「ロキ、またあれをやろう…!」
騒々しく音を立てながら兄が部屋に入ってくる。胸元まで伸びた金糸の髪が軽やかに揺れ、威風堂々とした足取りで寝室の扉を押し開く。
「ほら、しないのか?」
亜麻布が敷かれた寝台に寝転び、大胆に脚を開いたソーが身に着けていた下帯を慣れた仕草で外していく。下半身だけ長衣をめくった姿。肉付きのいい真白い太ももと淫らな期待に染まる頬、初々しい色をした桃色の肉穴とペニスがむちっ…と丸見えになる。
「ロキ…?」
何事にも寛容な王子である為か、また主を慕う侍女達に悪戯されたのだろう。まるで姫君のように蝶結びの白いリボンで耳上の位置にある髪を後頭部でまとめられた姿は、元来の溌溂とした美貌と相俟って非常に華やかなものだった。二人だけで始めた淫らな遊び。初めは唇を吸い合い、互いのものを抜くだけだった。次にソーの女のように大きな肉尻にむちゅっ…と顔を押し付け、舌を肉穴に挿れることを繰り返した。最後は勃起した自分の肉棒をその穴に挿入させた。半ば強引なレイプ同然の行為に当然のように兄は抗った。だが多淫な身体は最奥まで亀頭が到達するとすぐに抵抗を止め、舌が届かなかった最奥を勃起した雄の男根でしごかれる肉悦でびくびくと全身をひくつかせた。そこから先はまるで獣のように性交を繰り返した。兄の肉尻は大きく弾力があり、いつも最奥まで挿入するとすぐにこちらのペニスを主と認め、うねうねと卑猥なせん動を繰り返した。極上の肉器は雄の子種をしぼるとることも容易に覚え、肉厚な肉の輪で緩急をつけてペニスを締めつけ、恥ずかしいほど大きな肉尻を激しく揺らしながら中の肉ひだでごしごしと竿をしごき、びゅうびゅうと常にたっぷりの精液をしぼり取り続けた。いつも行為が終わるとソーはこちらを見つめながら妖艶に微笑みかける。貫き過ぎてむちむちに熟れた肉の輪からとろりと種付けされた子種を垂らし、受精器と化した豊満な肉尻を奔放にさらけ出したその姿。そうして蠱惑的な声で名を呼ばれ、再び勃起した男根で荒々しく兄を貫き、甘い雌声を上げさせる。明るく温かく魅惑的な兄を肉奴隷にすることは何ものにも代えがたい喜びだった。抱き尽くし、受精でびくびくと震える兄を見ていると胸の疼きと幸福感に包まれた。最近では皆(みな)の前で堂々と恋人同士として振舞うことばかりを夢想してしまう。婚姻するにはまだ互いに若すぎる年齢だった。兄弟という禁忌もあった。だが妻として迎えたいのは兄だけだった。
「あっ…」
ソーの股間に顔をうずめ、肉厚な肉の輪の皺を一つずつねぶっていく。
「んっ…んっ…あっ…あんッ…」
ねぶればねぶるほど兄のペニスと陰嚢がぱんぱんに膨らみ、ソーの快楽を伝えてくる。
「ロキ…頼む…もっと奥も…」
ねっとりと甘い声と潤んだ瞳で肉の輪をさらに犯すことをねだられる。
「んっ…」
形のいい兄の指が両側から嬲られた肉の輪をくぱっ…と開き、挿れて欲しくてひくつく愛液でぬるぬるの肉ひだを丸見えにさせる。
「ロキ……」
女のように大きくムチムチとした肉尻が桃色の肛門までくぱりと拡張された恥ずかしい姿。
「兄上…」
たまらず勃起したペニスをぶるりと下衣から取り出し、寝そべる兄の唇に押し当てる。
「んっ…」
頬を染め、瞼を閉じたソーが音を立てて亀頭を吸い、大きく硬く膨らんだ肉棒を口の輪でにゅぼにゅぼとしごいていく。
「んっ…んっ…」
弟の肉棒に奉仕しながら拡張した肉の輪に指を押し当て、ぬちゅぬちゅ、ぬちゅぬちゅ、と何度も兄が中の肉ひだをかきまぜる。
「んうっ…!うっ…」
恍惚とした声とともにずるっ、ずるっ、と何度も勃起した肉茎を口の輪がせわしない速さでしごきあげる。
「んっ…」
肛門を使った自慰を繰り返す恥部を丸見えにさせ、むちむちとした太い両脚をはしたないほど大きく開脚させた姿で奉仕を続ける兄の様子にたまらず可憐な蝶結びで整えられた金髪を掴み、ずるんっ…!!と喉奥まで強引に男根を押し込める。
「んうっ…!!」
びくんっ!と乱暴された肉付きのいい肢体が大きく揺れ、だが強制された行為にもかかわらず、ぶびゅっ…!と肉厚な肉の輪から発情した愛液が卑らしくあふれだす。
「んっ…んうっ…」
ペニスで喉奥まで犯した状態でずるんっ!ずるんっ!と激しく肉茎を抜き差しし、兄の狭い口腔を堪能する。
「んうっ…!んうっ…」
男根で喉奥まで犯すといつも多淫なソーはすぐに中がイッてしまい、豊満な肉尻の奥にある肉ひだから愛液をぬるぬると溢れさせる。
「んうっっ…!」
腰を強く押し付け、強引に口腔内に射精する。
「んうっ…んッッ…」
自分の精液を苦しげに嚥下しながら飲み込む様子がたまらなかった。そのまま何度も何度も口内射精を繰り返す――。
「ロキ…お前のすごく濃かった…」
口端から呑み込まされた精液を垂らし、涙目で微笑む兄に胸を逸らせながら性急な仕草で伸し掛かる。
「あっ…」
期待のこもる甘い声。
「ん……」
豊満な肉尻のはざまにあるむちむちの肛門にぴとりと亀頭を押し当てられたソーが頬に触れるだけの口づけを残していく。
「ロキ…ぬるぬるのひだをお前のちんぽでかきまわして…ぐちょぐちょにして…」
「兄上…結婚しよう…」
「!? あっ!ああんっ!!!」
思わず心情が声に出てしまう。同時に肉厚な肉の輪をびんびんに勃起した肉棒でずるりと犯し、大きすぎる兄の肉尻を内側から支配する。
「あっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
ぶぶぶぶぶぶぶッッ…!!と激しいピストンで豊満な肉尻を犯しまくる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
肉の輪をむちっ…と挿入されたペニスの形に拡張されたソーが卑らしいあえぎ声を上げ続ける。
「兄上…こんなに私達は相性があうんだ…ッ…もう結婚するしかないよ…」
「あんっ!あんっ!ロキッ…おっ、俺達はまだ婚姻するような年齢じゃ…あっ!ああんっ!あんっ!」
兄が悦ぶ最奥のしこりへの肉ピストンをずんずんずぽずぽと繰り返すと桃色の肉の輪がきゅんっ、きゅんっ、と淫らにしまり、中イキしたことを伝えてくる。
「ロキっ!奥だめだっ!そこっ…奥のぷるぷるしたとこ硬いチンポででズンズンされると弱いからッ…あっ!あんっ!あひっ!」
多淫な兄の肉尻が最奥を何度もほじられ、ぶっ、ぶっ、と恥ずかしい愛液を結合部からしぶきのようにあふれさせる。
「あんっ!あんっ!お前のちんぽッ…なんでこんなにデカくて硬くて気持ちいいんだ…ッ…!あんっ!あんっ!またお尻イクっ!ちんぽでイクうッ…!!」
覚えさせた淫語を卑猥な笑み顔で連発するソーに更に興奮を覚え、ブブブブブッ…!!とケダモノのように恥ずかしいほど大きな肉尻をハメまくる。
「兄上、結婚するって誓えるまでイッちゃ駄目だよ…」
「そんなっ…あっ!あっ…!無理だ…!」
たとえ子供同士の口約束だとしてもその言葉が聞きたくてストロークを力強いものに変えていく。
「ひんっ!ひんッ…!!お前のちんぽスゴイッ…!イクっ!イクっ!イクイクッ…!!」
あまりの気持ちよさに耐えきれなくなったソーが泣き笑いの表情でハメられたむちむちの肉尻を揺すりまくる。
「結婚してくれる……?兄上…」
「するっ!するからっ…!!結婚する…ッ…お前の妻になるから…ッ!ちんぽ欲しいっ!ちんぽっ!ちんぽッ…!」
淫蕩な兄の望み通り、ずるんっ!ずるんっ!と亀頭から太い肉茎、根元までを満遍なく使い、豊満な肉尻の中にある年輪状のひだひだを犯しまくる。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
こんなに気持ちのいいメス穴を誰にも使わせたくはなかった。むちむちとした大きすぎるソーの肉尻を常に味わい、互いが成人する頃にはより雄の肉棒を欲しがる淫らな身体へと変貌させたかった。凛々しく美しく成長した初々しい新妻である兄が、二人きりの時には夫のペニスに嬉々としてむしゃぶりつく淫売に成長させたかった。
「兄上、一緒にイこう……」
「んっ…」
ずん!ずんっ!と激しく音を立てて豊満な肉尻をむちむちの肉の輪ごと犯されながら、けなげにソーが同意する。
「あっ…!」
両の足首をつかまれたことでより激しく犯されることを察知した兄が恥じらう表情を浮かべ、顔を横に背けてしまう。
「ああっ……」
だが一度引き抜いたペニスをにゅぶううううううっ…とゆっくりと挿入することで甘ったるい雌声がその唇からあふれだす。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
激しい種付けピストンで恥ずかしいほど大きな肉尻がぶっ!ぶっ!と淫汁を飛ばしながらハメまくられる。
「いくいくっ!イクうっ!ちんぽでイクうっ…!」
「ッッ…」
発情した極上の肉器がペニスを激しくしごきあげる。その淫肉が種を欲しがる動きに興奮し、ごつっ!ごつんっ!と音を立てて勃起した肉棒で豊満な肉尻の最奥をつつきまくる。
「だめだっ!ロキッッ…!ちんぽでひだグリグリされるとイッちゃう…!あんっ!あんっ!イクううううっっ!!」
中イキした肉の輪がペニスの根元をにゅぼっ…!としめつける。
「くっ…!」
頭の中が真っ白になり、次の瞬間、大量の精液を射精してしまう。
「ひッッ!ひんっ!ひんっ…!」
何度経験しても種付けされることに慣れないソーが泣きながらぶちゅっ!ぶちゅっ!と豊満な肉尻に種を植えつけられていく。
「あんっ!あっ!ああッ…!」
だがすぐに声にとろりとした甘さが混じり、年輪状の肉ひだに熱い種汁がかかるたび、拡張された肉の輪がびくっ、びくんっ、と中イキによる淫らな収縮を繰り返す。
「あっ!あんっ…あんっ…」
ぶちゅっ!と種付けするたび、漏れる雌声がたまらずブッ!ブッ!と何度も執拗にむちむちの肉の輪を犯してしまう。
「ああんっ…!」
中出しされながら穴を犯されたことで益々兄の身体が淫猥に熟れていく。
「あっ…あっ…」
二人ともまだ成人の体躯には遠く、何事にも自分達が未熟だと感じる部分も多かった。だが兄を娶りたい気持ちだけは本物だった。成人すれば今日交わした口約束を盾に婚姻を強行するつもりだった。子供の頃から誰よりも弟に甘いソーならば十分に可能な筈だった。そうして調教されきった淫らな身体を持つ妻を、美しく初々しい伴侶として自分の傍に侍らせたかった。