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タイトル 紹介・感想
片岡愛之助・写真集『愛之助』
ぴあ 2009年2月14日発売

A4判/128ページ(カラー&モノクロ)
舞台写真、楽屋でこしらえをする姿、お稽古する姿、海老蔵丈が撮影した貴重な(?)1枚、インタビュー&質問などが載っていて、嬉しい。撮り下ろしということで、舞台写真が撮影期間の舞台のみに限られているのが残念かな。できれば、今までの舞台写真がたくさん載っている写真集も出してほしい。

そして。
最後の方の写真の数々にはたまげた。
うわー、そうきたかー(笑)。
『蝉しぐれ』の時だったかに、松竹座でポストカードを見たときと同じくらいの衝撃だった。
…嬉しいけどね。ファンだから。

『歌舞伎源氏物語』
平凡社 2001年12月発行

正直、愛之助丈の写真のためだけに買った。あらすじや写真を見た感じでは、“源氏狂”にとってはツッコミドコロ満載の舞台だったと思われる。
光源氏に添い寝する夕顔の写真がなんともえっちっぽい。「艶っぽい」とか「色っぽい」ではなく、「えっちっぽい」のが、夕顔が夕顔たる所以。絶対にいそうもない理想の女性が紫の上なら、いそうでいない理想の女性が夕顔ではないかと思う。
こんな可憐なお姫様を演じた役者さんが数年後に“仏倒れ”をするというのだから、歌舞伎というのは奥が深い。
愛之助丈関連
22,24,26,27ページ:夕顔の舞台写真(18ページの人物関係図には24ページと同じ写真が使われている。)

『姿―武原はん 片岡仁左衛門』
求龍堂 1994年3発行

前半が武原はん氏、後半が 十三世片岡仁左衛門丈の写真集。
十三世片岡仁左衛門丈は、とにかくすごい役者さんだったらしい。残念ながら、私は直接舞台を拝見することはできなかった。愛之助丈のインタビューでよくお名前を目にするので、書店でこの本を見かけた時に反射的に手が伸びた。お稽古の時は厳しい表情をしているけど、笑顔がすごく素敵だと思った。全編白黒写真なのが残念のような、味があっていいような。
愛之助丈関連
77ページ:片岡家三代の写真(平成4年)
79ページ:片岡家の人々の写真(平成4年)
82ページ:「楼門五三桐」の舞台写真(左下)
90ページ:「八陣守護城」の舞台写真(後頭)
91ページ:「八陣守護城」の舞台写真(後方)