Alirp2
「またあの男はこの様なものを…」
自分の夫となった男からの贈り物に頬を赤らめる。
今日はこれを一日着用しろということだろう。薄絹で出来たとても小さな白い前垂れ。王宮の召使いたちにはこの部屋で何が行われているかも当に知られているというのに、それでも男娼のような自分を見られたくはなくて、傍にいた馴染みの侍女に退出を促す。
身に着けていた長衣を脱ぎ、素裸の上からその前垂れだけを身に着ける。王である男の岩のような大きく分厚い手であっけなく引きちぎられるであろう前垂れの紐は酷く細く、自身の大きなむちむちとした肉尻の上で窮屈そうに縛られる。肌が透けるほど薄い布地は自分の陰茎の形ばかりか色さえも明白で、恥辱でじんわりと頬が熱くなる。
敵国の王の妃になることで両国に平和が齎された。その代償として苦痛の日々が始まった。
花嫁としてのヴェールをつけたままの姿で生娘だった肛門を貫かれ、初めての中出しで興奮する巨躯の男の欲望のままにぶびゅぶびゅと肉尻に種をつけられ、中のひだがむんむんと雄臭く臭う濃い子種でびちょびちょになった姿でまたぬぷぬぷと卑らしく巨大な男根を抜き差しされた。
王である男が欲情すればどこででも襲われ、下半身だけを剥かれ、両足を左右に大きく広げた姿のまま下から貫かれ、王宮には常に俺が雌としてもだえる淫声が響き続けた。
異様に大きな亀頭だけが赤黒い、ずる剥けた凶悪なまでの肉棒。びろん、と上向きに広がる肉厚なかりは敏感な中のひだひだを絶えずひっかき、ぐりゅぐりゅとすり上げ、太く長く逞しく淫水焼けした黒ずんだ肉茎にはびっちりと浮いた太い血管の上に無数のいぼまであり、そのあまりの醜さと尻穴を犯す激しい責めに呆気なく俺の身体は快楽に堕ちてしまっていた。
王である巨躯の男は射精する時に獣のような大声を張り上げる。それを聞くと種をつけられる屈辱と雌としての肉悦で何も考えられなくなってしまう。
あんあんと甘くよがり、はしたないほど大きな白い肉尻をぶるぶると尻たぶを揺らしながら小刻みに巨根でずにゅずにゅと貫かれ、肉厚な桃色の肉の輪がびっちりと男の一物の形に広がり、完全な受精穴と化した姿で醜悪な男に雌として交尾させられてしまう。
じゅぽじゅぽと貫かれ続ける肉穴からは常に恥ずかしい結合音が漏れ、ぶびゅぶびゅと男の黄みがかった濃い子種が男根の形に広げさせられたむちむちの肉穴からよだれのように垂れ、王の子種で淫水焼けさせられた俺の赤みがかった桃色の肉ひだが種を吸ったことで更にきゅんきゅんと切なくうずきだす。
仕上げとばかりに雄たけびをあげながら巨大な亀頭で肉尻の最奥にあるむっちりとしたひだをずんっ!と突かれると雌としての喜びで自分の頬に笑みが浮かび、はしたない笑顔で腰を振り、女のように大きな肉尻をぬぷぬぷと一物に突かれながら中出しをせがんでしまう。
ぎひぎひと下卑た笑い声が耳を擽り、自分の名を呼ばれながら中で欲しいのかと聞かれ続ける。ぶるっ!ぶるるっ!とむっちりとした敏感な桃色のひだ奥が催促のように力強く突かれ、そのたびにきゅん、きゅんっ…と切ないほど肉穴がうずき、欲しい欲しいと甘く懇願しながら男の逞しい肉棒を卑猥なまでににゅくにゅくと締め付け、中のひだひだでずりゅずりゅと太い血管といぼの浮いた醜い肉茎を揉みこみ、たっぷりと受精器と化した卑らしい尻の穴で亀頭の先っぽから根元までねっとりと肉奉仕してしまう。
最後は大岩のような巨躯が俺に覆いかぶさり、がっちりと身体を押さえつけられ、出すぞ!という野太い大声とともにぶくんっ!と巨大な男根が更に肉穴の中で膨らみ、射精する悦楽に白い泡交じりのよだれをだらだらと口端から垂らした男がおっ、おっ、と獣のような咆哮とともに大量の子種を俺の肉尻に植えつけ始める。
ひだの中に熱く濃くねっとりとした種が一気に流し込まれる心地は強烈で、種付けされる雌としての肉悦にひんひんと泣きながら尻の中にたっぷりとぶちゅぶちゅと中出しされ、赤黒い鈴口からほとばしる熱いしぶきを敏感なひだひだにびしゃびしゃと容赦なくかけられ、男の種を吸ったことで更にむちむちと肉尻が大きく卑らしい形になり、より雌として適した身体に内も外も変化してしまう。
そうして酷く長い種付けが終わった後、巨大なかりをわざと俺の中出しされて敏感になった肉の輪にひっかけながらぶるん!と巨大な竿を抜き、ぐっぽりと巨躯の男の男根の形に開いた俺の肉穴から桃色のむちむちとしたひだひだが覗き、そのびらびらからとろっ、とろっ、と大量にこぼれ始める自分の子種をにやにやと眺めはじめる。
敏感なひだを伝う熱く濃い子種の心地は強烈で、そこでも俺は、あんあんと浅ましい雌声をあげながらぶるぶると大きく両の白い尻たぶを揺らし、ひだひだに種付け済みの子種がねっとりと満遍なく伝う様を視姦されてしまう。
そしてすぐに二度目の種付けのために問答無用で、巨躯の男の腹につくほど反り返った黒ずんだ肉棒がぶちゅりと挿入され、腰を捕まれ、初めよりも更に激しい竿突きで尻を徹底的に中出しするための穴としてぬぽぬぽとはめ尽くされてしまっていた。
「ッッ……」
数々の凌辱を思い出しただけで桃色の胸の先っぽが卑らしく尖り、まだ今日は夫の男根でこじあけられていない熟れた肉穴が切なくうずきだす。
今朝の目覚めは王である男の閨で、俺のはしたないほど大きな肉尻にずっぽりと男が巨大な頭をうずめ、分厚く長い舌で俺のむっちりとした尻穴をぬぷりとこじあけ、中の敏感な桃色のひだひだを舌でぬりゅぬりゅと犯す動きで俺は目を覚ました。
弱い部分を強引に責められ、嫌がりながらもひんひんと雌と化した自身の甘い悲鳴が間断なく流れる中、発情でにじんだ腸液を男がべろべろと舐めとり続け、俺はあさましいまでにくぱりと左右から肉穴を広げられた姿のまま、大きな肉尻を雄の欲望のままにむさぼられ続けた。
近習の者が扉の外から王に声をかけなければ早朝から俺は男の逞しすぎる肉根に穴をはめつくされていたことだろう。王である巨躯の男は舌打ちとともに俺のぬっぽりとほぐされた肉穴に巨大な亀頭を押し付け、続きがあることを宣言するかのように強くぐりぐりと数度桃色の穴ひだを雄の傲慢さでこすりあげ、俺の王を慰めるための肉の入り口にねとっ…と先走りの濃い子種を幾筋か付け、びくびくと俺がつけられた種の心地に淫らに尻を震わせる姿を楽しんだ後、満足したかのようにその場を離れた。
「くそっ…なんでこんな…」
緩く頭をもたげ始めた自分の男根にも気付き、思わず顔を歪めてしまう。こんな発情した雌としての姿ではすぐに襲われ、たっぷりと犯されてしまう。
日ごとに様々な恥ずかしい体位を取らされることが多くなり、羞恥に悶える自分をにやにやと見つめながら王である男は俺の身体をむさぼり続けた。お互いに向かい合わせの形で立ったまま、片足を持ち上げられずにゅっ、と勃起した男根を挿入された時は、羞恥と強烈な肉悦に立ったままでいられなくなり、たまらず男の体に縋りつくと男は俺を持ち上げ、両足を相手の太い腰に絡ませた恥ずかしい交尾姿のまま、俺は女のように大きな肉尻を下から何度も貫かれ、新たな悦びをじっくりと教え込まれた。
「くそっ…くそっ…!」
何とか鎮めようとするものの、上手くいかず苛立ちだけが募っていく。裁きで死罪を言い渡される者のように、自分を妃として呼ぶ野太い大声と近づく乱暴な足音に青ざめ、混乱からぽろりと涙を零してしまう。
国に、アスガルドに戻りたかった。だがそれは叶わぬ夢だった。アスガルドの民を、仲間を、両親を、そうして幼い頃からずっと庇護してきた弟――ロキを守れるのは自分しかいなかった。扉が開かれ、岩のような身体に背後から持ち上げられ、強引に唇を奪われる。ぬろぬろと舌をもつれ合わせながら一滴の涙が頬を伝う。だが自らの悲しみすらも、植え付けられた肉の悦びの前には呆気なく溶けていくのだった。