SE:何かをごそごそ探る音 さきこ 「あったです〜☆カロン閣下が言っていた、自分の気持ちに素直になっちゃう薬〜♪」 夾 『そう、これが、全ての始まりだったんだ。』 タイトルコール【番外編:子供ぱにっく!(仮)】 さきこ 「むぅー…見つけたのはいいのですが、これを誰に飲ませるかです。誰に飲ませるのが一番おもしろ…じゃなくて適切でしょうか?カロン閣下は、薬の場所を教えてくださっただけで、あとは特に指示もされなかったのです〜。」 SE:ガラッ(部室の扉を開ける音) 聖 「あら?今日はさきこさんしかいませんのね?」 さきこ 「おぉ、飛んで火に入るなんとやらなのです〜。夾さんや誠司さんとは一緒じゃないですか?」 聖 「えぇ、夾は先生から呼ばれていて、誠司君は掃除当番を代わってましたわ。」 さきこ 「…ふ〜ん。(邪悪な笑み)」 聖 「…っ!?;」 さきこ 「ひじりさん、のど、かわいていませんか?ちょうどいい感じに、オレンジジュースがあるのですよ〜?」 聖 「え、遠慮しま」 さきこ 「はい、どうぞ!机の上に置いてあるのですよ♪」(ほとんど聖の台詞とかぶる) SE:ジャーン(効果音) 聖 「い、いただきますわ…。」 SE:ごきゅごきゅ(飲む音) 聖 「案外おいしかったですわね。…ん?」 SE:ドクン(心臓がはねる音) 聖 「あ・・あぁ・・身体が・・焼けるように・・あつい・・・!」 SE:しゅー(聖の身体から蒸気が出てる感じ) さきこ 「はわわ、某頭脳は大人・身体は子供な名探偵が生まれる瞬間みたいなのです〜!」 聖 「言っている場合ですのー!?・・・うぅ・・」 SE:バタッ さきこ 「あ、倒れてしまったのです。さぁて。起きたらどうなっているか、わくわくなのです☆」 SE:ちくたくちくたく・・ちーん(時間の経過を表す) ひじり 「ん・・にゅ…ふぁあああ…?ここ、どこでしゅの?」 さきこ 「あ、起きたのですか♪…こんな薬だったとは驚きなのです。流石はカロン閣下なのです〜♪」 ひじり 「…おねえちゃん、だれでしゅの?ゆーれい…?」 さきこ 「…え?ひじりさん、もしかして…」 SE:ガラッ 妖研メンバー一同(春暁以外) 「(それぞれのキャラらしい挨拶)」 夾 「あれ?なに、この子!可愛いじゃん〜♪」 誠司 「何故こんなところに子供が…?」 貴子 「そうね。でもまぁ、気にしなくてもいいんじゃない?可愛いからOK!我が部のマスコットになるんじゃない!?」 康之 「えぇ!?それでいいんですかー!?なんか、明らかに!誰かを髣髴とさせるんですけど…」 宇治木 「ボクもそう思っていたところだよ。…この金髪と紫の瞳。頭の黒いリボン。」 キララ 「そして、何故か着ているものが…どう見ても…」 キサラ 「うちの制服だよね。だっぼだぼだけど。」 由紀 「ということは…これはもしかしなくても…?」 SE:ガラッ(部室の扉を開ける音) 春暁 「…今日は大勢だな。」 夾 「春たん、やっほー。ほらほら、これ見てみろよ♪じゃーん!」 ひじり 「ふぇ…?な、なんでしゅのー!?」 春暁 「…成宮か?」 由紀 「あぁ、やっぱり…;」 誠司 「これは…どういうことか説明を・・」 貴子 「してくれるわよね!?さきこちゃん!!どーしてこんな面白い事を私がいない間にやっちゃったのよー!!どうしてこうなったの!?さぁ、白状なさい!!」 さきこ 「はわわ、えっと、これはその…ひとまず、皆さんの勢いがすごいので逃げるのです〜。」 貴子 「あ、待ちなさい!みんな、行くわよ!!」 夾 「おう!楽しそうだから行ってくる!!」 宇治木 「やれやれ…聖さんがあのままでも困りますしね。」 由紀 「ぼぼ、僕も行きます!!」 キララ 「アタシの力があったほうが効率よく見つけられそうだから…行きましょうか?」 キサラ 「子守は苦手だし、僕も行くよ、兄弟。」 SE:バタバタバタ… 春暁 「どうやら今日も討伐任務はないようだな。失礼する。」 康之 「おい、待てや。ひじきねぇさんがこんな調子なんやで?普段あんまり顔出してへんのやから、面倒見るの位はしたらどうや?」 春暁 「貴様がいるだろう?俺は知らん。」 誠司 「…喧嘩はよせ。俺もさきこを追いかけに行く。…あの面子なら大丈夫だとは思うが、さきこは壁抜けをするからな。というわけだから、お前達、仲良く面倒を見ろよ?」 SE:一人駆け抜けていく音 ひじり 「…みんな、いっちゃったの…?」 康之 「あぁ、そうやなー。ひじきねぇさん、何して遊びましょうか?あ、眠くないですか?」 ひじり 「ひじきじゃないでしゅわー!それに、おにいちゃんのほうが、おにいちゃんでしゅの!わたくちは“ねぇさん”ではごじゃいましぇんのー!ねむくはないでしゅわよ?」 康之 「そうですかー!眠いですかー!そんじゃ、いっちょワイが子守唄を即興で歌って…」 ひじり 「うるしゃそうでしゅわ。いりましぇんわ。」 康之 「ちょーっとお兄さんは傷ついたよー?まぁ、気ぃ取り直して…ワイの歌を聴けー!」 ひじり 「(びくっ)ふぇ!?うぅー・・・」 春暁 「おい、これはまずいんじゃないか?」 康之 「ん?なにがやー!?」 ひじり 「ふえーん!!やっぱりうるしゃいでしゅわー!!」(大泣き) 春暁 「どちらかといえば、この泣き声の方がうるさいのだがな…。」 ひじり 「あぁーん!!」(大泣き継続) 康之 「これは…ワイが悪いんか?」 春暁 「確実にな。」 ひじり 「うぅ…あの、ギターのお兄ちゃんきらいでしゅわ…。」 康之 「うーわー…地味に傷つくわー…」 ひじり 「もう、うたうなでしゅわ!」 春暁 「全くだな。」 康之 「ワイ、完璧にアウェイ!?」 ひじり 「あかいかみのおにいちゃん、いっしょにあしょびましょ?あのおにいちゃんほっといて。あ、あかいかみのおにいちゃんの、おなまえおしえてくださるかしら?」 康之 「うぉい!?」 春暁 「春暁だ。遊んでもらうなら、こいつに頼め。」 ひじり 「いやー!!しゅんぎょうおにいちゃんとがいいんでしゅのー!…あしょんでくれないんでしゅの…?」 春暁 「…っ、泣くなよ?分かった。遊んでやる。何をするんだ?」 ひじり 「わぁい!!それじゃあ、うまになってくだしゃい!」 春暁 「俺に馬になれだと?」 ひじり 「ふえ…;」 康之 「相手は子供やで?そんな怖い顔をすると…」 ひじり 「うぅう…」 春暁 「…ほら、乗れ。」 ひじり 「しゅんぎょうおにいちゃん…。」 康之 「ぶっ、あのしゅんが馬になっとる…!これは写メらんとあかんな!」 春暁 「いい事を教えてやろうか?…地獄は恐ろしいところだ。」 康之 「その台詞をここで言っていいんか?」 ひじり 「わぁい☆たのしいでしゅわ〜♪しゅんぎょうおにいちゃん、だいしゅきー!」 春暁 「なんでこんなことになっているんだ…。」 ひじり 「…ねぇ、しゅんぎょうおにいちゃん、おりるー。」 SE:すとん ひじり 「でね?め、とじて・・・?」 春暁 「…?あぁ、わかった。」 ===場面変更=== 貴子 「ふっふっふ…追い詰めたわよ、さきちゃんv」 さきこ 「は、はわわわわ・・・!か、壁抜けをー!」 誠司 「無駄だ。少し細工をさせてもらった。」 さきこ 「こ、こしゃくな手をです〜!」 由紀 「さきこさん、それ、まるっきりぼくらが悪役みたいですよ?」 さきこ 「う、うるさいのです〜!ちょっとひじりさんに、素直になる薬を飲んでもらっただけなのですー!」 夾 「あぁ、素直になる薬なら、ひじきには必要な話だなー。」 さきこ 「ですよね☆」 キララ 「で、どうやって元に戻すのかしら?」 キサラ 「まさか、知らないなんて事はないよね?」 さきこ 「……大丈夫なのです。こういうのは、きっと多分、王子様のキスでなんとかなるのです!」 宇治木 「な・・!?キ、キス!?」 さきこ 「だったらいいなぁと思いますよ?」 キサラ 「つまりは、分からないってことだね。…せめてお得意の電波受信でなんとかしてよ。」 さきこ 「電波じゃないのです!冥王星からのお告げなのです!」 キサラ 「僕にとってはどっちでも一緒だよ。」 さきこ 「うぅ〜…」 由紀 「さ、さきこさん、気を落とさないでください。その…なんとかできそうなのは、さきこさんのお告げの力だけですから。」 さきこ 「由紀くん…はい、頑張るのです!」 貴子 「まぁ、しばらくはこのままでもマスコットになるからいいと思うんだけど。」 宇治木 「それはまずいと思いますよ、閣下。…聖さんの王子様は誰なんでしょうね?その王子様を探さないと。」 由紀 「あの…キス云々は明らかにさきこさんの捏造ですからね?龍太郎さん落ち着いてくださいね?」 誠司 「とにかく、さきこの電波待ちだな。」 さきこ 「何気に酷い言い方なのです!?」 キララ 「くすくすvなんていうかご愁傷様♪」 さきこ 「むぅ…っと!ぴーんときたのです!!」 貴子 「なんて?」 さきこ 「しばらく放っておけばいいのですよ♪」 由紀 「それって…」 キララ 「なんの解決にもなってないわねぇ。」 貴子 「んー・・ひとまず、部室に戻りましょうか♪」 夾 「そうっすね。ちっこいひじきの相手してみたいし、早く戻ろうぜ!」 SE:ばたばたばたばた 夾 「やっほー!春たん、ヤス!ひじきはどんなかん・・じ;」 夾 『ちょうどその時、春たんはかがんでいて、目を閉じていた。そして、ひじきが…』 ひじき 「ちゅっ!えへへ〜♪これ、しゅきなひとにする“あいさつ”なんでしゅのよ♪わたくち、おにいちゃんのことがだいしゅきでしゅの〜♪」 夾 「あのひじきが・・!ひじきが・・・!?うわぁ、すっげぇなー!!」 宇治木 「ははは、うん、聖さんはイギリス生活が長かったみたいだしね。子供のときから当然そっちの文化で…」 誠司 「お、落ち着いてくださいね?子供がやっていることですから!!」 康之 「おぉ!?馬に続いて今日はおもろいのを見せてくれるな!しゅん!」 春暁 「…貴様。」 ひじり 「おにいちゃん・・?おこってるの・・?ごめんなしゃい…わたくちのこと・・きら・・あ・・ぅ・・・」 SE:ドクン さきこ 「・・・!これは・・!ひじりさんがちっさくなったときと同じ!まさに頭脳は大人・以下略の元に戻るバージョンみたいな!!」 夾 「え!?どこの名探偵!?」 ひじり 「ふあああああああああ!!」 SE:シュー…(蒸気?がでている音コナンの場面を浮かべてください;) 聖 「ん…ここは…?部室…?確か・・変なものを飲んで…。あら、皆さんおそろいで。今日は集まりがいいんですのね。」 春暁 「覚えていないのか?」 聖 「何をですの?」 康之 「なにをって、ひじきねぇさんがしゅんにキ・・」 春暁 「よく喋る愚か者は長生きできんぞ?」 康之 「…!冗談やないか、しゅん〜。」 さきこ 「えっと、これは…はっ!!今カロン閣下からのお告げが来たのです!」 誠司 「やっぱり電波か…」 キサラ 「毒電波だね。」 さきこ 「ひ、ひどいのです〜!あとで覚えておきやがれなのです〜!えっとですね、どうやら、あの薬は普段ぜ〜ったいやらないけど、心の奥底ではしてみたいと一番に思っていることを実行すると、薬の効果が切れるみたいなのです。」 夾 「へ〜…ってことは、ひじきは…ふーん?へー?ほー?」(すっごいにやついて) 聖 「あの…全く話が読めないのですけど;」 春暁 「…読めなくていい。特に今日も討伐指令がないのなら俺は帰る。」 貴子 「そうね。ちょっと色々と騒げたし、今日は久々にお休みにしましょうか♪それじゃあ、解散!」 一同 「はい!」 ===場面変更=== さきこ 「今日も楽しかったのです。ひじりさんに飲んでもらったあの薬…実はまだ残っているのです〜♪次は誰に飲んでもらおうかな…ふふふふふ♪」 夾 『その後…その薬はどこにいったのか、さっちゃん以外は誰も知らない…』