まったりとした、この浮遊感こそ、オトナの楽しみだ。

「ドリームフォース02 スカイシップ」特集!


モドル

フルパック。
本体とガスパックは別売り。

本体のパケはノートパソコン用カバン、あるいは、
デンドロの半分、くらいしかないのだが、
エンベロープ(バルーン)に入れる
ヘリウムガスのパックがデカイ。
全長90センチてことは、小型エアコンくらいか。
中身はボンベではなく、強強度のアルミバッグ。
エンベロープの強度との兼ね合いなのか、
ボンベにすると高くつくのか、理由は不明だが、
なにせ、車がないとお持ち帰りできないサイズ。(^_^;)

上に実寸トロが乗っかってるが、
その左上に見える「電灯のスイッチ」と比べれば、
でかさがなんとなーく伝わるか・・・
中身の一覧。
左から、DF01のカタログ+トリセツ。ガス注入用ポンプ。その下が折り畳まれたエンベロープ(バルーン)。
右にパッケージングされてるのが、コントローラやゴンドラ(操舵システム)、安定版などのセット。

トリセツは、飛行船の歴史やうんちくまで載った、豪華版。読んでないけど・・(´ー`)
同梱のDF01のカタログは、ナンデこれを01発売時に店頭に置いてなかったのか、と思わせる、出来のいい物。惜しい。

真ん中のポンプは後に説明するとして・・・
右のパーツ群ですが、安定板(尾翼)、ゴンドラ、係留ロープの基部などで、
これらをエンベロープにくっつけて、完成させます。 てことは、他のバルーンにも転用可能なワケで・・・
夜店で売ってるUFO風船やお散歩わんちゃん風船なんかにも付けることが出来るのかも。
・・・と考えると、楽しさ無限大ですなw
 
ガスパックからエンベロープへ、
注入ポンプでガスを送る(魔)。

作業の要領は昔懐かしい竹水鉄砲と同じ。
こいつをシコシコやってガスを入れる姿はマヌケだが、
エンベロープにだんだんとガスが入って、
宙に浮かんでくると、ちょっと感動してきます。
おおっと!
天井へ上がっていくエンベロープに
あたふたする(魔)。

気を抜くとソッコーで上昇してしまう、
満タン状態のエンベロープ。
あむないあむない(-_-;)
これが野外なら、そのまんまオサラバでした。
コントローラ内の充電マストから充電する、飛行船。

DF02では、操舵システムであるゴンドラ部がラジコン。
コントローラから充電、ってのは、
デジQやBITチャーGと同じやね。

充電時には、コントローラからアンテナがポップアップ、
そこから伸びるコネクタをゴンドラに差し込みます。
マストに係留している絵になるのがイイですねw

15分の充電で25分(実質30分前後)遊べます。
コントローラ。

真ん中の丸い灰色の輪っかの上部が、
方向を指示する、プロペラの順逆回転指示ボタン。
プロペラは左右別操作になっていて、
それぞれを逆に回せば、ボートの要領で急回転も。
輪っかの下半分は収納庫で、
バラスト(おもし)なんかを入れておけます。

右上にある灰色の丸いダイアルは、
プロペラを上下に回転させるジョグダイアル。
これを回すことで、飛行船の上下方向を指示。

上部の長いのが、前出の充電マストを折り畳んだもの。
係留されているDF02。

(魔)ンちではバラストを外して、上げっぱなしに。
係留用のマストなんかもあり、
ディスプレイ状態でも本物っぽい状態を再現。

ザクレロがうらめしそうに見てますw
(魔)の部屋を優雅に飛ぶ飛行船。

バラストの重さは、トリセツによると、
「ゆっくりと飛行船が降りてくる程度がベスト」。
調整には何種類かある、スチル製のバラストを使いますが、
この組み合わせが難しい・・・(^_^;)

で、実はこのトイ、自由落下する様には、
「優雅」の言葉が当てはまる物の、
移動に関して言えば、結構、一生懸命だったりして。
早いって程ではないけどね。
近くでいるとモーター音もそこそこするんで、
リラクゼーションCDをちとボリュウム大きめにかけて、
ヘッドホンなどしながら遊ぶと、優雅さ倍増かも。
お外に憧れる飛行船w

ごめんね、出せれません。
脇を通っただけでもつられて揺れ動くような
病弱箱入り娘には、お外は厳しすぎます。(笑)

でもその不安定さが面白いw
ちなみにDF02は、柄違いが3種類あって、
(魔)の持っているこれは「コラボレーション号」。
DF02実現のために協力のあった会社の広告が
あちこちにちりばめられている、
実際の広告飛行船みたいな楽しい雰囲気の物です。
他の2機は実機を模したシリーズで、
ドイツの「グラーフ・ツェッペリン号」、
岡本太郎デザインの「レインボー号」がそれぞれモデル。
これらもイーかんじですなw
安定板などの細部では、
それぞれちょっとずつデザインが違います。

写真はトリセツの使ったから白黒。
タカラのサイトには、カラー写真があるやもしれん。
少しの風にもつられて揺れてコントロールを失う癖に、じゃあフツーに操縦する時には問題がないかというと、
本体はフーセンだから、方向変える度に惰性で回りすぎて思った方向には行かない、
いわば病弱箱入りわがまま娘、とでもいうようなマニアにはたまらない(!?)性格のトイ。

でも、その言うことのきかなさグワイが気持ちいい、ゆったりしたトイです。
というか・・・ゆったりしたキモチで取り組める人が、ホントーに楽しめる、ってトイかな。
体育館や倉庫、公民館なんかで遊ぶと、カナーリ楽しいでしょうねえ(´w`)ノ
まあ、飛んでいくと、タイヘンなことになりますがね・・・
 
ところで、今回の撮影には、
友人の金造に、協力して貰ったのだが・・・

奴が帰ってから机を見てみると、こんなものが。

踏まれる番長。

こーゆーことを、人知れず、
しれっとしていくところが好きさ、金造・・・サンクス。

モドル