いつもの喫茶店で原稿執筆。店長の機嫌よく、シナモンドーナツ一つサービス。
途中、近くに来ていた編集の真田君が合流したため、中断、談笑。
ウィンナーコーヒー一杯奢る。
香西君が胃をやったらしい。共に見舞いに行く約束する。
3つ隣の席に座っていた少女がしきりとこちらに視線を 寄越していたが、真田君の知り合いだろうか。
無駄な詮索かと思うと尋ねる事は出来なかったが。
よく顔は見なかったが、地味な服装の、小柄で色白の娘だったと思う。
別れた妻との間に子供がいたら、あれくらいの年齢になって いたかもしれない。
などと考えて、私も歳を取ったもの だと少々、感傷的になる。
喫茶店にて原稿執筆。珍しく店長不在。進みは良かったのだが、
あの少女がまたこちらをちらちらと見ている。
私に用があったのだろうか。恐らく人違いをしているのだと思うが。
あどけないが、上品な顔をしていた。
心当たりがないだけに、少々、薄気味が悪い。
集中できず、早めに切り上げる。
もし明日もいるようなら、一声掛けてみた方がいいかもしれない。
あの店でまともに仕事が出来なくなるのは困る。