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某月某日 晴れ ボッコロの日

朝、アリシアからバラをプレゼントされた。
以前そんなことを言っていたし、アリシアの事だから来るだろうとは思っていた。
でも、先輩は伝統や由来があるとしても、贈り贈られる気持ちの方が大事だろうと言っていた。

そしてお前はその点が不器用すぎるからとバラをもたされ、渡すまで帰ってくるなと追い出された。
それで渡そうとしたら街中探し回るはめになり、やっと渡せたのは夕暮れの頃。アテナも一緒だった。
影でアリシアの顔はよく見えなかったけど、たぶん渡してよかったと思う。

帰ってきたら先輩がニヤニヤしていた。それ以上の事は記すまい。

某月某日 雨

今年は雨の日が多い。
おかげというべきか、アリシアと顔をあわせずにすむ。
先輩のトレーニングに付き合わされる。暇があれば運動している人だ。

某月某日 雨のち晴れ

雨は朝のうちに上がったので、いつもの時間に顔を合わせる。
1日空いたせいか、会うのは気にならなかった。
アテナもアリシアも夏が楽しみだと言っていた。私も3人で迎える夏が楽しみだ。
それに、久しぶりに3人揃ったのがとても楽しかった。
今日はいい一日だった。

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