例えば、10cmにも満たない身長差だとか。
例えば、技術に関することだとか。
例えば、ノートパソコンの型だったりとか。
例えば、たった1歳の歳の差だったりとか。
はっきり言って、周りから見れば実はたいした差じゃないんだけど。
僕は僅かな差でも、リードし続けなきゃいけない。
君は僕を変えた。
その一点に於いて、僕は君に絶対的な差をつけられてしまっているから。
誰かを大切に想う気持ちとか、そう言ったものを、君が僕に教えた。
君は、気がついていないだろうけどね?
僕をこんな風に変えたことが、自分だなんて。
気づかなくていいよ。かっこ悪いからね。
だから僕は絶対にリードを守る。
君と対等に居られるために。
「実は僕も買ったんだ。君より薄い最新型」
「何ぃーーーーっ!」
負けないよ。
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