配役 |
昼の部(11:00開演) 一、西郷と豚姫(さいごうとぶたひめ) 仲居お玉:五代目 中村翫雀 大久保市助:六代目 中村松江 芸妓岸野:二代目 尾上松也 舞妓雛勇:六代目 中村児太郎 同心兵馬:三代目 中村吉之助 同心新蔵:四代目 坂東薪車 中村半次郎:二代目 中村亀鶴 西郷吉之助:二代目 中村獅童
二、新歌舞伎十八番の内 紅葉狩(もみじがり)
三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
夜の部(16:30開演)
|
筋書 |
愛之助丈関連 舞台写真:「紅葉狩」山神:2枚 舞台写真:「女殺油地獄」与兵衛:1枚 舞台写真:「椿説弓張月」高間太郎:6枚 53〜54ページ(1/3ページ):「花競木挽賑」インタビュー |
舞台写真 |
愛之助丈は、 「紅葉狩」山神が2種類 「女殺油地獄」与兵衛が18種類(秀太郎丈との2ショット1種類、福助丈との2ショット2種類、松也丈との2ショット1種類、松也丈と幸太郎丈との3ショット1種類含む) 「椿説弓張月」高間太郎が6種類(福助丈との2ショット1種類含む) |
料金 |
1等A席:13,500円 1等B席:9,500円 2等A席:7,000円 2等B席:5,000円 3階A席:5,000円 3階B席:3,000円 桟敷席:14,500円 筋書:1,200円 |
その頃、他の劇場では… |
→松竹座 |
雑誌 |
『演劇界』2012年7月号→演劇界 2012年 07月号 [雑誌] 愛之助丈関連 65ページ:舞台写真「女殺油地獄」河内屋与兵衛(カラーグラビア) 76〜77ページ:舞台写真「女殺油地獄」河内屋与兵衛(モノクロ 9枚) 78ページ:舞台写真「紅葉狩」山神(モノクロ 1枚) 79〜80ページ:舞台写真「椿説弓張月」高間太郎(モノクロ 5枚) 99ページ:舞台写真「寿式三番叟」三番叟(モノクロ 1枚)←4月チャリティー歌舞伎公演 99ページ:舞台写真「座談会」(モノクロ 1枚)←4月研修発表会 104〜105ページ:五月花形歌舞伎の劇評 116ページ:7月歌舞伎鑑賞教室のチラシ 127ページ下段:坂東玉三郎特別公演の制作発表の紹介(1/4ページ) 129ページ上段:八月花形歌舞伎の紹介 |
感想 |
昼の部 19日に前方花道寄りで観劇。
西郷と豚姫
お玉が「襟替えの件を断ってあげる」と言った途端、雛勇が元気になるところでお玉は信頼されてるんだなぁと思った。
最初、「獅童丈が西郷どん?」と思っていたが、よかった。
紅葉狩
山神(愛之助丈)が花道から登場。
鬼女と維茂の立ち回り。
女殺油地獄
弥五郎(薪車丈)&善兵衛(宗之助丈)の悪友達はヤンチャな感じがよく出てた。
愛之助丈の与兵衛は3度目ということも合って、まあ安心して見ていられた。(ファンの贔屓目が多分に入っているけど。)
最後の花道から引っ込む前、犬に吠えられて、与兵衛が辺りを見回す。
夜の部 19日に前方中央で観劇。
通し狂言 椿説弓張月
冒頭、源為朝(染五郎丈)、紀平治太夫(歌六丈)、高間太郎(愛之助丈)の3人が岩場に座っており、『仮名手本忠臣蔵』のような始まり方をする。他にも、いろいろと他の作品のパロディらしいところが取り入れられている。(『大物浦』『五段目』『毛剃』『弁慶上使』はわかった。)
・イノシシ…
誰もが、「ヒーッ!」と思ったであろう、武藤太(薪車丈)の拷問シーン。 高間太郎と妻の磯萩(福助丈)が岩の上で死ぬ場面で、高間太郎が腹に刀を突き刺すと、血糊がビューッと噴出した。 拷問シーンにしろ、ここにしろ、やたらと現代劇風に血を流さなくてもいいよ。(近くの席から見ると、血糊が入ってお腹がたぷんたぷんしてるのがわかった。) そもそも、蝶々と怪魚、この2人も助けに来いよ。 2人が頬を寄せ合うところと、浪が2人の上から覆いかぶさるところはよかった。
阿公(翫雀丈)と鶴(松江丈)&亀(松也丈)が祖母と孫ということがわかる場面。
そして、結局、為朝は何がしたかったのかがよくわからん。(←私がアホなだけ?)
染五郎丈の復活狂言はなんだかんだで楽しめるものばかりだったので、今回も期待していたんだけどなぁ… 筋書によると「初演再演の為朝を目指して」いたということらしい。まあ、三島由紀夫の脚本に手を入れるのは恐れ多いのかもしれないが。 |
おまけ |
![]() ↑昼の部の幕間は、三越の地下で買ったお弁当を食べた。 夜の部は、友人と食事に行く約束があったため、劇場で食事はしなかった。
お土産には、行きの新幹線を降りたときに、駅のホームで「ねんりん家」のバウムクーヘンを購入。 |