■登場人物 ・倖崎キララ (そがみ) ・キララ幼少 ( ・キサラ幼少 (氷月蒐) ・一ノ瀬夾  (さくらひづき) ・槇本康之  (如月航二) ・成宮聖   (さつきゆきや) 康之 「なぁ、きららはんは、どーしてオカマになったんや?」 聖 「あ、それは私も気になって居ましたわ、どーなんです?」 夾 「ちょ、お前ら、直球で聞くなよっ、幾らなんでもタブーなんじゃないのか?」 キララ 「あら、別に秘密でも何でもないから構わないわよ?」 夾 「って、いいのかよ!?」 康之 「お、流石きららはん、話が分かるわぁ」 聖 「それで、どんな経緯があったんですの?」 キララ 「ふふふ、幼少の時の話になるんだけどね」 夾 「うんうん」 聖 「結局、夾も気になってるんじゃありませんの……」 夾 「あはは、そりゃー、ねぇ」 康之 「ほら、ねぇさん方、きららはんの話聞きましょうや」 夾 「おう」 聖 「分かりましてよ、さ、キララ続けて頂戴」 キララ 「ふふ、了解。……あたし達の家は、魔術を継承し、妖怪やらアヤカシ、その他諸々異形のモノを打ち倒す事を生業にしていたのね。そして異形のモノを見通す見鬼の才を強く発現したあたしは本格的な修行に入る前はすっごくチヤホヤされてたんだけど……」 ●回想突入 キララ幼少 「……(ぐすぐすと泣いている)」 キサラ幼少 「……なあ、兄弟。何時までそうしてる気だい?」 キララ幼少 「……ぐす、だって、アヤカシが見えるだけで何も出来ない、術の才も無い、武の才も無い、タダの役立たずじゃないかっ!」 キサラ幼少 「兄弟……。キララはキララだよ、それで良いじゃないか」 キララ幼少 「……でも、才がないのが分かった途端、とー様もかー様もまるで人が変わったみたいにっ! そんなに術の才が無いのが悪いっていうの? ……っ」 キサラ幼少 「あの人達は、最初からそういう人なんだよ。……なあ兄弟、いい加減泣きやめよ」 キララ幼少 「……キサラ」 キサラ幼少 「……きっと僕らは2人で1人なんだよ、キララが視て、僕が討つ。それで良いじゃないか、互いに、目と腕を補い合えば良いんだよ?」 キララ幼少 「……キサラ、ありがと……」 ●回想終了 キララ 「とまぁ、こんな事があったのよ。いい話でしょ? 麗しき兄弟愛v」 康之 「……や、それはええですけど」 聖 「そ、そうですわ、これでは別段オカマに成りえないじゃありませんの?」 夾 「回想だと、普通の口調だったしなー。キララン、その辺はどーなん?」 キララ 「ふふ、キサラの言葉にきゅんと来てね。ああ、これからはキサラの為に生きようと」 聖 「それがどうしてオカマになるのとイコールになるんですの?」 キララ 「ほら、あたし達って双子だからそっくりでしょ? だから、キサラと被らないキャラ造りをしないと、と思って、絶対キサラが成らない路線に行こうって」 康之 「そりゃまた、けったいな話や……」 夾 「それで、ブラコンでオカマかよ。……奥が深いようで、そうでもないような」 キララ 「ふふふ、これも愛ゆえに、よ?」 SEでチャンチャンとばかり締めて終幕