「ん……」
眠る姉の頬に指を滑らす。昔から愛らしい顔をしながら無鉄砲で傲慢で、まさに愛されて育った姫君以外のなにものでもない少女だった。弟を溺愛する純粋な心と天真爛漫な笑顔はいつでも私の心を甘く溶かした。
成長するにつれ、より顔立ちは愛らしいものとなり、美しい黄金の髪と明らかに他の女達よりも豊かな胸と臀部が私だけではなく多くの男達の耳目を集めていった。
ムジョルニアを持つソーは私よりも遥かに多くの敵を倒すことが出来る。どこかでそう慢心があったのだろう。リアから帰還したファンドラルが真剣な面持ちで話しかけるまで、私は姉に何が起こったのかを予想だにしていなかった。ソーに動揺はなかった。だが自身が傷ついていることに気付いていないだけなのだとそう察し、私はより姉が愛おしくなった。初めて味わう想い人の身体は想像した以上に甘美だった。食らい尽くす様に豊満な乳房を貪り、最奥を暴き続けた。もう誰にも渡すつもりはなかった。中で達する事を嫌がるソーに構わず、欲望を思い切り姉の中へと出し尽くした。懐妊すればさすがに父も容認せざるを得ないだろう。今よりも更に大きくなった乳房で私の子に乳を与えるソーを思い浮かべる。何度でも豊満な姉の身体を犯し、何人もの子供を孕ませたかった。麗しいアスガルドの王女はもう私のものだと、その淫らに孕んだ身体で知らしめたかった。
「んっ…あっ…あっ…」
眠ったままの姉の乳房を口に含み、じゅっ、じゅっ、と音を立ててぱんぱんに膨らんだ大きな乳房から甘い母乳をしぼりとる。懐妊しなくても乳が溢れてしまうはしたない乳房がソーは厭わしいようだった。手のひらで卑らしく揉みこむたびに、びゅるっ…!と呆気なく母乳が乳穴から溢れ、しかも噴きだすたびに淫らな刺激が姉の淫蕩な身体を襲うようで、その度に甘い声が漏れ、むちむちとした二つの膨らみをもつ肉唇がじゅんっ…とはしたなく濡れてしまう。
「んうっ…!んんうううッッ…」
勃起した桃色の大きな乳頭を舌先でこねるように押しつぶすとそのたびにびゅっ!びゅっ!と母乳が噴きだし、目の前でぶるぶると激しく揺れる豊満な乳房に思わず覆い被さり、れろれろとしゃぶり唾液まみれにしてしまう。
「ふあっ…!」
そうしてしゃぶりながら既に一度自分を受け入れた肉唇にぐちゅりと中指を入れ、ぶちゅんっ!ぶちゅんっ!と恥ずかしい水音を立てながら敏感な肉膣をしごきあげると漸く肉欲に塗れたとろりとした瞳が自分を見つめる。
「ロキッッ…なにをっ…やあッッ!? 」
無言で豊満な姉のむちむちの乳房にしゃぶりつき、じゅうじゅうと甘い母乳を絞り取りながら、空いていた片手の指で肉厚な肉唇を左右にむにっ…と押し広げる。自分に貫通された処女膜のない肉膣の内部はいつみても欲望をもたらすものだった。ぬめぬめとした桃色の淫肉があり、その奥に子供を仕込むための子宮を隠す子宮口の肉弁がぱくぱくと小さな口を開けていた。そうしてその小さな口からは今しがたたっぷりと仕込んだばかりの白濁とした種汁がぶびゅっ…とあふれ出していた。酷く大きな肉尻のはざまにある具合のいい肉唇。そこに血管がびちびちに浮かんだ自分の太い肉棒をずるりとくわえこませ、肉膣の内部をソーが泣き叫ぶまでにゅぐにゅぐズチュズチュとしごきあげた。まだ弟の子供を孕むことに抵抗があるのだろう。涙目で嫌がる姉に構わず、子宮口の肉弁の小さな穴に勃起した亀頭をずぶっ…!と強く押し当て、子宮内部にびゅくっ!びゅくんっ!!と力強く種を注ぎ続けた。強引に中出しされるといつも呆気なくソーは種付けされる肉悦で自分のクリトリスをぷくりとはしたなく膨らませ、びゅくんっ!と勢いよく潮を噴いてしまう。純粋な心と類稀なる勇気を併せ持つアスガルドの愛らしい姫君がぷっくりと膨らんだ桃色の卑猥な肉唇をさらしながら、くわえた男根に中出しされ、自身もその孕ませられる悦びで達してしまう。種付けされるたび、酷く大きな乳房もぶるぶると激しく揺れ、あんあんとはしたない雌声をあげながら母乳もびゅくっ!びゅくんっ!と勢いよく噴きこぼし、犯す男に卑猥な仕草で揉まれながらごくごくと飲まれ、豊満な乳房を雌牛の様に搾乳されてしまう。
秩序と豊穣を司り、民に愛される女神である高潔な姉をただの"雌"として貶め、欲望のままに抱き尽くす。
もう二度とリアでのような出来事をソーに味合わせたくはなかった。共に戦場に赴き、伴侶として姉を守り、王宮では沢山の私の子を産ませ、心も体も私ただ一人のものにする。ソーが私から離れられぬよう、初子を孕むその日まで、無垢な身体を貪り尽すつもりだった。どんなに嫌がろうと、もう姉は私一人のものだった。
「んっ!ひっ!だめだっ…!あんっ!あんっ!」
また母乳を噴きださせるために豊満な乳房を強引に手でしごき上げながら、再度勃起した亀頭を桃色の肉びらにぐちゅっ…と押し当てる。
「あッ!あんっ!あんっ!ああッッ…!!」
豊穣を体現する身体はすぐに乳腺を刺激されたことでぱんぱんに乳房を重く膨らませ、ひくつく乳穴から母乳が今しも噴き出そうになる。
「ひあああッッ!!!」
自分の身体の下で肉付きのいい姉の豊満な肢体がびくびくと揺れる。むちゅうううっ…、とねっとりと大きめの乳頭にしゃぶりつくことでぶちゅっ!と白い母乳があふれでる。幾度も犯したことでクリトリス並みの感度になった乳頭が母乳が噴き出るたび、びくん!びくん!と震え、子種でぬるぬるの子宮とともに軽く達してしまう。
「ひんっ!だめだ!ロキ!今入れたらっ…だめえええええッッ…!!」
酷く大きなむちむちの肉尻のはざまにある卑らしい二つのふくらみを持つ肉唇が、勃起肥大したクリトリスをあさましく揺らしながら赤黒く充血した亀頭にずちゅんっ…!!と容赦なく貫かれる。
「ひうんっ…」
みちみちみち、と太く長い肉棒がわが物顔で敏感な膣道を押し開き、ぬるぬるの淫肉を欲望のままにしごきはじめる。
「やっ!やっ!やっ!」
一突きするたびにぶちゅりと愛液があふれ、きゅうきゅうと熱くしめつける膣口の心地がたまらなかった。男勝りのソーがまだ生娘だと信じる信望者も多くいるに違いなかった。その男達に早く私の種を植え付けられ、度重なる淫らな交尾で子を孕んだ愛らしい姉の姿を見せてやりたかった。きっと血を分けた弟にあられもない姿で犯される豊満な女体を何人もの男達が夢想することだろう。その夢と同じように、姉の締め付けがいい膣口に、奥に隠された子宮に、あふれ出るほどのどろりとした子種を幾度でもそそぎたかった。
「あんっ!あんっ!あんッッ!!」
しぶきのように母乳が噴き出る乳頭を舌でれろれろとなめまわしながら、浅ましい速さで肉壺をつきあげる。揺れる酷く大きな真白い両の乳房と肉棒の形にくぱっ…と開いたむちむちの肉唇が男根に屈し、にじゅっ!にじゅっ!と激しく犯されるさまがたまらなかった。突き上げる速度を更に早くするとあひあひと陥落したはしたない雌声が高潔な姫君だった姉の唇からあふれだす。豊満な肉尻を上から押しつぶす様に伸し掛かり、上下左右に勃起した男根でむちむちの肉唇をつきあげるとたっぷりと竿に卑らしい愛液がまとわりつくようになり、肉膣の内部が雄に犯されることでぬるぬるになったことを伝え、その発情した様がさらに興奮を呼び起こし、小刻みな早さで膣口を竿のピストンでいじめ尽くしてしまう。
「あんっ!あんっ!あっ!あっ!ひんっ!ひいんっ!ロキ許してっ!ゆるしてええッッ…」
戦場でも決して聞くことのないソーの弱弱しく許しを請う声。自分が一番雄になる瞬間を自覚しながら、豊満な肉尻にぱんぱんに膨らんだ肉竿をぶるっ…!と押し付け、ぬめる膣口をずぽずぽと激しい抜き差しで味わい尽くす。
「ひんっ!んうっ!んうっ!んううっ…!」
憐れなほど大きすぎる乳房と肉尻をぶるぶるに揺らしながらソーが獣のような交尾に耐える。敏感な子宮口を亀頭でずりゅっ!とつかれるたび、甘い雌声とともに両の足指がびくびくと犯される肉悦で震え、大きく左右に股を開き、男の身体を挟み込んだ子作り以外の何ものでもない体勢で、行為の終わりを待ち続ける。
「ひッッ…!? 」
身体をかがめ、より深く姉のむちむちとした肉膣の内部へ勃起した太い肉茎をずるんっ…!と含ませる。
「やああああッッ!」
敏感な淫肉がずりゅずりゅと血管の浮いた肉竿にこすられたあと、くぱっ、くぱっ、とひくつく子宮口の肉弁の穴に亀頭が押し当てられ、強引に穴が押し開かれる感触に懐妊を嫌がるソーが涙目で声をあげる。
「やあっ!やあっ!やっ!やあああッッ!」
戦場に赴く際、軽鎧に身を包んでもなお存在を示す、むちむちとした大きな乳房と肉尻は常に自分の欲望を煽るものだった。今はそのどちらもが眼前に無防備にある。
「ひんっ…!」
母乳が溢れるクリトリスの様に敏感で勃起した乳頭を激しく舐めしゃぶり、大きすぎる乳房を卑猥な仕草で揉みこみ、狭く具合のいい肉膣を欲望のままに勃起竿でずぽずぽとピストンし、子宮口の肉弁の穴に亀頭を強く押し当て、ずるっ…、ずるっ…、とその奥にある子宮に肉棒をもぐりこませる。
「あんっ!あんっ!あっ!あうんッッ…!!」
嫌がりながらも包み込みようにびくん!びくんっ!と伸縮する卑らしい膣肉の煽動が受精をうながし、荒い呼吸を漏らしながらたっぷりと敏感な膣肉を長太い勃起竿でこね回す。
「あっ!あうっ!あうっ!あうんっ!」
股を大きく開いて肉棒をくわえこんだ結合部を丸見えにさせ、母乳が溢れる豊満な乳房を雄にぶちゅぶちゅと搾乳され続ける種付け姿で、雌犬のような声が次々に姉の口からあふれていく。亀頭で子宮をつつけばつつくほど、声がはしたないほど甘くとろけ、ぱんぱんとソーの上で動く腰が止まらなくなる。
「あんっ!やっ!やっ!あんっ!あんっ!あああああんんんッッ!!」
酷く長く執拗な抜き差しの後、解放感が不意に自分を襲う。
「やっ!やあああッッ!!」
汗まみれの互いの身体がびくっ、びくっ、と激しく揺れ、きゅうきゅうに締まった膣肉の中でしぶきのように鈴口から大量の子種があふれだす。いつも種をつけられると姉ははしたない笑みを見せながら達してしまう。
「ひあっ!ひっ!ひんっ…!!」
むちむちに膨らんだ桃色のクリトリスの肉豆を卑らしくぶるぶると揺らしながら、むっちりとした肉唇から子種とは違う粘度の液がびちゅっ…!とあふれだす。
「あああッ!ああんっ…あああんッッ…!!」
無意識の仕草で白い母乳がびゅくびゅくと溢れる自分の大きすぎる乳房を揉みこみながら、浅ましい笑みを湛えた姉が豊満な肉尻をぶるんっ!ぶるんっ!と揺らし、子宮への雄の種付けを味わい続ける。
「ううんっ…!」
中でどぴゅっ…!と卑らしく射精されるたび、悩ましい淫声とともに肉棒をくわえた肉厚な肉唇がひくんっ、とひくつき、種汁と愛液がぬっぽりと挿入された肉竿と肉びらのすき間からあふれ、互いの肉悦を露わにさせる。
「あっ…あんっ…あんっ」
射精しながら緩く抜き差しされ、豊満な女体が寝台の上で幾度も淫らに振動をくり返す――。
「んっ……」
二度の種付けを終え、萎えた肉茎をどろりと抜くと汗まみれのソーは今にもまた眠りにつきそうになっていた。豊満な乳房も膣も自分の子種でどろどろによごれた姿。その淫らな姿態に姉を股の間に載せ、下から激しく酷く大きな肉尻を突き上げ、犯される肉悦で甘い声をあげさせたい欲望に駆られながら長い睫毛を撫で、小動物の様に自分に縋るその身体をゆったりと抱きしめる。
晴れて婚姻が認められれば、姉の絹糸のように輝く黄金の長髪を結い、その後方に真珠と絹で出来たボイルをかけ、数か月掛けて作らせた錦織のビロードで出来たペチコートと刺繍入りのモアレを身に纏わせ、誰よりも豪奢で美しい花嫁に仕立てたかった。腹部が膨らみ、子を孕んだソーの姿は母になる威厳と破瓜を散らされた女としての艶めかしさがあり、私だけではなく彼女に恋い焦がれる多くの男達の目を潤わせ、また惑わせることだろう。
ソーはいつも、当然のように愛を告げる。だが私は常にこの愛しい恋人を食らい尽くしてしまいたかった。誰にもこの身体を触れさせたくはなかった。自分の狂気をも、海のように広大な心で私の想い人はきっといつか受け入れてしまうのだろう。
それがどこか憐れにも思え、益々私はただ一人の姉弟を愛しく思うのだった。