「イギリス留学中のことについてお聞かせ願えませんか?」
「私がイギリスの小学校に通ったのは6年生の1年間だけです。普通の公
立小学校で男女共学でした。」
「 イギリスの小学校では今でも体罰が行われていると聞きましたが?」
「ええ、体罰に1番驚き、また体罰が1番思い出に残りました。」
「あなた自身体罰は受けたのですか?」
「はい、受けました。」
「体罰というとやはり…」
「ええ、ご想像通り笞打ちの罰です。」
「へぇー、笞が使われるのですか。しかも小学生に。」
「ええ、イギリスでは4、5歳の幼児でも笞でお尻を打たれています。も
ちろん、笞を加える親や教師は力を加減しますけどね。平手ではな
く、笞を使うところがイギリス人の教育に対する信念なのです。」
「あなたは、どういう理由で笞で打たれたのですか?」
以下、この男性の回想
ぼくが初めて笞打ちの罰を受けたのは、イギリスの小学校へ転校して1ヶ月がすぎた頃です。英語にもクラスの友達にもなれ、初めの緊張感が緩んできた頃です。隣の席はケートという女の子でそれはかわいい女の子でした。ぼく達は授業中ついおしゃべりに夢中になっていました。その時、「ピシリ」という笞の音でぼく達ははっとしました。先生が笞で教卓の上を叩いたのです。教室は一瞬静まり返りました。皆、これから起こることを正確に予想していたのです。先生はぼくの名をフル・ネームで呼びました。立って前へ出てくるように命じられました。ぴりぴりした教室の空気をかき分けるようにして前へ出て行く時、ぼくは、「ああ、笞で打たれるんだ。」と思いました。急にお尻と太もものあたりが寒く感じられました。ぼくは、いつも短すぎるぐらいのジーンズの半ズボン ― お尻のほっぺたが少しはみ出るくらいの ― をはいて、膝下までぴったりくる厚手のハイソックスをはいていたのです。笞で打たれるのにこれ以上は望めないというコスチュームです。ぼくは教卓の上に両手をつかされてお尻を突き出すよう命じられました。先生は80cmぐらいの長さの籐の笞 ― イギリスでは「ケイン」と呼ばれているーでぴたぴたとぼくのお尻を軽く叩き、授業中おしゃべりをしたことに対する罰としてお尻を笞で12回打ち据える、と言いました。イギリスでの笞打ちの数はなぜか6の倍数なのですね。
「ひとーつ」先生が笞の数を数えました。ビュッとケインが重苦しい教室の空気を切り裂く音が聞こえました。ピシーリッ、1つめのケインはぼくのお尻の半ズボンからはみ出した素肌の部分にはりつくようにあたりました。「熱い」という感じの痛さでした。打たれた瞬間より0、何秒か後に痛さのピークがおそってきました。「ふたーつ」ピシリ、その痛さが引かないうちに2つめの笞が振り下ろされました。今度は半ズボンの上でした。でも痛さは相当なものです。…ピシーリ…ピシーリ…ピシーリ…笞打ちはゆっくりと時間をかけて続けられました。1打ち、1打ちが跳び上がりそうな痛さでしたが、歯を食いしばってこらえました。声もなるべくあげまいと努力しました。顔の表情もできるだけ平静を保とうと努力しましたが、これは無理でした。1つ打たれてぎゅんと体を反らすたびにこの上もない苦痛の表情を浮かべてしまいました。額中に脂汗が浮かび、ぽたぽたと教卓の上に脂汗がたれました。12回目の特に強い笞がピシリッとお尻に打ちあたりました。ぼくは、「うっ」と微かな呻き声を漏らしてしまいました。ぼくは、はあはあと荒い息をしていました。先生の息づかいも荒くなっていました。
先生は、次にぼくの隣の席のケートをフルネームで呼びました。そして、前に出てくるように命じました。ケートの顔は青ざめ、今にも泣き出しそうな表情でした。ぼくはとっさに叫びました。まさに「とっさに」です。よく考えた上でのことではありませんでした。
「先生!ケートに話しかけたのはぼくの方なんです。どうかケートに笞を振るわないでください。もし、どうしてもケートが罰の笞を受けなくてはならないのだとしたら、代わりにぼくを打ってください。」
声は一切上がらないのだけれども、ぼくがこう叫んだ時、教室の空気が確実に変わったのを感じました。尊敬、思いやり、賞賛…級友達のそんな感情をひしひしと感じました。
先生は、答えました。
「女の子を庇おうという潔さ、勇気は認めよう。今からいう条件をのめるのなら、今の君の願いを聞き入れてもいいだろう。その条件とは、君が半ズボンを脱いでケートの分の笞を受けることだ。イギリスでは男の子が罰の笞を受ける時には、ズボンを脱ぐのが決まりだということは、君もこの1ヶ月、他の男の子が打たれるのを見て知っていただろう。今日、君に半ズボンを脱ぐように命じなかったのは、2つ理由があってのことだ。1つは、今日が君にとってイギリスに留学してきて始めて受ける笞打ちだったからだ。初めての笞打ち体験でズボンまで脱がすのは酷だと思ったからだ。2つめの理由は、君のはいている半ズボンが非常に短いので、それほど君のお尻を保護しないだろうと考えたからだ。しかし、ケートの身代わりとして笞を受けるからにはケートが笞打たれるのと同じ条件で罰を受けてもらう。女の子はミニスカートを捲り上げられて薄いパンティーの上から笞打たれる。だから、もし君がケートの身代わりとして笞を受けるのなら、その短い半ズボンすら脱いで罰を受けてもらおう。どうだね?」
ぼくは一瞬ためらいました。でも、後には引けません。
「はいっ、わかりました。」
と答えて、潔く半ズボンを脱ぎにかかりました。12打の笞打ちでお尻が腫れ上がり、もともとぴっちりした半ズボンは脱ぎにくくなっていました。
机の上にうつ伏せになりなさい。」
と先生に命じられました。ぼくは細長い木の机の上にうつ伏せになりました。女の子が罰の笞を受ける時、そして、男女とも打たれる数が20回を超える時にはこの机の上にうつ伏せになるのがこの教室の決まりだったのです。剥き出しの太ももに冷たい机の感触が心地よかったです。先生は、両手を重ねあわせてその上に右の頬を乗せなさい、と細かな指示をしました。そして、ぼくのパンツの中に手を入れるとぎゅっと上に引っ張りあげて、パンツの布をお尻の溝に深く食い込ませました。こうして、ぼくのお尻はほとんど剥き出しの状態にされてしまいました。膝から下の分厚いハイソックスが剥き出しの太ももとお尻を引き立てていました。
先生はまたケインの先でぴたぴたとぼくのお尻を軽く叩き、
「さあ、ケートの分の12回だ。男らしい振る舞いにふさわしい態度で笞を受けるように。覚悟はいいね。歯を食いしばって。」
と、言いました。
ぼくは目をつぶり、先生に言われたように歯を食いしばりました。
「ひとーつ」ヒュッ、ケインの空気を切り裂く音が音が聞こえるや否やピシーリと1つめの笞がお尻に打ちあたりました。
「うっ」ぼくは思わずうめいて、体を反らせました。ケートの分の12回の笞は1打ちごとに何かお尻に張り付いていくような感じでした。1つ打たれるごとにからだを反らせて激痛に身を激しくよじらすので、お尻の溝に食い込まされたパンツはさらに深く食い込み、裏門を刺激して何か不思議な感じでした。「快感」に近いような…。意識が薄れていったのでしょうか。先生の笞の数を数える声がだんだん遠くなっていきました。
気がつくと、ぼくは保健室のベッドの上にうつ伏せになっていました。きりきりとお尻の割れ目に食い込んでいたパンツは脱がされていて、お尻は剥き出しでした。
「気がついたのね。」
保健室の先生がやさしく言いました。
「女の子の分の笞まで被ったんですってね。男らしいわ。」
ぼくは、ちょうど12回目の最後の笞で気を失い、感動した級友達によって、担架で御神輿のように担がれて、保健室に運び込まれたらしいのです。
「さあ、勇者のお尻に薬を塗りましょうね。」
保健室の先生はぼくのお尻に日本で言うとオロナイン軟こうのような白い塗り薬を擦り込み始めました。薬は真っ赤に腫れ上がったぼくのお尻から太ももにかけて丹念に擦り込まれました。そのうちに先生の指が微妙な動きを始めました。薬をお尻の割れ目に擦り込み始めたのです。やがて先生の指はぼくの裏門をやさしくまさぐり始めました。ぼくがケートの分の笞打ちの最中の感じ始めた微妙な快感がだんだん明確な形を取り始めました。ペニスが怒張しました。そして快感が頂点に達した時、ぼくのペニスの先端から白い液が勢いよく発射されました。記念すべきぼくの「精通」の瞬間でした。(完)