銃撃戦!! エージェント対マフィア
 リゾート島に建てられた巨大なホテル(あるいは健康施設?)。そこは、とある凶悪マフィアの本拠地であった。
 われわれエージェントと地元SWATは協力し、これを一網打尽にせんと踏み込む。
 しかし、マフィアの反撃は意外に激しく、チンピラ・下っ端までもがところかまわずマシンガンやショットガンを持ち出し、われわれは一挙に不利に! 追いつめられていくエージェント。兇弾に倒れゆくSWATたち。

 そんな中、魔天狼は数人のエージェントと共に建物の渡り廊下の屋根へ上がり、2階にいるとの情報が入った「ボスの右腕」と呼ばれる男をこっそりとねらう。そして、手下たちの混乱を尻目に、ゆうゆうと秘密の避難路へと逃げようとしているターゲットを発見。確保するなら今しかない!!

 一気に間合いを詰める、魔天狼。

 そして・・・


 渡り廊下の天井の、明かりとりのステンドグラスに足を取られ、

滑って派手に下へ落っこちる魔天狼!



 作戦は失敗だ!!(笑)


 銃撃戦となってしまい、退却を余儀なくされる魔天狼チーム。
 混戦の中、魔天狼はエントランスの受付の陰で銃撃戦に参加していた部下(普段は魔天狼宅の地下室で支部の受付&事務をしている)ふたりを連れ、いそぎ屋外へと向かう!

 さてその部下二人だが、イメージはどうも今「鋼の錬金術師」に登場している「気弱くん&ほくろさん」ぽい。
 男の方はやっぱりちょっと頼りない感じの、それでもまあ好青年。
 一方女性は、どうやら「少佐」らしいのだが、どのあたりが少佐なのか、じゃあ魔天狼はなんなのさ?といった疑問も浮かぶものの、なかなかの献身度で好感をもてます。 魔天狼は自分の射撃の下手さを棚に上げ、「少佐」「少佐」と彼女を呼びつけては拳銃の弾を補充させたまくっておりました。おそらく魔天狼の頭の中では彼女は「文句を言わないホークアイ」として認識していたんでしょうが、ビジュアル的にはレディ・アンでした。
 
 やがて施設を抜け出した魔天狼たちであったが、そのとき、男の部下がマフィアの攻撃を受けてしまう。すると、彼はゾンビと化し、マフィアの建物を警備しはじめるではないか。

 しかもなぜかポリバケツをぴょんぴょんリレーみたく履いて。

 敵に寝返ってしまった部下をそのままにしておくわけにもいかず、ゾンビを倒す方法を考える魔天狼と少佐。
 そうだ! ゾンビには松の枝が効くのだ!!
 松の枝を探す魔天狼。献身的に差し出す少佐。それを投げつける魔天狼。

 しかし、彼を倒しても戦いは終わらない。マフィアの台頭が続く限り、戦いはまだまだ終わらないのだ。
 
 バトルもの。夢の中では体が重くなることの多い魔天狼だけに、格闘戦よりも銃撃戦なのは順当なチョイスであろう。
 戦いの舞台の巨大ホテルは以前にみた大図書館、秘密の出口は改築前の魔天狼宅、ゾンビ化された部下が見回りしていたのもその庭、とありものセットの使い回し。ここらへん、なんだかB級映画ぽくて好感が持てるね(笑)
 しかし思いこみというのはおもしろいもので、「かわいい部下だ」と脳内設定付けすれば、ちともっさりした感じのめがねっ娘もホークアイみたくかわいく感じてくるものであるなあ・・・

モドル