傷跡21


 注意!!! ここより先には少々汚い表現があります。
許せない。もしくは、そんな城之内くんは見たくないと感じる貴女は下をクリックしてね。普通(?)のエッチなところに飛びます。
ここから非難できますよ。























ほんとにいいですか?























マジで後悔しますよ。























 「おい、これからどうすんだよ。」
 床に転がっている城之内を見下ろして蛭谷が聞いた。蛭谷自身、男と”やる”のは初めての経験だったし、ましてや城之内を相手にするなど考えたことなどなかった。
 ドラッグの成分が身体中に回り、力もなく横たわっているのが城之内だということが、いまだに信じられない。
 「知らねぇのか?」
 チンピラ風の男は面白そうに答える。早く、城之内に突っ込みたくて仕方が無いのだ。
 「知らねぇわけじゃないがよ、ケツに突っ込むんだろ?汚くねえのかよ。」
 「ははっ。そうだよな。ケツじゃな〜。運が悪ければつくかもな〜」
 チンピラ風の男はポケットの中から何かを取り出す。
 「……んだ?それ?」
 男の手の中にあるのはピンク色の卑猥な形をしている。
 「浣腸だよ。カンチョウ。これで、こいつの中をきれいにするのさ。」
 「……へぇ…面白そうだな。」
 いつも、苦い思いをさせられてきた城之内にお返しが出来る。発想は子供じみているが、その方法が想像もしたことのないようなことで、蛭谷の顔が歪んだ。意識しなくても股間に血液が集まってくる。
 「だろ。おいっ、そこらへんに一斗缶があったろ。もってこいや。」
 蛭谷と同じように、そばで事の成り行きを鼻息あらく見ていた子分達がはじかれたように缶を探しに行った。
 その間にも蛭谷たちは準備を進めている。
 蛭谷が城之内の身体を膝が胸に付くくらいに折り曲げると、これから洗礼を受ける排泄器官が灯りの下に曝された。
 「…ごくっ…」
 蛭谷たちに曝される城之内の尻の穴。ドラッグのせいかそこはまだ何も施していないのにもかかわらず、うっすらと色づき、ひくひくと男を誘うように蠢いている。
 「ケツの穴のくせして、きれいな色してんな。」
 蛭谷は無意識に、そこに指を突き立てた。
 「、、、っ、、、はっ、、」
 とたんに城之内の身体が跳ねた。
 「すげぇ…」
 苦しい姿勢にもかかわらず、わずかな刺激だけで淫らに喘ぐ城之内の反応に、蛭谷の嗜虐心が頭をもたげてきた。吸い込まれるように城之内の後孔に指が入る。
 「おいおい、蛭谷だけ楽しんでんじゃねえよ。」
 チンピラ風の男は視線の合わない城之内に、手の中の物を見せる。
 「分かるか?これでお前の中をきれいにしてやるぜ。ありがたく思いなよ。」
 「、、、、い、、、やだ、、、やめっ、、ろ、、」
 男の手の中にあるものを認識した城之内は青ざめる。一人ならまだしも、遊戯の前で排泄行為をするなんて絶対に嫌だ。城之内は首を振って抵抗する。
 「へへっ、いいぜ…もっと嫌がれよ。そのほうが興奮する。」
 チンピラ風の男は城之内の羞恥心を煽るように、手の中の物の蓋を取り去ると、液体を城之内の身体にかけた。ぴゅっと胸に腹に…そして尻の間に液体がこぼれる。
 「、、、んっ、、、、はぁっ、、、」
 浣腸液の冷たい感触に城之内がぴくりと押さえつけられている身体を捩った。
 「いいのかよ……これくらいで感じてんじゃ先が思いやられるな。お望み通り入れてやるよ。」
 ドラッグの成分によって、過敏になった皮膚の感覚が城之内を苦しめる。
 「や、、、ぁ、、めろっ、、、、」
 蛭谷に足を拘束されて逃げることも出来ないそこに、ピンク色の細い管が埋まっていった。
 「入ったぜ……判るか?しっかりと飲めよ。」
 「、、、ぁ、、、やめっ、、、」
 ぐしゃっと手の中の物を握りつぶすと、そこから押し出された液体が城之内の中に流れ込んでいった。
 「ひっ、、、、、、、、、、、ぁぁぁ、、、」
 腹の中に冷たい温度が逆流していくと、同時に湧き上がるある感覚。
 男と寝るようになって以来、何度も何度も繰り返してきた行為だから、この先になにが待っているか十分判っている。自然現象ではなく、強制的に排泄をさせられるという、目を背けたくなる醜悪な行為だ。
 「はははっ、おいしそうに飲むなぁ。一つじゃ足りないだろ?まだたくさんあるから、ご馳走してやるぜ。」
 尻を天井に向ける逆さまの状態で、城之内の尻がキュッとしぼまるのが見える。徐々に薬液によって高まる便意こらえようとしているのだ。
 「ぁぁぁ、、、、」
 ドラッグによって引き出された性感は便意でさえ、快楽と勘違いしているのか城之内の肌に汗が浮かび、同じく灯りの下に曝されているペニスが頭をもたげていた。
 「こいつ、感じてるぜ?浣腸なんかでおっ立つやつなんて初めて見た。」
 城之内を揶揄する言動とはうらはらに、排泄感をこらえている城之内に釘付けになっていた。
 「お前もやってみるか?たくさん買ってきたからよ。」
 チンピラ風の男はポケットの中から、同じピンク色のものを出すと、蛭谷や周りにいた男たちに投げて渡す。
 「へへへ……まさか、城之内に浣腸する日がくるなんてな…」
   異常な行為を前にして蛭谷の息が荒い。手の中の物と城之内のひくひくとわなないている放射状の窄まりに嗜虐心がわき上がってくる。
 片手で城之内を抑えてつけると、中心に細い管を突き立てた。
 「はぁっ、、、んんっ」
 蛭谷はすぐに薬液を注入しなかった。細い管をゆっくりと入れたり出したり…その動きに合わせてひくつく城之内の反応を楽しんだ。
 「や、、、ぁ、、、っ、、、」
 湧き上がる感覚を堪えようとすぼめるそこを刺激され、城之内は力なく首を振った。
 「こんなんでも、気持いいのかよ。」
 細い管をぎりぎり奥まで挿入すると、薬液を注ぎ込んだ。
 「ひぃやぁぁぁ、、、」
 「へぇ。すんなり入るんだな。」
 手の中の物を全て注ぎ込むと、蛭谷は周りを囲む男たちに場をゆずる。
 「ほら、お前たちも入れてやれよ。まだ、欲しいんだってよ。」
 蛭谷の言葉に、周りの男たちはお互い顔を見合わせにやりと口元を歪ませ、我先にと城之内に群がっていった。
 「やぁ、、めろっ、、、、」
 城之内の拒絶も空しく、腹の中に次々と注入される薬液。ドラッグに犯された身体には力が入らず、ゆるゆると腰を動かすことしか出来ないようだ。
 


 男たちに囲まれ下種な笑い声のもと、城之内の力の無い声が遊戯の耳にとどいていた。
 パズルを奪われた上、縛られて拘束されたままの今の遊戯に出来ることは無い。ただ、城之内を呼び涙を流すことしかできなかった。
 男たちの身体の影になり、城之内の身に何が起こっているのか、遊戯には全く分からない。城之内の力なく投げ出された掌が、時折ピクリと動き、それに合わせるように聞こえる城之内の声と、男たちの笑い声。
 遊戯は耳を塞ぎたいが、腕は後ろで縛られていて、それさえ出来なかった。
 「城之内君…」
 遊戯は何も出来ない歯がゆさに唇をかみ締める。

 やがて、一通りやることが終わったのか男たちの輪が崩れる。すると、遊戯の視界に全裸で腹を抱えて横になる城之内の姿が入ってきた。なにかをこらえる様に表情が歪んでいる。
 「城之内君っ!!」
 遊戯の声が聞こえたのか、城之内は笑みを作った。
 「ゆうぎ」
 グルるる……
 腹を満たす薬液が城之内を苦しめていた。声を出す刺激だけで、決壊してしまいそうな恐怖をこらえて、城之内の唇がその言葉の形をつくる。

 気にすんな。俺は慣れてるからさ。

 遊戯に心配させるまいと精一杯の笑みを作るが、次第に堪えきれる波の感覚は短くなっていった。
 「、、、、はぁっ、、、、くそっ、、、」
 冷え切った腹を自由になった両手で温めても、出口を求めて蠢く感覚の波を遠ざけることは出来ない。全身から汗がふきだして、城之内の肌を伝っていった。
 「いいざまだな。」
 蛭谷は新しいタバコに火をつけて、事の成り行きを観察している。
 「くそしてぇんだろ?」
 つま先で腹を小突いた。
 「はぅっ!」
 城之内の身体がさらに丸まった。呼吸も浅く速くて、もう限界が近い。中身を押し出そうとする腸の蠕動の音が男たちの耳にも聞こえてきた。
 「良い感じじゃねぇのか。ストリップショーの次は城之内さまの世紀の脱糞ショーだ!!」
 ひゃははははっ。
 ひゃっははっ。
 チンピラ風の男の言葉に周りから一斉に笑いが起こった。
 「何……?だっ……?」
 男の言葉に遊戯は驚愕した。城之内に何をさせようとしているのか。
   「やめろっ、城之内君になにをするんだっ」
 遊戯は声を張り上げた。
 「おっ、ちょうどいいじゃねえか、ギャラリーもいることだし。じゃあ、張り切っていきましょう。城之内君。」
 男たちの中で一番力のありそうな男が、城之内を子供が放尿する姿勢に抱えあげる。
 力の入らない上に便意を堪えることに集中している城之内は、抵抗することも出来ずに男の腕の中に納まっていた。
 すかさず、城之内の尻の下にさび付いた一斗缶が置かれる。さっきのセリフからもわかるように、城之内に排泄行為をやらせようとしているのだった。
 「うっ、、、やめ、、、っ、、」
 蛭谷たちの前はおろか遊戯の前で、強制的とはいえ、排泄行為を行わなくてはいけないことに城之内は青ざめた。
 「ここじゃ、、、、ゆ、、ぎっ、、、くっ、、、」
 蛭谷を初め男たちの視線は、ぷっくりと脹らみ、中身を出すまいと抵抗して震えている窄まりに釘付けだった。
 「残念でした。ここでやるんだ。」
 城之内の願いも空しく、蛭谷たちは許してはくれない。城之内の背に冷や汗が流れる。
 「ゆ、、うぎ、、、っ、、、」
 どんなに城之内が堪えようとしても、魔の時は近づいてきている。堪えすぎた身体が勝手に痙攣してきた。
 ぎゅるるる…
 城之内の意思と反して、門が決壊しようとしている。
 「ゆう、、、ぎ、、、みるなあぁっ、、、」
 城之内のかすれた叫びが、廃墟に木霊した。



 「城之内君っ」
 遊戯には今だ、目の前の光景が信じられない。
 子供のように、抱えあげられた城之内。
 濁った音と漂う臭気。
 助けることの出来ない遊戯はせめてもにと、固く目を瞑る。
 


 時間にして何分だったのか、城之内と遊戯には永遠とも取れるほどの屈辱の時間が過ぎていった。






ぴくぴくと尻を痙攣させて、城之内は腹の中に渦巻いていたものを出し切った。
 足を開き、ぐったりと男の腕の中に身体を預けた城之内。
 「ははっ、見てみろよ。こいつ、出しながらイッテルぞ。」
 チンピラ風の男は城之内の腹を汚す、精液を嘲笑った。
 「くそしながら、イクなんて、マゾなんじゃねえのか?」
 周りの男たちからも野次が飛ぶ。チンピラ風の男は、城之内が脱ぎ捨てたシャツで汚れた尻をぬぐい後始末をした。そして城之内の出したもので満たされた一斗缶を下っ端の男に捨ててくるように命じる。何も無くなったコンクリートの冷たい床の上に再び城之内は横たえられた。
 「人前でくそをもらすなんざ、天下の城之内さまも形無しだな。」
 城之内のプライドを奪い取る行為に満足した蛭谷が城之内を見下ろす。
 「、、、、っ」
 反射的に目を開いた城之内と視線があった。
 排泄行為を終えた城之内の肉体は再び、ドラッグの力に支配されていた。上気して色づいた頬。緊張が解けしっとりと濡れた唇。そして、潤んだ琥珀色の瞳。
 全く知らなかった城之内の妖艶な姿に蛭谷は息が詰まった。
 「さてと、腹のなかはきれいになったし、思う存分楽しめるぜ。」
 チンピラ風の男はにやにやして、城之内に近づいてきた。また、手の中に何かを持っている。
 「んだよ、それ。」
 不審げな表情を隠すこともしないで、蛭谷は聞いた。
 「さっきは上のお口から飲んでもらったからよ〜次はこっちにあげようと思ってなぁ。」
 紙コップの中にはジェル状の液体が入っている。
 「城之内くん用にスペシャルブレンドしたやつなんだぜ。」
 簡単に言うと市販されている媚薬をベースにしたものだろうが、他の科学物質も入っているのだろう。
 蛭谷はあからさまに顔を顰める。
 「使ても大丈夫なのかよ。」
 「さぁ、平気なんじゃねえのかな。」
 無責任に言うと、城之内をうつぶせに姿勢を変えさせて、尻を高く上げさせる。
 「こっちにもプレゼントしてやっからよ。ありがたく思えよな。」
 「いらなっ、、、、ぃ、、、」
 これ以上何も施してもらいたくない。先ほど飲んだドラッグのせいで、身体は火照り下半身に欲望がわだかまっている。先ほど吐き出したはずなのに、ペニスは再び頭をもたげ始めている。
 「遠慮すんなって、城之内くんのためにわざわざ調合したんだぜ?」
 チンピラ風の男はもったいぶって言うが、なんてことはなく、そこらへんにあったドラッグやら媚薬やら適当にジェルに混ぜただけの代物だ。
 「お互いに気持ちよくなろうぜ。」
 辱めを受けた放射状の窄まりは、ぽってりとほころんで物欲しげに口を開いている。城之内の意思とは反対に男を誘っていた。
 男の指が窄まりに触れる。
 びくっと、城之内の尻がひくついて、指から逃げるように腰が蠢く。
 「ああっ」
 難なく男の指が2本突き刺さり、穴を広げ、スペシャルブレンドのジェルを垂らしていった。
 「ひぃ、、はぁっ、、、」
 たらりと細くねっとりとした液体が城之内を犯す。
 入りきらずにあふれた液体が、尻を伝い太ももを伝って床に染みを作っていった。チンピラ風の男は直腸の中をかき混ぜるように指を動かした。
 「ぁぁぁっぁあっ」
 内部を洗浄されて敏感になった内膜に、すり込まれる薬物は遠慮なく城之内の身体にしみ込んでいく。
 男の指の動きに合わせるように城之内の身体が揺れている。むき出しの神経を弄るよう内部を犯す指先。
 薬物のせいだけではなく、長年仕込まれた性感が城之内の脳を支配していった。
 「はぁっ、、、ぁ、、、はっ、、」
 男を受け入れることを仕込まれたその窄まりはすっかり解れ、指が出入りすると、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てている。
 骨ばった指がむき出しの神経を弄り、快楽を引き出す。身体は自由に動かないのに皮膚感覚は過敏に反応して、城之内は喘いだ。
 「あぁぁああっ」
 遊戯に見られていることへの羞恥心が城之内を更に煽っていった。
 「これくらいでいいか。」
 正常な意識のとんだ城之内は肉奴隷に落ちている。半開きの口からは唾液が滴り落ちて視線は宙を彷徨っていた。肉奴隷と化した城之内からは淫らな気配が漂い、指の束をくわえ込んで拡張されたそこは更なる、熱く太いのものを求めてひくひくとわなないている。
 チンピラ風の男は蛭谷と顔を見合わせるとにやりと唇を歪ませた。
 「じゃ、お先に。」
 いそいそとズボンを下げると、勃起した一物を城之内の中に埋めていった。
 熱く溶けた排泄器官に固い肉の塊が飲み込まれる。ぐぐっと程よい肉の抵抗を堪能して城之内の奥まで犯す。
 「これだぜっ…くっ。」
 よほど待ち焦がれていたのだろう、ようやく手にした城之内に男は欲望を抑えることなく、性急に腰を繰り出した。
 「あっ、あっ、あっ、あっ、」
 掲げられた腰を大きな手で支えられて、城之内は規則的にゆすられている。
 肉の繋がったところから上がる濡れた音と、堪えることの出来ない喘ぎ声が廃工場に響く。
 「すげっ、たまんね〜」
 「…マジ?」
 「すげぇぞ、前よりいいかもっ。ははっ」
 チンピラ風の男は額に汗を浮かべて肉棒の出し入れをしている。
 「早く、変われよ。」
 排泄器官でのつながり、ましてや同姓同士、いや、城之内を犯すという異常な状況に蛭谷のそこも痛いくらいに膨れあがっていた。
 「…待てよ。と言っても無理か…そうだ、こいつの口に突っ込んでみろよ。いいぜ。」
 「へぇ。」
 蛭谷は男に促されると、城之内の顎を掴んで顔を覗ぞきこむ。
 上気して汗の滲んだ肌は男ながらに艶かしく、吐息のもれる口はしっとりと濡れている。感じるところに肉棒があたると自然ともれる喘ぎ声。
 「かわいいじゃねぇか。お前相手にちんぽがたつなんて考えたことなかったぜ。」
 「、、、んっ、、、、、、」
 快楽に支配され、潤んだ琥珀色の瞳に、蛭谷が写る。
 「歯をたてんなよ。」
 固くそそり立った肉棒を城之内の口に押し込んだ。
 「、、んぐっ、、、」
 城之内の中に広がる、ホルモン臭。吐き気を覚えてもいいものなのに、ドラッグに支配されてた身体にはそれさえ刺激となり、城之内を攻め立てる。
 口いっぱいに頬張り、覚えこまされた奉仕を蛭谷のペニスに施す。
 「たまんねえ…な」
 舌をねっとりとエラの部分に絡ませて、唇で竿を扱く。深くペニスを咥えると先が喉の奥まで導かれた。仕込まれた奉仕に舌を巻くと、より深い刺激を求めて、蛭谷は城之内の頭を掴んで固定すると、腰を使い出した。
 「ふぐぅ、、、、っ」
 容赦のないペニスが出入りに、城之内の開いた口からは唾液が垂れ落ちている。前後から揺さぶられて、くぐもった声が上がる。
 「、、、ん、、んっ、、」
 男たちの欲望を満たすための性交。しかし、城之内の身体は確実に快楽を拾い上げる。
 「最高だぜ。腰がとまんねぇっ、ていうか我慢できねえかも。」
 喉を犯している、蛭谷の息があがってきた。城之内の奉仕に若い性が堪えられないようだ。城之内の顔に陰毛があたるまで深く咥えさせ、蛭谷は射精する。
 「ごっ、、、がっ、、、、」
 口内で精液を受け止めた城之内は、とっさに吐き出そうとむせるが、ペニスで栓をされた状態ではそれさえも許されず、出された精液を胃におさめた。飲み込むときに自然と収縮する喉の動きを楽しんで蛭谷はペニスを抜こうとはしなかった。
 ペニスに付いた残滓をなめとると、ようやく城之内の口が開放される。
 「はっ、、、、はぁ、、、、あ、、、、」
 「娼婦が。」
 口の端から精液と唾液をしたたらせて喘ぐ、城之内の顔は恍惚としていて、普段の面影はない。蛭谷は吐き捨てるように言うと、周りで固唾を呑んで見ていた子分たちに城之内の口を譲った。
 「おまえらも、やってみろよ。たまんねえぜ。」
 蛭谷のお許しがでた男たちはお互いに顔を見合わせると、すでに順番が決まっていたのか、次の男が城之内の口を塞いだ。
 「んんっ」
 城之内はすすんでペニスを咥える。後ろの男も最後が近いのか動きが早くなり、ひと際大きく膨張し腸の中に精液を撒き散らした。びくびくと何度も何度も精液は城之内の中に注がれる。
 「ん、、、ふっ、、、、うんぐっ、、、」
 ペニスに奉仕しながらも、中に出された熱を感じとると、城之内のそこは最後の一滴まで搾り取るかのように収縮を繰り返した。
 「すげっ、吸い取られるぜ。」
 海馬に指名されるようになって、男から求められることのなかった城之内の身体は、久々の快楽を貪欲に喰らい尽くしている。城之内の意思とは無関係に作り上げられた身体は悦びに震えていた。
 全ても注ぎ込むと、名残惜しそうにチンピラ風の男は肉棒を抜き取った。
 「次は俺だ。」
 城之内の痴態に若い性の回復は早く、固く天を向いた一物を扱いているた蛭谷が城之内の後ろに陣取った。
 「しっかり味わえよ。」
 つい先ほどまで拡張され口を開いているそこに、蛭谷の身体と同じような荒々しいペニスを挿入する。
 「ふぐぅっ、、、っ」
 新たな支配者に、城之内は喘ぐ。
 じゅっじゅぅ、、、、
 蛭谷のペニスが出入りするのに合わせて、繋がりあう肉の隙間から、湿った音がたつ。
 「ケツの穴じゃねぇみたいだ。」
 蛭谷が感嘆するのも仕方が無い。ドラッグに侵食されて、チンピラ風の男によって突き上げられたそこは、淫らな肉の塊と化し男を食んでいる。男を喜ばせる動きはそのまま城之内を悦ばせる刺激となっていた。
 ぽってりとふくらむ肉の摩擦を堪能して、蛭谷は腰を使い続けている。
 「ふっ、、、ぐっ、、、んん、、、」
 城之内は男を咥えたまま、満足に声を上げることも出来ずに鼻にかかった声で喘いでいる。

   遊戯の目の前で城之内は何人もの男に犯された。前後はもちろんのこと、両手にも握らされペニスに奉仕した。
 腹の中は男たちの出した精液で満たされ、排泄器官からはペニスの出入りとともに白く泡立った精液が滲みだして、後孔自体が濡れているように見えた。
 「やめろぉ。城之内君をはなせっ!」  
 遊戯は声がかすれるまで叫びつつける。遊戯が叫べば叫ぶほど、男たちの歪んだ支配欲を煽るとも知らず。
 「城之内君、城之内君…」
 遊戯は顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら、異常な光景に目を閉じることも忘れて釘付けになっていた。
 『もう一人の僕!城之内君を助けてっ!お願いっ!』
 何度、もう一人の遊戯を呼んでも、パズルの中にいる遊戯には届かない。
 無常にもパズルはチンピラ風の男の胸で輝いている。
 「やめろっっっ!」
 一瞬、城之内と視線が合う。
 『待ってろ、遊戯。必ずパズルは取り返すから。』
 地獄のような快楽に侵されながら、城之内の琥珀色の瞳からは光が消えてはいない。
 もう一人の遊戯を取り戻すまで。
 『まってろよ。』
 城之内がそう言っているように遊戯には直感する。
 「…じょう…のうち…くん?」
 遊戯の身体に震えが走った。

 蛭谷にかかえがげられて、背面座位の体位で犯されていた城之内は、掠れた声で城之内はチンピラ風の男に両手を差し出した。
 「、、、、し、、、ばって、、、、、ねぇ、、」
 うっとりとした城之内の瞳に、同じ色に輝くパズルが映っていた。
 「、、、固い、、くさり、、、で俺、、をしばって、、、」
 「おもしれえこと、言うなあ。そんなに縛られたいのか?」
 「んん、、」
 後孔からの悦楽の波に耐えて、城之内はうなずいた。側に来たチンピラ風の男の首に腕を回して、鎖に口付ける。
 「、、、な、、縛って、、、はやっ、、、く、、はぁんっ。」
 ダメ押しに大げさに喘いだ。
 「……お望み通りにしてやるよ。淫乱野郎が。」
 チンピラ風の男はそう言うと、パズルの付いた鎖で城之内の手首をぐるぐる巻きに拘束していく。
 ズシリと思い遊戯のパズル。
 『もどってきた……ゆうぎ…』
 城之内はパズルの中にいるであろう、もう一人の遊戯に頬よせる。
 『よかった、、、』
 「やっぱ、お前は最高だぜ。ほら、咥えろよ。」
 チンピラ風の男は再びペニスを突き出した。
 「んんっ、、、」
 パズルを手に入れ満足したのだろう、城之内はペニスを含んで舌を絡めて奉仕を始めた。
 

   周りを取り囲む男の一人がふと気が付いたのか、遊戯の元へ近づいてくる。
 「…なっ…?」
 男は遊戯の元でしゃがみこみ、視線を下腹部に向けた。
 「兄貴〜こいつ、ちんぽおったててますぜ。」
 「はっ!」
 遊戯もまた城之内のSEXを目の当たりにして反応していた。
 遊戯の周りを数人の男が取り囲み膨らんだ部分を見て、下種な笑い声をあげる。
 「だよな〜あんなの見せられちゃ、興奮するよな〜それが正常な男だぜ?」
 「違っ…」
 自らの痴態を指摘された遊戯は顔を真っ赤にさせて俯く。
 「おいっ、その小さいの連れてこいや。おもしれえことしようぜ。」
 何か思いついたのか、チンピラ風の男が指示を出した。
 「はいよ。」
 拘束された遊戯は、担がれて城之内の側に連れて来られる。
 「はなせっ!!!やめろっ!!」
 チンピラ風の男は城之内の口から一物を抜き取ると、大きく勃起しているのを遊戯に見せた。
 「お友達は最高だな。なぁ、お前も突っ込んでみたいだろ?」
 「!!!!なっ!!!」
 遊戯は目を見開いた。この男は遊戯と城之内にSEXをさせようとしているのか?
 「ほら、見てみろよ。お友達はこんなに喜んでるぜ?ここをぱくぱくさせてよ。」
 チンピラ風の男は蛭谷の出入りするそこを指でなぞる。精液を滴らせて真っ赤に充血した肉が遊戯はらも分かるくらいひくついた。
 「ウッ…あんま締めんなよ…食いちぎるきか…」
 言葉とは裏腹に蛭谷はうれしそうにいっそう城之内を攻め立てる。
 「あぁぁああああっ」
 激しい突き上げに反応して城之内の喘ぎも深まる。
 「いやだぁっ。」
 遊戯は首を振って否定した。
 「ば〜か、ちんぽをおったて言ったって、意味ねぇって。」
 チンピラ風の男が背後の男に縄を切るように命令をすると、遊戯の縄が解かれた。
 「城之内君…」
 縄を解かれても背後にいる男たちに掴まれて、どうすることも出来ずに遊戯は立ちすくむ。
 「城之内、次はお友達がやって欲しいんだってよ。」
 「んっ、、、?」
 貫かれている城之内と目が合った。
 「ゆ、、、う、、、ぎ、、、」
 にっこりと笑みを作る城之内。それは誘っているのか、何か別の意識があるのか?高揚した表情からは読み取れなかった。
 「やれよ。」
ずいっと城之内の前に差し出された遊戯。がたがたと身体が震える。
 城之内は促されるままに、遊戯のズボンに手を伸ばした。
 「イヤッ…やめてよ……城之内君っ」
 腰をひいて遊戯は抵抗した。
 「やめて…やめて…」
 首を振る遊戯。
 「ゆう、、、ぎ、、、」
 『パズルを返すぜ…』
 「やめてぇ―――っ!!」
 遊戯が絶叫すると、ほぼ同時に廃工場内に海馬の声が響きわたる。

   「そこまでだっ!!」
 ガタンッ!!!
 と、派手な音をたてて、廃工場の重い鉄の扉が開いた。
 扉の開いた向こう側に海馬がいた。




 


ちゅ…中途半端なえろで申し訳ない。なんか蛭谷と一緒に城之内くんをやっちゃいました。
エロくないという苦情は受け付けられません(汗)
エロというより、スカトロだし…ははは…
背景をどこで借りたか見つけられなくなったよ〜見つかり次第、リンクしますね。
城之内くんどうなるんでしょうね。
中途半端にエロ禁断症状から開放されたきふじんでした。