戦場カメラマンと王女
 カメラマンの助手として、東南アジアにある小国に潜入した魔天狼。独裁国家として悪評高いこの国には、なにかとてつもない秘密がありそうだ。
 しばらくは問題なく撮影をしていたが、やがて警察がやってきて魔天狼たちをその地区から追い出す。
 だが警察とは名ばかりで、軍服を着た彼らは、戦車に乗って魔天狼たちを追い立てるのだ。このあたりに致命的に秘密があるのに間違いない!!
 悔しい思いをしつつ追い出されるままの魔天狼たちだが、実は先輩カメラマンにはなにか思惑があったようだ。ひとまずは何も写すもののない海岸までひきあげる。

 「こいつが最後の大スクープになるかもしれん。おまえも手伝ってくれ!」
 突然、秘密を明かす先輩。


 奇妙に浸食された岩場をわたり、秘密の入り江を示す先輩。ここはなぜか地元の釣り人も知らない場所だという。
 「ここに・・・あるはずなんだ!」
 なにかを探す先輩。

 「あった!! これだ! 転送機だ!

 岩陰に隠すように埋め込まれた怪しい機械を指さす先輩。そこには、なにやら一昔前のB級SFドラマにでも出てきそうな奇妙な形をしたマシンが。

 どうやらこれは、軍部が秘密裏に使用してる転送機・・・テレポートマシンらしい!

 「この秘密を公開すれば、いまの国家元首は転覆するぞ!」
 使命感と正義感に燃え立つ先輩と魔天狼。

 「!」

 しかし、どこからともなく現れた怪しい集団に取り囲まれるふたり。
 どー見てもモロ星人そっくりの全身タイツなのだが、どうやらこいつらは秘密警察らしい。
 身を挺して魔天狼をかばう先輩。
 「逃げろ! このフィルムを持って行くんだ!!」


 なんとか秘密警察をまいた魔天狼であったが、先輩を助けることはできなかった。悔やむ魔天狼。
 そこに忍び寄るふたつの影。追っ手か!?

 しかしそれはふたりの少女であった。
 「私たちも逃げてきたのです」 「しかしここまできて、われらの王女の様態が・・・」
 交互に話す、千尋似とアシタカの嫁似の二人組。
 「王女を助けてください。殿方でなければ、治すことはかなわないのです」
 入り江の陰に誘う、ジブリ系ふたりぐみ。

 そこには・・・
 ドレスを胸までたくし上げ、よつばいになって魔天狼を誘う、
 
エーデルワイス似の少女が!!

 ジブリ系ふたりの話では、植民地の王女であったが、独裁者に調教され、このようになってしまったという。発作的にこんな状態に陥るというのだ。もちろんこれを治すには、ナニをナニして一時的に発散させるしかないのだが・・・
 かなりかわいい彼女に惹かれた魔天狼であったが、DAWNSLAVE調教度100%かNatural調教ENDか、というほどまでヌルヌル状態に躾された彼女にさすがにちょっと引いてしまう魔天狼。

 だが事態は深刻だ。しかも、追っ手もあり、急を要する。
 意を決して、彼女の唇に自らの唇を重ねる魔天狼・・・

 ・・・しかし・・・ 上手い! 上手すぎる!

 あまりに濃厚な口づけに、カンタンに陥落してしまう魔天狼!!(笑)

 やがてふたりはゆっくりと指を絡み合わせ・・・
 
 
 ひさびさのエロ夢。といっても、前半は結構シリアスに話が進む。
 タイトルに「戦場カメラマン」とあるが、それは話の前半で鉄条網に仕切られた荒れ地や荒れ果てた町をカメラ片手に進むシーンがあったから。でも、あんまり覚えてない(笑) 舞台もテキトーで、特定の国を舞台にしたものではなさそう。出てきた警察(軍隊)だって、なんだか自衛隊みたいだったしね。
 中盤の岩場を渡っていくシーンは、なかなかスリリング。すっ転んだらパックリ足を切りそうな、鋭く浸食された岩場でした。
 後半、SFアイテムの転送装置というものが登場し、敵の手下としてモロ星人みたいなのが現れたあたりから、話は一気にシュールな方向に。岩場にたって魔天狼を誘うジブリ系キャラ二人は、なぜか真っ裸だし。
 ヒロインのエーデルワイスモドキは、本当にエロエロに調教された状態で登場してくるので、ほんとに魔天狼はひいた。でもキッスは上手かった・・・(笑) 彼女は本当に上の挿絵のような感じで汁気たっぷり状態が表現されており、完全に2次元キャラ。そいやひさびさに2次元キャラとえっちしたなあ・・・
 ちなみに上の挿絵、下絵段階ではスカートをもっとたくし上げて、おしりとガーターを見せた状態だったのだけど、ふと、この絵が表サイト向けであったことを思い出して、急遽スカート部分を描き足しました(笑) 下半身がおかしいのはそのせい。

モドル