のものだった。欲情した瞬間に無言で挿入しても彼は許してくれる。涙目で最奥のひだひだまでどろどろの精液まみれになりながら、満足した萎えたペニスをぬぷりと抜かれても、微笑み、大きな尻をぶるっ、ぶるっ…と淫らに揺らし、くぱっ…と僕のペニスの形に開いた肉の輪から肉ピストンでとろとろになった肉ひだを見せつけながら植えつけられた子種をどろっ…と垂らしてくれる。受精でより大きくなった乳頭もいつでも好きなだけ吸わせてくれて、彼が発情するように執拗にその二つのブルリと勃起した肉突起をくにくにと揉みこんでもじっと凌辱に耐え続けてくれる。そうしてまた貫通済みの肉の輪をずぷんっ…!と膨らんだペニスで貫いても、その大きな肉尻全体をぶるぶると犯される悦びで震わせながら僕の望むままにずんずんとハメ尽くされ、淫らな雌声でイキ続けてくれる。




「ソー、ずっとここに住んでも構わないよ。君がこうしてくれるなら…」
ナターシャが聞けば呆れるほど酷い言葉が口をつく。僕の恋人はすっかり僕の種付けに夢中で、あっ、あっ、と言葉にならない嬌声を何度もあげながらびゅくっ、びゅくっ、と敏感な肉ひだに種を執拗に植えつけられ、豊満な肉尻が僕の男根でびくびくと強制的にイカされ続ける。



"よき理解者と出会えなくてね"



恋人の存在を問われ、そう答えた過去を思い出す。両親の死、自分を根幹から変えてしまった1942年の超人兵士計画。通常の人生がもう望めない自分にとって、彼は奇跡ともいえる贈り物のように思えていた。ずっとこの部屋の中に彼を閉じこめていたい。暗い囁きに時折耳を傾けそうになる。だが彼にも僕にも全うすべき使命がある。到底それは不可能なことだった。


「ソー…」
彼の名を呼び、腰を震わせながら最後の一滴まで彼の中にそそぎ込む。遅い夕食になってしまったことに少し彼は怒るだろう。だがすぐに太陽のように朗らかな笑みを見せてくれる筈だった。明るく、強く、優しい、最高の僕の恋人。手放したくはなかった。でもいつかは手放す時がやってくる。それが少しでも遅くなることを今は願うだけだった。