『おとうさん、今日は付けないでしようよ…』
それは、と拒絶したのだが、娘は
『外に出せば大丈夫だから…』
と譲らない。もちろん、大丈夫な訳がないのだが、
子供らしい態度で小さく拗ねる彼女の姿に
抗うことが出来なかった。

 

娘はいつも以上に甘ったるい声をあげ続けて
きゅう、と何度も私を締め付けた。

『なかで…だしてっ…』

耳もとで呟かれて抗える訳がなかった。
nakadashichou
熱がさめると少しずつ後悔が押し寄せてくる。
余韻に身を震わせる娘は、私の視線を捕らえると

『お父さんのあかちゃん…産んでもいいよね…』

満足そうな顔で確かにそう、呟いた。

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