Novel
おまけ解説コーナー「教えて! アンゼロット様」
アンゼ「は〜い、というわけで突如始まりました、解説コーナーです。担当はこのわたくし、世界の守護者アンゼロットと」
柊「柊蓮司が……って、何で俺がこんなことしなきゃならねーんだ!?」
アンゼ「あら、だってこの連載には『柊×アンゼロット』要素が含まれますもの。テーマはラブラブ解説ですわ」
柊「何がラブラブだっ!? 大体、何で俺がお前とカップルにならにゃならんのだっ!?」
アンゼ「諦めなさい柊さん。『鳥取』という名の世界結界には、ウィザード、魔王、そして神といえど決して逆らうことは出来ないのです」
柊「鳥取ぃ? 何だよそりゃ」
アンゼ「ローカルルールのようなものですわ。つまり、『伊万里の鳥取では柊アンゼがカプである』という常識があるのです。このサイトに存在する以上は覆せません。それとも……わたくしではご不満ですか?」
柊「はぁ? いや、別に誰もんなこと言ってねぇだろ……」
アンゼ「はい皆さん! ここ注目ですよ! 今、柊さんが言葉を濁したのは鳥取設定によるものなのです。おそらく他の鳥取ならば即座に鋭いツッコミが入ったことでしょうっ! ああっ、鳥取とは何と恐ろしい……」
柊「…………おい」
アンゼ「(無視して)とまぁ、そんな感じで、戦闘だけにとどまらず色々な設定なども解説して行きたいと思います」
柊「聞けよ人の話っ!?」
アンゼ「あっ……ごめんなさい、柊さん。あなたと二人で解説コーナーが持てると分かって、少々はしゃぎすぎてしまったようですわ……」
柊「え、いや、そこまでは……ってか、今日はやけにしおらしいじゃねえか」
アンゼ「ふふ、こんなにしおらしいわたくしも『鳥取だから』の一言で片付けられてしまうのでしょうね。でも、本当に嬉しかったんですよ?」
柊「アンゼロット……」
アンゼ「いや……アンゼと呼んで……」
柊「アンゼ! お前の気持ちは分かった。俺もこのコーナー、出来る限り協力するぜ!」
アンゼ「ああ……ありがとうございます、柊さん」
柊「それにな、鳥取かどうかなんて関係ねえ、今の俺の気持ちは俺自身のものだ!」
アンゼ「柊さん……わたくし、とても幸せです」
柊「結婚式はいつにしようか?」
アンゼ「寝言は寝て言え」
柊「…………」
アンゼ「なお、このミニコントはフィクションです。鳥取県、ならびに県民の皆さんとは一切関係がありません」
柊「……………………」
アンゼ「あらあら、柊さんったらよっぽどショックだったようですわね。仕方がありません、今回の解説はわたくし一人でやりましょう」
柊「…………(へんじがない ただのしかばねのようだ)」
アンゼ「というわけで、今回は、ナイトウィザードの背景世界っであるファー・ジ・アース、そしてその平行世界である主八界について、おさらいしてみたいと思います」
柊「(復活してきた)……なんか、今回、他の世界からも色々来てたみてえだけどな……」
アンゼ「本来ならば、ファー・ジ・アースの平行世界は、『セブン=フォートレス』の舞台であるラース=フェリアや、わたくしの出身地、エル=ネイシアといった7つの世界のことを指します」
柊「けど、『パワー・オブ・ラブ』で出てきたレンはガイアっていう異世界の出身だぜ?」
アンゼ「世界は主八界だけではありませんからね。超至高神の作ったわたくしたちの世界の他にも、さまざまな世界があるのです。ノエルさんたちの世界であるエリンディルなどもその一つですね」
柊「この辺、『アルシャード』で言われてるリーフワールドっていうのにも通じるものがあるな」
アンゼ「もちろん、リーフワールドだけが世界の全てではありませんわ。『カオスフレア』に言わせれば三千世界なんていう考えもあるわけですし」
柊「……世界って、いっぱいあるんだな」
アンゼ「システムの数だけ、ね」
柊「メタなこと言うなよっ!?」
アンゼ「細かいことは気にしなーい(笑)」
柊「で! 今回出てきた色んな俺も、各世界から来たってぇわけだ!」
アンゼ「エルフレア、エル=ネイシアなどの主八界にとどまらず、レントさんのように全く別の並行世界からも……」
柊「いや、アレはちょっと違う気がする……」
アンゼ「そうですわねぇ……どちらかというと、ロンギヌスD.C.の方が近い気がしますわね。幸が薄いところとか♪」
柊「うるせぇっ!?」
アンゼ「では、本日はこれまで。また次回にお会いいたしましょう。その時まで、くたばれ☆地獄で懺悔しろ!」