Viva La VidaA
「何を見ているんだ」
アスガルドの鍛冶職人に作らせた黄金の衣装箱。その中から黒い上衣を取り出した俺に弟が声をかける。裾丈が長く、袖ぐりにひだを寄せたその衣装は、オーストラリア滞在中に良く身に着けていたものだった。
「ああ、それか…見たことがあるよ。アンタがこれを着て、小太りの男と召使いを雇うかどうかで揉めていたよな」
アベンジャーズの仲間達に見せるために撮影した動画はいつのまにか拡散されていたらしい。
「ダリルはああ見えて頑固な奴でな。富豪になれるほどの希少な金貨はいらないから、俺が地球で働いて、その賃金で家賃を払えと言ってきたんだ」
「で、働いたのか?」
「まさか。俺はヒーローだぞ!地球を救うのが仕事だ…!」
その台詞を言った時のダリルとまったく同じ表情をロキが浮かべる。
「ただ、まあ…無償で住まわせてもらうのも気が咎めるしな。家の中で俺が出来ることはやったつもりだ。料理を作るダリルを手伝ったり、ハンマーはなるべくコート掛けに掛けたり、散らかしたものは自分で片づけたり…」
そう説明すると益々弟の眉間の皺が深くなる。
「その男には同情するよ。九つの世界一、我がままなお姫様が家に転がり込んで来たんだからな…」
「ロキ!俺を…ッ!? 」
揶揄う弟を叱ろうとした俺に背後からロキが抱き着く。雪のように肌が冷たく、骨ばった痩躯に密着され、その感触にぶるりと身体が震えてしまう。
「――奴と暮らしていた頃は着ていたのに、どうしてここじゃそれを着ないんだ…?」
「…っ…」
サヴィル・ロウにある古いテーラーで注文した漆黒のスーツは弟の怜悧な美貌と蒼褪めた肌をより際立たせるものだった。欲情したロキにその姿のまま伸し掛かられ、下半身だけを剥かれた姿で交合させられることもままある事だった。なるべく自分の肌を弟には見せたくはなかった。昼夜問わず、受け入れさせられる事は苦痛に近い快楽だった。兄弟という禁忌も常に自身への悔恨となって真綿のように首を締めつける。だがそれすらも過度の快楽に晒されると呆気なく忘我の境へと押しやられてしまう。ロキを求めて、ロキの名を呼んで、ひたすら貫かれたまま腰を振る。頭を上から押さえつけられ、最奥にびちゅびちゅと種付けされることすら今では屈辱を感じる行為ではなくなってしまっていた。豊満な肉尻の中で、中出しされると同時にはしたなく喘ぎながら射精する自分はまるで良く躾けられた飼い犬のようだった。そうしてあの声。俺を抱く時の弟の声。想いは違えど、誰よりも愛してきた弟に好意を示されることは酷く甘美で。そのまま沼底に引きずり込まれるような恐怖が常に俺の側にある気がしていた。
「ロッ、ロンドンは南半球ほど暑くはないだろう…ッ…!」
慣れた仕草でロキの白い手が胸元からTシャツの隙間に入り込む。
「っ…」
冷たい指が胸の突起にぶつかり、その肉粒の淫らな勃起で、弟に快楽を教え込まれた身体がすでに発情していることを悟られてしまう。
「あッ…あッ…!」
閉じようとした唇が乳頭を押しつぶされる快楽で呆気なく開いてしまう。こりっ、こりっ、と恥ずかしいほど肥大勃起した桃色の乳頭がロキの親指と人差し指で押しつぶされ、性具として揉みこまれる。
「あっ!あんっ!あっ!ああっ…!」
熱く首筋を吸われながら激しく乳芯を上下にしごかれる。
「んうっ…!んうっ!」
女ではないのに、犯された乳穴からどぴゅっ…と何かがにじみ出る気がして、たまらず瞼を閉じてしまう。
「ロキっ!駄目だッ!だめだ…っ…」
衣装を整理するために跪いていたその姿勢のまま、背後から押し倒される。真珠と翠玉が等間隔で配置され、中央に百合の花を模した三つの紋章が浮き彫りされた宝冠付きの盾形紋章が刻まれた、繊細な細工が施された衣装箱がもたらす、硬く冷たい金属の感触を頬に感じながら、スーツ姿の弟に伸し掛かられ、思うさま胸を嬲られる。
「あっ!あっ!あうっ!」
こりこり、こりこり、と両の胸の乳頭をしごく間隔が早くなり、ロキのスラックス越しに熱く硬い何かが、ぐっ…!と自分の恥ずかしいほど大きな肉尻に押し当てられる。どうして脱がされやすいハーフパンツを身に着けてしまったのか。自分の迂闊さが情けなくなってしまう。
「ここでもその上衣を身に着ければいい…下半身は何も履かずにね……ぶるぶる揺れる豊満な胸を曝け出して、アンタの立派なペニスや酷く大きな両の太ももも丸見えで…そうして馬のように私の上にまたがればいい…兄上はくわえて腰を振るのが大好きだろう…?私に貫かれるたびに、そのドレスみたいな長い裾を揺らして…いつもみたいにだらしない顔で私のペニスの味を楽しめばいい…」
「ッッ…」
恥辱で眦に微かな涙の粒が盛り上がる。だらりと舌を垂らして、目をとろりと潤ませた赤らんだ自分の顔。交わりながら無理やり鏡越しに見せられた自身の顔を思い出す。突かれるたびに頬には淫らな笑みが上り、高速で激しく豊満な肉尻を突き上げられ続けると甘く高い声がひっきりなしに漏れ、きゅんきゅんと締めつける肉ひだと共に、貫く雄を悦ばせる。とろけきった顔で男の腰の動きにあわせて我武者羅に尻を振り、にじゅっ…!と穴奥を突かれるたび、悦び声とともに笑んだ口元から舌を垂らす。ただひたすら快楽に準じ、明らかに常人とは違うロキの異様な太さのペニスを楽しむ俺の姿がそこにあった。最後は鏡越しの自分の淫らな笑顔を見つめながらびゅくうううっ…!と年輪状の肉ひだの中で大量の中出しが始まって、自分でも耳を塞ぎたくなるほどの卑らしい雌声が次々に口から溢れて、びゅく!と潮吹きのように俺のペニスも精を噴いて…――執拗なまでの中出しの後は、種付け済みの肉穴をくぱりと開かれて、中にたぷたぷに溜まった弟の精液も、達してひくつく桃色の肉ひだとともにたっぷり見つめさせられて――…。
「んっ!んうっ…ロキっ…まだ昼間なんだッ…よせッッ…っっ!」
ハーフパンツのウェスト部分に手をかけたロキに慌てて声をかける。
「ふふっ…私を強く拒めばいいじゃないか……アンタが敵に振るう無慈悲な一撃のように、押しのければいい…」
ベルトを緩める音が背後で響き、観念させるように卑猥な形をした熱い先端がぐりっ…!と布越しの尻たぶの狭間に押し当てられる。
「あっ…あっ…」
そのまま熟れた肉の輪をくぱっ…と亀頭で僅かに押し開かれ、犯される予感に瞳が淫らに潤んでしまう。
「兄上は私のペニスで尻の中をかきまわされるのが好きなんだろう?いつもめいいっぱい頬張って…受精したくてこの大きな肉尻を貫かれながらぶるぶる揺らしてるじゃないか…奥のしこりを亀頭でつつかれるとはしたない声を沢山漏らして…私の竿から種をしぼりとるようにして締めつけたひだでペニスをしごきまくって…」
わが物顔で弟がずるっ…!と俺のハーフパンツを脱ぎ下ろす。
「……ッ!」
その仕草にびくりと背を震わせてしまう。形よく細い指がくぱりと尻たぶの狭間を押し開き、現れた肉穴にあらためて先走り汁の滲んだぬるぬるの亀頭をなじませる。
「あっ!ああッ…」
浅ましい行為だと、分かっていながら押し当てられた大きな亀頭に自分のむんむんに熟れた桃色の肉の輪をにちっ…とすりつける。充血した亀頭の表面で敏感な穴ひだをこするたび、恥ずかしい雌声があんあんと自分の口から漏れ、ぶるっ、ぶるんっ…!と男の両手でも余るほどの大きな真白い肉尻を犯す雄の眼前で揺らしてしまう。
「今度からは拒む振りはするなよ、兄上……私はアンタの乱れきった姿が見たいんだ…」
「あっ!あああああッッ!!!」
常の柔らかな声音とは違う、籠る低音が耳孔に注がれ、ズンッ…!と猛り切ったいちもつで一息に肉穴を押し開かれる。
「やああああうッ…!!」
もう何度目か数えきれなくなった犯される瞬間に僅かな矜持が惨めに溶け、自分の豊満な肉尻をずにゅっ…と卑らしい仕草で穴奥まで貫き、支配したびんびんに猛る逞しい肉棒のことしか考えられなくなってしまう。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
豪奢な衣装箱にしがみつき、ぶるぶると肉付きのいい身体を揺らされながら、ぱんぱん!と激しいハメ音とともに尻を犯される。排泄に使うための恥穴が完全に受精穴の入口と化し、腸道をずるっ!ずるんっ!と長く太い男根で入口から最奥まで敏感なひだごとしごかれまくり、完全に雌となった肉尻で犯されながら身悶えしまう。
「あっ!あっ!あああんッ!!」
にゅりっ…!と最奥のひだを探り当てたロキの充血した亀頭がそのしこりを執拗に嬲りだす。
「あひっ!ひうっ!ひんッ!」
根元まで埋め込まれた弟の巨大ないちもつに更にぐっ!ぐっ!と最奥の敏感な肉のしこりまでも押しつぶされ、最も恥ずかしい部分すら雄の勃起した亀頭で犯される感触に、むちむちに熟れた豊満な肉尻ごと桃色の肉の輪がくぱっ…と淫悦でゆるんでしまう。
「あっ…ひっ…あッッ…」
「ふふっ…じゃじゃ馬なアンタをこうやって乗りこなす瞬間が好きなんだ…」
「あッ!? やっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
ぱんっ!ぱんっ!と力強い仕草で自分の恥ずかしいほど大きな肉尻が弟の肉棒でずるんっ…!と腸道の奥までみっちりと犯され、ぱんぱん、ぱんぱんとハメる感覚が早くなり、高速でにゅぼにゅぼと太い血管の浮いた逞しい肉竿が年輪状のひだひだの中で淫らな抜き差しを繰り返す。
「あっ!ひんっ!あんッ!あんっ!」
ごりゅっ!ごりゅうっ!と敏感な突起状のひだの一枚一枚がロキの肉竿にしごかれ、押しつぶされ、雄の味をおぼえこまされる。
「やっ!ああっ!ああんッ!!」
凌辱に近い行為にも関わらず、当の昔に弟のペニスの形に変形させられてしまった淫らな桃色の腸道がひくんっ…ひくんっ…と嬉し気に伸縮を繰り返す。ずぽずぽずぽっ…!と耐えきれないほど貫く速度があがり、自分の悶える雌声が耳を塞ぎたくなるほど甘くはしたないものになる。
「あんッッ!!あんっ!あうううっ…!!」
ロキの肉棒に屈した俺の恥ずかしい桃色の肉の輪からぶびゅっ…、ぶびゅっ…、と愛液のように発情した腸液が垂れ、弟の濃い種汁とどろどろに混ざり合う。ぐちゅぐちゅぐちゃぐちゃと互いの汁が絡み合う恥音が大きく響く中、豊満な肉尻を日も高いうちから思うさま貫かれ、最も雌になってしまう最奥の桃色のひだのしこりごとずりずりずぽずぽと犯され、育ちきった雌尻をたっぷりと味わわれる。
「だめだっ!だめだっ!やっ!ああっ!だめええええッッッ」
激しすぎる快楽に耐えきれず、眦から涙がぼろぼろとこぼれていく。自分が嫌がれば嫌がるほど弟は興奮してしまう。
「ひぐんッッ!」
ぐっ!と強く背後から腰を掴まれ、最奥の犯されまくった肉ひだのしこりにねとっ…と亀頭をおしつけた状態でずるんッ!と肉穴をはげしく一突きされてしまう。
「やあああああッッ…!!」
びゅるるッ!!とその一突きであっけなく自分の肉竿が勢いよく射精し、強引な抽挿にも感じてしまう淫らな身体を犯す雄に見せつける。
「あっ…あっ…」
「ああ…兄上………アンタは本当に…」
「やッ!? やあっ!あんっ!あんっ!」
熱く籠る声が耳朶に注がれ、射精し続ける自分の豊満な肉尻の上で弟が激しく腰を上下に動かす。
「あんっ!あっ!あっ!あんッッ…!!」
ずぷずぷ、ぐちゅぐちゅ、と竿を抜くためだけの直情的な動きが何度も何度も俺の熟れた肉穴を襲い、肉尻の中いっぱいがロキの太く逞しいいちもつで支配され、敏感な年輪状の肉ひだをずりゅずりゅに勃起した竿でこすられまくってしまう。
「あうっ!あんうっ!あううううッッ!!」
雌としての交尾に感じていることが丸分かりの、出したくはない恥ずかしい雌声がぬぽんっ、ぬぽんっ!と長大な男根でむちむちの肉尻の中を入口から穴奥までしごきまくられるたびに漏れていく。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
弟の腰使いにあわせて恥ずかしいほど大きな肉尻をぶるぶると振る自分の姿など知覚したくはなかった。だが覚えた快楽はあまりにも強大で、ぐちゅぐちゅぐぽぐぽという恥ずかしいハメ音が大きく響く中、挿入されたペニスの動きにあわせてむちむちの豊満な肉尻を上下に揺らし、ずりゅうううっ…!と膣口と化した淫らな腸道をひだひだごと貫かれるたび、あひあひと感じまくる雌声を上げまくってしまう。
「あうっ!ああうっ!あんうッッ……!!」
「あっ…あっ…!」
重量のある肉尻をたっぷりとはめまくられ、中のひだがひくっ…、ひくんっ…とひくつく間隔が早くなる。度重なる交尾ですっかり受精器と化した自分の身体は雄の子種を激しく欲するようになってしまっていた。いつも弟は俺の過敏する最奥の肉のしこりに勃起した亀頭をぐりゅっ…と押し当て、ぶびゅううううううッッ…!と一気にものすごい量の子種を放出し始める。熱くて酷くねばつく雄の種が敏感なひだひだに執拗にかけられる感覚は強烈で、中で大量に出されながら自分の肉棒からも雌としての悦びでびちゅびちゅと潮を噴いてしまう。最後の一滴までロキは俺の肉尻に呑み込ませ、ずるんっ!と一息に種付けを終えた巨大な肉棒を抜いてしまう。だから俺は毎回涙をぼろぼろとこぼし、あんあんと身悶えしながら自分の恥ずかしいほど大きな肉尻を犯された状態のままさらし、達した中の敏感な桃色の肉ひだのひくつきや、白濁とした雄の子種でどろどろにけがされた、種付けずみの自分の肉穴を余すところなく、犯した男に視姦され続けてしまっていた。
「兄上…締め付けがきつくなってきた…そろそろ欲しいのか…?」
からかいの響きを含んだ声で囁かれ、悔しさで唇を噛みしめる。
「んうッ!? やっ…!あうっ!あうううっ!!」
その閉じられた口を開かせるようにぱんっ!ぱんっ!と力強く肉尻がびんびんに勃起したいちもつで犯され、ぐりゅっ…!と腸道を開かされ、年輪状のひだひだを逞しい竿でずりゅずりゅとしごかれる刺激に甘く身悶えてしまう。
「…しい」
弟に背後から伸し掛かられた状態で交合でかすれた声を漏らす。
「聞こえないな、兄上…」
冷たい指がしなる背を撫で、その刺激で更に中のいちもつをにちゅんっ…と熱く締め付けてしまう。
「お前がほしい…ロキ…」
「……」
望む言葉を捧げるといつも弟は酷く無口になる。そうしてたっぷりと肉尻を貫かれ、欲望のまま中出しされてしまう。
「あっ!あっ!ああッッ…!」
自分の黄金の髪が背後から掴まれ、衣装箱に押し当てられる。その状態のままパンパンと激しい律動が始まり、肉尻を竿を抜くための穴として徹底的に使われる。
「あっ!あうっ!あんっ!ああんっ!」
ひだ奥のむちむちとした桃色のしこりもずりっ!ずりりっ!と徹底的に亀頭で押しつぶされ、過敏な肉具を執拗にハメ犯される感覚に豊満な雌尻が官能でぶるぶると揺れてしまう。
「あうっ!あひっ!ひんっ!あああんッッ…!!」
真白く女のように大きな肉尻の狭間にある、肉の輪の入口から最奥まで子供の腕ほどもある勃起した肉棒がずるん!ずるんッ!とわが物顔で犯し続ける。
「あっ!あうっ!あっ!」
当の昔にロキの勃起した卑猥な竿の形に変化させられた腸道が快楽でひくひくと嬉しそうに肉ひだをひくつかせながら、種でべちょべちょの穴中をごりゅごりゅとハメられまくる。
「だめッッ!あっ!あっ!やあああああッッ!!」
ぶぶぶぶぶっ!と強く執拗な振動が弟の亀頭で敏感なひだ奥にもたらされ、雄からの受精の合図に無意識の怯えで肉穴をにちゅんっ…!としめつけてしまう。
「やッ!? やあああうッッ…!」
年輪状のむちむちの肉ひだで雄の勃起した長大な肉棒をきつく締めつけたことで、含まされた弟の逞しいいちもつと肉ひだがよりにちゅにちゅと卑らしく密着し、その状態でぶくんっ!と大きくロキの射精間近の肉棒が更にふくらんでしまう。
「だめだっ!だめえええええッッ」
いつもより更に濃い種付けの予感に怯えた雌声が漏れ、それに構わずぐッッ!と強く開ききった鈴口ごと熱く硬い亀頭が敏感なひだ奥の肉のしこりに押し当てられる。
「ひうんっ!」
俺の身体を犯しきった証として、ずりっ…!!と激しく最奥の肉ひだを亀頭で一息に押しつぶされる。
「やあああああッッ!!」
部屋中に響きわたる犯される雌としての悦び声とともに、熱くねばつく子種が俺の豊満な肉尻の中で一斉に放出される。
「ひあっ!ひんッッ!!ひいんっ…!!」
びくんっ!びくんっ!と強制種付けで恥ずかしいほど大きな肉尻がくぱっ…と淫らにいちもつを肉の輪でくわえた姿のまま、弟の痩躯の下で揺れまくる。
「ひあっ!ひんッッ!あついっ!熱いいッ!」
ぶぽっ!と結合部分から呑み込みきれなかったロキの子種が勢いよく垂れてくる。弟の肉棒で支配されたあかし。弟のいちもつの形にぐりゅっ…と開かされた腸道にぶちゅうううううっ…!と次々に白濁とした種がそそがれ、男の両手でも覆いきれないほど大きな俺の肉尻が無理やり呑み込まされる子種でぱんぱんにふくらんでいく。
「やああッ!あひっ!あんっ!あうううっ!やああああうっ…!!」
種をつけられるたび、とろけるほど甘い自分の声が漏れるのが止まらなくなる。種付けされながら豊満な肉尻をずんずんと巨大な肉棒でつつかれ、犯される悦びと受精させられる悦びで、はしたない雌声を漏らしながらぶるぶると大きな両の尻たぶを雌として揺らしまくってしまう。
「ひあッッ!? 」
ずりっ…と亀頭が密着していたひだ奥のしこりから少し離され、その状態でぱっくりと開いた鈴口からぷるりとした最奥の過敏な肉ひだ目がけて、ぶちゅううううっ…!と熱い子種が放出される。
「やあっ!やああああああッッ……!!」
徹底的に自分の雌としておとしめる行動。屈辱的なその行為にも、精子をかけられて犯されたびちゃびちゃの肉ひだのしこりは嬉しそうにひくっ…、ひくんっ…とひくつき、むんむんに熟れた巨大な肉尻がぶるんっ…!と色濃く種付けされたことを悦ぶように弟の眼前で揺れてしまう。
「ひあんっ!」
その様子に満足したかのように、種をかけた亀頭がまた卑らしい仕草でべとべとのひだ奥のしこりにずりっ…!!とすりつけられ、大量の子種を肉穴にびゅくびゅくとそそぎこんでいく。
「やあっ!嫌ああああッッ…!!」
自分の痴態を恥じ、抗う声を出しながらも、びゅくっ!びゅるるっ!と俺の肉棒からの射精も止まらくなる。ぱこぱこと穴をハメられながら、びちゅびちゅと肉棒から精を垂らし、女のように大きな肉尻を種付けされるたびぶるぶると嬉しげに揺らす自分の姿は、ロキ専用の肉奴隷以外の何ものでもなく、羞恥と肉悦でぐちゃぐちゃに頭の中が溶けていく。
「ひうんッッ!!あんっ!あんっ!あんううううッ…!」
豊満な肉尻が中も外も大量の子種でべちょべちょとけがされ、雄からの種付けを悦ぶ自分の桃色の肉ひだがぱくぱくと恥ずかしい雌伸縮を繰り返す。
「あんっ!あんううううっっ…」
何度目とも知れぬひだ奥への射精から来る淫悦でぶびゅううううっ!!と勢いよく自分自身も精を漏らし、とろりとした目で虚空を見つめてしまう。
「あっ…あんっ…!」
最後の一滴まで含ませようと巨大な肉竿がぬぽぬぽと穴中を卑らしくこすり上げ、腸道を犯される刺激で豊満な熟れたむちむちの肉尻を、勃起した雄竿を含んだままのはしたない姿で、じゅぽじゅぽとはしたないハメ音を立てながら小刻みにゆさゆさと激しく揺らしてしまう。
「ああっ!あッ!あっ!ああああんッッ!!!」
自分の感じきった雌声をこれ以上弟に聞かせたくはなかった。だが一気に種付けを終えたいちもつをずるんっ!と抜かれ、徹底的に竿でしごかれ、犯されれまくったひだひだに与えられた、仕上げといわんばかりの最後のひとかきに、熟れきった身体が全身で悦びを表してしまう。
「あああああうっ…!!」
びしゃっ!びしゃっ!と挿入されたいちもつを抜かれた刺激で達した俺の精液が木目の床にかけられ、じんわりとしみていく。
「はっ…はっ…」
抜かれたことで支えを失った身体が頽れるようにして衣装箱の上に寄りかかる。
視界が滲むほど涙を湛え、激しく息をつく俺の乱れた髪を弟の手がそっと撫でさする。
「兄上、アンタも悦かったんだろう…?私にハメまくられた肉ひだがひくひくしてるのが丸見えだ…子種でべっとりよごれて…桃色のひだひだが挿入されたペニスが悦すぎてぱくぱくとはしたないほど伸縮して…このむちむちした大きな肉尻は完全にもう雄の受精穴だな…私に良く馴染んでる…」
常とは違う、熱くなったロキの身体がより俺に密着する。
「私達は相性がいいんだ…また楽しもう…今度は今日の衣装を身に着けて……あの黒い長衣をめくりあげて、兄上に挿入する瞬間が楽しみだよ…」
「……」
整わない息ごと、背後から唇を奪われる。日々、弟の為の肉器へと自分の頑健な身体が作り変えられていく恐怖があった。今では腰に手を添えられるだけで胸の尖りが硬くなり、何度も貫かれた肉穴の腸道が淫らにひくついてしまっていた。頑なに守り抜いた心すら、ロキの影が忍び寄るようで――その予感を振り払うため瞼を硬く閉じ、甘やかな口づけを俺は受け続けた。