配役 |
昼の部(11:00開演) 一、男の花道(おとこのはなみち) 加賀屋歌右衛門:二代目 市川亀治郎 田辺嘉右衛門:六代目 片岡愛之助 山崎順之助:六代目 市川男女蔵 加賀屋歌五郎:二代目 中村亀鶴 加賀屋歌之助:四代目 坂東薪車 田辺妻富枝:六代目 上村吉弥 加賀屋東蔵:五代目 坂東竹三郎 万八の女将お時:八代目 市川門之助 土生玄碩:四代目 市川段四郎
二、太刀盗人(たちぬすびと)
夜の部(16:00開演)
二、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)
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筋書 |
愛之助丈関連 舞台写真:「男の花道」田辺嘉右衛門:4枚 舞台写真:「太刀盗人」田舎者万兵衛:4枚 舞台写真:「夏祭浪花鑑」団七九郎兵衛:7枚 舞台写真:「蜘蛛絲梓弦」平井左衛門尉保昌:3枚 29ページ:「大阪の夏はじっとりと暑い」亀岡典子 40ページ:出演俳優紹介 |
料金 |
一等席:13,000円 二等席:7,800円 三等席:3,900円 特別席:15,000円 筋書:1,200円 |
その頃、他の劇場では… |
→新橋演舞場 →松竹座 |
雑誌 |
『演劇界』2010年7月号→演劇界 2010年 07月号 [雑誌] 愛之助丈関連 30〜36ページ:「平成風姿花伝 片岡秀太郎」 →インタビュー中に愛之助丈の名前が出てくる 50〜51ページ:歌舞伎座閉場式 手締式の写真 71 ページ:舞台写真「夏祭浪花鑑」団七九郎兵衛(カラーグラビア) 91ページ:舞台写真「男の花道」田辺嘉右衛門(モノクロ 4枚) 92ページ:舞台写真「太刀盗人」田舎者万兵衛(モノクロ 2枚) 92〜93ページ:舞台写真「夏祭浪花鑑」団七九郎兵衛(モノクロ 9枚) 92ページ:舞台写真「蜘蛛絲梓弦」平井左衛門尉保昌(モノクロ 1枚) 106〜107ページ:五月花形歌舞伎の劇評 125ページ中段:6月歌舞伎鑑賞教室の制作発表の様子(写真あり、モノクロ) 129ページ下段:「LOVE LETTERS」の紹介(写真あり、モノクロ) |
感想 |
夜の部
15日に前方中央にて観劇。
夏祭浪花鑑
三婦(翫雀丈)とが団七を迎えにきた場面で、「お前が牢に入っている間にいろいろな(←大変な、だったかも)ことがあった」「歌舞伎座が閉まってしまった」というような会話があった。三婦は頼りになるオヤジっぷりがかっこよかった。
お辰(亀治郎丈)はやっぱりかっこいい。花道で「ここでござんす!」と胸をぽんっと叩く場面では、白粉がぶわっと舞い上がってすごかった。(ライトに照らされて目立つのだ。)
殺し場は壮絶。
蜘蛛絲梓弦
薬売り(亀治郎丈)は義太夫?さんの座っている台の下から現れる。以前もそうだったか、ちょっと思い出せない。
渡辺綱(薪車丈←配役に載ってなかったので、いきなりの登場に驚いた)と卜部(種太郎丈)がやってきて、源頼光(門之助丈)と四天王は蜘蛛退治に向かう。
昼の部はまた今度。
昼の部
22日に中央花道寄りにて観劇。
男の花道
加賀屋歌右衛門(亀治郎丈)は目が見えなくなり、江戸へ下る途中の宿で、井戸に身を投げようとする。
田辺嘉右衛門(愛之助丈)が歌右衛門を座敷に呼ぼうとするが、代理でやってきた東蔵(竹三郎丈)に断られる。
場面は変わって別の座敷。
歌右衛門は中村座の舞台の上。
玄碩がまさに切腹しようとする時に、「しばらく、しばらく!」という声とともに歌右衛門が駆け込んでくる。
いい話だった。
太刀盗人
九郎兵衛が太刀を盗もうとすると、万兵衛がそれに気付いて取り合いになる。
九郎兵衛が万兵衛の真似をするため、目代もどちらが正しいか困ってしまう。
九郎兵衛がすっぱとわかり、太刀は万兵衛に返されるのだが、九郎兵衛が太刀を奪って逃げ出す。
夜の部 千穐楽 前方花道寄りにて観劇。
さすがは千穐楽。
お芝居については、とにかく良かった!!
『蜘蛛絲梓弦』の幕が下りても拍手が鳴り止まず、カーテンコール。
この日は、幕間に「シェ・シバタ」のわらび餅を食べた。
また、夕飯は御園座内の食堂で食べた。(メニューの名前を失念)
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