ぐっ〜〜〜〜ぎゅるぎゅるぎゅる〜〜〜 ぐううぅううっ 悪夢のような陵辱から数時間後、城之内の体に異変が起き始めていた。 腹の中に溜まった精液が、暴れ始めてきたのだ。 あのあと、間一髪で制服を着ることに成功した城之内は、悪かったなと謝る本田に冷や汗を流して気もそぞろに、特別業務を終えた。 そして、ほったらかしにした詫びにと、朝ごはんを奢ってもらうことになってしまった。 本当は、一刻も早く自室に戻って取り付けられた貞操帯と格闘したいのに、本田は一向に離れる気配もなく、城之内を開放してくれなかった。 なんだかんだつれ回されて、気が付けば食堂に連れてこられていた。 ざわざわとする食堂で城之内はおぼんを抱えて、顔を顰める。 「………いたっ…!」 「どうした?」 「……なんでもないっす。」 おぼんで空気を扇ぎながら、城之内はわざと明るく何でもないように背筋を伸ばす。 「そっか。なら、良いけど……。」 新人を心配する良い人を演じて本田は、額に汗を滲ませて無理に笑う城之内に、噴出してしまうの堪えている。 (バレバレじゃん。がんばってるみだいだけど。あんだけ中出しされてたら腹痛えだろうな〜) 夕食を御伽と結託して散々食べさせられ、そして、野獣に一晩中犯られれば、普通の反応だ。 今の城之内の腹の中は精液と消化したもので一杯になっている。朝食なんて論外のことで、一刻も早く、この腹の中に渦巻いているものを出してしまいたい。 (わかってて合えて、食え。だもんな。俺も鬼だぜ。) 時折、腹の衝動をやり過ごすように息を詰める城之内は辛そうで、可愛そうになるが、必死に平静を保とうとしている姿が可愛くて、もっと虐めたくなる。 本田も相当のSのようだ。 (痛い!!腹が痛い!!マジにやばいっ!!) 本田に愛想笑いをして、朝ごはんをトレイに乗せつつも、制服の下では腹が崩壊しそうになっている。食べ物を見るだけで反射のように腹にくる疝痛。 しゃがみこんでしまいそうになる衝動を堪え、城之内は精神力を総動員させ我慢する。 一度、トイレで外そうとした城之内だったが、どんな構造になっているのか、ぴったりと肌に張り付いたそれは指一本入れる隙間さえなく、下半身を覆っていた。 一秒ごとに痛みの感覚が強くなってきて、本来ならばとっくに決壊している状況だ。しかし、皮肉なことにか肛門に埋められた栓のおかげで持ちこたえることが出来ていた。 が、限界点は確実に近づいてきている。 「おはよう!新人くん!」 「わわっ!!!」 ガチャン!!! 行き成り、肩を叩かれて、城之内はトレイを取り落としてしまった。ざわつく食堂の視線が城之内に集まる。 「あーあ。城之内、何、やってんだよ。」 「あわっ!!!すみませんっ!!!」 「ごめん。城之内くん。驚かせるつもりは無かったんだけど…。」 申し訳なさそうに御伽が謝った。遊戯も一緒にいる。 「すみませっ…考え事しちゃって…!」 城之内は床に散らばった、食器と食べ物を片付けるため床に屈もうとした時、 「いつっっ……ぁっ…!」 腹に、最大級の衝撃が走り抜け、そのまま、腹を抱えてうずくまってしまった。 「どうしたの?城之内くん?どこか具合でも悪いの?」 遊戯が心配そうに城之内の背中をさする。小さい体と同じ柔らかい声色に城之内の我慢の糸がプッツリと切れた。 「……腹が…痛くて…すみません…部屋で休んで……いいですか…?」 腹が鳴っている。腸の蠕動を堪えて、城之内は必死に舌を回す。 「真っ青だよ。緊張しすぎて風邪を引いたのかもしれない。早く横になったほうがいいよ。」 遊戯は城之内の様子を覗き込みながら、背中をさすり続けている。 本田も城之内の限界を悟り、やっと開放することにした。遊ぶのもここまでにしないと、後がやばそうだ。 「昨日から、休み無しだったからな。すまん。俺が注意しなきゃならなかったんだよな。城之内今日はもういい。部屋で休め。」 「………すみ……ません…。」 演技ではない不調に、城之内は遊戯に支えられて、よろつきつつ立ち上がる。 「本格的にだめそうだったら、医務室に行くんだよ。なんなら、一緒に行こうか?」 御伽も手を貸す。脂汗を流しながら便意に耐えている城之内は壮絶に淫秘で、御伽は思わず唾を飲み込んだ。 「……大丈夫です……少し休めば…治ると思いますから……。」 簡単な受け答えをしている間にも、痛みが増してきている。 城之内は唇を咬みつつ、この先輩たちに本当のことが言えれば、言って、何とかする事が出来たのならどんなにいいだろうと切実に思った。 この悲惨な状態を話すということは、囚人に犯されたことを、説明しなければならない。それはそのまま、本田の失態にも繋がるのだ。 結局のところ、城之内は本当のことなど言えるわけもなく、ただ、こうして衝動をやり過ごすしかなかった。 「ここは俺たちでやっとくから、部屋に行け。」 「………はい。」 泣き出したい衝動に駆られながら、よろよろとおぼつかない足取りで、城之内は食堂を後にしていった。 「今回のは仕込みがいがありそうだな。」 「だろ、夕べも良いもん見せてもらったんだぜ。」 「見た目は平凡なのに、我慢してるのは結構良い味出してるじゃん。」 「ま、堕ちるのも時間の問題だけど。それまでは、高みの見物といこうぜ。」 意味深な笑みを浮かべている御伽の袖を遊戯が引っ張る。 「僕のこと忘れないでよね。」 本田と御伽を見上げる遊戯は頬を膨らませていて、昨日までとは打って変わった色気を纏っていて。 「はいはい。じゃ、朝飯が終わったら、俺の相手をしてもらおうかな。なんせ夕べはずっと便所で当てられっぱなしだったからよ。」 本田が遊戯の耳元で囁くと、 「はい。」 いやらしい時間に溶けた遊戯が頷いた。 ****** ハアハアハアハア………。 はあはあははあはあ………。 食堂から開放された城之内は長い廊下を歩いている。 腹は既に限界で、足にも力が入らない。壁に手をついて体を支えてようやくここまで来た。白く霞む思考の中で、本田の手順を思い出しながら、あいつのいる部屋を目指している。 腹を開放するために。 途中で何度も医務室へ行こうとも考えた。 そこで全てを吐露して楽になろうと、頭の片隅でもう一人の自分が惑わせる。しかし、身の破滅に近い醜聞に城之内の男としてのプライドが許さず、萎えそうになる気持ちに鞭打ってきたのだ。 それが、瀬人や、本田たちの思惑通りに進んでいるとは考えも及ばないこと。 甘い蜜に呼び寄せられる昆虫のように、城之内は真っ直ぐに瀬人の元へと自ら進んでいくのだった。 「……はぁっ…やっと着いた……っ。」 目的の部屋に着いた城之内は、大きく呼吸を整えて、震える手で、カードキーを認証させる。 電子音と共に、カチリと鍵が開きドアが開く。この苦痛を開放してくれる囚人はこの先にいる。城之内は流れ落ちる汗を拭うこともしないで、中へ入っていった。 部屋へ入るとそこは静寂が支配していて、空き部屋のようだ。 でも、確かにこの先の檻の中に城之内を苦しめる、そして、開放出来るただ一人の人物がいる。 「はぁ……んっくっ!」 腹が痛い。中に渦巻くものを出したい。 思考の全てがそれだけに塗りつぶされていくのを感じながら、キリリと引き絞られる腹を押さえ、城之内は鉄格子の向こうにいる囚人を睨みつけた。 悠然と椅子に座る瀬人を。 分厚い本を膝の上に置き、足を組む姿は囚人とは程遠い。おとぎ話に出てくる貴族のようだ。 「来たか。意外と我慢したほうだな。」 「くそ野郎。早くこれを外しやがれ。」 しかし、瀬人は極悪犯。その美しい皮の下に冷酷な顔を持っているのだ。それを身をもって実感している最中の城之内は瀬人の外見に惑わされはしない。 「まだ生意気な口を利けるとはたいしたものだ。」 城之内の気の強さに、ふっと瀬人の片方の唇が歪んだ。 「ふっざけんな。てめえは、何をしたかわかってんだろうな。ここを出た挙句だな……うっっ…。」 怒りのあまりに怒鳴った途端、振動が腹に響き痛みが増す。 「挙句になんだ?」 「……くぅっ……っ。」 「どうした?新人くん。」 「………ぁあっ!!」 グルるるるる…。 腹が盛大な音を立てて鳴る。瀬人と城之内しかいない部屋に、その音ははっきりと瀬人の耳まで届いた。 「……イッ…。」 肛門が中身を出そうと開こうとする。しかし、肛門に挟まる黒い異物がそれを押しとどめていてそれはかなわない。 制服に隠れて見えないが、伸縮を繰り返す肛門は別の生き物のように蠢いていて、 「限界か。」 真っ青になって脂汗を流す城之内に、瀬人は足をゆっくりと組み替えた。 だが、城之内を助けようとする気は無く、動く気配はない。ただじっと城之内を観察するのみ。 「限界……もなにも…ねぇだろうがっ!これを外しやがれ……っ!」 相手は囚人なのだ。いくら新人とはいえ城之内は看守で瀬人は囚人。絶対的な立場で城之内のほうが強いはず。城之内は下っ腹の激痛を堪えて、瀬人をにらみ付けた。 凶悪犯に怯まない、強固な意志が瀬人を高揚させていく。 「全く面白い奴だ。今日のところは貴様の我慢強さに外してやってもよかろう。」 「はあ?ざけんな。命令だ。外せ。」 「貴様はまだ、実質的な支配者を理解してないようだな。」 「は?」 「現在、貴様を苦痛から開放できるのは俺様だけだ。」 「ふざけんな。てめぇは囚人なんだ。口の聞き方に気をつけやがれっ!」 痛みに瀬人のふてぶてしさが二乗させて、城之内がキレた。腹の痛みを堪えて怒鳴るが、鉄格子の向こうの瀬人には通じず、涼しい顔で悠然と椅子に座っている。 「口の利き方に気をつけなければならないのは貴様のほうだ。いいのか?俺さまにたて突けば、腹が破裂するまで、そのままだぞ。」 「っく!!!」 悔しいがその通りだ。下半身に張り付いている貞操帯は薄い布のようなものなのに、刃物で切れるどころか、指一本も入る隙間もない。城之内は屈辱に歯軋りする。 「どうする?」 「外して……っ…。」 瀬人の側から見ても判るほど、拳を震わせて城之内は声を絞り出す。 「違うだろう?」 「っ!!」 プライドを踏みにじられて、滲み出してくる涙が気の強い瞳を潤ましている。きっと城之内は気が付いていないはずだ。 「もう一度、強請ってみろ?」 「…………外して…………くだ…さい。」 悔しさに、城之内は下を向く。 「ふん。貴様のそのプライドに免じて今日は許してやろう。開錠して、こちら側へ来い。」 「!!」 「あいにく、俺の方からは鍵を開けられないからな。貴様の意思で鍵を開け、俺の元へ来るのだ。」 くくっと唇をゆがめ、瀬人は足元を指差す。看守をこちら側へと導こうとしている。 初日に本田に教えられたように、二人の間にある鉄格子には高電圧が流れていて触れるものは一瞬で丸こげになる。 あくまでも、城之内の意思で一線を越えて来いと瀬人は言っているのだった。 「…………くっ……。」 ここにいるのは、人を食べる凶悪犯で、城之内は看守で、鉄格子を開いてはいけないのに、その向こうに行かなければならない、絶対的な理由があってもそれは犯してはいけない禁止事項なのだ。 人としてしてはいけないのに、もう、城之内の身体は限界だった。 きりきりと訴えてくる疝痛は途切れることがなく、もう、立っているのもつらい。これ以上の我慢は出来ない。 「…………ァあ…。」 城之内は震えが止まらない手でカードキーと、端末を操作する。小さな電子音と共に、鍵が外れる音がした。 同時に電流も止まる。 「………ぅぅ……」 のろのろと亀のような歩みで、鉄格子に手をかけた。 ギイと小さな音を立てて開く、鉄の扉。その四角く出来た穴に吸い寄せられるように城之内は吸い込まれていった。 腹の痛みに正常な判断など色あせてしまっていた。 「それでいい。」 「………。」 腹の限界が越えているのだろう、城之内が震えている。脂汗をじっとりとかき息も荒い。 だが、瀬人に屈服することを拒否して、黄金に輝くきつい視線は健在だ。 「くくっくっ。」 一目で気に入った、人の良さそうでいて、芯の通った気質。 しなやかな身体と、快楽に従順な性感。そして城之内自身も知らない悦楽が眠っている肉体。 終わらない囚われの時間を潰すにはもってこいの玩具にを得て瀬人の唇が歪む。 「脱げ。」 「!!」 「驚くことでもなかろう?脱がねば貞操帯をとることも出来ぬぞ?」 「くそっ。」 腹の中で渦巻く塊に負けた城之内は、恥辱に歯を食いしばりベルトに手をかける。 我慢しすぎて指先の感覚まで薄くなってきていた。カチャカチャと金属の擦れる音が耳に纏わりついて気に入らない。 「全部だ。」 「!!!!!!」 やっとの思いでズボンを下ろすと、間髪いれずに瀬人は言う。琥珀色の瞳を見開き驚愕する城之内。 「制服が汚れるぞ?」 嘲るように瀬人が笑う。 「くそったれ!」 城之内はボタンを毟り取らんばかりの勢いで上着を脱いでいく。夕べはもっと恥ずかしい思いをしたのだ。これくらいなんともない。 そして、脱いだ制服が一山なると、貞操帯以外何も身に着けていない城之内が出来上がる。 「これでいいだろ。」 「実にいい。」 腹の痛みを堪え声を絞り出す。萎えそうになる意識も瀬人の嫌味に覚醒されるようだ。 プライドの塊に、瀬人は含み笑いを一つして、貞操帯に手を伸ばした。 長い指が貞操帯に触れるとただの布に変わる。 今の今まで指一本の入る隙間なんてなかった縁に指を引っ掛けて、するするとそれを脱がされた。 一体どんな仕掛けがしてあるのか。 「マジかよ…。」 今までどんなにしても取れなかった貞操帯があっさりと外れ、摩訶不思議なことに目をしばたかせて首を捻る。そして、次の呼吸の前に大きな波が腹に襲い掛かってくる。 「あっ!!!!」 枷が無くなって安心したせいだろう、今までに無いくらいの便意に城之内は腹を抱えて蹲る。それでも失態をしないのは詰められたままの栓のおかげだ。 「腹が痛いか?」 うんうんと首を縦に振る城之内。 「限界か?」 「ぁっ……たり前だろっっ!」 くそったれと毒づいて、立ち上がろうとする城之内に瀬人はトイレを指した。 「……っ!!まさか…?」 「そこですればいい。」 「ふざけんなっ!」 城之内が真っ赤になって憤慨するの無理は無く、瀬人が指した場所は鉄格子の中に設置されている瀬人用のトイレだった。 自殺防止のために、透明な強化硝子の向こうにある便座。プライバシーの欠片も残されていないトイレを使うなんてプライドが許さない。 「てめえに指示されるいわれは無いんだ。」 「出れなくてもか?」 瀬人はいつの間にか抜き取ったカードキーを指に挟んでいた。 「てめっ!!!それっ!!」 「貴様は無防備すぎるのだ。おろかなほどな。」 腹の痛みと看守にあってはならない失態の連続に、城之内は追い詰められていく。瀬人の罠に落ちてしまった城之内に逃げる場所は無い。 城之内の背後で鉄格子は締まり、電流が流れていく。 「どうする?貴様が素直に俺の言うことを聞けば、返してやろう。貴様の腹も綺麗になって何も問題は残らないぞ?」 「…ざけんな。」 「いいのか?」 「……くぁっ…!」 カードキーをひらひらとさせて笑む瀬人に、怒りがこみ上げてくる。普通の身体なら凶悪犯という事実に怯むことなく、飛び掛っているだろうが、今日は状況も分も悪すぎる。 今の状態で、瀬人からカードキーを取り返すことは不可能だ。 くやしくてくやしくて仕方が無いが、腹の痛みは限界をとっくに越えていて、これ以上の時間を絶えることは出来ない。城之内は唇を血が滲むほどかみ締めてよろける足取りで瀬人専用のトイレを目指していった。 ****** 「相変わらず、えげつないぜ。」 「そう?」 「ま、城之内も抵抗したほうかな。」 「だね。」 モニターに映し出される城之内の映像に、興奮している本田と遊戯そして、御伽。 食堂で城之内を開放した3人は、本田の部屋で城之内の痴態を隠しカメラを通してずっと見ていたのだ。 パソコンのキーを叩けば、いくつも設置しているカメラが切り替わり、いろんなアングルで見ることが出来る。 今は、城之内が便座に座ったところだ。 「見て、城之内くん。顔が赤いね。つらそうだね。恥ずかしいだろうな。」 本田の膝にちょこんと座り、遊戯が画面を見入っている。 「手がぷるぷるしてる。瀬人に見られてる。初めてだと、自分でプラグを外せないだろうな。抜いたら中身が出ちゃうもんね。あれ、慣れるまで結構掛かるんだよな。」 「さすが、体験者。」 「うん。きついよ。死にたくなるくらいつらい。他人の目の前でやっちゃうのは悔しくて腹がたって、泣きたくなる。でもね、それが快感なんだ。 僕の一番恥ずかしいところを全部見られて、管理させて、くやしいのがいつの間にか歓びに変わるんだ。屈辱が大きいほど支配されたときの歓びは大きい。世界が変わるんだ。支配されて管理されることに従順になって、全てを受け入れる。 これ以上の幸せはないよ。」 遊戯は興奮を隠さずに体験を再現していった。画面越しの城之内に自分を重ねているのだろう。頬を赤く染めて目を潤ませている。 「今の遊戯のようにか?」 「うん。そうだよ。」 本田の広い胸板に顔をうずめて、袖をぎゅっと掴む。制服の下が痛いくらいに張り詰めていた。 「夕べはお預けだったからな。今日はたっぷりと相手をしてもらうぜ。」 こくんと頷く遊戯の顎を固定して、本田が唇を貪るように重ねていく。 「おいおい、僕のことも忘れないでよね。」 などと言いながらも、御伽はモニターから目が離せないでいた。 モニター越しに聞こえてくる、城之内の悲鳴と嗚咽を破裂音。 少し遅れてくるのは瀬人の笑い声。 「すごい。さすがだね。」 うっとりと画面を見つめて、御伽は息を吐いた。 ****** はあはあ……。 全てを出し切った城之内は放心状態で便器に座り込んでいる。 我慢に我慢を重ねた先の開放に、気力が切れた。だるい身体を支えることなど不可能で、今にも倒れこんでしまいそうだ。 口の中はカラカラで、手足はがくがくと震えて、ずっと瀬人に見られていたことさえもうどうでもいい。 だから、瀬人に引きずられるように隣のバスタブに移動させられて、汗と汚物で汚れた身体を熱いお湯で流されるのも、どこか心地良く感じてしまった。 瀬人に身体を預けてお湯を浴びていると、ふうっと意識が眠りの中に溶けていってしまいそうだ。 ただ、再び湯が腹の中に逆流してきたときに、わずかに眉を顰めるがゆるく開いた肛門は抵抗することなどかなわず、ただ、されるがままに、身体の中を洗浄されていった。 空っぽになった肉の中に湯が満たされて、腹圧でそれが流れ出て、また満たされる。同じことを繰り返されて、その異常な行為ですら心地よく感じるようになったころ城之内は本当に意識を飛ばしてしまった。 凶悪犯の腕のなかで………。 アルカトラズをようやくUPしました。んが、予想以上に進まない。展開的にはもう少し入れたかったのですが、シーンがシーンなだけに自主規制。汚いのは嫌いな方多いですからっ!! さらりと流し、次はまたじょのの調教です。どんな風にしようかな〜(おぼろげには頭の中にありますが) 早くラストまで行きたいよ〜〜!! さて、次にいってみよ〜〜!! |