年 (平成年)

大手町座 第6回
歌舞伎舞踊のたのしみ 〜女方の魅力〜
日経ホール

5月27日(金)

配役
歌舞伎舞踊のたのしみ 〜女方の魅力〜
15:00開演/19:00開演
一、 「新曲浦島」 長唄囃子連中
六代目 片岡愛之助

二、 「羽衣」 長唄囃子連中
天女:九代目 中村福助
伯竜:六代目 片岡愛之助

三、 「鷺娘」 長唄囃子連中
鷺の精:九代目 中村福助

料金
9,000円(税込・全指定席)
筋書:無料配布
その頃、他の劇場では…
新橋演舞場
松竹座
明治座

雑誌
『演劇界』2011年8月号→演劇界 2011年 08月号 [雑誌]
愛之助丈関連
54ページ:舞台写真「頼朝の死」畠山重保(カラーグラビア、メインは染五郎丈の源頼家)
58ページ:舞台写真「吹雪峠」助蔵(カラーグラビア、1/2ページ)
75ページ:舞台写真「頼朝の死」畠山重保(モノクロ 3枚)
78ページ:舞台写真「連獅子」浄土僧専念(モノクロ 1枚)
79ページ:舞台写真「吹雪峠」助蔵(モノクロ 4枚)
95ページ:舞台写真「新曲浦島」(モノクロ 1枚)←大手町座
95ページ:舞台写真「羽衣」伯竜(モノクロ 1枚)←大手町座
98〜100ページ:六月大歌舞伎の劇評
140ページ:「好色一代男」の紹介(1/4ページ)

感想
昼の部を前方中央付近で観劇。

「新曲浦島」
愛之助丈は素踊りで、藤色とグレーの中間のような色の羽織と薄いベージュっぽい色の袴を着用。
髪もしっかりセットされていて、男前度が3割増し(当社比)。
私は、愛之助丈が波の絵が描いてある扇子を持って踊るのをひたすらぼーっと見ているだけだった。(いつまで経っても、踊りはさっぱりわからない…)

「羽衣」
伯竜(愛之助丈)は素踊りで、水色の羽織と深緑の袴を着用。
天女(福助丈)は拵えをしていた。
素踊りの伯竜というのは不思議な感じがしたが、これはこれでいいかなぁと思った。
花道がないので、最後は、舞台下手で伯竜が空を見上げ、舞台上手で天女が雲を上っていったところで幕。

「鷺娘」
場内が真っ暗にされ、雪景色の中、次第に鷺の精(福助丈)が浮かび上がるような演出で、とても幻想的だった。
傘がシースルーで、引き抜きの時に向こう側が透けて見えるので、まじまじと見てしまった。
福助丈が顔に手ぬぐいをかけた状態で、床に頭がつきそうなくらいの海老反りをした時は、場内がざわついた。手ぬぐいの下では歯を食いしばっていたのかもしれないが、何事もなかったかのような涼しい顔で踊りを続けられたので、すごいなぁと思った。(それ以外にも、ぶっかえった鷺の衣装でぐるぐる回ったりしてすごかった。)
最後、段に上がって幕。