crunk
「また君…?」
僕に近づいてきた彼を見てため息が漏れる。
今日は待ちに待ったかくれんぼ大会だった。アビーは中華料理店2階のオフィスから急いで退社する僕を見て何か言ってきた気がするけどよく聞いてなかった。自分の腕時計を見たら普段の退社時刻よりかなり早い気がする。でも待ちにまった大会当日なんだ。細かいことはきにしていられなかった。いつも通りライバルでもある仲間たちと指定された公園で落ち合い、隠れる場所を探し始める。暗くて人目につかなくて静かな場所。何度か優勝したことのある僕がいつも探しているのはそんなポイントだった。
遊歩道を進み、子供たちのプレイグラウンドの後ろにある林に入っていく。
「この辺りなら大丈夫かな」
貯水池が見えてきた辺りで足を止める。身体の大きな僕でもしゃがんでしまえば案外目立たなくなる。密集した木立の中で芝生の上に腰を下ろし、今回の"鬼"になった友人をわくわくしながら待つ。
「ケヴィン」
「わっ!? 」
突然背後から声をかけられ、思わず立ち上がってしまう。振り返ると前々回の大会から新たに参加した男が僕を見つめていた。エリンのような研究職だという彼は僕の知らないことを色々話してくれるし、ハンサムだし、僕みたいに鍛えてはいないけど背が高くてとても優しい。いつも気弱そうに少し眉根を寄せている。初めて対面したとき、仲間に僕を紹介された彼は一瞬で頬を紅潮させた。その時はそれが何故なのか分からなかった。でも前回の大会――廃ビルを利用してのかくれんぼ大会の中で、僕は彼にとっても変なことをされた。地下にある蝶番が壊れたトイレの中にいた僕に彼は無理やり抱き着いて、酷く長いキスを仕掛けられた。そうしてキスの余韻で動けなくなった僕の大きな胸を両手でつかんでゆさゆさと上下に強く揺すりあげた。服の下に入り込んできた彼の細い手はとても冷たくて、その冷たい指にぎゅっ!と力強く乳首を掴まれた瞬間、電流のようなものがびりびりと身体の中に走って、自分でも聞いたことがないような甘ったるい声をあげながら、あっけなく僕のペニスはジーンズの中で精を吐き出してしまっていた。彼はそんな僕を満足げに見下ろし身体を離した。そうしてまた長いキスをされた。"鬼"になった仲間が僕を見つけるまで精液で中がぐちょぐちょになったジーンズを履き込んだまま、僕はトイレの蓋の上にぼんやりと座ったままだった。結局その大会では優勝することは出来なかった。僕を襲った後、隠れた彼が勝者だった。掌に収まるほどの小さな優勝トロフィーにキスした後、彼は意味ありげな笑顔で僕を見つめていた。
「…ちゃっ、ちゃんと隠れなきゃ駄目だよ!かくれんぼ大会なんだから!!」
僕に近寄ろうとする彼にそう牽制する。
「――本当にかくれんぼ大会なの?みんな君の大きな胸やお尻ばかり見ているけど…」
「あッ…!? 」
どう見てもインドアな彼のどこにこんな俊敏さや強い力が隠されていたのか。まるで大人と子供の喧嘩のように大柄な僕の身体が簡単にひっくり返り、芝生の上に押し倒される。
「だっ!駄目だったら…ッッ!」
「いつも"鬼"になるとみんな酷く嬉しそうだよ。君に怪しまれずに好きなだけこの豊満な身体に抱き着くことができるからね…」
ぶるっ!、と強引に着ていた白いTシャツがめくられ、むちむちとした胸があらわになる。
「ケヴィン、君って体毛がないんだね。胸や腋もつるつるだ…」
「ああっ!!」
腋のやわらかな白いくぼみを突くように舌でべろりと舐められ、みっともなく彼の下でびくびくと身体が震えてしまう。
「きっとお尻の穴もあかちゃんみたいに無毛で…この大きなお尻のはざまでむちっ…て卑らしく息づいているんだろうね…早く見てみたいな…」
「んむうっ…!」
僕のいい所をすべて知り尽くしてしまっているような手慣れた所作でキスをされ、舌先でぐちゅぐちゅと舌をなぶられる。
「んっ…んうっ…」
呑み込み切れなかった唾液がだらだらと口端を伝っていく。今まで付き合ってきた恋人たちは誰一人こんな奪い尽すようなキスはしてこなかった。口腔の奥の奥まで舌でなぶられ、ねっとりと唾液を喉奥にそそがれ、舌を何度も濃厚に絡ませあう。そうして唇を奪われ、相手の口で犯されながら冷たく細い彼の指が勃起し始めた僕の乳首をくりくりとつねり、ぷくっ…と両の先っぽを恥ずかしいほど肥大勃起させていく。
「君のオフィスも今度訪ねたいな…超常現象の調査会社で秘書をしているんだよね?」
そう激しいキスの合間に彼が尋ねる。唇と胸を嬲られて満足に返事ができない僕をうれし気に彼が見つめる。
「ねえ、僕のことオフィスで君の彼氏だって紹介してよ…」
「あっ!んうっ!あんっ!あんっ!」
唇を離されたあと、細く形のいい二本の指が僕の肥大勃起した桃色の乳首をつまみ、にちっ…と左右に押し広げ乳穴を露出させる。
「あんっ!あんうっ!あんッッ…!」
くりっ…くりっ…、と舌先で卑らしく敏感になった肥大乳首を舐めまわされ声が止まらなくなってしまう。
「きっ、君は僕のっ…あっ!あっ!こっ、恋人じゃないからダメッ…あっ!あんっ!」
「恋人だよ…君は恋人でもない男に胸を触られて射精しちゃったり、ニプルファックを許したりするの…?」
少し怒気の混じった声とともにずりゅっ!!と音を立てて乳穴を舌で犯される。
「ああああんっ!!」
びくっ!びくっ!と涙を目尻からこぼしながらまだ誰にも許したことのなかった乳頭の貫通を許してしまう。
「君のおっぱいってほんのりミルクの味がする…美味しいよケヴィン…」
「やっ!あっ!あうううッッ…!!」
ずるっ…と満足げに僕の乳首から舌が引き抜かれたあと、まだ未貫通のもう片方の乳首を同じように広げられ、一気に貫通させられる。
「やああああッッ!!」
放出の予感に腰がみっともないほどびくびくと震えてしまう。
容赦ない凌辱で半勃ちになっていた僕がびゅるっ!びゅるるっ!と勢いよくボトムの中で精を噴き出す。それに気づいた彼がにやにやと笑いながら貫通済みになった僕の両方の乳頭にそれぞれぶりゅぶりゅと激しく小刻みに舌を入れ、ずぽずぽと乳穴の奥の奥まで犯し続ける。
「やあっ!やっ!やっ!やああっ……」
まだ陽も高い公園の林の中で僕の声が響きわたり、ずんっ!ずんっ!と彼に容赦なく乳首を乳穴ごと犯され、胸を犯される快感を教え込まれていく。
「やああッッ…!」
「ケヴィン、君のおっぱいすごく美味しかったよ…」
凌辱がどれだけ続いたのか、身体も頭もぐちゃぐちゃでどろどろになった僕には分からなかった。ただより林の深い木立へと身体を引きずられ、完全に外部からの視界が遮断された中で不快なほど濡れたボトムと下着がひんやりとした手にずるりと剥ぎ取られた。
「君の仲間…というか親衛隊だよね?あまり長く楽しむと彼らが捜しに来ちゃうから…」
彼が履いているジーンズのポケットから半透明の液体が入ったチューブのようなものが取り出される。
「一目惚れだったからね…いつか君とこういうことが出来るようにいつも常備していたんだ」
ゼリー状のそれがスクエア状に綺麗に整えられた爪の上に垂らされ、ぐっ…と僕の片足が強く外側に押し開かれる。
「なっ、何をするの?ひあッッ…!? 」
濡れた細い指がお尻の穴に入れられ、思わず力を込めてしまう。
「ふあっ!」
射精したばかりでひどく敏感になった僕のペニスを容赦なく彼のもう片方の手がしごき、その快感で緩んだ穴に更に深く彼が指を潜り込ませる。
「やっ!あっ!あっ!」
ずぷずぷと浅ましいほどの速さで中で指を動かされ、お尻の奥に感じる卑らしい刺激からみっともないほどくねくねと僕の腰が動いてしまう。
「あっ!あんっ!あんっ!」
たぷたぷと大きな肉尻を快楽で揺らしながらペニスを抜かれ、びゅくびゅくとはしたなく精液をまき散らしながら二本の指で激しくお尻の穴を犯される。
「あっ!あっ!あっ!あああんっ…!!」
貫通済みの勃起乳穴も再度なぶられ、ちゅうちゅうと執拗に吸われ、時折ずんっ!ずんっ!と激しく乳穴を上下に貫かれながら上の穴と下の穴を同時に犯される。
「やあっ!やああああッ…」
びくびくと全身で悶える僕にもう我慢できない、とそう小さく囁く声が耳に注がれる。
「んうっ…!」
ぬるんっ…と糸を垂らしながら指がお尻の穴から引き抜かれ、あおむけに押し倒された僕の上で彼が荒い息づきとともにジッパーを下し、ぶるっ…!とたけり切った大きなペニスを露出させる。
「ケヴィン…」
「だめっ!駄目だったらッッ…!!」
覆いかぶさってくる彼に必死に抵抗する。パニックで上手く抗えない僕の膝裏が簡単に持ち上げられ、彼の硬い亀頭のさきっぽが僕の柔らかくほぐれたお尻の穴にぐぬりと潜り込んでくる。
「やあああああっ!!」
彼が強く腰を僕のお尻にぶつけ、一息にペニスを挿入される。
「あっ!ああっ!あっ…」
ぴりぴりとした痛みと上手く説明できないねっとりとした熱が僕の大きなお尻の中で生じ、しっぽのように尻穴から生えた彼のペニスが何度もずにゅずにゅと僕の穴の中で出し入れを繰り返す。
「やあっ!やあああっ!!」
ずぷっ!ずぷんっ!と容赦なく彼の太くて大きなペニスでむちむちとしたお尻の穴を犯される。より僕に伸し掛かった状態で彼が強く腰を上下にがくがくと振り、奥の奥までびんびんに広がったカリの肉えらで中のひだをこすられ、かきだすようにして穴の中の敏感なひだ全体をずりゅずりゅとしごかれる。
「ひっ!んひっ…!」
「ケヴィン、一度出すよ…」
「やあっ!? やあああああっ!!」
僕の両の膝裏が地面につくほど持ち上げられ、ぶるんっ!と僕の大きなお尻が彼の前に突き出された状態でびゅくんっ、びゅくくんっ…!と彼のペニスで種付けされてしまう。
「あんっ!あんううっ!」
下半身を拘束され、身動きできない状態で僕の大きなお尻の中に彼の熱くてどろどろの精液が流れ込んでくる。初めて犯された肉ひだにもねっとりと種がかかり、呑み込みきれないほどの大量の精子が僕のお尻の中にびゅるびゅると注がれ、お腹がふくらむほどの子種をがっちりと上からプレスのように押さえつけている彼によってたくさん種付けされてしまう。
「やあっ!やあんっ!やあっ!やああああッ…!!」
「可哀想にケヴィン…初めてなのにこんなに見知らぬ僕に種付けされて…でも僕が責任を持って君をかわいがってあげるからね…」
「んうっ…!」
びゅくびゅくと中のひだに卑らしく亀頭の穴からでる精子をかけられながらまた唇を強引に奪われ、ぬろぬろと濃厚に舌を絡ませさせられる。
「はっ…やあっ…」
「あ、ケヴィン、聞こえる?すごくちいさいけど遠くのほうで君と僕を探す彼らの声が聞こえてくるよ…」
そう告げる声と同時にぬるんっ…と亀の首のような彼のペニスがより僕の大きなお尻の奥に射精した種のすべりを借りて潜り込んでくる。
「ひんっ!」
一番奥の突かれすぎて過敏になったひだのしこりを容赦なく硬い亀頭でぶるっ…!とこすられ、みっともないほどぶるんっ!と僕の大きなお尻が快楽で震えてしまう。
「今日は僕らを見つけることが出来なかったんだね…僕たちの勝ちだ」
「あっ!あっ!あんっ!あんっ!」
上から押さえつけた状態で激しいピストンが始まり、種付けでぐちゅぐちゅになった中のひだをより一層激しく彼のペニスがかきまわす。
「なら彼らがここに来るまでもう一回しようね…」
「やあっ!やああっ…!!」
ぬぶんっ…!と大きな粘着音を立てながら子種と湯気にまみれた彼の逞しいペニスが抜かれ、くぱっ…と卑らしく肉棒の形に広がってしまった僕のお尻の穴に再度にちっ、と彼の硬い亀頭が押しあてられ、一気にひだをずりゅりゅ…っ!!と長く太いペニスで押し開かれる。
「やあっ!やんっ!やあああッ!!」
嫌がる僕自身とは裏腹に種付けでぬるぬるのびちょびちょになったひだが嬉しそうに彼のペニスを包み、ずぬずぬと奥に扇動させる。
「あっ!あんっ!あっ!ああっ…!!」
僕の上で彼の腰が激しく動き、その動きにあわせて僕のお尻の穴もにちにちと上下にこすられ、酷く大きな彼のペニスが更にぶるっ…!と膨張したあと容赦なく根元までそれがずりゅっ!と突き入れられ、大きなお尻ごと身体を快楽でびくびくと震わせながら、僕自身のペニスから大量の精を噴き上げる。
「やあああんっ!」
僕の中で二度目の種付けが始まり、強すぎる快楽に涙目になりながら必死で彼の体にしがみつく。何度も抜き差しを繰り返しながら彼が僕の恋人かどうかを聞かれ、涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔で横に頭を振ると更に激しいピストンが僕の大きなお尻に与えられ、敏感な中の肉ひだを執拗にずにゅずにゅと肉棒でかきまわされてしまう。
「やあっ!もういやだあっ!やあっ!やあああッッ…!!」
「ケヴィン…」
最後僕は自分がどう答えたのかわからなかった。びゅくっ、びゅくんっ、と何度も僕の中で彼のペニスが弾け、満遍なくねっとりとひだに種がつけられたあと、ずるんっ…と彼のペニスが引き抜かれる。
「こんなに可愛い恋人を持つことが出来て僕は幸せだよ…」
そう言葉がかけられ、自然と涙がこぼれてしまっていた。彼はきっとひどく危険で怖い人だ。でもその彼からどう逃れればいいのか。僕にはもう分からなかった。