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< 無題 >
灯里×アリシア
(カスケード氏・作)
2006/01/11寄稿
 みなさんこんにちは。水無灯里です。
 みなさんには、好きな人がいますか?
 私の好きな人はアリアカンパニーのアリシアさんです。
 藍華ちゃんもアリシアさんが好きと言っていますが、その気持ちは私のアリシアさんに対する感情には到底及ばないでしょう…

 今日は10月30日。アリシアさんの誕生日です。
 私はこの記念すべき日に、一つの計画を実行に移すことにしました。
 10月といっても、アクアの一年はマンホームの二倍ですから、季節的には初夏といったところでしょうか。
 アリシアさんはプリマですので、お客様が一番多いこの時期は、必然的に私より帰りが遅くなります。

 7時…そろそろアリシアさんが帰って来る頃でしょうか。

 ガチャッ
「ただいま〜」

「お帰りなさいアリシアさん。何か飲みますか?」

「じゃあジュースをいただこうかしら」

「はひ、了解です。」

 私は冷蔵庫からジュースを取り出し、コップに注ぎました。
 そして、ポケットから包みに入った粉薬を取り出しました。睡眠薬です。
 それをジュースに入れて完全に溶かし、おぼんに載せて持って行きました。

「どうぞアリシアさん。お仕事どうでしたか?」

「ありがとう灯里ちゃん。もう夏ね〜、お客さん多くて疲れちゃった」

 アリシアさんはそう言ってコップを受け取ると、一気にジュースを飲み干しました。

 しばらくおしゃべりしていると、アリシアさんの目が虚ろになってきました。

「どうしたのかしら、なんかすごく眠たくなって…き…ちゃ……」

 アリシアさんは机につっぷして寝てしまいました。
 どうやら完全に薬がまわったようです。
 これで準備は整いました。
 目の前にいるのは完全に無防備になった私の愛する人。
 この状況だけで身体か熱くなりました。

 私はアリシアさんをおんぶして二階へ上がり、ベッドにそっと寝かせました。
 そして頭の上で両手をスカーフで縛り、さらにそのスカーフをロープでベッドの冊に縛り付けました。
 これで起きても抵抗できないし、アリシアさんの綺麗な白い手が傷つくこともないでしょう。
 アリシアさんは依然ぐっすり眠っていて、すやすやと寝息を立てています。
 まず私は、アリシアさんの服を脱がし始めました。
 一枚一枚ゆっくり丁寧に脱がせていきます。
 脱がせるごとにアリシアさんを愛おしく思う気持ちが大きくなっていきます。
 そしてついにアリシアさんの肢体があらわになりました。
 透き通るように白い肌、豊満で形のいい胸、美しい腰の曲線、黄金の茂み。
 そのすべてがアリシアさんの女神のような人となりそのものをあらわしているようで、しばらく見とれてしまいました。

 我にかえった私は、自分で服を脱ぎました。
 年下とはいえ、私の体はアリシアさんの体と比べると、ひどく未熟なものに思えました。
 こんな私に、アリシアさんを歓ばすことができるのでしょうか?
 私は自分を奮い立たせます。
 アリシアさんは誰にも渡したくない。
 アリシアさんのすべてを私のものにしたい。

 そう考えるとあそこが一気に濡れました。

 私はアリシアさんの顔に顔を近づけていきます。
 そして唇にキスをしました。
 柔らかくて温かい…ゆっくりと舌を挿入します。
 舌と舌が触れた瞬間、アリシアさんの舌がピクンッと動きました。
 アリシアさんの目がゆっくり開きます。
 が、すぐに驚いたように目を見開きました。
 私はお構い無しにキスを続けます。
 アリシアさんは私の体を離そうとしましたが、手が使えないことに気付いたようで、首を振ってキスを振りほどきました。

「灯里ちゃん?! こ、これはいったい??」

「ごめんなさいアリシアさん。私、アリシアさんが好きです。もう止まりません」

 私はアリシアさんに覆いかぶさり、耳の裏を舐めます。

「ま、待って灯里ちゃん! どういうことな…あ…ああ…」

 アリシアさんの口から甘い息が漏れ、体がビクンと震えます。

「私、一生懸命やるので、私のプレゼントもらってくださいね」

 耳から首すじ、胸にかけて舌を滑らし、右側の乳首にしゃぶりつきます。
 と同時に左側の乳房を手で愛撫します。

「あ…灯里ちゃ…やめ…ああ…」

 アリシアさんは感じて抵抗できないようです。
 右側の乳首が充分固くなるまで舐めてから、今度は左側を舐め始めます。
 アリシアさんの胸はとても柔らかくて、揉むと手に吸い付くようです。
 この間にも、私のあそこからは透明な液体が出続け、ポタポタと流れ落ちてシーツにシミを作ります。

「だ、ダメよ灯里ちゃん。女の子同士がこんなコトしちゃ…ああん…」

「大丈夫ですよアリシアさん。アリシアさんの体はちゃんと反応してますから」

「そうい…ああ…そういう問題じゃ…」

「そういう問題ですよ。気持ち良ければ全て良しです。」

 両方の乳首が勃ったのを確認してから、さらに下へ下がっていきます。
 そしてついにアリシアさんの核心部へ到達しました。
 その黄金の草原のような毛を逆なですると、そのぞわっとした感触にアリシアさんは腰をくねらせて悶えます。
 早くもアリシアさんのあそこは染み出した液体でぬらぬらと光っています。
 私がアリシアさんの股を開くと、女性特有の甘美な香りが漂ってきました。

「ああ、やめて灯里ちゃん、そこはだめよ…」

「でもアリシアさんのここはそうは言ってませんよ。早く触って欲しいって言ってます」

「そんな…やめて…恥ずかしい」

 私はあそこの襞を左右に開きます。
 ピンク色そこはヒクヒクと動いて刺激を求めています。
 私はゆっくりとそこに顔を近づけていきます。
 軽く息を吹き掛けるとビクンと震えます。
 そして…

 チュ、ペロッ…チュパ…
「あ…ああ、あああん」

 私がそこを舐めだすと、アリシアさんの口から甘い声が漏れます。
 それと同時に穴からは次々と液体が蜜のように流れ出てきます。
 私はそれをすべて飲んでいきます。

 ジュル、ジュルリ…こくん…

 私は今愛しい人のあそこを舐めている。
 ずーっと恋い焦がれて、こうなる日をずーっと望んで、想像の中だけで何度となく愛し合った。アリシアさんのここを…
 この時一番多く液体を垂れ流していたのは、他でもない私のあそこでした。



 どれくらいの間アリシアさんのここを舐めていたでしょうか、いくら舐めても舐め足りないような気がして、ゆっくり丁寧に、確かめるように舐め続けました。
 アリシアさんはもはや抵抗する力も残されていなくて、されるがままになっていました。
 その快感に支配された顔は、私が今まで見てきたどのアリシアさんの顔より色っぽくて、綺麗でした。

「だいぶ感じてくれたようですね。じゃあそろそろ本番にしましょう」

「え? 本番って…まだやるの?!」

 私はその質問には答えず、棚からあるものを取り出しました。
 それはリモコンから出たコードが途中で二股に別れていて、そのそれぞれの先に男の人のあそこの形をした物体が取り付けられているものでした。
 私がこの日のために通販で買ったもので、バイブというものらしいです。
 これを見たアリシアさんの顔が驚愕でひきつります。

「灯里ちゃん、まさかそれで…!」

「はひ、でも大丈夫ですよ。私も入れますから」

「ダメよそんなの、私は処女なのよ。それに灯里ちゃんだって…!!」

「大丈夫です。そのためにたくさん舐めたんですから、痛いのはきっと最初だけですよ。それに私は、アリシアさんと一つになれるなら、どんな痛みも耐えてみせます」

「そんな…ダメよ、お願いだからそれだけはやめて…」

「ごめんなさいアリシアさん」

 私はそれ以上は喋らず、アリシアさんの股を大きく開くと、割れ目に一つの先端を押し当てました。

「あっ、やめて、お願い、やめて…」

 チュブ、ズブズブ…グッ、

 途中で何かにひっかかります。しかしそのまま強く押し込みました。

 グチュ、ググッ、…ブツンッ!!

「ひああああああ!! 痛い! 痛いっ!」

 一本目のバイブは完全にアリシアさんのあそこに差し込まれました。
 流れ出た血がシーツを赤く染めます。
 アリシアさんの顔は苦痛に歪み、目から涙がこぼれ落ちています。

「ひどい…ひどいわ灯里ちゃん。こんな…」

「安心してください。すぐに気持ち良くなりますから」

 そういうと私は、もう一本のバイブを持ち、自分のあそこにもってゆきます。
 アリシアさんと違って、誰にも舐められていないし、触られてもいないから、濡れているとはいえ痛みはハンパじゃないでしょう。
 でもアリシアさんと一つになって、同じ感覚を味わえるなら怖いものは何もありません。
 私は穴の入口に押し当てると、ためらわず一気に貫きました。

「つっっっ!!」

 体に激痛が走ります。
 あまりの痛みに意識が飛びそうになりましたが、私は一番奥までバイブを押し入れました。

「はあ、はあ…、これで一つになれましたね」

 私は激痛に耐えながら笑顔を作りました。

「灯里ちゃん…」

 アリシアさんはこの状況なのに私の体を心配してくれているようです。
 その優しさからか激痛からかはわからないけど、私は目から溢れる大量の涙を止めることが出来ませんでした。

 今私は、アリシアさんと繋がっています。
 二人のあそこを繋ぐコードを見て、嬉しくて再び涙が溢れました。

「じゃあ、スイッチを入れますね。」

 私はまず、リモコンのスイッチを弱にしました。
 アリシアさんと私の中で、バイブがゆっくり動き出します。

「いっ…あ、ああっ…はあああん」

「ふぁ、い…痛い、うぅ…ああ…」

 やはりアリシアさんは最初こそ痛そうでしたが、すぐに甘い声で喘ぎ始めました。
 手を縛られていて、起き上がることも出来ないので、身体をくねらせて悶えています。
 私はというと、多少痛みはあるものの、慣れてきたのとアリシアさんの感じている姿を見て、少しずつですが感じられるようになってきました。

「はあ、ふぁっ、アリシアさん…どうですか?」

「すごいわ、はあ…最初はあんなに痛かったのに…はああっ…」

「もっと…もっと気持ち良く…ぅぅ…し、してあげますからね…んっ」

 私はリモコンで強さをを中に設定しました。
 今までより早くバイブが動きます。

「ああんっ! 中が…いやあああん…」

 アリシアさんはさっきより大きな声で喘ぎました。
 私はさらに、繋がったままアリシアさんの体を愛撫し始めました。
 時折くる快感で体がうまく動かせなくなっても、アリシアさんをもっと気持ち良くさせてあげたいという一心でアリシアさんの体を隅々まで舐めていきます。
 頭がぼーっとして目が虚ろになり、体が燃えるように熱いです。

「アリシアさん、ふわぁっ、アリシアさん! 好きです…はあ、はあ、大好きです!!」

 アリシアさんはバイブと全身愛撫の両方によって、相当感じているようです

「あああっ! 灯里ちゃん…んあっ、私…もう…ああんっ!」

 胸を舐めながら上目使いでアリシアさんの顔を見ると、とろんとした目付きでこちらを見ています。

 口からは荒い息が漏れ、今にもイキそうな様子です。

「わ、わかりましたアリシアさ…んっ、二人でイキましょう。」

 そして私はリモコンを強にしました。
 二人の中でバイブが激しく動きます。
 バイブは中の壁を容赦なく刺激し、まるでえぐられるような快感を覚えます。

「ああああっすごい…! ふ、あああんっっ!! ひくっ…ぅぁあ…」

「は、ふぁ、アリシアさぁん…キスを…」

 私はアリシアさんと体をぴったりくっつけるようにしてキスをしました。
 アリシアさんも私の体をぎゅっと抱きしめてどんどん舌を絡ませてきます。
 二人の舌がお互いを求めて激しく動き回り、私達は我を忘れてその甘く、深いキスをむさぼりました。

 今私達は、上と下で繋がったのです。

 その間も二人のあそこではバイブがは激しく動き、物凄い快感を与え続けます。

 チュ、チュパ…チュクチュク…

 グチュ、グプッ…グチュリ…

 キスが絡み合う音とあそこがたてる水音が部屋にこだまします。

「ん、んんっ…ん! んんんんーーっっ!!」

 そしてついに私達は絶頂を迎えました。
 あそこから来る快感の波が全身を駆け抜け、体が痙攣し頭がビリビリ痺れます。
 それでも私達は唇だけは離しません。
 ところが困ったことが起こりました。
 二人ともキスに夢中になっているのと絶頂に達していることで体がうまく動かせないのと意識が朦朧としているのでバイブを止めることが出来ません。
 絶頂に達しているのにバイブが刺激し続けるので私達は何度も立て続けにイッてしまいます。
 イクたびにあそこがきゅっと締まるので余計にバイブの動きが伝わってしまい、また絶頂に達する。
 この繰り返しでした。

 やっとのことでバイブを止めたときは二人とも失神寸前でした。
 私はアリシアさんの腕のスカーフをほどくと力尽きてアリシアさんの隣に崩れました。
 しばらく私達は動けませんでした。
 まああれだけ激しくやれば当然ですよね。

「なんでこんなことしたの灯里ちゃん?」

 アリシアさんは上半身を起こしていいました。

「え、えと、私…アリシアさんにどこにも行ってほしくなくて、アリシアさんを誰にも渡したくなくて…その…」

 ああもうこれで終わりだなと思いました。
 アリアカンパニーをクビにされることはまぬがれないでしょう。

 私は今更になって自分のやったことを後悔しうなだれました。
 ところ次の瞬間、アリシアさんが私の体を抱きしめました。

「え、あ、アリシアさん?!」

「バカね灯里ちゃん。私はこんなことしなくてもどこへも行かないし誰のものにもならないわ…私はずっとアリアカンパニーのアリシアよ」

「アリシアさん…」

 涙が止まりませんでした。
 ふれあう肌からアリシアさんのぬくもりが伝わってきます。
 そのぬくもりは優しくて、こころの芯まで暖めてくれました。

「アリシアさん大好き……て、え? ちょ、何してるんですか?!」

 アリシアさんは先程のスカーフで私の腕を縛り始めました。
 私がアリシアさんにしたように…

「うふふ、さっきは灯里ちゃんが一方的にやったから、今度は私の番ね」

「ええええぇぇっ!!?」

 アリシアさんは私を押し倒し、私の体を愛撫し始めました……

(完)


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