尋問

 放課後の指導室。
僕は椅子に座った先生の前に立たされ、俯いていた。
「田辺、いい加減認めたらどうだ。お前は虐めにあっているんだろう?」
 先生の何度目かの同じ質問に、僕は俯いたまま首を横に振った。
「虐められていません。僕が好きでやって貰っているんです」
 僕が何度そう言っても、先生は信じてくれない。
誰かに強制的に言わされているのだと思っているみたいだ。
だけど、僕が好きで性的虐めを受けているのは事実だし……。
 先生は逆上すると変貌するから、僕は何とか先生を怒らせられないかと思った。
虐められているのを目撃された時みたく、先生にも虐めてもらいたい。
先生の大人のチンチンで滅茶苦茶にされたい。
そんな風に思ったら、自然と興奮して来た。
「先生の大きなチンポで、僕のお尻を犯してください」
 俯いたまま震える声で呟くと、先生が溜息をついた。
「本当に、田辺が好きで虐めてもらっているんだな?」
 念を押すように先生が問う。
僕は俯いたまま首を強く縦に振った。
「そうです。僕、虐められるのが好きなんです。先生にも虐めてもらいたいと思ってます。
だから……先生のチンポで僕を犯してください!」
 僕がそう叫ぶように言うと、先生の大きな手が僕の股間を掴んだ。
「あっ」
 思わず艶かしい声を出してしまった僕を、先生は黙ったまま見ていた。
「お前が嘘を言っていないか、確かめてやる」
 そう言った先生の目はギラギラしていて、僕は思わず身悶えた。

 僕は折り畳み式の机に両手を付いて、少しだけ足を開いて立った。
背後に先生がいると思うと、期待と不安で胸がいっぱいになる。
早く犯してもらいたくて、少しだけお尻を突き出す。
先生は自分の股間を突き出された僕のお尻に押し付けると、耳元で呟いた。
「これが欲しいのか?」
 先生の吐息が耳を掠めると、身体がゾクゾクする。
興奮して、息が弾んだ。
「早く、先生のチンポ……欲しいっ」
 僕が荒くなった息で懇願すると、先生は軽く深呼吸をした後僕のベルトを外した。
そして下着ごと制服をずり下ろす。
「あっ」
 僕は下半身だけ裸にされた事に興奮して、思わず喘ぎ声を出してしまった。
それが切っ掛けになったのか、先生は興奮したように息を荒くさせて僕のお尻を鷲掴んだ。
そして両手の指で強引に僕のお尻の穴を広げる。
「あっ、先生っ」
 自分ですら見ない恥ずかしい場所を、先生に見られている。
そう思うと、恥ずかしくて仕方がない。
だけどその恥ずかしさが、僕には気持ち良かった。
恥ずかしいところを、もっと見て……。
 そんな風に思った時、先生が指を深く穴に入れて更に穴を広げてくれた。
「田辺、お前の恥ずかしいところ丸見えだぞ」
 先生がそんな事を言うから、余計に恥ずかしくなる。
「先生っ、早く……早く先生のチンポで犯してっ」
 僕は恥ずかしさで滅茶苦茶になりながら、必死になってお尻を振った。
「本当に、お前はブタ以下だな」
 先生の軽蔑した声が背後から聞こえると、妙な快感が身体を走った。
もっと、もっと蔑まれたい……っ!
そんな欲望が僕を支配した。
「望みどおりチンポをくれてやるから、自分でケツ穴を広げてろ」
 先生にそう言われ、僕は慌てて自分のお尻に両手を回した。
僕の指が穴を広げると、先生は自由になった手でベルトを外し始める。
下着を下ろすと、先生の立派なチンチンがそそり立っていた。
その様子に、思わず息を呑んだ。
今から、あの立派なチンチンで滅茶苦茶にされる……。
そう思ったら、穴を広げていた指に力が入った。
「田辺、もっと穴を広げろ。俺のチンポが欲しいんだろ?」
 そそり立ったチンチンで僕のお尻を突付きながら、先生が言う。
僕は慌てて両手で穴を開いた。
もう、切れちゃうんじゃないかってくらいに。
「本当に、ブタ以下だ」
 先生が嘲笑ったかと思うと、突然、お尻に激痛が走った。
「はぅッ」
 先生は構わず僕の穴にチンチンを押し込む。
硬くなった先生のチンチンが、僕の穴を強引に突き進むのがわかった。
痛い。
だけど、それが気持ちいい。
「どうした? 俺のチンポが欲しかったんだろう?」
 先生は僕のお尻を軽く叩き、嘲笑う。
僕は涙で濡れた目を細め、その快楽に浸っていた。
「先生のチンポでイカせてください」
 僕が声を絞り出すように呟くと、突然、先生が僕のお尻を平手打ちした。
「ひぅっ」
 外側から訪れた痛みに、僕は思わず身を反らす。
先生は何度も僕のお尻を叩いた。
「お前はッ! 本当にこんな事をされて、嬉しいのか!?」
 バチンバチンと大きな音を立て、先生の平手打ちが僕を襲う。
僕は興奮して、先生のチンチンを咥えたままのお尻を高く突き上げた。
「ああっ、先生っ! もっと叩いてっ! 僕のお尻を叩いてっっ!!」
 痛みが快感に変わり、僕の頭が真っ白になる。
先生は平手打ちをしながら、腰を振り始めた。
「こんな事で喜ぶのか、お前は!? お前は変態か!?」
 先生のチンチンに突き上げられ、痛みと共に妙な快感が僕を襲った。
ああ、どうしよう。
凄く気持ちいい……っ。
「先生っ、僕は変態です! だから、もっと突き上げて……!!」
 欲望の塊と化した僕は、我を忘れて叫んだ。
 このまま先生に犯され続け、堕ちていけるなら。
僕にはもう、男としての、人としてのプライドなんてない。
ただあるのは、虐められたいと願う欲望だけ……。
 先生が僕の中で絶頂に達したのを感じながら、僕は目を細めて微笑んでいた。
身体も心も満たされた気分だ。
それはまるで、新しいオモチャを買い与えられた子供。
そう、先生は僕にとってオモチャと同じなんだ……。

「お前が好きで虐められているのは解った。だから、この事は誰にも言うな」
 教師としての自分を取り戻した先生は、少し気まずそうに声を潜めた。
僕はやっと先生が認めてくれた事が嬉しくて、ホッと肩を撫で下ろす。
そして、先生に向って微笑んだ。
「誰にも言いません。だから……もっと僕を虐めてください」

 先生は、僕の新しいオモチャだから……。



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