「パイナップル泥棒がいるぞ」
悪戯好きのクリスが僕に伸し掛かる。弟にさえジョックと称される彼は嫌になる位モテるし、悪ふざけが好きで常に陽気で人を惹きつける。今だって数分前まではよだれを垂らしながら挿入された僕のペニスに夢中になっていた癖に、事後はすぐに僕のカールした髪を引っ張って、若い彼に比べて体力のない恋人をからかい続ける。

「もう少し真面目なことをいうかと思ってた」
「十分真面目だったさ」
"インフィニティ・ウォー"のデジタル配信用に収録した監督陣による対談を見たのだろう。ベッドの上で寝そべる僕にまだたっぷりと中出しした精液が内部に残ったままの豊満な肉尻を押し付ける。魅力的な大きさと重さでいつもすぐに冷静さを失い、夢中になってしまう。生意気な彼を躾けたい訳じゃなかった。だが強引に中のひだを亀頭でずりずりと掻き分ければ掻き分けるほど彼は焦って降参したような声を漏らす。それを聞くといつも根元までずるりと肉竿を挿入して、彼が嫌がっても重く大きな尻をずぽずぽと激しく突き続けてしまう。こんなにも野性的で雄々しい彼なのに、豊満な肉尻の最奥をつつかれるのが好きで、中で射精すると涙を流してビクビクとイキ続ける。時折欲望が暴走し、何度も中出しを繰り返すこともあった。呼吸する度にぶっ、と恥ずかしい音を立てて肉厚な肉の輪から子種が漏れる位、大きすぎる肉尻に精液を抽入されたのに彼はいつもあの無邪気な笑顔で僕を見つめる。それを見るともう駄目だった。のめり込んでいくのは必然だった。

「君の作ったラグナロクは最高なんだからさ、もっと自慢したっていいのに」
僕が喜ぶ言葉を何の意図もなくクリスが発し、萎えたペニスの上にその重くて気持ちのいい肉尻をゆさっ…とおろす。発情している彼の体臭は最高だった。ココナッツオイルと上質な香水と汗の混じる匂いを嗅ぐとすぐに興奮してしまう。獣のように下世話な動きで彼をペニスで突いたって彼は許してくれる。ぬぽっ…と僕の勃起した肉棒の形に開いた年輪状の肉ひだをひくひくとひくつかせながら気持ちいいと何度も叫び、その貪欲な肉の輪で僕の肉竿から精液をじゅぽっ、じゅぽっ、と激しくしぼり取る。何故こんなにも健全な精神を持つ彼が淫靡な肉体を持ち合わせているのか。何度考えても答えは出て来なかった。

「タイカ……」
挿れて欲しい時の声を彼が出す。少し甘えた声を聞き、表面上は呆れてみせる。下半身は何も身に着けず、上半身だけトレーニング用の脇ぐりが大きく開いたタンクトップを着て、発情で布地越しにぶるっ…と大きめの乳頭を勃起させた彼の姿。すぐにぶるりと自分のペニスが硬く膨らんでいく。それを嬉しそうに手でしごき、にちっ、と桃色の肉厚な肉の輪に彼が自ら僕の男根を押し当てる。

「犯して…」
いつもそうやって彼は僕を誘う。いつからそう誘うようになったのか、純真な彼に誰が教えたのか。つまらない嫉妬が興奮になり、無言のままズルンッッ…!!と重く大きな肉尻を勃起したペニスで乱暴に貫く。
「あっ!あひっ、あひっ!あっ!あんっ!」
彼のくびれのある腰を手で掴み、自分に引き寄せる。その状態でより密着したペニスで中の肉ひだをごりごりとしごきあげる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
新作の撮影用に髭を剃った彼はいつもより幼く見えた。重くぱんぱんに詰まった肉尻に負けないくらい逞しくて重い彼の身体。時に苦労するほどの重さだが、ぐにぐにと絶妙の締め付けを見せる年輪状の肉ひだがあまりにも気持ち良くてその苦労すらすぐに忘れてしまう。

「あッ…!」
根元まで勃起した肉棒を肉厚な肉の輪に押し込み、竿全体で彼のむちむちとした大きな肉尻を堪能する。
「んうっっ…!!」
悔しげな、だがすべてを支配されてしまった声が彼の口から漏れる。
「あっ!あひっ!あんっ!あっ!」
彼が好む少し早い動きできゅうきゅうと締めつける年輪状の肉ひだを肉茎でぶりゅぶりゅとしごき上げる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
野蛮だとどこかで自分を非難しながら、大きすぎる彼の肉尻を左右から両手でわし掴み、肉厚な桃色の肉の輪をむにっ…と拡張し、より肉肛門が丸見えになった恥ずかしい姿で交尾させる。
「!? タイカッ…嫌だ…これッッ…あっ!あひっ!あひんっ!」
抗議を獣じみたせわしないピストンで黙らせる。
「あひっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
ぱんぱん!ぱんぱん!と激しい抽挿音がひっきりなしに彼の肉の輪から漏れ続ける。充血でびっちりと血管の浮いたペニスをひたすら酷く大きな肉尻に押し込み、最奥のひだを亀頭でずぼずぼと突いて彼をよがらせる。
「あひっ!あうううっっ…」
豊満な肉尻をぶるぶると震わせながら犬みたいな声を彼が上げる。ペニスをくわえた肉の輪は左右にむちっ…と拡張されたままだった。その状態で激しいピストンをずにゅずにゅと受け続け、犯されている部分を晒し続ける。
「あうっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
より深い場所をえぐろうと勃起した肉竿をずるりと更に押し込み、拡張された肉の輪に自分の濃い陰毛を押し付ける。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
そうされるともっと犯されてしまうことを知覚した彼の声がとろけるほど甘くなる。
「あうっ!あうっ!あうっっ…」
ずりっ!、ずりっ!、と観念させるように中のひだひだを膨張した竿でしごき、重く大きな肉尻の中のねっとりとした淫肉を堪能する。
「んうっ!んううっ!」
彼が感じきってぶるぶると身体を揺らすたび、彼の汗が落ちてくる。それを舐めとりたい衝動に駆られながら、子宮口を探るように最奥のひだのしこりを亀頭でぶるっ…と押し上げ、浅ましい速さで小刻みにそれをずこずこと突き上げる。

「ひっ!駄目だっ!だめっ!!」
結合した肉の輪を拡張された恥ずかしい姿で彼が重く豊満な肉尻をゆさゆさと激しく揺する。
「イクっ!イクっ!イクっ!」
ごりゅっ!ごりゅっ!と強く最奥の肉のしこりを亀頭でしごかれるたび彼がはしたない言葉を発し、ひくひくとうずく淫肉で肉ひだの中の恋人のペニスをにゅぐんっ…と締めつける。
「イクっっ…!!」
笑みながら彼が瞼を閉じ、自分のイク時の顔を見せつける。同時に僕のぱんぱんに勃起した男根から精液をしぼりとるように肉壁がびっちりと竿に吸い付き、好色そのものの動きでにゅぐにゅぐとせわしなく締めつける。
「あひんっ…!」
彼のだらしない嬌声を聞きながらほぼ同時に互いが達し、彼が僕の腹部にぼたぼたと生温かい精液を垂らし、僕自身は精液を彼の肉ひだの中へぶちまける。
「あっ!あっ!あっ!」
注がれる射精の強さに達したばかりの敏感な肉ひだに精液がかけられるたび彼の大きすぎる肉尻がぶるっ…と震え、肉厚な肉の輪を丸見えにさせられ、挿入したペニスの陰毛を結合部に押し付けられた恥ずかしい状態でびゅくんっ、びゅくんっ、と内部に種がつけられる。
「んうっ…んうっ…」
舌がだらりと垂れ、うっとりとした顔で虚空を見つめながら、無意識の仕草で淫蕩な肉ひだが肉竿から残りの精液をにゅぐっ、にゅぐっ、としごきとる。

「タイカ…」
満足した声がかけられる。これが済めば互いに与えられた休暇は更に残り少ないものになっていく。それを名残惜しむように彼の重い身体を僕は支え、汗にまみれた彼の顔を自分の手で拭うのだった。