傷痕24
海馬の唇はやわらかかった。
あたたかかった。
少し、涙の味がした。
城之内の傷の負担にならないよう、体重をかけない触れるだけの接触。
あたたかい体温の余韻を残したまま、海馬の唇は生気のもどる頬に移動して、城之内の体温を感じる。
乱れた金色の髪を撫で、額にも唇を落とす。
海馬の整った大きな掌と、見た目以上にやわらかい唇の感触に城之内は目を閉じて答える。
近くに海馬の吐息を感じ、城之内は微笑んだ。
とても大事な人を慈しむ口付けには、性の濁った欲望を匂わせるものは一切ない。
好きだから。愛おしいから。
その想いだけが、二人を結びつける。
海馬の唇がそっと離れ、城之内が閉じていた瞼を開くと、思ったより間近に青い瞳があった。
城之内が好きな青い色。
この色を求めて何度も空を見上げた。水平線が茜色に変わるまで眺めていた。
夜明けの空も深遠の宇宙の色も
この色にはならなかった。
城之内の崩れ落ちる心を繋ぎとめた……瀬人の象徴。
その色が今は城之内だけに向けられている。
瞳の中に城之内が映っている。その瞳が濡れているのは城之内のせいだ。
青から溢れた涙は雫となり、海馬の頬を伝っていった。
「……泣くなよ。男だろ。」
城之内がゆっくりとした動きで、海馬の頬に手を伸ばすと指先に体温が染み込んでいった。
「あぁ。」
海馬は頬に感じる城之内の手を握る。
海馬の手の中にある確かな命の鼓動がしっかりと伝わってくる。
「…………城之内。」
もっと言いたいことはある。伝いたい言葉が、想いがある。しかし、今は城之内を感じていたい。
柔らかな金糸をなで指で整える。普段は下ろされている前髪に隠された額にもう一度口付けた。
「かいば……」
「なんだ?」
海馬はこんなに穏やかな顔をしたのだろうか。唇を離した後も城之内の髪をすいている。何度も何度も。
ああ、きっと弟のモクバになら見せる表情かもしれないと、海馬が昔の母親に重なった。幼い頃、夜の眠りに着くとき、よくこうして髪を撫でてもらったものだった。
ふいに思い出した母親に喉の奥がくんと熱くなった。
「ちょっとな……うぅん。なんでもないや。」
海馬の深い青に考えていることを見透かされてしまいそうで、城之内は視線を外す。天井が陽の光を反射して白くまぶしい。
「……そうか。」
海馬もそれ以上深く問うことはしなかった。今はまだ無理でもいつか城之内が自ら口を開く時が来ると信じていた。
身を起こすと椅子に座り直す。
少しこけてしまった頬。目の下にはうっすらとクマが出来ていて、海馬の心労がにじみ出ている。この様子だとほとんど休んでいないのだろう。
「今日は何日なんだ…」
あれからどのくらい時間が経過しているのか。父親のことと仕事のことが頭に浮かぶ。結局、最優先は父親のことだった……もう、父と呼ぶにはふさわしくないのにと、城之内は苦笑いを作る。
海馬は日にちと曜日を教えた。
「えっ?」
記憶が正しければ10日ほど意識の無い状態が続いていたことになる。
「やばっ…………」
怪我をしていることも忘れて、思わず反射的に起き上がろうとし、筋肉に力をいれようとした瞬間に全身に痛みが走りぬける。
「いってーっ……っ」
今まで忘れ去られていた感覚に出た悲鳴が病室に響いた。
「ばか者が。仕事のことは気にするな。」
やはり、一番に思いつくところはそれなのかと、海馬は、顔をしかめる城之内にあきれたふうにため息をつく。
「心配は無用だ。お前の時間は全て俺が買い上げてある。眠っていた間にも借金は確実に減っているぞ。」
10日間。城之内が稼がなければならない金額を海馬が払っていた。いくら社長であろうとも簡単に動かすには負担になる額面だ。
「悪かったな…いつになるか分からないけれど、必ず返すから貸しにしといてくれよな。」
今の入院費も前の治療費さえもまだ、返していない。海馬には借りばかり作っているなと、城之内は苦笑する。
「金の心配はしなくて良い。怪我をしたのは俺のせいだったし、もし、あの時、お前が俺の盾になっていなければ、命の保障だってなかったのだ。お前はゆっくりと身体を癒すことだけを考えていろ。」
「でもっ、」
城之内の脳裏にあの時の光景が甦ってきた。
狂気に歪んだ男が、海馬の背に鈍く光る銃口を向けている。
遊戯も磯野たちも男には気が付いていない。
それからは無我夢中だった。身体が勝手に動いていた。
海馬のためなら、自分の命さえ惜しくはなかった。
「怪我はしてないのか?」
そう言うと海馬に怪我は無いかと、じっと見つめた。
「あぁ、口惜しいが全くの無傷だ。」
傷一つない海馬と対照的に傷だらけの城之内。一時は命さえ危ぶまれたのだ。海馬は唇を噛み締める。
「遊戯は…?」
「すり傷くらいだ。気にすることはない。」
遊戯に怪我のないことを聞くと、城之内は安心したのか表情を崩した。
「かっこ悪いとこも見せちゃったしな……つまんないことに、お前や…関係ない遊戯まで巻き込んじまった。」
海馬と遊戯に怪我がなかったことは、良かったのだが、城之内のこれまでの行いの悪いことに二人を巻き込んでしまった、罪悪感が城之内を責める。
汚いものを見せてしまった。遊戯には知られたくなかった、欲望にまみれた裏側の醜い世界。
真実を知った雨の夜、大人しく街を出ていれば……公園にたどりつかなければ、少なくとも遊戯に嫌な思いはさせなかっただろう。城之内一人だけで蛭谷たちの元にいれば海馬にだって心配をかけなかったに違いない。だたし、そうなっていた場合、城之内の命と意思が残っているのかは別のことだった。
廃工場で、蛭谷たちを相手にして得体の知れない化学薬品に犯されて、そのまま正気が無くなってしまったも、良かったのかもしれないと、頭の片隅でぼんやりと考える。
「ごめん…」
「ばかものが。」
海馬は城之内の額をごつんとこづいた。
「って!かいっ…」
城之内のさびしいまでの強がりにさすがの海馬も呆れる。でも、こうしてこなければ城之内は生きてこれなかった……城之内の内にある、絶対的な孤独に触れて海馬の胸が苦しくなる。
「貴様がここまで、馬鹿だとは思わなかった!信じられん。何もかも一人で解決しようとするんじゃない。一人で背負い込むな。」
「ひとりで…って、俺のことだからっ…」
握り締めた、城之内の指先が冷たくなっている。
「逃げるな。そうやって一人の胸の内にしまい込んで、逃げるんじゃない。」
「違うっ!逃げてなんかいない。」
首を振り否定する。
「逃げているだろう?自分ひとりだけ、傷ついて。違うな、傷ついたふりをして、考えることを放棄して、逃げているんだ。」
「……そんっ……やめろよっ…」
城之内は耳を塞ぐ。
「よく聞くんだ。城之内、前に進むことを怖がるんじゃない。どうやっても過去は変えられないぞ。それよりもこれから先をどうするのか、どうすることが最善になるのかを考えるんだ。」
海馬は耳を塞いでいた手をとった。立ち上がった拍子に椅子ががたんと派手な音をたてて、床に転がる。
城之内の両手をベッドに縫い付けるように押さえると、真上から城之内を見つめる。
「…いたっ……」
掴まれた手首が痛いのか、傷の残る背中が痛いのか、顔をしかめる。
「お前はもう、一人では無いだろう?必ず、俺がいる。だろ?」
海馬の青い瞳が城之内を捉えて離さない。
「…かいば…」
「もう逃げなくていいんだ。これから先は俺が側にいるから。二度とこの手を離したりはしない。」
「…でもっ、俺は…海馬に…。」
迷惑をかけてしまう。
足を引っ張ってしまう。
言葉を繋ぐ前に海馬の顔が近づいてきて、城之内の唇に重なった。
「…………」
それは瞬間のようでいて、永遠のようでもあった。
せと。せと。せと。
海馬のあたたかい唇を感じ、何度も心の中で、瀬人の名を呼ぶ。
いけないと、頭では分かっているのに、心は海馬を求めている。抑えていた感情は大きなうねりとなり、城之内の孤独を押し流していくようだ。
せと……
城之内の琥珀から一滴(ひとしずく)の涙がこぼれた。
手首を押さえていた強い力は再びやさしいものにかわり、どちらからともなく、指を絡めあっている。
冷たかった指先に熱がもどったころ、二人の唇が離れた。
潤んだ琥珀に海馬が映る。ぎしっとベッドが二人分の体重を受けて軋んだ音をたてる。
「………大切な人が危険な目にあっているのだ。放って置けるはずがないだろう?」
城之内は目を見開く。
「もしこれから先、俺の身に何かがあったとき、城之内、お前は見過ごすのか?何もしないままでいられるか?」
城之内はゆっくりと首を横にふった。海馬を放っておくことなんか出来るはずがない。どんな結果が待っていようとも身を挺してでも、海馬を助けようとするはずだ。
「俺も同じなんだ。お前が苦しんでいる姿を見るのはもうたくさんだ。この10日間、後悔しかなかった……なぜあの時、手を離してしまったのか。廃墟でもっと注意を払わなかったのか……お前の流れる血を止めることも出来ず、腕の中で重さを増したお前を受け止めた時の絶望感はもう味わいたくない。」
海馬は城之内の頬に手を伸ばした。
10日間、海馬は眠り続ける城之内に何度も謝った。
そして、己の無力感にさいなまれていた。企業の社長であろうとも、権力を持っていようが、命という形のないものの前では、海馬の持つものは何一つ役に立たなかった。
側にいることも手を握ることも許されない場所から、様々な医療機器と薬品の流れるチューブに繋がれ、動かない城之内を見守ることしか出来なかった。
そして、神に祈る。何度も。
「お前が俺の側にいることは迷惑ではない。何故だかわかるか?」
「………」
「お前が好きだから。城之内克也が好きだからだ。」
大きくて綺麗な手が城之内の頬を慈しむように包んだ。
青い瞳は迷うことなく真っ直ぐに、城之内だけを見つめていた。
「俺は施設にいた時の子供のままではない。今は城之内を守る十分な力は手にしているぞ。」
海馬はぐっと拳を握りしめた。
「分かるな」
大きくて綺麗な手が城之内の頬を慈しむように包んだ。
青い瞳は迷うことなく真っ直ぐに、城之内だけを見つめていた。
「かいばっ…おれ……おれっ………」
海馬は父のことも母のことも…城之内自身のことも……知っているだろう。それでも良いと言っている。違う、城之内克也が好きなんだと言っていた。
「俺の親父はどうしょうもない奴で、母さんだって…借金だって返しきれないくらいあるし…」
自らに負い目を持つ城之内とは対照的に自信に満ち溢れた海馬は、
「関係ない。城之内が好きなんだ。」
城之内の髪を再び梳く。
「海馬のこと、好きでもいいのか。」
海馬は頷いた。お互いの距離が近づいていたために、鼻頭が触れ合った。
「当たり前だ。俺が城之内のことを想うことは、迷惑か?」
城之内の質問をそのまま返すと、頬を染めて城之内が慌てて答える。
「ばっ…んなこと、ねぇよ。あるわけないじゃないか…」
「同じだろ。」
「…うん…そうだな…」
照れたような笑いを浮かべた城之内を見て、ようやく安心したのか海馬がふわりと微笑んだ。
窓辺では真っ白なカーテンが風に揺れていた。その先には真っ青な空がある。どんなに探しても見つけられなかった、海馬と同じ色があった。
城之内が両手を伸ばすと、海馬の背に手を回した。それが合図のように、二人の距離が無くなる。
施設で別れてから長い時を経て、想いが繋がった二人は求めるままに口付けを交わした。
熱い海馬の思いに答えながら、城之内はぎゅっと海馬の背にしがみつくように力を込める。あの頃と変わらない海馬の背中。
「…せ……とっ…」
呼吸の合間に名を呼ぶと、海馬の青が濃さを増した。
「かつや」
背中に回された手を感じながら、何度も唇を重ねた。
どのくらいそうしていたのか、名残惜しそうに二人の唇が離れる。
「俺はお前の側にいる。何があろうとも、俺はお前を裏切らない。信じるんだ。」
「あぁ…。海馬なら…。」
海馬だけだ。
海馬を信じよう。
これから未来、二人を別つ何があっても海馬を信じていこうと、城之内は答えた。
海馬の穏やかな空気に包まれて、ようやく城之内から力が抜けていき、
「ありがとな……」
琥珀色の瞳が細まる。
海馬は気づいていた。
うれしそうな笑顔を浮かべる、城之内の瞳が揺れていることに。笑い顔がどことなく淋しげで、憂いを残したままだった。
海馬が側にいて幸せなはずなのに、城之内の心は晴れなかった。
それは当の城之内自身でさえ気が付いてはいない。
二人がどんなに惹かれあっていても、世間では決して認められない不毛な関係。ましてや海馬は一流企業の社長だ。友人や仲間といった枠から一線を飛び出てしまう後ろめたさを感じない分けがなかった。
好きでいるだけで、海馬を傷つけてしまうのではないかという不安。
ようやく手にした海馬が側にいる幸せが、消えてしまうかもしれないと現実が信じ切れない不安。
無意識に悪い未来を想定して、自分の精神を守ろうとしていた。その事が城之内の心の病の深さを物語っている。身体に残された傷以上に深く鋭利に抉られた心の傷。
どれだけ長い時間をかけても、その傷が無くなることはない。
でも、城之内ならば
いつか、必ず乗り越えることが出来るはずだ…
「背中は痛むか?」
生きるためとはいえ、長く忘れていた感覚だ。海馬が感じている以上に辛いに違いない。
「ん〜っ」
平気だと言いたいところだろうが、時々顔をしかめていた。
「鎮痛剤を飲むか?」
やせ我慢のし過ぎだと、海馬は引き出しの中から、処方されている薬を取り出した。
「……もらう…」
さすがに我慢の限界か、城之内は大人しく白い錠剤と飲んだ。
「しばらくすれば、効いてくる。そうしたら眠るがいい。今は休息が必要だ。」
「わりぃな。」
城之内は大きく息を吸うと、ゆっくり吐いた。相当痛かったらしい。
「何か食べたいものがあるか?用意しておこう。」
「はっっ、子供じゃないんだから、いらないよ。」
病人にはプリンか果物がいいのかと、からかう海馬に苦笑いをする。
「…なんにもいらないから、手を握っててもいいかな…」
「ああ。」
少し細くなった手を海馬は包み込んだ。
「海馬の手…あったかいな。」
海馬のぬくもりを感じていると、強めの薬は城之内を眠りに引き込んでいった。
城之内の規則的な呼吸の音を確認すると、海馬は病室の扉をそっと開けた。
「盗み聞きとはいい趣味とは思えんな。」
「あはっ。こんにちは。海馬くん。」
扉の向こうにいた遊戯が悪びれもなく手をふった。毒気を抜かれる笑顔に海馬の表情が引きつっていた。
「ん〜っ。なんとなく入りづらい感じだったからね。それとも、邪魔したほうが良かったかな?」
「俺は構わんが、困るのは城之内だろう。貴様はそれを望むのか?」
「まさか。僕が城之内くんを困らせる真似するわけないじゃない。だからこうして外で待ってたんだよ。」
おかげでいいもの見せてもらったしね。と小声で付け加えるといたずらっこのように遊戯は笑う。
「……ふん。」
「とにかく、良かったよ。城之内君の目が覚めて。授業をサボってきて良かった。」
遊戯は開いたドアから中を覗き込む。
「放課後には本田くんたちも来るだろうけど、大丈夫かな?」
「なぜ、俺に聞く。」
「だってねぇ〜お邪魔虫なら悪いしね。」
にこにことくったくのない笑顔を作るが、言葉には棘があった。
「かまわん。城之内もそのほうがいいだろう。ただし、あまり騒ぐな、傷にひびくからな。」
「へぇ。やさしいんだね。海馬くん。」
「……貴様には関係ない。」
この掴みどころのない遊戯は苦手だと、海馬は分からないようにため息をつくと、踵を返した。
「あれ、どこに行くのか海馬くん?」
「おとしまえ。をつけて来るだけだ。」
振り返ることなく海馬はそう言うと、エレベーターホールへと姿を消した。
「ふぅん。おとしまえ…だって。カッコいいね…」
遊戯は少し悔しそうに表情を崩すと、隣にいるもう一人の遊戯に声を掛けた。
「俺は認め無いぜ。絶対にだっ。」
こちらの遊戯は相当悔しそうだ。唇を噛んでいる。
「仕方ないよ。海馬くんと城之内くんだもん。それは君が一番良く知ってるでしょ。」
「………」
胸に下がるパズルを触る。
「ね。」
もう一人の遊戯は仕方なく頷いた。
「だけど、海馬くんもようやく本腰を入れるんだね。デュエルや仕事のことならめいいっぱい強引なのに、城之内くんの事となったら、臆病になるんだから。面白いね…っていうより可愛いって感じかな。」
エレベータの機械的なナビの声とドアの閉まる音を聞きながら、遊戯はにっこりと微笑むと音を立てないように病室に入る。
遊戯には海馬の行く先はわかっているのだろう。
病院の最上階にある特別室が城之内の病室となっていた。
遊戯は足音を立てないように注意をしながら、先ほどまで海馬が使っていた椅子に腰掛けた。
「城之内くん…」
生気の戻った寝顔にほっと一息つく。穏やかな寝息が容態と伝えてくる。
「やっぱり海馬くんを選んだんだよね。」
清潔なベッドで眠る城之内を見る。
「認めたくないけどな。」
「……ちょっと、淋しいかな。」
「仕方ない…さ。」
もう一人の遊戯は呟く。
「そ…だね。」
今、城之内は海馬を選んだわけではない。遊戯と出会う前から城之内には海馬しかいなかった。
あの時…城之内の手の中に納まった瞬間に、今まで断片的にしかなかった城之内の記憶と心が、もう一人の遊戯の中に流れ込んできたのだった。
おびただしい量の記憶と情報。
押しつぶされてしまいそうなくらいの淋しさと孤独。
遊戯たちの前で作り続けた笑顔の下に隠されていた負の世界。
さび付いて固く閉ざされた鉄の扉の向こうから聞こえてくる子供の泣き声。
誰の庇護も受けず、一人で生きていかなければいけなかった日々のなか、城之内を支えていたのは海馬だった。
その絆の中に遊戯の入る余地はなかった。
「でも、僕たちは友達だよね。」
「あぁ。友達だ。」
二人の遊戯は顔を見合わせると、笑いあった。
「それでいいのかもしれないね。城之内くんには友達も必要なんだ。ちょっと淋しいけど…」
城之内の友でいよう。
それが、二人の遊戯がだした結論だ。
カーテンを揺らしている風が城之内の側を通り過ぎていった。
お待たせしました。ようやく、24がデキマシタ。
えぇ、とっても難しかったです。これまでで一番むずかしかった。何回書き直したことか。で、出来上がりがこれかよと、思われてしまうのではないかと思っています。
一言でいえば支離滅裂…もう、弄れば弄るほど暗くなるんですよ。これでも暗いところはバッサリと切りましたよ(涙)
23の素敵な海馬サマを見ながら、ポチポチしていましたよ〜24にも載せたいくらいデス……あんな海馬サマを独り占めに出来る城がうらやましいです。
ラブらぶな二人にしようとしてみましたが、、、、、撃沈です。はあ・・・・・
9月の15時10分くらいの更新になるのですが、一番初めに読んでくれるのは誰なんだろうとドキドキしながらあげますねvv
背景はこちらからお借りしました。
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