成田さんにすんごいかわいいキョン子をいただいたのです



これで原稿頑張れると思いました

 よくセックスの際の自分の喘ぎ声が自分のものじゃないみたいだ、と言うが、今マジでそんな状態だ。
 なにせ声帯や身体のつくりからして自分のものじゃなくなっちまってるからな。
 聞こえてくるのは音域高めの女の嬌声。それが正真正銘俺の喉から発せられてるってんだから驚きだよ。
「あ、こいずみ、そこっ……そこいい、」
 あーなんつうこと口走ってるんだろう俺、脳の中身もどっかおかしくなってんじゃないか?
 だがしかし、ちょっとこの快感には抗えないものがある。女の感覚ってヤバイ。
 古泉の長い指が出入りするそこはすっかりぐしょ濡れで、くちゅくちゅと恥ずかしすぎる音を立てている。
「っや、」
 ビクン、と古泉に掴まれている足が跳ね上がった。今のすげえ、電気が走ったみたいだった。
「いや、じゃないでしょう?」
「うー……」
 確かに本気で嫌なわけじゃないが、口から勝手に飛び出すんだよ。
 さっきから悲しくもないのにぼろぼろ溢れてくるこの涙と同じだ。
 それにしても、ほぼ全裸なのに靴下だけはいてるってちょっとマニアックな感じがするな。