パスワード制についての経緯

ご訪問にあたり、色々と面倒な手続きをお願いして申し訳ありません。
当サイトが何故ここまで厳しく規制をするのか、これまでの出来事をご存じない方には不思議にお思いかもしれません。
簡単ではありますが、こちらでご説明させていただきますので、ご理解いただけますと嬉しいです。


2006年夏に、全年齢のホタルの住む森掲示板にて、R18サイト様の宣伝行為をされるという出来事がありました。
そのときはその方に注意するだけだったのですが、後に、彼女がまだ小学生で、18歳と年齢を偽って私と掲示板での会話を続けていたことや、R18サイト月夜のホタルへも入室していたことがわかりました。
それまでは、常識と良心にお願いする形で、自己判断でホタルの住む森からも入室できるように入り口を設置していたのですが、それ以来、月夜のホタルはURL請求制とすることで、ホタルの住む森からの入室を制限をする形としました。

その後、ひと月凍結しサイトの形を整え、ようやく復帰した10月の終わりに、連日中傷メッセージを受けると言う出来事がありました。
色々とショックを受けた直後の攻撃だっただけに、さすがに執筆するどころか実生活にも支障が出るほどの有様で、とてもではありませんが、サイト運営など出来る状態ではなくなり、一時は閉鎖を考えました。
たくさんの読者様からのメッセージに励まされ、閉鎖を留まりましたが、正直なところ、心の傷と言うものは、簡単には癒えるものではなく、何かアップするたびに、また攻撃があるのではないかと、今でも恐怖は拭いきれません。

それでもやはり、私は自分の始めたことを、人からの横槍で投げ出したりしたくはありませんし、 苦しいときに私を支え、励ましてくださった皆様とのご縁を閉鎖という形で断ち切りたくはないと思いました。
今後は安心して執筆だけに専念できるセキュリティの環境下で運営したいと考え、その結果たどり着いたのが、今回の一部パスワード制です。

神経質なヤツだ、とか、面倒くさいサイトだなあと思われるかもしれません。
「あなたのように繊細な方はサイト運営に向いていないと思います。」とダイレクトに止めろとある方から言われたときには、本当に追い詰められ、二度と立ち直れないと思いました。
それでも運営を続けようと思ったのは、応援してくださる皆様のたくさんの温かいお声に支えて頂いたからです。


このような管理人ではありますが「しょうがないなあ。付き合ってあげるよ。」と思って頂けましたら嬉しく思います。

私の中には長年温めてきた物語の世界を完結まで導きたいという、強い気持ちがあります。
柊花ワールドは、全ての作品が最終的に一つの長編物語となり、本筋の完結だけでも10年以上は要すると思われます。
そこから枝葉を伸ばす作品を全て綴るのは私の一生を掛けても不可能かもしれません。
それでも、いつかは完成させるのが、私の夢ですし、この世界を共有してくださる方がいる限り、出来る限り長く運営を続けたいと思います。

ご理解くださり、応援してくださると嬉しく思います。

長い説明に最後までお付き合いくださりありがとうございました。



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2007年4月
Healing Love:朝美音柊花