配役 |
通し狂言 染模様恩愛御書(そめもようちゅうぎのごしゅいん) 細川の血達磨 (第一幕 85分/幕間 20分/第二幕 60分)
大川友右衛門:七代目 市川染五郎 |
筋書 |
愛之助丈関連 2〜3ページ:扮装写真(染五郎丈との2ショット、チラシ表の写真) 7ページ、9ページ:扮装写真 12ページ:扮装写真(染五郎丈との2ショット、チラシ裏の写真) 20ページ:インタビュー 21ページ:扮装写真 42〜43ページ:初演時の舞台写真 |
料金 |
S席:12,600円 A席:8,400円 B席:4,200円 筋書:1,500円 |
参考 |
『蔦模様血染御書』:国立国会図書館サイト 内「電子図書館」→「近代デジタルライブラリー」にて、「蔦模様血染御書」を検索。 「大川友右衛門」で検索すると、他にも面白そうな資料がヒットする。 浮世絵:早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館サイト 内「データベース」→「浮世絵」→「浮世絵閲覧システム」にて、外題に「蔦模様血染御書」を入れて検索。
BL小説とのコラボ。
『珠の段』
|
その頃、他の劇場では… |
→歌舞伎座 →南座 →国立劇場 |
雑誌 |
『婦人画報』2010年3月号→婦人画報 2010年 03月号 [雑誌]
愛之助丈関連 72〜73ページ:手打式の写真(カラー) 150〜151ページ:「歌舞伎の底力」市川染五郎×片岡愛之助 2ショット写真(モノクロ)、『染模様恩愛御書』チラシ写真(カラー)、舞台写真『土蜘』石神(昭和56年南座、モノクロ)あり 152ページ:『染模様恩愛御書』の紹介が少し インタビューは『染模様恩愛御書』について。
『BEST STAGE』2010年4月号→BEST STAGE ( ベストステージ ) 2010年 04月号 [雑誌]
『演劇界』2010年5月号→演劇界 2010年 05月号 [雑誌] |
感想 |
12日夜の部を2階後方から観劇。
かきつばたソングに、奥方様(吉弥丈)の金色に輝く防災頭巾…
初演時と比べ、図書(猿弥丈)はかなりわかりやすい悪役になっている。
いくつかの場面を省いて、より簡潔に分かりやすくしてあるのだけれど、因果関係も省略されているのが勿体無いと思った。(しかし、簡潔で間延びすることもなかったから、どちらがいいのかは難しいところ。)
さて、数馬は綺麗だった。
友右衛門(染五郎丈)と一緒の場面では、やたら客席から笑いが起きていた。
段治郎丈の殿様も素敵だったけど、門之助丈の殿様も素敵だった。おっとり上品で、この殿様なら不義密通も広い心で許してくれるかも、という感じだった。
シルエットロマンス(笑)はパワーアップして、よりきわどくなっていたような気がする。
今回、あざみは罪を恥じて自害する。
最後はカーテンコール。
今回の筋書は綺麗な写真(チラシの写真を含む、スタジオ撮影)が満載で、初演時の舞台写真も載っている。
余談。 |
千穐楽感想 |
前方中央付近にて観劇。 前回は舞台全体が見えたので、ライティングが綺麗なことがよくわかった。今回は役者さんの表情までよく見えた。(が、前回より良くなってるように感じたのは、表情がよく見えたからだけではないはず!)
千穐楽スペシャルの演出以外は、前回との違いはあまりわからなかった。
今回は千穐楽スペシャル。
友右衛門が階段落ちして、舞台中央で見得をした時に火の粉(=金、銀、赤のセロファン)がドシャーッと降ってきた。
カーテンコール。
スタッフ(?)が舞台の下から染五郎丈と愛之助丈に花束を渡し、2人はそれを持って花道でご挨拶… と思いきや、愛之助丈がすっぽんの辺りまで行くと、煙(火事場で噴き出すヤツ)がブシューッ! 愛之助丈、ビックリしてたな。
はー、面白かった。
おまけ。 |