配役 |
昼の部(11:00開演) 通し狂言 彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち) 序 幕 第一場 長門国住吉鳥居前の場 第二場 同 社前の場 第三場 同 郡城下馬場先の場 二幕目 長門国吉岡一味斎屋敷の場 三幕目 第一場 山城国眞葛ヶ原浪宅の場 第二場 同 釜ヶ淵の場 四幕目 第一場 豊前国彦山杉坂墓所の場 第二場 同 毛谷村六助住家の場 大 詰 豊前国小倉立浪主膳正本陣の場 毛谷村六助:十五代目 片岡仁左衛門 一味斎姉娘お園:初代 片岡孝太郎 京極内匠:六代目 片岡愛之助 一味斎妻お幸:五代目 坂東竹三郎 一味斎妹娘お菊:二代目 尾上松也 衣川弥三郎:四代目 坂東薪車 若党佐五平:二代目 市川猿弥 吉岡一味斎、杣斧右衛門:初代 坂東彌十郎 衣川弥三左衛門:四代目 市川段四郎
夜の部(17:00開演)
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筋書 |
愛之助丈関連 舞台写真:「彦山権現誓助剱」京極内匠:15枚 舞台写真:「盟三五大切」笹野屋三五郎:11枚 28〜29ページ:インタビュー(舞台写真あり、カラー:「元禄忠臣蔵」徳川綱豊卿、「妹背山婦女庭訓」漁師鱶七実は金輪五郎今国、「双蝶々曲輪日記」山崎屋与五郎、「近頃河原の達引」猿廻し与次郎) |
舞台写真、グッズなど |
愛之助丈は、 「彦山権現誓助剱」京極内匠が13種類(松也丈との2ショット1種類含む) 「盟三五大切」笹野屋三五郎が9種類(芝雀丈との2ショット2種類、彌十郎丈と芝雀丈との3ショット1種類含む)
グッズ |
料金 |
1等席:13,650円 2等席:7,350円 3等席:4,200円 筋書:1,500円 |
その頃、他の劇場では… |
→ル テアトル銀座 →御園座 →博多座 |
雑誌 |
『演劇界』2011年4月号→演劇界 2011年 04月号 [雑誌] 愛之助丈関連 48ページ:舞台写真「彦山権現誓助剱」京極内匠(カラーグラビア) 60〜62ページ:舞台写真「彦山権現誓助剱」京極内匠(モノクロ 8枚) 63〜65ページ:舞台写真「盟三五大切」笹野屋三五郎(モノクロ 11枚) 84〜85ページ:二月大歌舞伎(松竹座)の劇評 122ページ上段左:3月歌舞伎公演(国立劇場)の紹介(製作発表の写真あり、モノクロ) 十三代目さんについての記事も載っている。 |
感想 |
夜の部 |
通し狂言 盟三五大切 19日に前方中央にて観劇。
以前、染五郎丈の源五、菊之助丈の三五、亀治郎丈の小万、愛之助丈の八右衛門で見た。
花道から小舟で三五(愛之助丈)と小万(芝雀丈)が登場。
前半の源五(仁左衛門丈)は侍にしては呑気というか無邪気で、八右衛門(薪車丈)が苦労する様子が微笑ましい。(八右衛門はたまったものではないだろうが。)
源五と八右衛門の別れの場面は、やっぱり泣けた。
戻ってきて小万を殺す場面では、小万が「三五さん」と言うたびに、源五がぐんぐんと鬼の形相になっていくのがわかる。「あ、今鬼度がUPした。あ、またUPした」と見ててわかるんだから、役者さんってスゴイ。
以前観た源五は最後まで鬼のままだったが、今回の源五は三五が腹を切ったのを見て、人間に戻った感じがする。
前観た時は「『こうのうてはかなうまい』って… おいおい、色香に迷ったお前も悪いんじゃ!」と思ったが、この台詞がないならないですっきりしなかった。今回の源五の狂気を見たら、「こうのうてはかなうまい」の台詞も納得できそうだ。
最後は、「本日はこれぎり」の切り口上で幕。(前に観た時は切り口上はなかった。) |
昼の部 |
通し狂言 彦山権現誓助剱 19日に前方花道寄りにて観劇。
面白かった〜。
京極内匠(愛之助丈)の極悪非道の卑怯っぷりがすごかった!
弥三郎(薪車丈)とお菊(松也丈)の美男美女カップルは見るからに目の保養。お菊に横恋慕する内匠は、お菊の父・一味斎(彌十郎丈)に結婚を申し込むも、「麒麟の子を鼠にやれるか」と一蹴され、御前試合でも負かされしまう。
一味斎の妻・お幸(竹三郎丈)、娘のお園(孝太郎丈)とお菊は敵討ちの旅に出る。
当然ながら、「汚らわしい!」と拒絶され、お菊もなぶり殺しにする。いやもう、素敵に卑怯だわ。
所変わって、毛谷村。
内匠の手下の山賊に襲われ、佐五平(猿弥丈)は弥三松(弥三郎とお菊の息子)を六助に託して息絶える。この子役さんがとても可愛いのだ。
いよいよ、敵討ち。
最後は、「昼の部はこれぎり」の切り口上で幕。
なんだかんだと世間様が騒いでいるが、私はやっぱり、愛之助丈のファンだと再確認した舞台だった。 |
おまけ |
↑夜の部の幕間は「たちばな」のきつねうどんとかやく御飯のセット。
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