ソアーベ
「ロキッ…駄目だっ!そこは…ッ!!」
自分の情けない悲鳴が響く。下半身だけを脱がされ、汚れたテーブルに上半身をうつ伏せにさせられた惨めな姿。
「まだシャワーをッ…あっ!ああッ!」
強引にずりゅっ…!と弟の舌が肉の輪にもぐり込み、思わず涙目であえいでしまう。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
ぶっ!ぶぶっ!と高速でヨトゥンの肉棒で熟れた肉厚な肉の輪を舌でしごかれ、大きすぎる白い肉尻をぶるぶると揺らしてしまう。
「あうっ!あっ!あうっ!」
弟の舌技でぶるんっ…!とテーブルの下にある自分の肉棒が勃起していく。今まで幾度もこうして恥穴に悪戯を繰り返された。ふーふーと荒い息を上げながらむちゅううう…っ、と顔を強く肉尻に押し付けられ、後は欲望のままにむちむちの肉の輪を舌でずこずことハメ尽くされるだけだった。
「あっ!? ダメだっ!あっ!ああッ…!!」
勃起した肉棒を摑まれ、ごしごしとせわしなくしごかれながら豊満な肉尻のはざまにある肉厚な肉の輪をずりゅずりゅと犯される。
「ロキッ!いく!いくっ…!」
絶頂のたびに教え込まれた言葉を涙目で笑みながら口にする。弟の舌でずこずことあさましく肉穴を犯されながら恥ずかしいほど大きな肉尻をぶるぶると揺らし、肥大したクリトリスのように過敏な肉性器と化したペニスを乳牛のようにしごかれ、その先端からぶびゅっ…!と雌としての蜜があふれ出す。
「いくううううっ…!!」
ずちゅうううっ…、と音を立てて豊満な肉尻の中の分泌した愛液を弟に吸われてしまう。
「あっ…あっ…」
あまりの気持ちよさによだれが垂れていく。
肉棒を挿入して欲しくて、肉尻の内部にある年輪状の肉ひだがぱくぱくと卑猥なひくつきを繰り返す――。
「兄上…」
平時のように穏やかに呼びかけられ、だがヨトゥン特有の巨大な肉棒を押し当てられ、興奮と不安でびくりと身体が震えてしまう。
「今日は裂けないといいけど…」
その太さと長さゆえに性交が長引くと自分の肉穴から血が流れることもあった。いまだ昔の繊細さが残るロキはそれを気に病み、淫らな拡張を繰り返した。頻繁に弟のペニスと同じ大きさの張り型をずるりとくわえこまされ、その姿のまま船の操縦をしたこともあった。
"兄上のためだ"
そういわれるとどうしても反論出来なくなってしまう。操縦桿の僅かな振動が直接張り型の挿入された肉の輪を刺激し、そばにいる弟に火照る頬を撫でられたこともあった。そうして拡張が済めばずるりと張り型を引き抜かれ、雄としての肉欲を我慢していたロキによって一息に貫かれる。その時の悦びきった自分の舌を出した笑み顔ととろけきった甘い声は自分自身ですら思い出したくはない淫らなものだった。張り型とは明らかに違う熱さと硬さと逞しさ。びっちりと浮いたこぶのように硬い血管、種を掻きだすための亀頭冠の凶悪な肉エラ。待ち望んでいたものが与える快楽はすさまじく、豊満なむちむちの肉尻の上に重く覆いかぶさられ、ずぽっ、ずぽっ、と激しく肉の輪を貫かれるとあひあひとみっともなく喘ぎ続ける事しか出来なかった。
「――平気だ、ロキ」
すっかり弟の与える肉欲の虜と化した身体の火照りを持て余しながら、期待に満ちた甘い声でそう答える。
「愛してるよ…」
背後から囁かれ、うなじに口づけが落とされる。
「んッ…」
ずるっ…、とヨトゥンの男根が肉厚な肉の輪を拡張する。
「あっ…!ああっ…!!」
何度経験しても慣れることのない太さと熱さに無意識に声が漏れてしまう。
「ああっ!あっ!あっ!」
上半身をテーブルの上にうつ伏せにした状態で覆いかぶさった弟に犯される。
「あっ…!あっ!あうっ!ああッ…!」
豊満なむちむちの肉尻を背後からわし掴まれ、ぱんぱん、ぱんぱん、とヨトゥンの巨根がハメ穴として肉壺をあさましい動きで犯し尽くす。
「あっ!あうっ!ああっ…!ああっ!」
舌が口端から嬉しげにはみ出し、とろけきった雌声が止まらくなる。
「あうっ!あっ!あっ!あああッ…!」
ずんっ…!!と太すぎるヨトゥンの肉棒を根元まで肉の輪に押し込まれてしまう。
「んっ…!!んううっ…」
その完全に支配された感覚に陥落声が無意識に漏れ、動きを止めた弟の肉棒に熟れた身体が焦れてしまう。
「あっ!? ひッッ!あうっ!あっ!あっ!ああッ!!」
だが次の瞬間すさまじい速さでペニスによる卑猥なピストンが始まり、恥ずかしいほど大きな真白い肉尻がぐぽっ!ぐぽっ!と敏感な肉壺ごとハメ尽くされ、その年輪状のひだひだを執拗にしごく動きに熟れた肉の輪がびくっ…、びくっ…、とみだらに中イキしてしまう。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
よだれを垂らしたはしたない笑み顔で豊満な肉尻がハメられまくる。ピストンの激しい動きで身に着けていた首飾りに通したエンゲージリングが硬質な音を立ててテーブルの表面に当たる。
「あうっ!あっ!あっ!あうっ…!」
自分を犯す雄が悦ぶようにペニスの動きと同じ速さでぶるぶるとはしたないほど大きな肉尻を揺すり上げる。どうしてこんなに気持ちがいいのか。熟れた肉の輪をずんずんと激しくハメられ、淫らに悶えながらテーブル上のエンゲージリングに唇を何度も押し当てる。
「兄上…」
更に陶酔した声で呼びかけられ、ずるんっ!ずるんっ…!!とヨトゥンの逞しい肉棒を亀頭から根元まであますところなく肉壺に挿入され、恥ずかしいほど大きな肉尻をたっぷりとハメ尽くされる。
「あっ!あうっ!やあッ…!」
耳に口づけられながら甘くかすれた声でまたイク事を伝えてしまう。
「イクっ…!ああッッ!!!ひっ…!」
一番深いところに亀頭が当たる感覚があった。肉尻の最奥のひだをヨトゥンの亀頭でずるんっ…!と強くこすりあげられ、肉穴のすべてを犯される感触に身悶えしながら年輪状の肉ひだがびくっ…!と中イキしてしまう。
「ああっ!ああっ!イクっ…!イクうううっ…!」
嬉しげに笑みながら豊満な肉尻をぶるぶると揺らし、挿入された巨根を恥ずかしいひくつきを繰り返す淫肉でにゅぐうううううっ…と淫らに締めつける。
「…ッ…」
かすかにこらえる吐息が背後で漏れ、ぶちゅっ!と熱い何かが拡張された肉の輪の中にぶちまけられる。
「ああっ!!」
また弟のものになった証。興奮させるだけだと分かっていながら、涙目で切なげにあえぎ、根元までずるんっ…と挿入された射精を繰り返す巨根を無意識に大きすぎる左右の尻たぶでむちいっ…とはさみ、ごしごし、ごしごしと、はしたなく肉棒をしごきまくってしまう。
「あっ!あうっ!ああっ!ああッ…!」
種をしぼるとる雌の動きに興奮したロキが更にずにゅうううっ…と挿入を深くし、せわしない速さでずんずんずぽずぽと豊満な肉尻を犯される。
「あッ…!ああっ!あうっ!ああッ!!!」
刺さるほどの強さでぶちゅううっ…!!と濃厚な種汁が肉ひだに万遍なくかけられ、その感覚にまた淫らに女のように大きな肉尻をぶるぶると揺らしながらはしたなくイッてしまう。
「イクっイクっ!イクううううっ…!!」
ヨトゥンの中出しは驚くほどの長さと量で、いつも引き抜かれる頃には種を植え付けられすぎて腰が立たなくなってしまっていた。口淫もくわえる太さと呑み込まされる精液の量に毎回翻弄され、ロキの射精が終わると催淫効果のある種汁のせいで肉付きのいい身体が酷く熟れ、勃起した乳頭をぬぽぬぽと食まれながら大きすぎる肉尻をはしたなく揺らし、肉厚な肉の輪をみずからくぱっ…と拡げて挿入をねだることもままあることだった。
「ああっ!あっ!あああッッ!」
ぶちゅううううっ…!!とより強い射精で敏感なひだひだを犯され、涙目で笑みながらびくっ、びくっ、と身悶えてしまう。
「あっ…あッ…」
苗床のようにヨトゥンの精子が豊満な肉尻の中にぱんぱんにたまり、びんびんに勃起した弟のペニスが栓代わりとなってぬぶううううっ…と肉の輪に卑猥な蓋をされてしまう。
「やあっ…!!あっ!あうっ!あひっ…!あううッ…!!」
そうして精液でぐちょぐちょの肉ひだを熱く太い肉茎で激しくかきまわされる。
「あひっ!あっ!ひっ!ひっ!」
徹底的に肉壺を異形の精子で孕ませる動き。
「あうっ!あうっ!あああっ…!」
嫌で仕方がない筈なのに恥ずかしいほど豊満な肉尻が呆気なくヨトゥンのペニスに敗北し、とろけきったひだをずりゅっ…!ずりゅんっ…!と余すところなく逞しい肉竿で犯される。
「ああっ!またイクッ…!イクうううっ…!」
はしたない笑みで、甘い声で、ハメ尽くされた雌として陥落した姿を見せ続ける。
「兄上…」
嬉しげな囁きが耳にそそぎ込まれ、次の瞬間、再度濃厚な中出しが始まり、はしたなく身悶えながら中イキを繰り返す。
「あっ!あうっ!ああッ…!」
誰よりも強く雄々しい筈の自分が、二人だけの時は淫らな性奴と化してしまう。
だがそれでもいいと、いつも思ってしまう。
「ロキッ…っ…」
呼びかけると抱きしめる力がより強くなる。
世界を取り戻すための旅路は想像以上に困難なものだった。だが弟が傍にあれば――希望を感じることが出来た。