Piece Of Me


「くくく…ついに手に入れたぞ。これが兄上のディスク…」
 掌にある三角形状をした小さな金属片を握り締め、そう私は呟いた。何人もの部下達の犠牲と引き換えに己が手にしたもの。このディスクを奪った時の少年の悲壮な顔を思い出し、制勝の笑みが頬に浮かぶ。
「ソー、…私の声が聞こえているのだろう?」
そう語りかけるとディスクの上に幻影が生じ、ホログラムとなって雷鳴の神が現れる。
 「ああ、兄上…」
 憤怒の眼差しを向ける兄にうっそりと呟き、人差し指と中指を使い、掌の上の小さな人形を撫でてみる。
 「…!」
 幻影となっても身のうちに感じる肌を撫でられる感触に、釣り目がちな灰青の瞳が驚きで見開かれる。
 「ふふっ…私のバイオコードは完璧な上に少々改良を施していてね…こうしてホログラフィ投影システムで映し出された物体にも直接触れることが出来るんだ」
 肉のみっちりとつまった女のように太い腿にも指を伸ばし、何度も撫でさすると怒りで見事な黄金の髪を逆立てたソーが私の指を忌々しげに払いのける。
 「おやあ?そんなことをしてもいいのか兄上。アキラ、とヒカル、だったかな。あの兄弟に危険が及んでも構わないというのか…?」
こちらに生殺与奪があることを誇張すると、さっと顔色を変えた兄が悔しげに唇を噛む。
 「ふふっ…そうだ。大人しくしていろよ…」
 自分の赤目が獣欲で濡れていくのがよく分かる。べろりと舌を出し、睨み付ける兄の小さな桃色の唇をぬろりと舐める。
「くっ…!」
 「ほう…こんなに小さな唇でも果実のように甘いじゃないか…さあその愛らしい花びらで私の舌を吸ってくれ…」
ぬろぬろと兄の唇を犯し、顔中私の唾液をべっとりとつけてやりながら兄からの奉仕をねだる。
ムジョルニアに選ばれた高潔な魂を持つ者らしく、情交すら知らぬままでいた兄は弟からの口付けに大きく狼狽し、冷静さを失し、唇を舌でくちくちと奪われるたび、その生娘の肌をじわりと熱くしてしまう。
 「何度もいわせるなよ。奉仕しろ、といってるんだ」
そう叱咤されるとぐっ、と屈辱で顔を歪めながらそっと甘く熱い唇が開かれる。
 私の親指ほどの大きさしかない愛らしい白い手で支えるように陵辱する男のぬるぬるとする舌を持ち上げ、ちゅくちゅくと水音を立てながら、懸命に雄の大きな舌を小さな桃色の唇で吸い始める。
 「んっ…ぐうっ…んうっ…」
 舌の表面から滴り落ちる唾液で支える手がぬめぬめと濡れ、吸い付く桃色の唇の中にも私の唾液があふれ始める。
 「んぐうっ!」
 雄雄しく逞しい雷神の身体がびくりと震え、硬く尖らせた巨大な舌先がその柔らかな桃色の唇の中にぶるりと突き入れられる。
 「んぐっ!んうっ!んううううっっ!!!」
 逃れられぬように兄の身体をきつく握り締め、手の中に拘束する。
ぬちゅぬちゅ、ぐちゅぐちゅと私の大きな舌がもたらす口腔陵辱による激しい水音が兄の小さな桃色の唇から漏れ、ぬっぽりとその愛らしい口腔で私の舌先を口一杯にほお張らされながら、びくびくと哀れなほど肢体が震え身悶える。
 「ふっ!んうっ…!」
 釣り目がちな澄んだ灰青の瞳が惑いと覚えさせられる生々しい肉の味でうっすらと光り濡れていく。
まだ触れ合うことすら知らずにいた初々しい兄の唇が私のぬめった太く大きな舌でずこずこと性交のように犯され、口腔を邪神の唾液でたっぷりと穢される。ロバートの姿でヘルキャリアに搭乗し、自身の駒である副指令のマリア・ヒルに前司令官室をシールド監査の拠点として明け渡させた。この部屋での姿も行われる行為も誰にも知られることはなく、味方の巨大戦艦内に兄のディスクがあることをスターク達に気付かれることもないだろう。まさに私の、私だけの肉人形と化した兄をぐったりするまで舌で犯し尽くし、はあはあと荒く息をつく小さなソーを無機質なカーボン製のデスクの上に横たえさせる。
「なんだ、口付けだけで陥落してしまったのか?アスガルドの神ともあろう者がなんと情けない…」
そうからかうと無垢な唇を陵辱されてもなお気丈な瞳がきっと私をにらみつける。それでこそソーだと思いながら、兄の下部を覆う甲冑を指でこつりとつつく。
 「昔から野暮ったい鎧だと思っていたが私はここの形状は気に入ってるんだ」
 大剣の切先に似た陰部を覆う黒いプレートアーマーを掴み、くっと持ち上げる。
 「まるで貞操帯のようじゃないか…よくこんなはしたないほど大きな尻で今まで処女を奪われずにいたものだ」
 抗えば子供達に危害が及ぶ。それを十分すぎるほど理解しているソーはぐっ、と唇をかみ締め、恥辱に頬を染めながら意味ありげに下半身を撫で摩る指の悪戯にもじっと耐えていく。その従順さにつまらなさを感じた私はふんと鼻を鳴らし、黄金に輝くセプターを掴むと微弱なケイン・ブラストを発生させ無数の雷光で小さな兄を攻撃する。
 「ぐあっ!!」
びりびりと兄の身体が電流に震え、苦痛の喘ぎがその唇から漏れる。どこまで耐えられるのかを冷徹に見つめながら徐々にエナジーを強くさせ、邪魔な甲冑が解除される瞬間をじっと待つ。
 「ぐうっ!」
 眼前の小さな男が気を失うかと思えた瞬間、目の前でばちりとアーマーが分解される音が聞こえ、しゅうしゅうと音を立てる白い煙とともに真白い兄の裸が現れる。
 「おお…」
その彫刻のように逞しい胸板や深く割れた腹筋、相反するようにむちむちと柔らかな肉のついた大きな尻や太もも、丸太のようにむっちりとした二の腕とさらされる無防備な白い脇ににごくりと喉が鳴り、口腔に唾がたまっていく。
 「ふふ、綺麗な薄紅色のペニスじゃないか。陰毛もまばゆい黄金でうっすらと見える初々しい尻穴もずいぶんと無垢な色だ…」
 下卑た欲望のままに人差し指と親指で小さな兄の足首を掴み、デスクの上でぐっと左右に開かせる。
 「くっ…!」
 太ももを股の腱が浮き出るほど大きく両側に開かされ、女のように大きな尻も初々しい肉棒もむちむちとした尻たぶのはざまにひくりとうごめく桃色の肛門もすべてが恥ずかしいほど丸見えになる。その淫らな雌としての降伏姿に兄の白い肌が上気し、アスガルドの高潔な王子として今まで味わうことのなかった屈辱に頬がぶるぶると怒りで震えていく。
 「くっくっ…怯えているのか?兄上。それとも憤っているのか…?この体格差でしか味わえないことをしてやろう…」
べろりと唾液でぬらぬらと濡れた舌を出し、女のように大きくむちむちとした尻たぶのすぼみににじゅっ、とその表面をくっつける。
 「ッッ!」
 誰にも触られたことのない、身体の中で一番恥ずかしく敏感な部分である排泄する為のむっちりとした桃色の肉穴に柔らかくねっとりした熱い舌が生き物のようにべちょりと覆いかぶさる。そのまま顔をぐっと肉薄し、舌先でにじゅにじゅと尻穴を舐めながら、舌の中心でまだ誰とも通じたことのない新芽のような愛らしい小ささの薄紅色の無防備なペニスを包み込む。ざらざらとした舌の表面をこすり付け、ぶるっ、ぶるっ、と強く前後させながら兄の二つの初々しい肉性器を嬲り、たっぷりと犯し始める。
「ひあっ!ぐっ!あっ!ああっ!」
 小さな足首を強く掴み、デスクに張付けさせたソーの身体が哀れなほどびくびくと大きく揺れる。敏感な誰にも触れられたことのない恥ずかしい二つの肉性器を、ペニスは表面をざらついた舌でこすられ、むちむちとした桃色の肉穴はその肉厚な入り口を舌でぬぽぬぽとほぐされ、雄を受け入れるためだけにぬっぽりと熱く雌穴と腸道を開かされながら、ねっとりと受精器への執拗な愛撫を受ける。
 「ぐっ!ううっ…!んうっ…ううっっ…!」
 「兄上…特に肛門が感じているんじゃないか…?私の舌先にひくひくと口を開けた卑らしい肉穴が貼り付いて離れないじゃないか…そんなにつんつんとうずく入り口を突いて欲しいのか…?」
 舌に感じる兄の先走りの苦い汁と誰にも貫通されたことのない初々しい生娘の雌穴の味を堪能しながらぺろりと口元をぬぐう。
 涙に濡れた灰青の瞳が私を鋭く睨みつけ、だが白桃のようにすべらかで白く、女のように大きくむちむちとした肉尻は男に愛されたことでいまやむんむんと雌の香で発情し、眼前に丸見えになった雄の陵辱でぬっぽりと開き始めたむっちりとした桃色の肛門と緩く勃ちあがり始めた薄紅色の花芯、ペニスでずんずんと突かれることを待つかのようなむちむちとした恥ずかしいほど大きな白い雌尻が雄の欲情を痛いほど刺激する。
 「ぐっ…!ロキッッ!?」
 兄の小さく軽い身体を掴みあげ、ぐるりとそれを反転させる。四つん這いの姿にさせ、羽根飾りのついた銀の兜を被ったままの頭を親指で強く天板に押さえつけ、ぷるぷると揺れる大きな肉尻をぶるっと高くあげさせる。
 「あっ!あああうっっ!!」
 背後から臀部をぬるりと舐める舌の動きに兄の濡れた桃色の唇から甘く高い淫声があふれ出る。ざらついた大きな舌に肛虐でひくひくと開いた卑らしい尻の穴をぬずりと撫でられながら、今度は舌先でくちくちと薄紅色のペニスをつつまれ嬲られる。
 「あっ!あうっ!あっ!」
ぶるっ、ぶるっ、と汗まみれの上気した白い身体を震わせながら大きな白い肉尻がじゅぽじゅぽぬぐぬぐと恥音を立てて巨大な舌に犯される。ずりゅ、ずりゅ、と舌が激しくむちむちとした桃色の肛門とペニスを上下し、むっちりとした白桃のような肉尻がびくんびくんと汗と唾液にまみれながら上下に激しくゆれ動く。ぬるぬるとした唾液をべっとりとつけられながら初々しく敏感な肉性器を二つとも嬲られ、そのどちらもが雌の生殖器として躾けられていく。
 「ふっ!ぐんっ!あっ!ああっ…!!」
 頬を朱に染めたソーが自身に恥じ入りながらもびくびくと身をふるわせ、熱い嬌声を桃色の唇から艶かしく漏らす。
ぴちゅぴちゅと猫がミルクを舐めるような音が兄のむちむちとした肉尻から響き、その度にとろんとした顔で兄が腰を上下に振りながら肉棒と肛門を巨大な舌の前にぷるんとさらす。木になった果実をもぎとるようにずるっと敏感なむっちりとした穴と初々しい肉棒にざらつく舌がからみつき、ずるずるびちょびちょと浅ましい速さで舌が動き、生娘の二つの雌の生殖器を蛇のような卑猥な動きで味わいつくす。
「んうっ!んうっ!んうっ!んうううっ!!」
 「ふふっ…!私にこの恥ずかしいペニスと肛門の味を知られてしまったなあ兄上…どうだ?もうこの身体ではあの少年達の元へは戻れまい…敵と密通したヒーローなど誰が望むというのだ…?」
 小さな愛らしい吐息とともに、ねぶり続けたむちむちとした大きな尻の狭間にある愛らしい肉穴がくぱっ…と熱く入り口を開かせ、ぱくぱくと中でうごめく桃色の肉ひだを見せつけながら無意識に雄の陵辱をねだる。その姿に自身の肉棒が痛いほど勃起し硬く反り返り、子種をつけようと亀頭冠のかさをぐぱりと大きく開かせる。
 「っ…それでも…それでも私は…ヒカルが望むのならば……」
 灰青の瞳を涙で濡らし、悲痛な顔をした兄の口から漏れる名に眉をひそめる。まるであの少女のような少年が自身の唯一無二の存在だとでも言わんばかりの独白に、醜悪なまでの不快さがこみ上げる。
 「……ッ」
 震える手で紫のディスクを掴み、召還の言葉を発しながら地面に叩き付け、愚かな兄に罰を与える瞬間を待ち受ける。
「ぐうっっ!!」
 実体に戻った兄の身体がデスクの上に投げ出される。その大柄な身体がもたらす重みでカーボンの天板がぎしりと音を立て大きく揺れる。優しく相手を抱こうとした心がどこかへ霧散し、嫉妬から来るどす黒い怒りが可虐の種を植え付ける。その醜い心のままに兄に手を伸ばし、番の契りを強引に結ばせる。
 「兄上、抵抗はするなよ…何よりもあの少年が大事なのだろう…?」
 乱暴に黄金の髪を掴み上げ、噛み付くようにして唇を奪う。
 「んっ…ううっ…」
 舌をねじ込み、ぐちゅぐちゅと口腔を嬲る。強い憤りを覚えても尚、みずみずしい色をした柔らかく甘い唇に耽溺する自分にも名状しがたい怒りが募る。
たっぷりと唇を犯した後、腕を引いてデスクから降ろさせ、リノリウムの床に奴隷のように這い蹲らせる。顔を地面に擦り付け、臀部のみを高く掲げた交尾を待つ雌犬の姿勢が高潔な兄の心を恥辱で穢す。雌として熟れるまで愛でた女のように大きな肉尻の狭間でひくひくとうごめく桃色のむちむちとした尻穴からとろりと愛液のように唾液が垂れ、むっちりとした太い腿を伝っていく。
 「いい眺めだ兄上…興奮してきたよ…」
 兄の背後から性急な仕草で伸し掛かる。抱きすくめた熱い肌がびくりと震え、生娘としての怯えを忠実に陵辱する男へと伝播する。綺麗な色をした肛門をむにりと開き、熱くぬめりほぐれた入り口にぐちゅりと勃起した亀頭を含ませる。
 「…!!」
すべてを覚悟したソーがぐっ、と口を固く引き結び、屈辱で真白い肌を上気させながら処女を奪われる瞬間をじっと待つ。
 「ふふっ…さあこれで私のものだ…」
 兄に種付けする興奮で亀頭のかさが凶悪なまでに開き、竿自体が血管を強く浮き出せながらびちりと硬く充血する。むちむちとした肉尻へ向け体重を強くかけ、自らの重みで兄の処女穴をぶっ!と膨らんだ肉竿で一気に貫く。
 「ぐああああッッ!!」
 初めて含まされる太く逞しい男のペニスに兄の恥ずかしいほど大きな肉尻がぶるぶると震え、膜はないものの、強引に突き入れられた衝撃で生娘だった肉の輪が僅かに裂け、破瓜の血がぬろりと肉穴を垂れていく。
 「あっ…あっ…」
 女として処女を奪われ、喪失の痛みに呆然とする兄の顔を背後から見つめながらゆっくりと腰を動かす。
 「やっ!ああっ…!!」
にじゅっ、にじゅっ、と生娘が穴を犯される恥音が室内に響き渡る。もっと強い痛みを与える筈が怯え震える兄の姿に可逆の心が陰りを見せ、破瓜以上の痛みを与えぬ様、ぬぽぬぽと緩く竿を前後させ、兄の初々しい肉ひだに征服する男の長大な肉棒をじっとりと馴染ませる。
 「ああっ!あひっ!ひんっ!ひんっ!ひううっ!!」
ぱちゅっ、ぱちゅっ、とゆるく抽挿しながらむちむちとした両の尻たぶに手をかけ、くぱりと大きく左右に開かせる。雄をくわえた桃色の卑らしいぬるぬるとした肉輪をぶるんとむき出しにさせ、私によって処女が散らされていく様を執拗に視姦する。
 「やあっ…!!あひっ!ああ!あひ!ひんっ!やああうっ!!」
やがて兄の初々しくも甘美な肉壷に抗えなくなり、女のように大きな尻に獣のように伸し掛かり、早くせわしない律動でぱこぱこぱんぱんと竿を動かし肉穴を交尾穴として激しく味わいはじめる。
「あぐっ!やあぐっ!あうっ!あうっ!んんうっ…!!」
 雌犬のように鳴きながら、ぐっとソーが耐えきれぬように両の手で自らの頭を抱え、床に強く擦りつけ、汗まみれの鋼のように見事な身体をびくびくと震わせる。
それが痛みだけではないことはねっとりと血管の浮き出た醜悪な竿に吸いついたむちむちの肉ひだと太い腕の隙間から見える赤らんだ顔が証明し、征服者の笑みが頬に浮かぶ。
 「ふふっ…意外だなあ兄上。こんな交尾丸出しのはめ方が好きなのか…」
わざと荒く息を吐きながら獣のように腰を小刻みに激しくふり続け、処女を喪失したばかりの初々しい兄の肉穴から膨らんだ亀頭冠をぬぷううう…と抜き出す。
 「やっ!ああっ!あっ!あんっ!!」
ソーの恥ずかしいほど大きな尻が抜け出る竿にあわせてびくっ、びくっと揺れていく。
 「ああっ…!」
 子種をかきだすひろがったカリの動きでぷるぷるの肉ひだが刺激され、亀頭冠を残してずるんと醜悪なほど太い肉竿がぬめる温かいむちむちの肉穴から湯気と共に引き抜かれる。
 「あっ…あっ…」
 無意識に亀頭をくわえたままの桃色の肉の輪がにゅぐっ、と物欲しげにすぼめられる。そこから強引にぶっ、と凶悪なまでに膨らんだ亀頭もひきぬき、敏感な穴から男のペニスが抜け出る感触にびゅくびゅくと勢いよくソーの立派なペニスから白濁とした精がほとばしる。
 「やあああ!ああっ!ああああっ!!」
 大きな肉尻をぶるぶると上下にふるわせ、ぬっぽりと抜き出た男の肉竿の形に尻穴がぬるんと広がったまま、上気した顔ととろりと潤んだ灰青の瞳でぷるんと兄が舌を突き出し、雌としての淫らな射精姿を見せる。
 「くくっ!いいぞお兄上。そら、私が手伝ってやる…」
そういって雌牛のように兄の射精を続ける肉筒を包み、ごしごしと激しく前後にしごく。
 「やっ!ああああっ!やあああっっ!!」
 私の手を厭うものの、強すぎる肉悦で抗えぬ兄がぼろぼろと泣きながら竿をしごかれ、犯されほじられた尻穴がひくひくと丸見えになった大きな女尻をぶるんっ、と揺らしながら雌牛として肉筒からどぴゅどぴゅと白い汁を出し続ける。
 「ははっ!すごい量のミルクだなあ!敬愛する我が兄は随分と淫乱だったようだ…くくっ!!残りは私が直接この搾乳を飲んではしたない兄の乳をしぼってやろう…」
 雷神の股間に私の縮れた黒髪が埋まり、じゅぽっ、じゅぽ、と熱い口淫で一滴残らず兄の卑らしいミルクがごくごくと男の喉に飲み込まれ、恥ずかしいほど大きなむちむちの肉尻の狭間の穴からとろとろと私の子種を垂らしながら、尻の穴もペニスも弟の所有物として犯され雌にされていく。
 「ああっ!あひっ!あひっ!あううっ…!!」
すべてをびゅくびゅくと出し尽くさせた後、ぐったりとする熱い兄の身体に再度伸し掛かり、陵辱する雄の強引さでずぬっ…!と肉竿を挿入でほぐれたむっちりとした桃色の肉穴に含ませ、にゅぐぐううう!と一気に太く逞しい肉竿をひだをぷるぷるとかき分けながら根元までびっちりと兄の大きな女尻に突き入れる。
 「やああああんっ!!!」
びくびくと震える兄の鍛えられた細腰を掴み、柔らかくむちむちとした肉尻の中で竿をにじゅにじゅと小刻みに激しく動かし、肉穴を生娘の穴から男の竿の味を知る貫通済みの交尾穴へと変えていく。
 「やあっ!ああっ!ああんっ!ああっ!」
 自らを支える手が崩れ、ほてる頬をリノリウムの床に擦り付けながら兄の白桃のような大きな尻がせわしない早さでぶるぶると上下に揺れ、根元までずるりと入れられた太く逞しいペニスが獣のような浅ましい抽挿を繰り返す。室内に私の荒々しい吐息と兄の感じながら泣く声が響き渡り、犬の交尾の姿勢で何度も何度も生娘だった穴がほじられ、ひろげられ、排泄する穴から勃起した肉棒をくわえ、それを雌として味わい快感を感じる卑らしい恥穴へと変貌していく。
「くく…ッ!…このはしたないほど大きな肉尻に種をつけてやるからな…ッ」
そう兄を脅すと涙が幾筋もこぼれた頬を震わせながら、リノリウムの床をぐっと太い指がひっかき、ぎりぎりと音を立てる。
 「やめろっ!ロキッッ!それはッ…それだけは…ッ!!やあっ!あぐううっっ!!あっ!ああッッ…!!」
 小刻みに動く私の腰に合わせて、ぱんぱんと音を立てながら兄の恥ずかしいほど大きな肉尻がぶるぶると激しく揺らされる。久方ぶりに相まみえた憎い義兄を屈服させ、手篭めにした喜びに淫らな獣欲はとどまることを知らず、生娘だったむちむちの桃色の肉の輪を卑らしい太さと長さを持った肉竿でじゅぽじゅぽと広げ、蹂躙していく。
 「兄上、この大きな尻の中のむっちりとした肉ひだが私のペニスに絡み付いて離れないぞお…こうやって肉棒でずぽずぽと肛門を犯されるのが好きなのか?またにゅぐにゅぐと絡み付いてきた…これでは尻の穴ではなくペニス専用の恥穴ではないか…太くて逞しい男の肉竿が大好きなんだろう…?」
じゅぽっ、じゅぽっ、と甘くからみ付くぷるぷるとした生娘の桃色の肉ひだを、血管の浮いた淫水焼けした黒ずんだ醜悪な肉竿でごりごりとこするとそれだけで眼前の大きな身体がたまらぬようにびくんびくんと身をふるわせる。
 「ひぐっ!違っ…んああっ!ちっ、違うッッ…!!」
 恥ずかしいほど大きな肉尻が竿を奥までずぬぬ…と桃色の肉の輪で根元まで呑み込むたび、雌として抱かれていることを示すように敏感な穴奥まで犯されたことで汗まみれの白い尻が降伏の証として雄をくわえたまま大きくびくっびくっと震え、熱い吐息ともにどろりと肉の輪から白濁した邪神の子種を垂らす。雌苗床と化した白尻をぐっと掴み、からみつく肉ひだを竿でにゅくにゅくとしごき、尻穴と腸道を私の肉棒の形に変えていく。
 「やあっ!ああっ!あああっ!!」
 兄の口端から悦楽のよだれが垂れていく。雄の太く逞しい肉竿で激しく揺らされる大きな白尻から絶えずぶぽっという子種が穴から噴き出す音が聞こえ、その恥音が聞こえるたびに恥ずかしさから陵辱を厭う嘆きが兄の唇から漏れ、竿が気持ちよくてたまらぬ筈なのに拒絶の涙を流しながらずぽずぽずんずんとその子種まみれの熟れたむちむちの肉穴を突かれ、恥ずかしいほど大きな尻を太いペニスの小刻みで激しい突きでぶるぶると揺らされる。
 「あんっ!あっ!ああっ!あう!あんっ!あうっ!!」
ぱんぱんと一際派手な抽挿音が室内に響き渡り、女のように大きくむちむちとした兄の卑らしい肉尻がぶるぶるぐちゅぐちゅと極太のペニスに突かれて揺れる。
 「んぐうっ!んうっ!んう!んううっっ!」
 兄の濡れた唇がぬぽりと開き、弟の逞しい肉竿が好物だとでも言わんばかりに、ずんずんと肉尻を太いペニスで突かれるたびに甘く熱い淫声があふれだす。挿入で再度勃起した、ぬるぬると先走りでぬめる硬く反り返った兄の肉茎にも手を伸ばし、激しく抜くとにゅぐっ!と息をのむほど竿を包む肉の輪がきつくなり、陵辱する私を厭いながらも受精を望むその卑らしい恥穴に太いペニスを突きたて、獣のように腰を振る。
 「んぐっ!あんっ!んう!んううううっっ!!!」
 「くっ!出るッ…!出すぞ兄上…ッッ!!」
 「ひっ!んぐうううっっ!!」
 無慈悲な受精を告げ、強い肉悦とともに亀頭から大量の子種が尿のように一気に鈴口からあふれ出る。びゅぐるるる、と激しい射精音を立てながらびくんびくんと種付けで震える兄の大きな肉尻に初めての雌蓄としての証が注がれる。
 「んくっ!熱い!あついっっ!!やッ…!やあああっ!!」
 初めて中だしされる雄の子種の熱さに兄が戸惑いぼろぼろと涙をこぼす。ねっとりとぬめる大量の子種がむちむちとした桃色の肉ひだを焼き、ヨトゥンの種を内部につけられ雌として受精させられたことをまざまざと兄に知らしめる。
 「ああっ!!あっ…」
ひときわ大きく抱き締めたソーの身体がびくりと震え、聞く者がぞくりとするほどの甘く低い妖艶な声音で啼きながら兄の陰茎からびゅくりと二度目の吐精があふれ出る。
 「あっ…あっ…」
 二人分の子種が鈍い光を帯びた灰色の床に広がり、恥ずかしいほど大きな白い肉尻の中にぶちゅっ、ぶちゅっ、と淫水焼けした太く逞しいペニスで種付けされながら、兄自身もまたつう…と子種を垂らし、完全に雄の雌苗床と化した私だけの淫らな身体を見せ付ける。
 「んうっ!んうっ…んっ…!」
いまだ続く陵辱する男の射精にその身を揺らされながら精悍な顎が持ち上げられ、桃色の唇が奪われる。
ごくごくと音を立てて口腔内の唾液がすすられ、舌をなぶられ、ぐちゅぐちゅと唇ごと激しく犯されながら柔らかで初々しい口腔も雌の生殖器と化していく。
「んっ…んんっ…んっ…」
 生々しい口付けとともに腕の中でびくびくと震える大きく逞しい身体を愛でながら、次はいつどこで兄を愛してやろうかと考える。自らの手中に堕ちたこの高貴なたった一人の兄弟を二度と誰にも渡すつもりはなかった。ディスクに兄を閉じ込め、常に側に置き、欲を感じれば開放し雌蓄として犯し尽くす。誰よりも高潔で意思の強い兄がどこまで自我を保てるのか。その自我が壊れた時、どういう眼差しで私を見るのか。その瞳にもしこちらを慕う甘やかな光が混じることがあれば、自身の自我もまた甘く溶けることは容易に想像できることだった。共に深く闇に堕ちる姿を想像し、うっとりと目を細める。
 「兄上…」
 銀糸のような唾液を互いの口から垂らしながら、愛しげに名を呟き、受精で上気した頬に顔を摺り寄せる。
 「あの少年との絆など粉々に砕き壊してやる…」
 友情という名の忌まわしい絆を断ち切り、隷属の鎖で兄を捕らえ服従させる。私との間に新たに芽生えるその絆こそが偽りのない真の繋がりだとこの身体と心に教え込む。
 「これからは私がお前の主だ…」
 ずるりと音を立てながら楔を抜き、床に投げ捨てた三角形の金属片を拾い上げる。
この味気ない灰色のディスクが雷神の封印でスミレの花に似た艶やかな紫に変化する。その高雅な色がまるで兄自身のようだと思いながら、楔を抜かれ、ぐたりと地面に倒れこむソーにディスクを装着したバンドをかざし、小さな金属片に大事な兄をしまい込む。
  「ふふふっ…」
 狂気に満ちた笑い声が自身の口から漏れていく。この地球も兄もすべてが私のものになる。あとは目障りなヒーローと奴らを慕う子供達を絶望の淵に叩き落すだけだった。
 「待っていろよヒカル…」
そうライバルともいえる少年に宣言し、硬く皇かなディスクの上に口付けを落とす。兄の抗いを示すかのように静かにその表面は光の明滅を繰り返していた。