マーベラス!!出張版




――昼休み・化学準備室にて


「先生、これも時計塔の影響ですか……」

「まだわずかに力は残っている」

「いつ戻りますか」

「一日で戻りそうだな」

「――あの……」

「なんだ」

「耳のところ、触られるとくすぐったいんですけど……」

「そうか」

「あの、だから触らないでくださいって意味なんですけど……」

「ではどこを触ればいい?」

「――触ること前提で話を進めようとしないでください」

「ところで、お茶はいるか?」

「ぬるめでお願いします」

「なぜ?」

「――――猫舌になったみたいで……」

「そうか、耳とおそろいだな」

「うれしくないです、ぜんぜん」

「ところで、こういう場合はメイド服を着せなければいけないと聞いたが本当か?」

「初耳です、情報元はどこですか」

「確か二見?」

「先生、お茶は熱めで用意して置いてください」

「いいのか?」

「帰ってくるころにはきっと冷めてますから」


―― 一旦退場








 一時期、鹿しっぽ萌えしてました。鹿、いいよ鹿。あの耳がぴるぴるするところとか、短いしっぽとか。猫化はネタがあるのでまたいずれ。
 さて、ここにも裏への道はありません。もう一度戻ってお探しください。


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