だが・・・・
いよいよ進水式って言う時に!!!!
『うふふ♪ やっぱり進水式にはお酒でしょう♪』
とアリシアが酒を持ち出してきてからおかしくなった。
気がつけばアリシアのゴンドラは沈んでいるし・・・・アテナは波にさらわれてるし・・・
3人びしょ濡れになりながらゴンドラをサルベージして、今ようやくアリアカンパニーに戻って来たところだ。
「アテナちゃんは帰ったから・・・晃ちゃんは泊まっていけば?」
・・・正直、今ゴンドラを漕いで帰りつける自信はない。
「・・・そうさせてもらう・・・」
「まったく・・・とんだ進水式・・・いや浸水式だったな」
「うふふ・・・でも楽しかった」
濡れた制服の代わりにアリシアの予備の寝巻きを借りて寝ている私。
その横でクピクピと酒を呑んでいるアリシア。
「まだ呑むのか!?」
「うん・・・晃ちゃんも呑む?」
「もう結構だ!!」
こいつ・・・こんなに酒豪だったか!?
「えー? もっと呑もうよ♪」
「断る!!」
「だーめ♪ 今日は私の言うこと聞くって言ったじゃない♪」
「うっ!?」
と、突然アリシアの唇が私の唇に重なる。
口移しで流しこまれるワイン。
「き、貴様・・・悪酔いしてるな!!」
私はアリシアを跳ね除けようとするが・・・
「あらあら・・・シングルがプリマに勝てると思うの?」
私の手を簡単に絡め取るアリシア。
「バ、バカな!?」
そのままベットへ押しつけられる。
「や、やめろ! アリシア!!!」
両腕を背中に回され、どこから取り出したのかゴンドラ用のロープで縛りあげられた。
「わたし・・・・子供の頃から晃ちゃんの背中を見ていた・・・」
「それとこれがどう言う・・・」
「わたし・・・晃ちゃんが好き」
・・・・・・・・な、な、な?
「好き! ・・・晃ちゃんが好き!!」
「わ、わたしは女だ!!」
「・・・性別は関係ないよ・・・晃ちゃんが好きなの!!」
わたしの寝巻きの下に潜り込むアリシアの手。
「や、やめろ!!」
剥ぎ取られる寝巻き・・・・
「ヒッ!?」
アリシアの目に晒されるわたしの秘所・・・・
「晃ちゃんの・・・・キレイ・・・・」
「見るな!!」
ギュッと足を閉じる。
「恥ずかしがらないで」
再びロープを取り出すアリシア。
ギュッギュギュッと私の身体に食い込むロープ。
性器をイヤらしく晒す格好・・・・M字開脚で縛られた私。
「い、いやぁ!!」
天井に性器を向ける格好でベットに倒される。
「や、やめろ・・・・やめ・・・・や・・・め・・・て・・・」
わたしの股間に顔を埋めるアリシア
「うぅ・・・・」
股間に伝わるアリシアの舌の温もり。
ぺちゃ・・・ぺちゃ・・・ちゅる・・・・
「ひっ・・・あ、あう!!」
「気持ち・・・イイ?」
クリトリスにかかるアリシアの吐息。
アリシアの舌が蠢くたびに、わたしの背筋に電気が走る。
縛られ動けない体がビクビクと跳ねる。
「もっと・・・感じて・・・晃・・・」
カプッとわたしのクリトリスを咥えるアリシア。
「うっ!!」
そのまま吸い上げる
「ひぃぃぃっ!!」
ガクンと跳ねる腰。
逝く!!
今まさに果てようとした瞬間、アリシアの舌の動きが止まった。
「うっ・・・・あ・・・・」
最後のひと押しを求めて身体がのたうつ。
「逝きたい?」
私の耳たぶを舐めながら、そうアリシアは尋ねてくる。
「い、逝きた・・・い」
「うん・・・いっしょに逝こう」
私のふとももの間に潜り込むアリシアのふともも。
その先の女の部分にアリシアの女が触れる・・・
押しつけられ、互いの花弁が絡み合う。
「うぁッ」
「あっ!!」
水気を含んだ淫靡な音がアリアカンパニーに響く。
「ア、アリシア・・・アリシア・・・」
「晃ちゃん・・・好き・・・・大好き・・・・」
ふたりの高まりに合わせて、腰の動きが速く細かくなる。
クチュクチュクチュ・・・・
「ん・・・・い、逝く・・・・逝く・・・・」
「逝って・・・・晃・・・・逝って・・・・」
『・・・・ん!!』
グッとそりかえる身体・・・・アリシアの性器が痛いほど私の性器に食い込む。
『イ、逝くぅ!!』
アリアカンパニーのベランダから見える朝日。
あのあと、私達ふたりは互いの身体を貪るように愛し合った。
「あ・・・あの・・・・あ、晃・・・ちゃん・・・・」
「・・・・・」
「ご、ごめんなさい!! わ、私・・・すっかり酔っちゃって・・・・あんな・・・事を・・・」
潮騒の音が気持ちいい。
「すわ!!」
「ひぃッ」
アリシアの唇に唇を重ねる・・・
ゆっくりと私の背に回されるアリシアの手。
長い抱擁・・・・
「今夜は私が攻めるからな・・・覚悟しな!! アリシア!!!」
「はい♪」
(完)