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いざ練習開始という時に雨が降り出す。 あまりに雨足が強いため、姫屋の寮で過ごす一日になった。 雨の話からアクア・アルタの話になり、旅行の話になり、その間も雨は止みそうになかったので、結局2人を泊めることになった。
アクア・アルタもまだなのに、異常に暑い一日だった。 昼間から夕方にかけて岬の木陰で過ごした。 今日は誰もが暑さでまいっていたようだけど、顔色一つ変えないアリシアが不気味だった。 あと、アテナが干乾びそうになった。
街の至る所でバラを見るようになった。 そのうちアクア・アルタがやってきて、そして夏になる。 お互いにバラを送ってみようか？ とアリシアが言った。紅茶吹いた。 ボッコロの日には尊敬する先輩へ送る同期もいるようだけど、何考えてんだコイツ……。