「蔦模様血染御書」勝手な解釈と感想 |
読み違い、解釈違い、勘違いがあったら、ごめんなさい。(特に、台詞部分は激しく勝手な解釈です。)
とある飲み屋で、横山図書の弟子4人が管巻いている。
実は、その飲み屋に当の図書が刀を買いに来ていた。しかし、どうやらそれは妖刀らしい。
十内の妻・おたみが図書の家にお守りをもらいにいくが、図書の妻・おいよに「主人が帰ってきたら届けさせますわ」と言われて帰っていく。 ここで、場面転換するのだが、主役が出てくるまでが長いなぁ。たいていはもったいぶられるけど、これ、実際に舞台でやったらかなり長いんじゃないかなぁ。平成若衆歌舞伎で愛之助丈が出てくるまでじりじりと待っていたことを思い出した。
ようやく数馬登場。
数馬は他の男にもせまられているらしい。
ようやく、友右衛門がやってくる。
そこへやってきたのが、さっき振られた男・丹蔵。
場面転換して、友右衛門の妹・きくの夫が図書ということがわかる。図書は今では印南姓を名乗っているそうだ。 追記:この後、大詰で敵討ちの場面が入る。
契っちゃったら、友右衛門の魅力が半減すると思うんだよなぁ。そういうの抜きで力になってやるところがいいのに。
数馬の寝所で、妙に
殿の御前に引き出されて、“流石勇士の悪びれず”に堂々した友右衛門。 逆に数馬は、友右衛門の前では「不義な契りの御恋慕はこれまでにしてください」ときっぱり言い放ったのに、殿の前では泣き伏すのみ。さらに、友右衛門は即興で歌を詠んだりして、なかなかのいい男。「いい男は人の夫かホモのどちらか」とは、誰が言ったか知らないが、至極明言なり。
さらに感想は続きます。→つれづれなるまま「染模様〜」&「蔦模様〜」 |
「紅蓮のくちづけ」感想 |
注意:毒吐いてます。ネタバレもあります。 この小説に感動された方は読まない方がよろしいかと…
ムダにかっこいい友右衛門、「キサマ、本当に(自主規制)生えてるのか!?」と胸倉を掴みたくなるような数馬、そして、男同士のカップルにやたらと理解のある女性陣、封建社会にしてはフランクな上下関係… その他いろいろツッコミドコロ満載だった。 全体的に、歌舞伎版よりしめっぽかった。上手くいえないけれど、読後感がすっきりせず、もやもやして仕方がない。特に数馬。女子みたいなのは、見た目だけにしておいてくれ。女性陣の方が数馬よりよっぽど男前だ。友右衛門のかっこよさも“いかにも女性が書いたかっこよさ”という感じがした。勝負の前に酒を飲むところなんか、わざとらしい。
ラストは小説版の方がよかったかなぁとも思ったけど、そうすると、忠義より恋をとった二人になってしまうので、やはり歌舞伎版のラストでよかったんだと思い直した。やっぱり、小説版友右衛門のかっこよさは無駄だったなぁ。だって、恋愛至上主義の男なんて、心根がかっこよくないもん。
そして、衆道の契りはない方がいい。(小説版も歌舞伎版も)
友達曰く、「BLはファンタジーだから、細かい部分を突っ込んじゃダメ」なんだそうだ。 |
「イヤホンガイド」レポ |
千穐楽が終わったので、覚えている内容について書く。最初、染五郎丈のインタビュー、続いて愛之助丈のインタビューという順番。対談にしてくれたら面白かったのに。 ※「だいたいこんな感じのことを言っていた」ということであり、一言一句この通りにお話されたわけではありませんので、ご了承ください。一部敬称略です。
愛之助丈はここでも女形について聞かれていた。皆、女形が見たいのか? 私も見たい!
質問コーナー。
生まれ変わるなら男? 女?
精神年齢は?
地球最後の日に何をする?
好きな(オススメの)ラーメンは?
せまられるなら、シュワちゃんとヨン様、どっち?
好きな大阪弁は? 愛之助丈は最後のメッセージで、「歌舞伎を愛して、観て、親しんで、松竹座を愛して…」となかなか素敵なメッセージをくださった。(←素敵という割にはいまいち覚え切れてないのがなんともアレではあるが…)
ちなみに、プレゼント企画の合言葉は…
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