雨の日の憂鬱

今日はまたあいにくの雨降り…学校から帰った拓也はつまらなそうに自分の部屋でグローブと野球のボールを見つめていた。拓也は小学校3年生の元気でやんちゃ盛りの少年である。

 「あーあ。また雨だよー。今日も野球ができないジャン。イライラするー!!」

 ぶつぶついいながらボールを手にした。母親に何度、室内でのボール投げを注意されたことがあっただろう。「ガラスを割ったらどうするの」とお尻を赤く染めさせられたこともあった


しかし拓也は、その衝動を抑えることはできなかった。ボールを投げては受け取りをただ退屈そうに繰り返していた。と、その時である…
   「ガッシャーン」
 運悪く机の上の時計にボールがあたり、その衝撃で時計が落ちガラスが割れてしまったのである。拓也は呆然とした。台所にいた母親が、その音を聞いて大急ぎでやってきた。

「何してるの、拓也?」
といい母親は部屋を見回した。すぐに割れたガラスと転がるボールを見つけた。
母親はいっそう声を荒げて、
「拓也、またお部屋でボール投げをしたわね。何回いけませんと言われればわかるの?
お口で言っても拓也はわからないのね!」

「まま、ごめんなさい。僕、あのお・・・。」

「そう、よーくわかったわ。さあ、ママのお膝にいらっしゃい。
今日はうーんとお尻ペンペンしてあげますからね。」

「・・・。」

「何をしてるの?早く悪いお尻を出しなさい!!」

と言って拓也の手を強く引き、自分の膝の上に拓也のまだ小さい体を横たえた。
そして手馴れたように拓也の半ズボンと白いブリーフのパンツをさっとおろした。

「いやだあ。ママー、恥ずかしいよー。」
と拓也は叫んでいたが、母親はそんな拓也の哀願など聞こえなかったように、

「さあ、拓也。覚悟はできてるわね。いくわよ。」

と言って母親は、拓也のまだ幼さのこるお尻を叩きやすい位置に引き上げた。
そして、そのお尻目掛けて母親の大きな手のひらが拓也のお尻を強く打った。

 「痛ーい。ままー、ごめんなさーい。」

 「何を大きな声を出してみっともない!本当のお仕置きはこれからですよ。」

パン、パン、パチーン。ペチ、ペチ、バッチーン。…

母親は怖い顔でひたすら平手で叩き続けた。小さな拓也の透き通った肌色のかわいいお尻は見る見るうちに真っ赤に染まっていく。拓也の泣き声と哀願は一層高まっていく。

「うえーん。ママ、痛いよー。もう2度としませんから許してー!!」

 「そうね、もう拓也がいけないことをしないようにうーんとお仕置きしますよ。
ママの手も痛いのよ。でも、まだパドルは使わないわ。
そんな道具なんか使わなくても拓也はわかる子よね。
だから今日はママの手で100回叩きます!!」

そういって、またお尻を叩き始めた。パチーン。パン、パン。パン。バチーーン!!。

 「…99,100!さあ、もう二度としないのよ。」

「はい。ぐすん…。ママー、ほんとに、ぐすん、ごめんなさい。」

その後拓也はママの胸に優しく抱かれ、真っ赤なお尻を優しくなでてもらった。
「ママは本当はとっても優しいんだ。僕を好きなんだよ。」
拓也はお尻の痛みに泣きながらも、母親のぬくもりを感じていた…。