Der Schatten 











「ロキッ…!」
王宮から戻ってきた弟に抱き着く。懐かしい宮殿の香りが弟の衣服に残っている気がして、思わず鼻を擦り付け軽く嗅いでしまう。
「姉上…」
笑いながら窘める声。節張った優美な手が俺の髪に触れ、労わるように撫でていく。

自身の慢心が徒となり、地球へと追放された。戦略国土調停補強配備局、通称"シールド"が管理するクレーターで拘束され、そこに現れたロキに父の死を知らされた。曰く俺の追放や氷の巨人との戦争の予兆が負担となり、父であるオーディンは死んだ、と。アスガルドに戻ることを望むと一度は拒否され、だが懇願すると受け入れられた。
"母上は姉上の帰郷を禁じている。だから暫くはここで暮らせばいい"
そういって防壁でもあるアスガルドの岩山近くに仮の住居を宛がわれ、誰の目にも触れぬよう隠れて過ごすようになった。召使の姿はなくとも、その都度食事が用意され、寝台の上には清潔な絹のシーツ、湯浴みの為の温かい湯も常に湛えられていた。唯一会うことが出来るのは夕刻になると王宮から戻ってくる弟のロキだった。俺を理解し、助けてくれる大切な愛しい弟。
戻ったことが分かるといつも強く抱擁し、弟の頬に自分の顔をすり付けた。まるで王宮の女神たちが身に着けるような豪奢な装身具やドレスも次々と用意され、金の刺繍が施された額用の装身具と側頭部に青玉で出来た宝石飾りを身に着け、薔薇色のサテン地の大きく胸の開いたドレスを身に着けると、感嘆とした声で美しいと褒められた。

夜は広間で語らいの場が設けられた。幾つもの蝋燭の火が灯る枝付き燭台の暖かな灯りの中で、子供の頃のように他愛のない会話を交わすのは何よりも楽しい時間だった。就寝時には王宮で召使が身につけさせてくれたものよりも薄い布地の夜着が用意されていた。自分の育ち過ぎた胸や臀部を覆う肌が透けるほどの薄布はどうにも心許なく、胸の先端や恥部の形がくっきりと布地に浮き上がる気がして、部屋の扉をノックされ、就寝の挨拶を告げる弟の前でいつも隠すように両腕で身体を覆った。眠りに就くと自分の愚かさが引き起こした父の死に涙が零れた。だが後悔しても最愛の父は戻ってこない。二度と慢心を起こさぬよう日々を過ごし、母の許しが施される日が来るのを待つしかなかった。




「姉上、今日はこれを持ってきたんだ」
そう弟が告げ、王宮の自室に残していたものを俺に手渡す。
「懐かしいな…」
初陣の記念として保管していた白鋼で出来たガントレット。経年と幾つもの戦傷でくすんだそれは、いつでも初陣の勝利と興奮を身の内に呼び起こす。
「……」
「なんだ?」
微かに笑う気配に首を傾げると穏やかな目線を向けられる。
「ふふっ…どんなに美しく着飾っていたとしてもやはり姉上は姉上だと思ってね…。初陣の時を覚えているだろう?私はアンタを守ろうと出来る限り前衛にいたのに、姉上は誰よりも先に敵陣に向かっていって…」
「ああ、あれか…つい気が急いてな…おかげで指揮官のティールに後で延々と説教されて大変だった」
苦虫を噛み潰した顔で愚痴をいうとまた弟が軽やかに笑う。
「――ありがとう、ロキ。昔の自分を久しぶりに思い出せたよ」
「…姉上は何も変わっていやしないよ。地球でもムジョルニアを取り戻そうと必死に戦っていただろう?今も勇敢な戦士のままだ」
慰めの言葉に笑みを返す。
「ああ、だが"あれ"を振るう力は戻らない」
「……」
父の死と雷神としての力の喪失。自身の慢心が引き起こしたあまりに大きな代償に、涙がつい溢れそうになる。
「姉上…」
優しく自身の身体をロキが抱きしめる。大粒の涙が瞳からこぼれ、弟が纏う黄金の金冠が胸元を覆う暗緑の上衣に吸い込まれていく。
「俺は何て愚かなことを…」
無言で背を摩る手の温かさに思わず嗚咽を漏らしてしまう。
「大丈夫だよ、姉上。大丈夫だから…」
「ロキ…」
強く縋りつくと不意に頤を摑まれる。間近にどこか女性的な美貌を持つ弟の顔があった。それが徐々に近づいて来る。拒まなければいけなかった。だが弱った精神と身体はどこかで触れ合うことを欲していた。
「……」
唇が重なり合う。角度を変えて幾度もついばまれ、濡れた唇が離される。弟の氷のように冷たい指が胸の谷間に押し当てられる。
「…ッ…」
そこから潜り込んだ手が豊かな乳房に触れ、怯えと驚きの混じる吐息を漏らしてしまう――。






「ロキッ…だめだっ…だめだッッ…!!」
抱きかかえられた姿で寝室に連れ込まれ、豪奢なドレスを纏ったまま寝台に押し倒される。
「ロキっっ…!」
胸に触れた手は拒んだ筈だった。だが弟の暴挙は止まらなかった。
「姉上…この時をどんなに待ち望んだことか…」
「や…ッッ!? 」
熱の籠る声で囁かれ、天鵞絨地の胸元を引き破られ、ドレスの裾ごと亜麻で出来た踝丈の肌着をも太ももまで大きくめくり上げられる。
「嫌だっ!やあっ!」
「ああ…なんて真白くて大きな乳房なんだ…ぷるんとした上向きの乳頭も大きくて口に含みやすそうだ…」
「ひあッッ!!」
弟の薄い唇が誰にも触れられたことのない乳頭をじゅるっ…!と乱暴に口に含み、重く大きな乳房ごと手でゆさゆさと揉みこみながらじゅうじゅうと音を立てて吸っていく。
「やああっ!嫌っ!やあああっっ…!!」
「今までは雷神の力があるから手を出せなかったけどね…今の姉上はただのか弱い女だ…」
「やあっ!あんっ!あんっ!」
よだれまみれの舌が敏感な勃起した乳頭のまわりをれろれろと舐めしゃぶり、弾力のある桃色の乳芯を口の輪で締め付け、じゅぽ!じゅぽ!と卑猥な動作でしごきあげる。
「やあっ!やっ!やんっ…!」
初めて味わう淫らな刺激で感じたくはないのに乳房がぶるんっ…と更に大きく張ってしまう。
「姉上…もう母乳が溜まってきたの…?ねぶってる先っぽがびんびんにしこって…甘い乳の味がしてきたよ…」
「やっ!ちがうっ!ひんっ!ひっっ!やあああああッッ…!!」
興奮した弟に高速で勃起肥大した乳芯をにゅり!にゅり!と唇の輪っかでしごかれる。
「やんっ!やんっ!やっ!やあああッ!!!」
両方から乳を出させようと大きすぎる両の乳房をわし掴んでぶるんっ…!と中央に寄せられ、交互にずぼずぼ、ずぼずぼ、と敏感なしこった乳芯を犯される。
「やあっ!やんっ!やっ!やっ!やあああんッ…!」
弟の痩躯に押さえつけられた身体を必死に動かす。だがあまりにそれは重く大きく、しこりきった乳芯を激しくずこずことねぶられ、甘い吐息とともに隠された恥部がじゅんっ…と熱く潤んでしまう。

「姉上…これで乳腺を刺激してあげるね…」
以前と同じ柔和な顔で弟が微笑み、だが酷く淫蕩な空気を纏わせながらよだれにまみれた自分の舌をぶるっ…!ととがらせる。
「ッ!? だめだ!だめだッッ!!」
必死の抵抗も虚しく、指でくぷっ…と未貫通の乳穴を拡げられ、ひくつくそこに尖った舌先を押し当てられる。
「やめッッ…ひいんっ!!!」
ぶりゅっ!という貫通音とともに乳穴が舌で犯される。
「やんっ!やんっ!やっ!やああああんっっ!」
そのままケダモノのようにずこずこと縦横無尽に乳穴をほじられ、すでに初乳の溜っていた乳房が呆気なくブブッ…!と母乳を噴きださせてしまう。
「やあっ!!嫌ああっ…!あっ…あんっ…!」
「これがアスガルドの姫の初乳…処女の姉上のぱんぱんに詰まった大きな乳房から出た母乳…」
「やあっ!やんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
欲情した弟に大きすぎる乳房ごとずにゅっ、と口に含まれ、じゅう!じゅう!と激しく音を立てて母乳を吸われる。
「ひんっ!ひんっ!やっ!やあああんッッ…!!」
「甘くて暖かくて美味しいよ姉上…飲んでも飲んでも母乳まみれの乳房が私の手より大きいままで張りがあって…お尻も恥ずかしいくらいにむちむちと大きくて…」
「やんっ!やっ!やっ!やあああっ!」
乳穴を犯され過ぎておかしくなりそうだった。にゅぐにゅぐと卑猥な仕草で搾乳されるたび、甘い鳴き声があふれ、嫌なのにじゅる!じゅる!と弟に大量の母乳を浅ましい仕草で吸われ、恥ずかしいくらいに大きな乳房を男の手でわし掴まれ、激しくぶるぶると欲望のままに揉みこまれる。
「あん!あんっ!あんっっ…!ひんッッ…!」
「――あの男が私を攫った訳がやっと分かったよ…姉上と私をこうして引き会わせ、二つの強国の遺伝子を持つ優れた子孫を生み出すことを欲していたんだ…」
「やあっ!やああっ…」
弟の告げる意味を飲み込む前に乳辱による肉悦で思考が支配されてしまう。
「姉上…私もアンタも憐れな駒なんだ……でも私はそれでもいい…愛しているんだ…」
「あんっ!あっ!あっ!ああッ…」
「姉上……」






「……」
軽く気を失っていたのだろう。口に含まされた強い酒の味で目が覚める。
「あっ…」
先ほどまでの出来事が夢であって欲しかった。だが今もたっぷりと母乳を吸われた豊満な乳房はうずうずと妖しく疼き、ぱんぱんに乳の詰まった乳房の先端から白い母乳がゆっくりと滲み出る。纏っていた衣装はすべて脱がされ、細身ながらしっかりと筋肉がついた弟の身体がぐっ、と俺に伸し掛かる。
「もう止めてくれ、頼むから…ロキ…」
自分のむちむちとした太い股に当たるぬるぬるとした熱く硬く長いものが何かを視認したくはなかった。
「ロキ…」
優しく気弱な弟だった。武芸の才のない弟を常に庇護してきた。どんな我儘な願いもいつも弟は適えてくれた。養母であるフリッガに良く似た美しく賢い弟。愛しい、大切なロキ。
「ひッッ…!」
無言で両の脚の膝裏がぐっ、と掴まれ、左右に大きく押し広げられる。
「やあっ!!」
子供が用を足すような恥ずかしい姿に思わず顔を覆ってしまう。弟の荒い呼吸が聞こえ、誰にも触れさせたことも見せたこともない肉の割れ目にぐちゅっ、と硬く熱い何かが押し当てられる。
「姉上…」
「ひんっ…!!!」
押し開かれる痛みで涙が零れてしまう。
「やあああっ!!」
暴れる身体を押さえつけられ、恥ずかしいほど大きな肉尻にずる、ずるっ、と熱く太い何かが強引に挿入されていく。
「いやっ!やああっ!やあっ!やあああああッッッ!!!」
ぶちっ…!と膜が破れる音が聞こえ、呆然としたままずるんっ!!と肉膣を弟の勃起した巨大なペニスで犯されてしまう。
「あっ…あっ…」
ずんっ!ずんっ!と数度膣口を抜き差しされ、徐々にその速度が増していく。
「やっ、あっ、あっ、あっ…」
涙が大量に溢れ、誰よりも信じていた弟に襲われ、処女を奪われる。
「あっ、あっ、あっ…あっ…!」
破瓜の痛みと、その痛みとは違う熱い何かに同時に身体を侵されながら不意に弟の動きが止まり、ぶるりと震えた後、子宮の中に生温かい液体がゆっくりと広がっていく。
「あっ…あっ…」
数度の射精の後、糸を引きながら弟の男根がぬぽっ…と抜かれ、交尾で熱くなった身体が俺に覆い被さる。
「……」
眦をまた熱い涙が伝っていく――。







「やっ!やあっ!あんっ!あんッ…!!」
あれからどれ程の日が流れたのか。俺を手籠めにした弟は連夜俺を襲い、性交を繰り返すようになっていた。魔術による障壁によって邸の中に閉じ込められ、雷神の力を失った俺に抵抗する術はなく、様々な体位で弟に犯され、忌むべき凌辱も肉の悦びとして植え付けられた。

「あっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
「姉上、また胸が母乳ですごく大きくなったね…益々卑らしい身体付きになったけど今まで贈ったドレスがこれじゃもう入らないな…。お尻もこんなに大きいのに相変わらず敏感で…もう中がぬるぬるだよ…」
「やっ!やっ!あっ!あんっ!」
寝台の上で胡坐を掻いた弟の上に座らされ、背後から恥ずかしいほどの大きさに育った乳房を唇にずるりと含まれ、敏感な肥大乳頭ごと浅ましい仕草でじゅぽじゅぽと搾乳されながら、むちむちの膣口を指でずん!ずん!と悪戯される。
「あっ…!ああっ!あんッ…!!」
弟に犯された今も様々な贈り物は続いていた。だが衣装は時折目を背けるような卑猥なものも贈られるようになり、布面積の極端に少ないそれを無理やり身に着けさせられた姿で襲われ、欲望のままに子種をびゅくびゅくと抽入されることも多くなっていた。
「あっ!あっ!あんっ!あんっ!」
ぬぷぷぷぷっ…!と指でマッサージするように肉厚な二つの割れ目の中を犯され、嫌なのに膣口がぬるぬるに愛液で溢れてしまう。
「んうっ!んっ!んうううっ…!」
もう生娘としての膜はないのに、膜のあった粘膜の部分をずるんっ…と指でなぞられ、破瓜とともに味わわされた逞しい肉棒の味を思い出し、子宮がきゅんきゅんと淫らに疼きだす。
「あっ!やあッッ!!あんっ!あんッ!」
ずんっ!ずんっ!と膜をやぶるような激しい動きで敏感な割れ目の中を男の指でぐちょぐちょに掻きまわされ、再度処女膜喪失を味わわせる動きにぬめる肉膣の中が更に恥ずかしい愛液でぬちょぬちょになっていく。
「あんっ!あんっ!あんっ!ああ…ッッ!」
ひと際強くじゅるるるっっ…!と豊満な胸を唇で吸引され、雄の興奮を色濃く示す弟に母乳をずにゅずにゅとたっぷり吸われてしまう。
「あんっ!あんっ!あんっ!あっ!」
吸われていない方の豊満な乳房がぶるっ!ぶるんっ!と大きく揺れ、恥ずかしいほど大きな肉尻のむちっ…とした上向きの割れ目が汁があふれるほど男の指でずん!ずん!とつつきまくられる。
「あっ!だめっ!駄目ええ…ッ」
うがつ指の動きがずずずずっ…!と激しくなり、むちむちとした大きな尻たぶのはざまからぐちょぐちょと恥ずかしい水音があふれ出る。

「やあああんっ…!!」
自分でも耳を塞ぎたくなるほどの甘ったるくはしたないよがり声が幽閉された邸内に響く。
ぷくりと膨らんだ大きなクリトリスをひねるようにしてつままれ、誰にも見られたくはないのに両の太ももを大きく左右に開脚させられ、ひんひんと卑らしい声で泣きあえぎながらプシャッッ…!!とむちむちとした肉厚な二つの割れ目から潮を勢いよく噴いてしまう。
「やっ…!ああっ…!やああっ!」
見られたくはないのに潮噴きする肉悦で腰が無意識に動き、豊満な肉尻を犯す雄の前で誘うようにぶるぶると小刻みに揺すり、ぶっ、ぶっ、と恥ずかしい粘度のある愛液を子宮からあふれさせる。
「やあっ…!やああんッ…」

「姉上が追放されて良かったよ…好きなだけこうして国中の男達が懸想していた姫の卑らしい潮噴き姿を堪能できる…」
「…ッ…」
揶揄う言葉をかけ、俺が恥辱に震える様を楽しむと慣れた仕草でくぱっ…!と肉厚な肉の割れ目を押し開き、すでに腹につくほど勃起した逞しい肉根を背後からぐちゅんっ…と押し当てる。
「姉上、さあ子作りしよう…」
「ロキッ!待っ…ッッ!ふあッッ…!!」
子宮口の肉弁に届くほど一気に長く太い男根を押し込まれる。
「あっ…!あっ…」
膣口の肉びらを巻き込みながら敏感な膣内を一息に雄竿で犯され、小さな肉膣が弟の勃起した長く太い肉棒でいっぱいになってしまう。
「あっ…あッ…」
「可哀想に姉上…今日もこの大きなむちむちしたお尻を私に犯されて…子宮口の肉弁にぴったり亀頭を押し付けられて…びゅくっ、びゅくっ、て子宮に種付けされて赤ちゃんを仕込まれて…」
「やっ!やあっ…」
ゆっくりと、だが力強く弟が腰を使い始める。

「姉上が私の子供を宿したら、流石に母上は許してくれると思うけど…民はどう思うかな…」
他人事のように呟きながらぱんぱん、ぱんぱん、と敏感な肉膣を弟の太く逞しい肉竿がえぐるように犯し、徐々にその抜き差しがぐちゅぐちゅと早くなる。
「やっ!やあっ!あんっ!あんっ…!」
まだ母乳の滴る大きすぎる乳房もわし掴まれ、搾乳のように乳頭を前後にしごかれる。
「んうっ!んうっ!あッ!やあっ!やああッッ…!!」
雄の手による強引な搾乳でぶびゅっ!ぶびゅっ!と母乳が大量に飛び散り、その乳が弟のペニスと舌で貫通済みの恥ずかしい乳穴から噴き出る感触にも雌として淫猥にもだえてしまう。
「やあっ!やあああんッッ…!」
「追放された上に弟の子種でぱんぱんに孕んで…きっと故国へ戻る為に近親の私を誘った淫乱な王女だと思われるだろうね…」
「…っっ…」
告げられた残酷な事実に思わず涙が零れてしまう。
「ああ、姉上…泣いてる姿もなんて愛らしいんだ…」
うっとりとした声で囁かれ、子宮口の敏感な肉弁をノックするように硬く大きな亀頭がずんずんと肉膣の弱い部分を攻め始める。
「やあっ!やあ…ッッ!!あっ!あんっ!あんっ!あんっ…」
数えきれないほど抱かれた身体がはしたなく雄の肉棒を求め、膣内のびんびんに勃起し、卑らしい形に膨らんだ太竿をむちむちの肉びらできゅうきゅうと締めつけながら豊満な肉尻をぶるぶると揺すり上げ続けてしまう。
「あっ!あっ!あんっ!ああんッッ…!」
つい数週間前まで処女だった身体が肉膣の悦い部分を逞しい男根がずこずことこするたび、びくびくと大きすぎる乳と尻を揺らしながらもだえ、ねっとりと自ら腰を使いながら大事な弟の勃起したいちもつを肉厚な肉びらで味わい続けてしまう。
「あっ!あっ、あっ…あんッ…」
「でも安心して…王宮に戻れば私が姉上を"妻"として守るから…どんな悪評からもね…そうして姉上は私に見守られながら私達の子を産むんだ…」
「あんッ!あっ!ああっ!ああんッッ!」

下から激しく突き上げられ、恥ずかしいほど大きな乳房を背後からわし掴まれ、むちむちの両の太ももを大きく左右に開いた恥ずかしい結合姿で弟の太すぎるいちもつと自分の膣口がびっちりと密着し、ぬぽっ、ぬぽっ、と恥ずかしい交尾音を立てながら卑猥な結合を繰り返す。
「やあっ!やああッ!やああっ…!」
ずりゅんっ!ずりゅううううっっ…と膣肉のびらびらを逞しい太竿で強引にかきわけられるたびに発情で瞳が潤み、口元がはしたない笑みを浮かべてしまう。
「あッ!あんっ!あんっ!あんっ!」
大量の母乳が乳頭を掴んだ雄の手でぬこぬこと搾乳されるたびびちょびちょに溢れ、きゅんきゅんと疼く子宮口の肉弁をずん!ずん!と乱暴に亀頭でこづかれるたび、愛液がずこずこと勃起竿で犯され続ける肉厚な肉びらからぶっ、ぶっ、とはしたなく溢れ、子種を仕込む子宮の弁がくぱっ…と弟との子作りのために淫らに開いていく。
「あんっ!あんっ!あんッ!あんっ!」
まるで娼婦のような体位でロキとまぐわい、犯される気持ちよさで膨らんだクリトリスをくりくりとしごかれながら肉びらごと割れ目をどちゅ!どちゅ!と太い肉筋がびんびんに浮いた肉茎で犯される。
「あんっ!あっ!あッッ!あんっ…」
「姉上…綺麗だよ…綺麗だ…」
明らかに子作りの準備が整ったむちむちの熟れた女体が欲情した弟に貪り尽くされ、より懐妊の瞬間が近付いて来る。
「やっ!? 」
不意に充血した亀頭がぐぐっ…!!と強く子宮口の肉弁に押し付けられ、肉悦で開いた入口に無理やりその亀首をぐちゅんっ…!ともぐりこまされる。
「ロキッッ!だめだっ…そんな奥ッッ…!!あんっ!あんッ!だめっ…!」
何度も経験した雄による強引な種付けの瞬間。
「だめっ!あんっ!あんッ!あんっ!やあああッッ…!だめえええッッ…!!!」
制止できる筈がないのに敏感な肉膣をぐちょぐちょに勃起竿でかきまぜられながら、抗う言葉とともに恥ずかしいほど大きな雌尻を犯す雄の前で激しくぶるぶると揺らしてしまう。

「姉上……」
「あんッッ!!あんっ!あんっ!あんっ!」
ぱんぱん!ぱんぱん!と下からの突き上げが早く激しくなり、両の太ももを大きく左右に広げた恥ずかしい開脚姿でむちむちの割れ目とびんびんの肉竿をむちゅっ…!と隙間がないほど密着させ、子作りのための結合をぐちゅぐちゅずぽずぽと繰り返される。
「あっ!あん!あんっ!あっ!ああッッ…!!」
ずるんっ!ずるん…っ!!と根元から亀頭まで味わわされる雄の太く逞しい肉棒の味に肉膣が完全に陥落し、獣のように肉弁を激しくつつかれ、豊満な肉尻を浅ましい速さでじゅぽじゅぽと肉膣ごと犯されても一切抵抗が出来なくなってしまう。
「あっ!あんっ!あんっ!あんッ…」
恥ずかしいほど大きな両の乳房が弟の手でぐにっ…!とわし掴まれ、肥大勃起した乳頭をしごかれながら母乳の噴射を強要される。
「やあああッッ!!」
同時にずりゅんっ!!とより亀頭が敏感な肉弁にもぐりこみ、息を呑む音と共にぶちゅうううううっっ…と大量の子種がむちむちの子宮にそそがれてしまう。
「やあああんッッ!あひっ!あひいんッッ…!」
柔和な弟とは思えない荒々しさでぶちゅっ!ぶちゅんっ!と子宮に子種が植えつけられる。
「あんっ!あんっ!あんっ!ああんっ!」
乳房からぶっ、ぶっ、と母乳を噴き上げ、亀頭の先端から根元までにゅぶうううううっ…と肉膣に挿入された恥ずかしい結合姿で種付けを繰り返され、むちむちとした大きな肉尻が完全に弟の受精穴と化してしまう。
「やあッ!!あんっ!あんっ!あんっ!」
子作りの意思を持つ弟に背後からがっちりと硬く拘束され、母乳の垂れる大きすぎる乳房をぶるんっ!ぶるんっ!と種をつけられるたびに大きく揺らしながら、子宮の最奥にぶびゅぶびゅと子種を仕込まれ、受精した肉悦でくったりと全身から力が抜けていく――。





「……」
目覚めると未だ夜は明けぬままで、自分を抱すくめる弟の腕の中だった。汚れは全て拭われ、肌に触れる夜着のさらさらとした心地が激しい凌辱で疲弊した心を慰める。
連夜王宮に戻らぬ弟は周囲からどう噂されているだろうか。ロキの子を孕んだ俺を、弟の王妃となった自分を、母や仲間達はどう迎えるだろうか――…。
「…ッ…」
手のひらを見つめ、望んで止まないムジョルニアを心の中で呼んでみる。だが幾ら呼ぼうとも待ち望んだものは現れず、絶望とともに俺は目を閉じるのだった。