26日に3階1列目花道側で観劇。
今回の感想は簡単に。

↑客席からの眺め。
スッポンくらいまでなら花道も見える。
道成寺組曲
舞台は暗め。後ろで火を炊いており、幻想的な始まりだった。
何度も道成寺を見ている人は、鼓+笛でも場面が想像できるんだろうなぁ。私は勉強不足のため、そんなことはとても無理で、ただただ圧倒されて舞台を見ていた。(「イヨォーッ!」って、すごい声が出るのね。)
屋島
大鼓と謡。
ぼーっと聞いていたら、終わってしまった。
喜撰
最初、藤間勘十郎さんが花道から出てきて、スッポンあたりで踊っていた。(ぎりぎり見えた。) その後、孝太郎が舞台上手から登場して、2人で踊る。孝太郎丈は素顔+袴姿だったので、何だか不思議な感じ。歌舞伎のこしらえで見たかったかも。
船弁慶
醍醐寺歌舞伎で見たが、それとは全然違っていた。(←当たり前)
舟長が結構長い間舟をこいでいて、その後に知盛の怨霊が出てくる。舟長に注目していたら、いつの間にかスッポンの辺りに登場していた。(スッポンから出てきたのかな?)
歌舞伎の方を先に見てしまったせいか、舞台に義経も弁慶もおらず知盛一人だけというのはちょっと寂しく感じた。
石橋
観世喜正さんが親獅子、愛之助丈が子獅子。
獅子の登場は開始から10分は軽く過ぎていた。親獅子は金色のお面をつけていた。愛之助丈は獅子のこしらえが似合うな〜と思った。(←ファンの贔屓目?)
愛之助丈は舞台上手からまっすぐ進み、左に曲って舞台中央へ。その後、後ろ向きで来た道を引き返し、再び登場。
首をふるふると動かす姿が子獅子っぽくて可愛いなぁと思った。親獅子に蹴落とされたりして、毛振りへ。毛を振りながら移動したり、体の向きを変えたりして大変そう。

実は、前日の俳優祭で愛之助丈からシャンパンを受け取る時に、「明日は三響會を見に行きます」と声をかけてしまったのだ。(←せっかくだから何かお話したくて、でも緊張するのでこのくらいしか言えなかった…) 愛之助丈は「ありがとうございます。頑張ります」と答えてくださった。それを思い出しながら見ていた。
最後は親獅子、子獅子がぺたんと座って幕。
客席からの拍手を受けて、もう一度幕が開く。出演者は幕が閉じた時と同じ状態でおじぎをして、今度こそ本当に幕。
愛之助丈の獅子をもう少し長く見ていたかったなぁ。今度は歌舞伎の舞台で演じてほしいな。
思っていたより早く終わったので、早い時間に家に帰れることができた。

↑今回食べたお弁当。

↑おまけ
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