配役 |
昼の部(11:00開演) 一、源平布引滝 義賢最期(よしかたさいご)11:00-12:25 木曽先生義賢:六代目 片岡愛之助 九郎助娘小万:三代目 市川笑三郎 待宵姫:初代 坂東新悟 進野次郎:四代目 坂東薪車 百姓九郎助:三代目 松本錦吾 葵御:二代目 市川春猿 下部折平 実は多田蔵人行綱:二代目 中村獅童
二、銘作左小刀
三、江戸ッ子繁昌記(えどっこはんじょうき)13:40-15:45
夜の部(16:30開演)
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筋書 |
愛之助丈関連 舞台写真:「義賢最期」木曽先生義賢:9枚(1枚は1ページ使った写真) 舞台写真:「江戸ッ子繁昌記」鳥居甲斐守:4枚 舞台写真:「當世流小栗判官」遊行上人:3枚 52〜53ページ(1/3ページ):「花競木挽賑」インタビュー |
舞台写真 |
愛之助丈は、 「義賢最期」木曽先生義賢が13種類(獅童丈との2ショット1種類、當十郎丈との2ショット1種類含む) 「江戸ッ子繁昌記」鳥居甲斐守が3種類(獅童丈との2ショット1種類含む) 「當世流小栗判官」遊行上人が2種類 |
料金 |
1等A席:15,000円 1等B席:11,000円 2等A席:7,000円 2等B席:5,000円 3階A席:5,000円 3階B席:3,000円 桟敷席:16,000円 筋書:1,200円 |
その頃、他の劇場では… |
→南座 →御園座 →日生劇場 |
雑誌 |
『演劇界』2011年12月号→演劇界 2011年 12月号 [雑誌] 愛之助丈関連 40ページ:舞台写真「義賢最期」木曽先生義賢(カラーグラビア) 67ページ:舞台写真「義賢最期」木曽先生義賢(モノクロ 5枚) 69ページ:舞台写真「江戸ッ子繁昌記」鳥居甲斐守(モノクロ 2枚) 92〜93ページ:十月花形歌舞伎伎の劇評 138ページ:新春浅草歌舞伎の紹介(1/3ページ) |
感想 |
昼の部 |
21日に前方中央で観劇。
そして、小万(笑三郎丈)がかっこいい。
九郎助(錦吾丈)と孫のシーンは、義賢の凄絶な最期の前にほっと気を抜ける。
はー、よかった。
京人形
京人形が箱から出てきて、かくかくと動き出す。「見た目は太夫だが心は甚五郎」ということで、綺麗な顔で瞬きもせず、男性みたいな動きをする。私が見てる限りではずーっと瞬きしていなかったが、後ろを向いた隙に瞬きしてるんだろうか? ドライアイになるんじゃないかと心配してしまう。
甚五郎は井筒姫(春猿丈)を匿っていて、そこへ追っ手がやってきた。ちょうど、姫の家来の奴照平(猿弥丈)もやってきた。
花道から一心太助(獅童丈)がやってきて、観客にご挨拶。
「まずは恋愛の話題から」ということで、鈴木京香さんがどうとか、あやぱんが結婚したとか話すので、「歌舞伎役者の片岡愛之助が交際宣言した!」と言うだろうと思ったのに、それは言わなかった。
なぜか、「芝居を見るといい」という話になり、新橋演舞場でやっている十月花形歌舞伎が面白く、中村獅童という役者がいいという流れになり、太助の「俺はあんな役者でぇっきれぇだ(←お約束)」「女ばっかり追いかけまわしやがって(←捨て身)」みたいな台詞がある。
魚市場では、丹波屋(欣弥丈)が市場を乗っ取ろうとしていたり、魚屋達がケンカを始めるので、差配役の五郎兵衛(錦吾丈)がとりなしたり、いろいろあって、場面は江戸城へ移る。
毒見によって、「カスみたいなものしか食べていない」という家光のため、ジイが鮨勝の鮨を渡す。
ジイは家光と太助がそっくりだと気付き、2人を入れ替えることを思いつき、太助を屋敷に呼び寄せる。
ここで登場する柳生十兵衛(門之助丈)がすごくかっこいい!
さて、家光が太助の家にやってくる。
場所は変わって、水天宮。
豊乃と鳥居甲斐守(愛之助丈)が密会中。豊乃がお色気ムンムンで迫るが、鳥居はつれない。
御前会議の最中では、鳥居が家光(実は太助)の正体を暴きにかかる。
鳥居は家光を魚屋の太助として斬る気満々。
面白かった〜。 |
夜の部 |
21日に3階前方で観劇。 なんとなく、愛之助丈の出番は少なそうだという予感がしたので3階席にしたら、予感的中だった。 また、“亀治郎ショー”になるだろうという予想も当たった。
『小栗判官譚』とはずいぶん物語が違っていて、風間八郎も細川政元も水清丸も出てこない。
幕が開いたら、そこは鶴ヶ岡八幡宮。
大膳の舘に閉じ込められていた照手姫は何とか逃げ出す。
場面は変わって、漁師浪七(亀治郎丈)の家。浪七は元小栗家の家来・美戸小次郎。
『小栗判官譚』との大きな違いは獅童丈・オン・ステージがあるかないか。(←えっ?)
これは獅童丈ファンに納得してもらうための演出かな。
さて、浪七は胴八を追いかけていくが、すでに舟は出た後。さらに、漁師達に邪魔をされて、ボロボロの状態。
場面は変わり、宝生院門前。
一方、照手姫(笑也丈)は下女の小萩として萬屋で働いていた。意地の悪いオバチャンにいじめられて可哀相。
このあと、婿引き出の品が捜していた「勝鬨の轡」だと判明する。
この場面に限ったことではないが、一人二役の早替わりのせいか、観客が変なところで笑うのが気になった。
最後は大滝の場面。 |
おまけ |
↑昼の部の幕間で食べたお弁当。(三越の地下で購入)
お土産は「おとし文」と獅童丈オススメだという「山田屋まんじゅう」。 |