『新選組!! 土方歳三最期の一日 』をきっかけに、歌舞伎役者・片岡愛之助丈にはまった。熱中すると止まらない性格なので、ブログを立ち上げて、サイトにコンテンツを作った。
愛之助丈は『源氏物語』の夕顔を演じたことがあるらしい。
ブログのタイトル「たそがれ時の空目なりけり」は、夕顔が詠んだ和歌「光ありと見し夕顔の上露はたそがれ時の空目なりけり（意訳：あなたを美しいと思ったのは夕暮れ時の見間違いだったわ）」から取った。
そして、サイトからコンテンツを独立させるにあたり、前半部の「光ありと見し夕顔の上露は」をサイトの名前にした。

私は、ただひたすらかっこいいだけの人に興味はなく、「はたして、あのかっこよさは見間違いだった！？」と思ってしまうような、ちょっと天然でツッコミドコロのある人が好きだ。

たとえば、ミカ･ハッキネン。1998年、1999年のF1ワールドチャンプ。紅い皇帝ミハエル・シューマッハを周回遅れもろともに抜き去ったこともあれば、自らミスってクラッシュした挙句にモンツァの木陰でベソをかいたこともある。ワールドチャンプがベソをかいてる様子がテレビに映った次の瞬間、ピットで腕組みしてモニターを見つめるイリヤ夫人のお姿が全世界に中継された。かっこよかったなぁ、イリヤ様…
ハッキネンに関してツッコミ始めたらきりがない。（例：ガッツポーズ）でも、そんな人間味溢れるチャンプが大好きだった。

愛之助丈のツッコミドコロはどこかというと、『シベリア超特急5〜義経の怨霊、超特急に舞う〜』かな。ぶっ飛んでいく愛之助丈を拝見して、我が目を疑ったもんなぁ…ラストシーンには、私も一緒にぶっ飛んだもんなぁ…

ハッキネンが正式にF1からの引退発表をしたのは2002年。34歳だった。（別のカテゴリーでは走ってるけど。）
愛之助丈は現在34歳。歌舞伎役者は「４０，５０は洟垂れ小僧」と言われていて、30代はまだまだヒヨコちゃんらしい。なが〜く応援できそうなのが嬉しい。