尻打地獄に落ちた男

?「地獄の閻魔様にもケンカ売ってやるよ!カッカッカッカ!」

日本至上最悪の連続殺人犯、夜魔崎文人被告の死刑が執行された。
50人以上もの命をまるで道端の石ころを蹴るかのように奪っていった男の最期の言葉がそれだった。

殺人のほかにも彼が犯した罪は計り知れない。
最期の最期まで彼は心を入れ替えることなく人生を終えた。
だが彼はその最期に残した言葉に後悔することになる。

彼は地獄に落ちた。

文人「ここは!?一体どこだ!?」
鬼「地獄だ。これよりお前への裁きが下される。現世ではどうだったかは知らんが、ここではどんな悪人でも後悔することになるぞ。」

そこには鬼がいた。
鬼といっても童話に出てくるような厳つい姿ではなく、角が生えしま模様の毛皮を着た美女。
肌の色も赤や青ではなく、人間のそれに近い。

文人「ヒュ〜!コスプレした姉ちゃん達のお出迎えか?俺と一発・・・ガハッ!」
鬼「良い忘れたが、私達地獄の住人はお前達人間より遥かに強い。それを覚えておくのだな。」

鬼にみぞおちを殴られ、他の鬼たちに連行される。
人間ならば意識を失うほどの衝撃だが、ここは地獄、気絶が出来ない。
そして鬼達は文人を閻魔の待つ宮殿へと運び終えた。
閻魔大王の部屋、そこには地獄の主、閻魔大王がいた。

閻魔「私はここ地獄を治めるもの。これからお前への裁きを下す。」

閻魔はもくもくと語る。その姿は男ではなくやはり絶世の美女。
おとぎ話の閻魔が着ているような服を着ているものの、違う様子だ。
黒い長髪に、たわわな胸、胸元は開いている。地獄の主からぬグラマラスな体系である。

文人「またコスプレ姉ちゃんかよ。一体何をする気だ!?」

強気に語るものの、彼はやや不安げだ。

閻魔「お前はこれまでに多くの罪を犯してきた。殺人、強盗、放火、強姦・・・数え切れぬほどのな。
しかもまったく反省の色もない。」
文人「んで、死刑にでもする気か?」
閻魔「それは無い。お前は既に死んでいるのだからな。だが死が恋しくなるほどの苦痛をこれから味わうのだ。
お前への裁き、それは・・・・最も辛い尻打ち地獄だ。」
文人「ハァ!?お尻ペンペンかよ?それのどこが最も辛いってんだ?」

閻魔「ハァッ!」

閻魔が光線を放つと文人は屈強な体から、小学校低学年程度の姿へと変えられた。

文人「な、何をしたんだ!」
閻魔「今のままでも十二分に痛みを与えられる。だがよりお前には痛みを味わってもらう。筋肉の発達していない少年の姿へとな。
これからお前は1万年に渡って尻叩きの刑を受けてもらう。ほぼ休みなしでな。
ここは地獄、食事を補給しなくても死ぬことは無い、お前の罪が消えるまでその苦しみは続くのだ!」
文人「そ、そんなあ、ゆ、許してくれ!」


さっきとはうって変わって、文人は怯えていた。
彼は少年時代母親から幾度も幾度もおしりペンペンのお仕置きをうけていたからである。
それがトラウマのようなものになっていたのだ。

閻魔「今更遅いわ!連れて行け!」
鬼「ハッ!」

文人は鬼達に連れて行かれた。
まずはパドル地獄、姿は人間界のパドルと変わらぬが、その硬さはダイアモンド並みである。
その硬さで子供のお尻を叩かれるのだから溜まったものではない。
鬼は膝の上へ文人を横たえると尻のみを剥きだしにし、力強く叩きはじめた。
鬼の膝の上で文人は泣き叫んだ。

文人「わああああああん!許してえええええええ!」

もちろん尻は猿のように赤く腫れあがるがこれはまだ序の口。
次はケイン地獄、膝の上で尻を幾度と無く鞭打たれる。

ピシャンッピシャンッ!

これが終わると鬼が尻に薬を塗った。表面的には元通りになったが、痛みはまったく消えていない。

文人「ど、どうなってるんだあ!?!」
鬼「次は私の出番だ。」

他の鬼(やはり美女)が文人を膝に横たえるとヘアブラシのようなもので尻を数千発と叩いた。

バシッバシッバシッ!
文人「ヒイイイイイ!いたいいいい!!」

日がたつたびにより強力な道具で叩かれる毎日。
尻の痛みは消えることなく続き、それから約200年の時が流れた。
200年もの時が流れても文人の姿は昔のまま。
今日も文人が鬼の膝の上で尻を叩かれていると閻魔が現れた。

閻魔「今日は少し暇だ。どれ、今日は私が直々に可愛がってやろう。お前達はちょっと下がってなさい。」
鬼「喜べ、閻魔様直々にお仕置きしてもらえるのだぞ。」

鬼達は文人にそう言った。
閻魔は文人を抱き抱えると自らの部屋へと向かった。

閻魔「私の手で叩いてあげよう。いくぞ。」

閻魔がハァ〜ッと手に息を吹きかける。
文人はホッとした。「これまでほとんど道具で叩かれていたので、素手ならば少しは楽だろう。」そう思ったのだ。
だがその安堵はすぐに痛みで消えた。

バシィッ!
文人「ギャアアアアアアアッ!」

これまでにない痛みが文人のお尻を襲った。

閻魔「私の平手打ちは鬼達の平手はもとより、道具よりも強い。現世ならばショック死するほどの衝撃だが、ここは地獄。喜ぶが良い。」

閻魔は冷酷につげると文人の尻を打ち続けた。
閻魔のお仕置きは永遠かと思うほどに続いた。
それからどれだけ時が流れただろうか。
ある日文人は閻魔に再び呼ばれた。

閻魔「お前がここに来て約5000年がたった。だがお前の罪はまだ消えていない。あと半分は他の場所で受けてもらう。ハアッ!」

閻魔が光線を放った。今回は姿は変わらない。だが閻魔はこう語る。

閻魔「これよりお前の痛覚は2倍となった。そしてこれからお前はより強烈な尻打ち地獄へと落ちるのだ。
そこには私よりも痛い平手打ちのする鬼達や、私の姉、閻魔超王がいる。そこでの5000年有意義に過ごすがいい。。。」
文人「そ、そんな〜。」


地獄の閻魔様にケンカを売りに行った男、夜魔崎文人、彼へのお仕置きはまだ続く。。。。